船の中のよっちゃん | ここでオクトパスを使おうと持ったら、なんとお金が切れていて通れない。なんてこったい。どっかでリチャージしなきゃ。しかしリチャージできるのって、MTRの駅以外にあるんだろうか？とりあえずココでは現金で2.2HK$払って乗船。5分ほどの船旅の後、中環へ。そこからプリンスビルの脇を歩いて、デヴォー・ロードに行き、そこからトラム。これに乗って上環近くで降りて、そっから徒歩数分で、羅富記粥麺専家。ここで待ち。 |
しかし、待てど暮らせどいっこうに現れない。朝メールを見なかったけど、実はメールに急用、とか入っていたのかも。うーっ、失敗したかなぁ。とりあえず10時15分過ぎたところでホテルに電話。しかし部屋には誰も出ない。30分になっても来なかったから、仕方なくお店に入って二人で朝食を食べることにした。ガタさん達どうしたんだろう。事故とかじゃ無ければいいんだけど。
お粥をオーダーしてから、よっちゃんが「実はお店が二軒あるとか、ってことはないよねぇ？」と言ってガイドを見せてくれる。僕もまさかぁ、と思ってガイドをよーっく見たら、どうもおかしい。「上環の地図の中環寄り」と「中環の地図の上環寄り」の両方にお店の名前が出ているのだけど、通りの名前が違う。ん？と思ってさらに詳しく見ると…、1ブロックを隔てて同じ名前の店が2軒あるではないか！なんてこったい。きっともう1軒の方が上環により近いので、ガタさん夫妻はそちらに行っている可能性大。こりゃヤバイ。とはいえ、こちらもお粥をオーダーしたばかり。とりあえず速攻食べて、そちらのお店に向かうことにした。
相変わらずここの粥は美味しい。などと味わっている余裕もなく(^^;、さっさと熱い粥を食べ終え、店を後にして、1ブロック北側にある、もう1軒の羅富記粥麺専家へ。そしたら本当に2軒目があり、しかも店構えが全く一緒。そして窓際にはガタさん夫妻が食事をしていた。まだいてくれて良かった〜！
店に入ってお詫び。向こうも2軒あるとはさすがに気が付かず、僕らが寝坊したか、乗っていたスターフェリーが沈んだのかと思っていたらしい。ちらりと2軒あるかとは考えたそうだけど。ガイドにはそのようには書いてなかったし、まさか、というのがお互いの感想だった。ここでよっちゃんとガタさん夫妻をお互いに紹介。それからガイドをじっくり見直すと、食事の紹介ページに掲載されている羅富記粥麺専家は、ガタさん夫妻がいた方だった。そしてこちらには僕の食べたかったピータン入り粥がメニューにある！さっき食べた方には無かったのに。次回は必ずこちらに来よう（笑）
ガタさん夫妻は45分まで待っていてくれて、それからお店に入ったとか。それでなんとか僕らと合流できたわけで、助かった。2軒あるのはホント予想外で申し訳ないことをした。ごめんなさい。とりあえず夫妻の食事が終わるのを待って、お店を出る。そして、今日の昼間のメインはハッピーバレーにて競馬、なのだけど、最初のレースは13時とのこと。まだ時間があるので、スターフェリーにて中環から尖沙咀へ、尖沙咀から灣仔へ移動して、そこからハッピーバレーに向かうと、丁度良い時間ではないか、ということで、まずは歩いて中環へ向かう。10分くらいのお散歩。
今日はホント天気が良くて暖かい。というか長袖だと暑いくらい。Tシャツにして良かった。一応長袖シャツを鞄の中に入れてあるけど。明日もこんな調子だと困るなぁ、Tシャツは1枚しか持ってきてなかったから。中環について、スターフェリーへ。ガタさんの奥様、理香さんは香港初めて、ということで、当然スターフェリーも初めて。みんなで仲良く窓際に座る。
あっという間に尖沙咀、そしてすぐに灣仔方面のスターフェリーへ（笑）おっとその前に、ニューススタンドで競馬新聞、らしきモノをガタさん購入。それからフェリー搭乗。灣仔ではピンク色の、ハデハデな船が寄港していた。これは何なんだろう？宴会用なのだろうか。灣仔の乗り場から徒歩でテクテクMTRの灣仔駅方面へ。途中前回の食い倒れツアーで泊まったCentury HongKongの近くへ行くと、場外馬券場が。そうそう、あったなぁ、これ。今日は競馬があるので、おっちゃんたちが沢山集まっていた。こういう光景は日本と変わらないなぁ。
そしてCentury HongKongの地下にある、今晩の行く予定のレストラン、老正興菜館へ予約の確認。ガタさん夫妻は昨日の教訓があるから(^^;。そしたら案の定名前を少し間違えられていて、人数も5人で予約、時間も30分遅くなっていた(^^;。確認しておいて良かった良かった。
| トラムに乗ってハッピーバレーへ。しかしこのトラムがメチャ込み。土曜の昼下がりだからかなぁ。ともかく何とかぎゅうぎゅう詰めのところ乗り込んで、暫くすると空いてきた。ハッピーバレーはホントガタさんと昔の食い倒れツアーにて行って以来。あの時は競馬がやってない日だったので、随分閑静な場所だったのだけど、今日は違う。人も多い。トラムを降りてすぐに競馬場へ。人がどんどん吸い込まれていくが、僕らが目指していたのは特別席の方。これはパスポートと50HK$を持っていくと、特別鑑賞席に行けるとか。せっかくだからそちらに行きましょう、ということで、通常の入り口で地図を見ていたら、係のお姉さんが英語でどうしたの？と聞いてくれたので、いろいろ聞き出して別の入り口へ向かう。 |
ハッピーバレー競馬場 |
パドックにて | ここでパスポートを見せて、一人50HK$を払って入場券をもらう。中に入って、エレベータ前にいた係のお姉さんに、特別鑑賞席はどこ？と聞いたら、？？という顔をして別の係員に聞きに行った。知らなかったらしい。それから戻ってきて、エレベータに乗って2階です、と言われたので行ってみたら、別に特別鑑賞席ではなく、普通の席。うーん、どういうこっちゃ？と思いながらも、気を取り直して外のパドックの方へ。 |
| 1レース目が始まっていて、次のレースに出る馬たちがパドックを歩いている。それを見ながらガタさんが「あの馬は勝ちそうだ」とか、いろいろレクチャーしてくれる。パドックの馬と買った競馬新聞を見比べながら、どの馬が人気があるのか、などを調べてみる。そしたら「牧場王」という名前の馬が…これって「まきばオー」？？この馬は4レース目に出馬予定だったが、果たして強いのだろうか？みんな気になっていた（笑） |
レース中 |
まずは目の前のレース。ということでみんなで投票場へ。投票するにはマークシート方式の用紙があって、それで単勝も複勝も兼ねていた。が、当然書き方がいまいちわからず。ガタさんも事前には調べてこなかったらしい。時間がないので慌ててその場でガイドをひいたら、投票方法が載っていた。それを見ながらよっちゃんとガタさんは早速投票。僕は今回は見送り。
投票後すぐに外に出て、走り出すのを見る。そしたらなんと二人が賭けた馬が1位！すばらしい。早速当ててしまうとは。これを見ていた僕も、勝ちたくなった（笑）ということで、新聞やパドックの馬を見ながら3レース目に参戦することに。そして投票場でマークシートを塗りつぶして、レース観戦。そしたら見事に勝ち！ビギナーズラックだとはわかっていたので小額しか賭けなかったけど、それでも入場料を払ってもお釣りがくる。良かった〜。
さらにもう1レース。僕は引き下がり、ガタさんよっちゃんが賭けるも、よっちゃんのみ勝ち。ということで、全員入場料を払ってもモト取った。しかもよっちゃんは300HK$ほどの儲け。すばらしい。すでに時刻は15時過ぎ。ということで、そろそろお昼の時間、を過ぎていた。競馬場を出て、お昼にしよう。いろいろ考えたけど、銅鑼灣の三越上にある、マキシムズの飲茶にしてみた。場所が割合近いから。トラムで行こうと思っていたけど、どうもトラムの帰り駅は終着駅とは別の場所らしく、すぐには見つからなかった。ので歩いて向かうことに。10分程度かな。
迷わずさくっと到着。そしてお店に行ったら、時間が時間だけにすぐに入れた。しかしガイドにはワゴン式の飲茶とあったのにワゴン式ではなかった。時間が遅かったのでもう終わっちゃっていたのかも。しょうがないのでメニューから選ぶ。が、持ってきてくれたメニューの一部はしっかり日本語版。さすが。広東語のメニューと日本語メニューを見比べながら、適当に頼む。当然お茶はポーレイ茶。
おしぼりじゃないよ | ここの飲茶、なかなか美味しい。マキシムズグループは香港のレストランチェーンなので、それなりの味だろうと思って選んだのもあるんだけど。ちょっと遅い昼食だったけど、満足満足。最後に出てきたデザートもグッドグッド。僕が頼んだウサギの形をしたココナッツパウダーをかけたマシュマロを見た理香さんは、新しいおしぼりを持ってきてくれたのかと思ったらしい(^^;。ぱっと見、確かに似てるけどね…。ぱくっと食べちゃった。 |
食事の後は、19時半まで自由行動に。といっても3時間ほどなんだけどね。レストラン入り口で待ち合わせることにして、ここでいったん別行動。僕とよっちゃんは、まずはSEIBU内にあるHMVへ。TWINSのCDなどがあれば買おうと思って。そしたら丁度発売されたばかりらしく。LPジャケットくらいの大きさのTWINSの新譜が大量展示。これは買わなきゃ。それ以外にもいくつかCDを試聴などして、数枚購入。その後タイムズスクエアの方へ向かう。
| 特に買い物があるわけじゃないんだけど、中に飾ってあるクリスマスツリーなどを見に。いやぁ、噂通り大きくてきれいだ。中を暫くぶらついてから、外に出る。近くをフラフラしているときにTシャツなどを売っていたお店の前を通りかかる。明日のために半袖Tシャツを1枚買っておきたかったので、店の中を見たら、とっても気になるガラのTシャツを1枚発見。でも長袖…。店の人に聞いたら「今は冬だから半袖は売ってないよ」とのこと…。一応こんな暖かくても冬だけにおいてないのか…、と妙に感心。しょうがないのでその1枚だけ購入。 |
タイムズスクエア内のクリスマスツリー |
街はどこもかしこもクリスマス | そろそろ良い時間。銅鑼灣からMTRに載って灣仔に移動する。銅鑼灣の駅にてまずはオクトパスのリチャージ。これで安心して使える。ということでMTRで一駅。灣仔駅から徒歩5分程度でCentury HongKongへ。丁度19時半に着いたら、ガタさん夫妻は先に着いていた。すぐにレストランへ。 |
すぐに席に通され、日本語が出来るウェイターがメニューなどを聞きに来る。メニューを見せてもらって、1人700HK$のコースを取ることに。カニが入ってるコースだと、このくらいの値段になってしまうので。しかもこれだと紹興酒が一杯ついてくる。しばらくビールは控えるつもりだったので、僕はこれで十分。
| 注文後、すぐに料理が出てくる。最初の方でいきなり上海ガニが出てくる。メインディッシュだから最後に出てくると思っていたら意表をつかれた。ともかく、先月上海で習ったように、パリパリと足のニクなどを取り出していく。もちろんカニ味噌はクリーミーで美味しい。みんな大満足。いやぁ、香港来て良かった。って先月も上海で同じ事言っていた気が(^^;。ともかく皆黙々とカニ解体＆食べるのに一生懸命。 |
ここでも上海ガニ |
一通り食べ終わってホッと一息。お茶を飲みながらこの後の予定。僕らがヴィクトリア・ピークに行く、という話をしたら、ガタさん夫妻も昨晩に続いて今晩も行きたい、というので、一緒に行くことに。昨晩は曇っていてあまり眺めが良くなかったそうだ。
ピークトラム駅行きバス停 | 21時過ぎにお店を出て、トラムで中環へ。ここからピークトラム駅行きのバスに乗る。なぜかここのバス停のトコロには日本語で「ヘザーストリートに停まりますから」と書いてある…。なぜ「停まりますから」なんだろう…。そんな疑問を抱きつつ、5分ほど待ってバスが到着。乗車してすぐにバス出発。ピークトラム駅へ。 |
ピークトラム駅でみんなはチケットを買っていたが、僕はオクトパスにて楽々。ここでも5分ほど待つことになったが、壁にあったCMに、昼間見かけたピンクの船発見！観光用に貸し切り出来る船だそうだ。あの色はちょっと頂けないけど…。さて、ピークトラムが入ってきたが、他に乗客が少なかったので席は選び放題。ということで眺めが良い一番前の車両の左側に陣取る。相変わらずすごい角度で登っていくが、そこでよっちゃん「首が（後方に)ぐきっとなりそう」…。確かに言われてみればその通りだわ。
| ピークに着いて、まずは展望台へ。今日は雲が少なくて眺めが良い。いつ見てもとってもきれい。気が付いたら展望台の一番先端、特等席によっちゃんと二人。他のカップルなどを押しのけて、男二人でココを占有していて良いのだろうか？？と思ってガタさん夫妻と場所交代（笑）写真を撮っていたら、右手の方向にも、お寺の祠のようなモノがあって、そこでもライトアップしていて下界を覗けるようになっていた。今まであそこには全然気が付かなかった。昔からあったのかな？とりあえず行ってみることに。 |
ピークからの夜景 |
守り神？ | いったんピークの建物の外に出てから、祠へ向かう。結構人が多い。そしてその場で印刷してくれる写真屋さんもいてなかなかにぎやか。ここからの下界の景色もすばらしい。違った角度で見れるし。しかし風が強くてちょっと寒いね。暫く眺めてから、ピークレストランへ行くことにした。そこで少し飲んで、下界へ降りることに。 |
| このレストランの煙突にはサンタさんが登っていた。さすがクリスマス。お店は賑わっていたけど、空席はあったみたいですぐに通される。中庭のテラス。そこで一人一杯ずつカクテルを。ガタさんはフローズンカクテルを頼んで、「これ冷たい」。寒いっていうのにそんなの飲んだらお腹壊すよ（笑） |
サンタクロース |
飲みながら明日の予定について再確認。朝、尖沙咀にある糖朝の前に10時に集合して朝食＆スイーツを楽しむ。その後マッサージをして、お昼代わりにペニンシュラのアフタヌーンティーを楽しむ。夜は20時から北京ダック。もう食道楽まっしぐらな計画。
22時半頃、ピークを降りて帰途。ピークトラム駅から徒歩でヘネシーストリートまで下り、そこでガタさん夫妻とはお別れ。僕らはさらに徒歩で中環まで行って、そこからMTR。なぜならすでにスターフェリーは終了だったから。23時が最後なんだよね。ま、しょうがない。
ホテルに戻って、明日9時に起きることにして、就寝。