今日はちゃんと6時に起きられた。コーヒーを飲みながらやっぱり読書。8時になって時間に気が付いて、慌てて支度。なんとか30分に出発できるようになった。市場さんから内線で連絡有り、一緒に出る。
BARTの構内に入って、市場さんが忘れ物に気が付く。昨日借りたHBSのケーススタディ。とりあえずレンタカーを借りて、ホテルに寄ればいいんじゃないかということになり、ともかくケーブルカー乗り場へ向かう。
週末の朝はやっぱり本数が少ない。早めに出ておいて良かった。9時になる5分前くらいに到着。で、9時になっても川野は来ない。やっぱり。もしかして昨日のパーティで飲み過ぎて起きれなかったのかな、と思って携帯に電話してみた。そしたら丁度電車に乗るところで、一本前の電車に乗れば間に合ったのに目の前で行かれてしまったらしい。ともかく彼が到着するのはこれから約30分後。結構時間があるということで、市場さんは忘れ物を取りにいったんホテルに戻っていった。
さて、一人で待っているのはいいんだけど、ちょっと寒いしお腹も減った。しかし三人そろってから朝ご飯は食べたいと思っていたので、しっかりハンバーガーでも食べるってのはやめて、テイクアウトでサンドイッチなどを売っているお店でクラムチャウダーを1カップ購入。それを飲みながらケーブルカー乗り場の柵に寄りかかって待ち。しかし飲み終わってもまだ時間がある。こんなに待つと思ってなかったので時間潰し用の本も持ってきてない。しょうがないので新聞でも買うか。自販機みたいなのがあっていろいろな種類の新聞が売っていたけど、San Francisco Chronicle、が25¢だったので、安いから購入(笑)。USA TODAYがあればそれにしたんだけどね。
アメリカの新聞って、日本のように全国紙、というのは少ないようで、USA TODAYがその中の一つ。あとは地域密着型、というか地方紙が多い。Timesという名前が付くのが各有名都市で売っているけど(NY TimesとかLA Times)あれも実は同じ資本なのかなぁ?よくわからないけど。
とりあえず新聞を読んでいたら川野到着。英字新聞読んでるなんてかっこつけてるなぁ、なんて冷やかすから、誰かさんが遅れるからだよとつっこんであげた(笑)。昨日のパーティは1次会で帰って、今朝はちゃんと起きれたらしい。もうちょっとでちゃんと間に合うところだったのに間に合わないのは悔しい、と言っていた。最初から間に合わないのが分かっていて遅れるのは構わないらしい(^^;。
5分ほどして市場さんも到着。川野は実はご飯は食べてきたらしい…。ずるい。しょうがないのでとりあえずサンノゼに向かうことにした。当初余裕があったはずなんだけど、案の定遅刻者が出たからね(^^;。それを織り込んで予定を立てておいて良かった。
Hertzの場所は昨日確認済み。川野曰く、もっと小資本で小さいところだともっと安く借りれるし、そういうところでしか借りたことがないとか。だけど日本から予約するんだったら大資本にならざるを得ないよ。小さいところを調べる余力がなかったもん。とりあえず予約票を見せて、すぐに手続き。一応川野が現地での仮免を持っていたので、彼がメインのドライバーとして登録。
ここで地図ももらって、クルマへ向かう。一番小さいサイズを借りたら、現代のクルマだった。韓国製のクルマが出てくるとは思わなかった。まぁべつに不満はないけど。それでは出発。川野が財布を忘れてきて現金がない、ということで、バンカメのATMを探そうとするが、すぐには見つからなかったのでとりあえずサンノゼ方面へ向かうことにした。ハンドル握る川野、ダウンタウン辺りはあまり知らないらしい。が、少し走っていると思い出してきたらしく、うまくハイウェイに乗れた。これでサンノゼまでは一本。楽チン楽チン。
渋滞しているかな、と思ったら全然。スイスイ走ってしまい、30分ほどでサンノゼ。1時間半くらいかかるのでは?と最初は思っていたのだけど。ま、出発時刻が40分ほど押していたから丁度良い。そのまま走り続けてスタンフォード大学へ。ずーっとパームツリーが立ち並ぶ道(その名もPalm Roadだった…)を5分ほど走って、ようやく校舎…。ばかでかい、でかすぎ。
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Oval Hallの前にて |
ガイドに良くある風景 |
丁度Palm Roadの一番奥は、写真などでもよく使われる教会の前。そしてそこでここのビジネススクールに通っている、後藤さんと待ち合わせ。時間はあと15分ほどあるんだけど、なんと駐車場が空いてない。しょうがないので駐車場を探して移動。クルマで2,3分くらいのところに、立体駐車場発見…。なんで大学構内にこんな立体駐車場が…。クルマがないと誰もどこにも行けないからなんだろうねぇ。しかしこの手の駐車場が他にもあるようなので、間違えないように場所を覚えておかないと…。
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一応ココ有料らしい。あまりコインを持ってなかったので有り金全部メーターにつっこんでおいた。1時間10分ほど停められる(笑)。そこから歩いてまた教会まで。5分ほどの道程。しかしまだ後藤さんの姿が見えない。僕しか彼女の顔は分からないので、とりあえず探しに歩く。が見つからず。ケイタイに電話することにしたが、近くに電話がない。川野のケイタイはクルマの中に忘れてきた(^^;。しょうがないので、川野に残ってもらってそれらしき日本人が来たら声かけて聞いてみて、と言って僕と市場さんで電話を探す。が、実は教会の入り口ですぐ見つかった(笑)。電話したら丁度着いてクルマを降りたところ、というので、待ち合わせ場所に戻ると丁度向かってきていた。ここで3人軽く自己紹介。特に川野はUCBに通っていて、今後いろいろおつきあいがあればおもしろいことが出来そうだからね。
さて、どうしようということになり、まずはビジネススクールの校舎を見学。後藤さん曰く、寄付金の額によって校舎は全然違うらしく、ビジネススクールはしょぼいらしい。別に僕から見たら特にどう、ということはないのだけど、確かに昨日見たUCBのビジネススクールの校舎に比べれば見劣りするなぁ。っていうかHaasがすごいんだろうね。中にも入れてもらって、コンピュータルームなども覗く。全ての端末にPalmやCEのSyncがついていた。こちらではPDAは当たり前なんだろうね。
それから図書館に向かうが、土曜は午後からしか空いてない。ということで、カフェテリアをちらっと寄ってから、外に出る。スタンフォード大学にも塔があるんだけど、今回はパスして、今度はコンピュータサイエンスの校舎に向かう。こちらは確かにビジネススクールと比べると雲泥の差。とても綺麗でモダン。校舎をよく見るとビル・ゲイツが寄付した校舎やHPが寄付した校舎が。名前が入っているからわかりやすい。
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ヒューレットさん寄贈の校舎 |
ゲイツさん寄贈の校舎 |
とりあえずこれで一通り見たので、今度はグッヅを買いに行くことにした。売店はそこから5分ほどかかるらしい、クルマで…。とりあえず僕らのクルマを取りに行き、それから後藤さんのクルマを取りに行き、売店のあるエリアへ。確かに5分ほどかかる。ここの駐車場はタダらしいので、適当に停めて移動。
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売店は、めっちゃ綺麗で広い。UCBとは比較にならない。というかよく考えたら川野にUCBは案内されてない…。彼が忙しすぎて、結局自分たちで適当に見て回っただけ。川野曰く、ココほどではないけどそれなりに大きい売店があるそうな。僕らは別の売店に行ったのかなぁ?ともかく、ここでいろいろグッズを見て回り、僕はボールペンを購入。ハーバードでも同じタイプのボールペンを売っていたんだけど、結構書きやすくて気に入ってるんだよね(^^;。
市場さんも少し買い物をして、お買い物タイム終了。それから隣にあった郵便局にて、切手を購入。僕がね。絵はがき用に。この時点で11時半過ぎなのでそこそこ良い時間。ということで、お昼を食べて、解散ということに決定。というのも、後藤さんもこれから用事があり、川野も時間を勘違いしていて、13時半にはサンフランシスコに戻らなくてはならないから。本当に忙しい中時間作ってもらってありがとう。
土曜日だけあって、全てのお店が開いているわけでないらしい。カフェスタイルのお店でサンドイッチとコーヒーでお昼をすますことに。一応セットメニューがあったので、それにした。思った通り結構な量が出てきた(笑)。朝抜きで十分だったかも。4人で食事を始めたら、日本人の大学生から声をかけられた。「僕たち慶應で、交換留学みたいなのできてるんですけど」なんて感じで話しかけられ、ビジネススクールについてなどいろいろ聞かれていた。正直なところ名前を名乗る前に大学名名乗っているようなガキどもはキライなので、僕は全然話さなかったんだけど(^^;。20分ほど居座って、去っていった。なんだかなぁ。
それからまた4人でおしゃべり。後藤さんは相変わらずで、変に染まって無くて安心。あっという間に13時になってしまったので、ここでお別れ。また日本で会いましょう、と話してバイバイ。僕らはまた一路サンフランシスコへ。しかし13時半に川野とサンフランシスコで別れても、そのままクルマ返すのはもったいないねぇ、と市場さんと話し、結局彼を降ろしたあと、僕の運転でまたサンノゼに来ることにした(笑)。ま、時間はたっぷりあるし。22時までに返せばいいから。
帰りは市内に入るのにちょっと渋滞したくらいで、あとはスイスイ。しかし、川野が自分の彼女と待ち合わせをした場所が、正確なところが分からず、大まかな番地などしか乗っていない地図を見ながらなんとか到着。約40分の遅れで、彼女には申し訳なかったのだけど。初めてあったけど、お似合いのカップルだった。ちょっと挨拶をして、彼らは用事があるのですぐにお別れ。僕が早速運転席に座ってクルマを動かすが、初っぱなからウインカーを出すつもりでワイパー動かしちゃった(笑)。
気を取り直して出発。しばらく走りながら、徐々に感覚を取り戻す。市場さんに地図を見てもらいながらなんとかハイウェイに乗れた。そこからはしばらく一本道…ではあるのだけど、激眠くなって、かなり大変だった。市場さんに気付かれないように、と思いつつもきっと気が付いていたであろう。右に左に揺れちゃったからなぁ。今回の旅行は親に話してあるから何かあってもなんとかなるか、なんてアホなことも考えつつ…。
それでもなんとか運転を続けて、シリコンバレーへ。途中で降りるべきところで降りれなかったので、次の出口から出てUターン。そこからは細かい地図がないので当てずっぽう。なんせもらった地図では大まかな通りしか載ってないし、ガイドブックにはそれよりも大まかな地図くらいしかない。とりあえず最初にIntelミュージアムに行くことにしたんだけど、これ実は番地も載ってない。載っているのはミュージアムの入り口の写真で、そこに通りと番地が書いてあるだけ。それを元に走り回ってみた。
ハイウェイを降りて20分くらいでなんとかIntelミュージアムに着けた!市場さんがおおざっぱな地図からしっかり案内してくれたおかげ。ありがとう。早速駐車場にクルマをいれるが、ガラガラ。流石に土曜日にこんなトコロまで見に来る人は少ないのかな。この時点で15時すぎ。とりあえず中に入ろう。土曜日もやっていることはチェック済み。入ってすぐのカウンターで音声案内機器を借りる。もちろん日本語があるので日本語版を。
それほど広くないけどとりあえず全部見終わるまでお互い自由にしましょう、ということで適当にぶらぶら。トランジスタとはなんぞ、というところからIntelのCPUの歴史、製造工程など、なかなか見所満載。とはいえ、理系的なモノに興味がないとおもしろくはないと思う。1時間ほどじっくり見て(30分もあれば一通り見れるけど)、隣に併設されているショップへ。ここではIntel印入りのグッヅを販売。日本では手に入らないモノが多くて迷ったけど、バーニー人形(CMで踊っている宇宙服みたいなヤツ)を購入。
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シリコンの固まり |
16時半すぎになっていて、このあとApple本社などを見て回っていると日が暮れてしまい、帰途がちょっと怖い(細かい地図無いし…)、ということで今日はこの辺でサンフランシスコに戻ることにした。流石に帰りは眠気もすっかり覚めて順調。そのままクルマを返すのはもったいないので、もう少しドライブ。ゴールデンゲートブリッジに行って、ちょいと見物することに。
前回出張でココを訪れたとき、橋の北側にパーキングがあって、そこから歩いて橋を渡れたはず…、ということで、サンフランシスコ市内に入ってそのまま通り抜け、ゴールデンゲートブリッジへ直行。すでに日も暮れはじめてどんどん暗くなってくる。橋に着いた頃にはすっかり日が暮れていた。そして橋には料金所が…、しかし人はいない。前のクルマを見ていると、お金らしきモノを料金箱のようなものに放り込んでいる人と、そうでない人がいる。僕は分からなかったので、通り過ぎてみた(笑)。特に問題はなさそうなのでそのまま走り去る。
そして橋を渡りきったところには…、工事をしていてパーキングへの入り方が分からなかった…。ちょっと先まで行ったら右に曲がれたので、そちらを曲がっていったけど、明らかに違っていたのでUターン。そしてまた橋に戻ったけど、こちらからパーキングに行く標識は無し…。ということで、そのまま橋を渡りきり、今回は歩いて渡るのは断念。僕は経験済みだけど市場さんには悪いことをした。前もってもっとしっかり調べてくるべきだったなあ。にしても日が暮れていたのであまりおもしろくはなかったかもしれないけど。
この時点で19時頃。駐車場のあるレストランが見つかればそこに入り、見つからないままダウンタウンに入ったらクルマを返すことにして、しばらくドライブ。しかしうまい具合に駐車場有りのレストランが見つからない。そうこうしているウチにダウンタウン。しょうがないのでクルマを返して歩いてレストランを探すことに。しかし返す前にガソリンを満タンにしなければならない。ダウンタウンでもHertzの近くは結構渋滞。時間がかかってHertz近くまで行っておきながら、途中に全然ガソリンスタンドが無くて、もう一度ちょっと郊外の方まで出て、ガソリン補給。しかし久し振りのガソリンスタンドだったので、使い方がいまいち分からず。店員を呼んできて教えてもらった。
ガスが満タンになったところで再度ダウンタウンへ。渋滞をとろとろ走りながらもなんとか到着。無事にクルマを返してレストラン探し。最初にガイドで見つけた良さげなお店は、混んでいてラストオーダー近くまで入れない、と言われたので却下。しばらく探していて、結局ハリウッド映画に出てくるような、ダイナーへ。コースの料理をオーダーして市場さんと最後の晩餐を楽しむ。とはいえ美味しくなかったんだけど。
結局21時過ぎにホテルに戻る。明日はお昼の便なのでそんなに慌てなくてもいいんだけど、とりあえず朝の足だけ確保しないと。ということでホテルのレセプションのところでエアバスの予約をしておいた。8時半にはロビーに来てくれ、といわれたので、明日の待ち合わせは8時半。各々部屋に戻って荷詰め。僕はあっさり終わったので、またもや読書と絵はがき職人。やっぱりあっという間のバケーションだったなぁ。