京都写経ツアー 二日目


Next Page
Prev Page
Agenda
 朝は9時過ぎに起き出す。朝ご飯は昨日買った無洗米と納豆や卵など。4人でまったりと食べているとあっという間に10時過ぎ。順番にシャワーを浴びる。その間に今日はどうしようかとお話。昼間は写経用の筆を買うのと、最近誕生日だった金木っちと裕子さんのバースディプレゼントを購入することにした。ということで、街中をぶらぶらしながら探すことにした。因みにケーキ担当はすーちゃんだった。

 その誕生日プレゼントの貰い主たちは、なかなか連絡つかず。金木っちは朝イチの飛行機で来ているはず何だけど…、と思ったら、なんと裕子さんと待ち合わせて二人でデートする予定だったらしい。イヤラシイ(笑)。彼らはほっといて僕らは僕らで楽しみましょう。

 11時頃部屋を出て街へ繰り出す。東山から河原町の方までのんびり歩いていくことにした。暑くもなく寒くもなく、丁度良い季候。そしたら東山の駅近くに書道関連のものを売っているお店発見。早速中に入ってみると、なんと写経セットなる、練習用の紙を発見!これで金木っちへのプレゼント決定(笑)裕子さんへは和なモノをプレゼントすることにしたのでとりあえず保留。金木っち用に練習セットと小皿と墨汁を購入。小皿は硯替わり。

 写経セットを買うともれなく小筆もつけてくれた。しかも3割引。これはお得かも。僕らも自分用の小筆を用意。700円で買えちゃった。ラッキー。とりあえず荷物を持ってあるくのもなんなので、宿に戻って荷物を置いて再出発。

 宿の目の前の道は三条。ここをまっすぐ西に行けば三条大橋。その近くのホテルで、レンタサイクルの看板があったので、良いかも、と思って聞いてみるも、17時までに返すことになっているらしく、11時半に借りてもちょっと不利。しかもすでに今日は全てレンタル中とか。あらかじめ予約とか入れておいた方が良いんだろうなぁ。

 三条から河原町の通りに入り、ぶらぶら。途中和な小物を売っているお店をいくつかみて、裕子さん用にストラップなどを購入。僕は友達用にいくつかお土産を購入。それから阪急百貨店に行ってそこでもさらにプレゼントを買おうか、と話していたのだけど、石井さんの話によれば阪急よりも大丸の方が和なモノは多いとのこと。とりあえず阪急前まで行って、買うのはやめる。ここで僕がよーじ屋に行きたい、というと、狩野さんも同意。そのまま四条を東へ向かい、よーじ屋へ。

 よーじ屋は思ったよりも空いていた。いっつもめっちゃ混んでいる感じがするんだけど。ここでは僕はお土産と共に、自分用のあぶらとり紙も(笑)結構重宝するんだよ、これが。お買い物が済んだら、また西へ戻る。が、途中で良い感じで昔ながらの京都の小道が再現されているところを発見。そこに向かう。

景観が保存されている街並み

景観が保存されている街並み
 どうやら景観保存地区に指定されているらしく、その道の周りの建物は景観を統一。ちょっと真新しい感じもするけど、悪くはない。ここで軽くお茶でもしたいね、といいながら、奥の方まで歩いてくと…、なぜかJRAの建物が(^^;。理由は分からないけどココにも場外馬券売り場があるみたい。景観は統一しているけどかなり興ざめ。

 引き返す途中に見つけた小物&茶屋に入ってみた。奥の座敷の方に通されたけど、座敷の方は普通の民家をそのまま使っているような雰囲気。抹茶を飲みながら一休み。このまま鴨川べりで寝っ転がって昼寝したいねー、なんて話しながら。

 12時半頃お店を出て、寺町へ向かう。ここらでもまたプレゼントに適したモノを見ようということだったんだけど、特に見つからず。そのまま錦市場へ行き、明日のご飯用に何か買おうか、なんて話しながらぶらぶらしてみたが、特にこれだ、というのはない。狩野さん曰く宿の近くの商店街でも一通りのものは買えるとのことだったので、無理にココで買って持って買えることもないだろう、と。

 錦市場の端からは大丸がすぐ近く。ここの地下街で何か食べよう、と入ってみたが、結局ここでも特に決まらず。石井さんがかつて教えてくれて、僕が京都に行くたびによく食べに行く、田毎という蕎麦屋に行くことにした。ここのにしん蕎麦が美味しいのだ。もちろん、途中で良い店が見つかれば別にそれでも良いのだけど。

 再度寺町を歩いて、結局途中では見つからずそのまま田毎へ。14時近くだったのでお店も割合空いていた。お蕎麦は相変わらず美味しい。ちょいと高めではあるけどね。それから河原町にある近ツーにて、帰りの切符を購入。僕は明日の夕方から、JobWeb仲間の妹尾君と飲む約束をしていたので、遅い時間の新幹線を取った。

 さて、いったん宿方面に戻って、明日の朝ご飯の用意をして休憩することにした。夕方くらいに金木っち達と合流して、先斗町あたりでご飯食べるのが良いだろうし。すーちゃんは18時頃到着予定。麻貴ちゃんは諸事情により21時頃到着とか。相変わらずみんなバラバラなんだから(^^;。

 さて、宿近くの酒屋でお酒を購入。今夜は8人宿泊だから結構買いこんどいた方が良さそうだ。両手いっぱいの酒を買って、いったん宿に置きに行く。それからすぐに近所のこぢんまりした商店街にて買い物。昔ながらの商店街でなかなか風情がある。久し振りにこういうところで買い物するなぁ。お総菜やらいろいろ買い込む。

 さらに、裕子さんへのプレゼントも写経セットにすることにした。また朝入ったお店にて、もう一組写経セットを購入。また小筆もつけてくれた。一通り買い終えて再び宿へ。八木さんと石井さんはもうちょっと買い物したいということで出かけていった。僕と狩野さんは部屋に残って一眠り…。

 18時近くにすーちゃんをひろって八木さん・石井さん帰宅。金木っち達に連絡取ってみると、彼らはこれから桂の方にある東林院にて「梵燈(ぼんとう)のあかりに親しむ会」を見に行くとのこと。なんでも大量の「燈」を庭に配置したモノらしく、結構ロマンチックらしい。が、僕はすでに相当お疲れで、行くのはやめようかと思ったのだけど、なかなかそういうのを見るチャンスもなさそうだから、結局行くことにした。狩野さんはやっぱりバテててダウン。夕食時に合流することにした。

 地下鉄で二条まで出て、そこで金木っち・裕子カップルと待ち合わせ。今日一日金木っちの相手とは、裕子さんもさぞ疲れただろう…。と思いきや相変わらずハイテンション(笑)さて、ここから花園までJR。そこから徒歩10分ほど。

 大まかな地図しかなかったのだけど、相変わらずの嗅覚で金木っちがなんとかお寺まで連れて行ってくれた。しかし、山門から東林院まではさらに奥の方にあるらしく、伽藍図を見ながら場所を確認。そしたら家族連れのみなさんが先にその伽藍図を見ていて、同じ場所に行こうとしていたらしい。知っている人は知っているモノなのだね。

 なんとかたどり着く。拝観料を払って中にはいると、前庭にも梵燈が。沢山のロウソクがきらめいて確かに綺麗。しかし一番特等席の縁側はすでに人でいっぱい。しばらく眺めてから、奥の方へ行ってみると、そこにはもっと広い庭があり、そこにも沢山の梵燈が。これは心が安らぐ。たまたま縁側の席が一人分空いたので、座って暫く佇んだ。最初は疲れたから行くのをやめようと思っていたのだけど、来て良かった。心が落ち着くわ。
梵燈の明かり

梵燈の明かり

 結局30分ほどいたのかな。人も多いし、麻貴ちゃん・狩野さんを余り待たせても悪いので、そろそろ戻ることにする。花園駅前まで戻るが、JRはあと2,3分で出てしまいそうだったので、あきらめてバスを探す。5分ほどで着きそうだったので、それで一気に三条京阪に出ることにした。時間的には電車でも変わらなさそうだし。

 バスに乗ってしばらくしたら夢の中。ホントどこでも寝れる自分がすごいと思う(笑)気が付いたら烏丸御池近く。狩野さんへメールで、メジャーなトコロに着くたびにメールして、近づいていることを知らせてみた(^^;。結局21時過ぎに三条京阪着。そのまま三条から先斗町付近でいくつかお店を探すが、どこもいっぱい。ま、土曜の夜だし、しょうがないか。探してるうちに狩野さんも合流。なんとか河原町の「あじびる」の地下にて空いている店を見つけた。が、よく見たら大阪にもあるチェーン店、和's(^^;。ま、しょうがないか。

 地下なのでさすがにケイタイが入らない。麻貴ちゃんに電話するも通じないので、10分ほどたったらまた電話することにして、また中に入る。乾杯してしばらくたってから電話をかけに外に出たら、すでに宿に到着していた。申し訳ないけど宿を出てこちらに向かってもらうことにする。15分後にまた電話するので、とりあえず河原町まで来て、といって。お店まではたどり着けないだろうから。

 こうして店の外と中を行ったり来たりして、なんとか麻貴ちゃんも合流。これで全員そろった。あ、夜中にりえ公が来れれば、さらにいいんだけどねぇ。とにかく久し振りの再会、な人たちもいるのに、そんな感じを一切受けないのが学生時代の友人の良いところだろうか。酒は大量に買い込み済みなので、ココでは軽くすませてもらうことにして、食を優先。

共同作業中

共同作業中
 22時半過ぎにお店を出て、酔い覚ましも兼ねてのんびり歩いて東山まで。歩いて宿に戻れるってのはやっぱりいいやね。宿に戻って酒宴の準備をし、いきなり部屋を暗くする。そう、バースデーケーキを用意していたので、ロウソクを立てて部屋の明かりを消したのだ。とりあえず金木っちと裕子さんに初めての共同作業(笑)で入刀してもらう。それから8人分にケーキをカット。そしてプレゼント。写経セットに予想通りの喜びよう(笑)。早速練習を始める金木っち。周りはケーキと酒を飲みながら、いつもの酒宴に。

 しばらくしたら狩野さんから重大発表。なんと結婚を決めた!と。誰もが予想しなかった事態に驚愕。皆がくがく。驚いてメールを送ったり、この場に来れなかった四国の村川・奈良の大賀さんに電話したりと、大忙し(笑)。今回の旅行の主役は狩野さんに決まってしまった(笑)。
写経練習中

写経練習中

 結局その後朝4時くらいまで話をしていて、このメンツにしてはかなり珍しい赤裸々トークだったのだけど、力尽きてダウン。


翌日へ…