ソウルでショッピング 3日目


Next Page
Prev Page
Agenda
 「Tururururu…」香港同様3日目は電話で起こされた(^^;。しかも時計を見たら6時半。まだ2時間くらいしか寝てないぞ…。なんだと思って出てみたら、すーちゃんから「おなか痛い…」。部屋に行って薬を飲ませる。少し収まったようなので、明日はとりあえず12時頃起きるか、という話にして、部屋に戻る。そういえば僕もちょっとおなかが痛いぞ…。

 11時頃目が覚めたので、シャワーを浴びる。やっぱりおなかの調子が悪い。うーむ、昨日のデジカルビ、生焼けだったかなぁ…。今日のお昼はお粥を食べることにするか。シャワーの後、ネットで明洞近くのお粥屋さんを検索。こういうときネットが使えるのはホント便利。ガイドだと持っていける量に限りがあるからね。

 ソウルナビにて、『粥郷』という、体に優しいお粥を出してくれるお店発見。ホテルから歩くと10分以上かかりそうだけど、まぁいいか。12時すぎてもすーちゃんから連絡無し。寝ているだけなら良いけど、苦しんでいたらなんとかしないと、と思って電話。そしたら寝てるところを起こしてしまったみたい。腹痛は軽くなったから出かけたい、という。じゃ、準備ができたら来て、といって、その間さらに検索。

 13時近くになって現れる。流石に目の下に隈ができてるし(笑)お粥を食べたい、と言うのでちょうど良かった。早速ホテルを出発。外は雨だった…。初日の夜ほど激しくはないけど、1本傘が必要かな。ということで、露天でビニール傘を1本購入。3,000Wだから日本とあまりかわらない。CITIBANKでまたお金をおろしてから、『粥郷』へ。明洞の東側。

 こちらの方はあまり来たことがないなぁ、と思いながら歩いていると、高速道路の高架下の交差点に出る。ここで気が付いた!昨年石田氏に連れられてきたお粥屋さんじゃん、今から行くところ。人に連れられてきたので名前を覚えてなかった。あそこなら確かに美味しいわ。お店のオーナーらしきおじいちゃんは日本語達者だし。

 店の前に到着。やっぱり昨年と同じお店だった。お店はビルの2F、入って窓際に通される。すぐに日本語のメニューを持ってきてくれる。すーちゃんは野菜のお粥、僕は鶏肉のお粥を頼む。元栄養士の人が献立を考えているとかで、体に良いものしか材料に使ってないんだとか。お店の雰囲気は昨年と変わらず。ま、たった1年前だしね。お粥はすぐに出てきた。やっぱり美味しい。体調の悪い2人にはぴったり(^^;。今は冷麺でも無理だもんね。

 満足して、お店を後に。今度は眼鏡を取りに『インターネット眼鏡』へ。ここですーちゃん、引換証をホテルに忘れてくる…。ま、何とかなるでしょう。お店についたら、店員さんがさすがに顔を覚えてくれていたので、すぐに眼鏡を出して、最後の微調整。うーん、ばっちり。ということで、僕はこの後ずっと作ったばかりの眼鏡をして歩く(笑)

 それからロッテデパートへ。免税店は香港と違って大盛況。すーちゃんは化粧品を買いたいから、ということなのでしばらく別行動。ソウルに着く前、関空でも結構化粧品買い込んでいるというのに、まだ買うのか(笑)僕はしばらくぶらぶらしていた。今は特に欲しいものもないし。

 次に、南大門市場へ。おみやげ用の海苔が欲しくて。南大門市場までは明洞から歩いて10分もかからない。すでに雨が上がっていたので、てくてく歩く。雨模様でも市場はそこそこにぎわっている。市場エリアに入ってすぐのところにあった乾物屋さんにて、海苔を試食。値段も手頃だし、ここで買うか。これで僕の目的は達成。あとは小物などを見つつ、すーちゃんがもうちょっとおみやげが欲しいみたいなので、市場内を練り歩く。

 なんやかんやで1時間ほどショッピング。歩き疲れてきたし、夕方には狎鴎亭へ行ってディナー、なので、いったんホテルに戻って休むことにした。南大門市場を出るところで、思わず屋台でパイナップルを買い食い。串に刺さったパイナップルなんだけど、美味しい。食べ歩きながら明洞へ。ホテルに直行する前に、コンビニで少しお買い物。スターバックスの飲料が欲しかったんだけど、ここではなんとコーヒーだけじゃなくモカもあった!ということで両方買ってみた(笑)つられてすーちゃんもコーヒーを1本。

 さて、ホテルに戻って15時半まで休憩。僕は部屋に戻ってから、一度外に出てCDでも買い出しに行こうかと思ったけど、やっぱり体調が悪くて断念。横になっていた。15時45分くらいになってようやくすーちゃん再登場。あれま、しっかり着替えてる。今晩のディナーはちょっと、というか結構おしゃれなイタリアンレストラン、『Angelo』。ということで、それに合わせてくれているらしい。もちろん僕も今日だけはTシャツじゃないんだけどね、さすがに(^^;。二人してドレスアップして、いざ出発。僕も今回初めて行くソウルのスノッブな人たちの集う街、狎鴎亭へ。

 地下鉄で30分ほど。外に出てみたら…、何もなかった。出たところからブランド街が始まるのかと思っていたのに、拍子抜け。とりあえず地図を見て、間違ってないことは確認。しばらく歩かないとその手のお店はないみたい。夕方になっているとはいえちょっぴり蒸し暑いので、のんびり歩きながら。5分以上歩いてようやくそれらしい通り、ロデオストリートなどに出てきた。

 ここまで来るとそれなりに人もいるし、お店もいろいろある。確かにこじゃれたお店も多い。両側をきょろきょろ見ながら歩いていたら、すーちゃんが「雑誌に載っているお店、これじゃない?」。確かに、僕の持ってきていた雑誌に載っていた、アクセ屋さん、『me』だった。普通に歩いていたら気が付かないだろうに。一応女の子だなぁ。

 彼女は入っていって10分ほど出てこなくなった(笑)出てきたと思ったらしっかり買っているし。親戚へのおみやげ、とは言っているけどね。さらにしばらく歩いた先にあった靴屋さんへ。試しに履いてみていたが、サイズが無いらしい。残念がっていたけど、結構高い靴だったぞ。買えたのか?しかしこのお店の店員さんはにこにこしながらも無口に対応してくれた…。

 いろいろ回りながら、狎鴎亭路と島山大路の交差点へ。このときは気が付かなかったのだけど、実はココは『猟奇的な彼女』で主人公キョヌが、「彼女」と気が付かず後ろからナンパして、追いかけられる、というシーンで使われた場所。写真を撮り忘れたのは痛かった…。

 この交差点から少し歩いたところに「シネシティビル」なる、シネコンが入った複合ビルがある。ここの15Fに、今回行く『Angelo』があるのだった。とはいえ、日曜の夕方なので予約無しでも大丈夫だろう、と思って予約無しで来ているんだけど。17時半開店で、今18時半だからまだ大丈夫だろう。

ご満悦な顔

ご満悦な顔
 お店に入ってみると、かなり良い雰囲気。そして窓際の良い席に通してもらう。まだお客さんがまばらだったから。窓が大きく、椅子もソファにクッション付き。思わずそのまま二人して寝てしまいそうになる(笑)おなかの調子もまだ良くないので、食事は少なめに、サラダとパスタとサイドディッシュを一品ずつ、シェアすることにした。お酒は適量、白ワインを1本(笑)

 ワインが美味しい!そして料理も美味しい。これは良いレストランだ。まったりと、ソウル最後の晩餐を楽しむ。1本なんてあっという間。夕方〜夜にかけて、陽が沈んで街の色が変わっていくのを眺めながら。なんて贅沢な。気が付けば21時過ぎ。楽しい時間はあっという間。そろそろホテルに戻ろうかね。

 このまままっすぐ戻るわけもなく、またコンビニによって買い出し。今回は白ワインをもう1本(^^;。ワインオープナーはたぶんホテルで借りられるだろう、ということで、そこそこよさげなワインを買って帰る。フロントでワインオープナーを借りて部屋へ。いったんお互いの部屋に戻って、準備ができたら僕の部屋で飲むということで。でも部屋に戻ってベッドに横たわっていたら、そのままZzzzz…。

 「Turururu…」また電話で起こされた(笑)部屋のチャイム鳴らしたのに、と言われてしまった。起きて、ドアを開けてあげる。二人で四方山話をしつつ、ワインを楽しむ。気が付けば3時過ぎ…。飲み過ぎ、遊びすぎだ。そろそろ寝よう。明日のチェックアウトは12時。そして15時半までには明洞を後にしないと飛行機に間に合わない。だから11時には出発することにして、就寝。


翌日へ…