韓国食い倒れツアーIV 一日目


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Agenda
 前回の旅行からまだ2ヶ月たってないが、「ソウルでショッピング」に書いたとおり、JALのマイレージを消化するためもう一度ソウルへ。今回はあわや一人旅か?と思ったけど、なんとか同行者が見つかった。昨年末の香港旅行に一緒に行ってくれた、小・中学校の同級生、よっちゃんが一緒に来てくれることに。とはいえ、またもや便は別。しかも1ヶ月を切ったところで便を探し始めたため、よっちゃんは僕よりも滞在時間が短くなってしまった。もっと早く誘えば良かったね、ごめん>よっちゃん

 今回9:50発のフライトだったのだけど、前回の経験を生かして、成田の宿は利用しい。ということで、朝4時半に起きて、朝ご飯をしっかり食べた上で出発。7時前に京成線に乗り換えたんだけど、これがかなり混んでいてビックリ。平日のこの時間、下りも結構混むのね。おかげで空港まで立ちっぱなし…。とほほ。

 8時過ぎに成田に到着、そしてすぐにチェックイン。これで搭乗まで時間が出来た。その間に、忘れていた家賃の振り込みをするため1FのCITIBANKのATMへ(^^;。しかし駐車場の振り込み先を控えてこなかったので、これは帰国後に…。やばい。

 とりあえずこれで準備はOK。友達関係にケイタイでメールを打って時間つぶし。実際のトコロ、かなり眠くて、持ってきた雑誌を読む気力も無かった。で、気が付けば搭乗時刻。さくっと乗って、速攻爆睡。気が付けば…、40分ほど飛ぶのが遅れていてまだ地上だった。音楽でも聴くか、と思ってチャンネルをJ-POPへ。しかしなぜか日本発便なのに、日本到着便のプログラムが…。日本発便だとサザンオールスターズ特集で、そちらを聴きたかったんだけど、到着便の70年代・80年代のドラマ主題歌特集がかかっていた。久し振りに森川由加里の「Show Me」を聴いちゃって、その後旅行中ずーっと頭の中では「Show Me Show Me 胸の奥の〜」っていうサビがエンドレスで繰り返されるのであった。

 2時間弱で仁川国際空港到着。相変わらず入国手続きはとろくさい。ま、焦ってもしょうがないけど。今回はよっちゃんは3時間ほど遅れて到着なので、ホテルのロビーで待ち合わせにしたのだった。だからココで待つ必要もない。入国した後、ケイタイを借りにSK Telcomのトコロへ。前回のPDAと違い、すぐに借りられた。そしてバスのチケットを予め買って、これまた前回の旅行の教訓を生かし、「605-1」系のバスに乗る。こちらだと明洞に停まるのだ。

 バスに乗って、しばらく今日の予定を考える。よく考えたら僕は今回ほとんど食べ物しか調べてこなかった(笑)よっちゃんは初ソウルなので、いろいろ観光名所を押さえた方が良いんだろうけど、そこらへんを調べるのをすっかり忘れていて。ま、僕が以前行ったことがあるところを一通りつれていけば大丈夫だろう、と手抜きな考え(笑)しかしバスが市内の渋滞にはまって、明洞に到着したのが14時半過ぎ。16時半に待ち合わせ、だったので、これでは中途半端で困った。ホントはジャージャー麺でも食べに鐘路へでも行こうと思っていたんだけど。

 ともかく、まずはホテルだ。前回と同様、サボイホテル。かなりお気に入りのホテルになった。チェックインを済ませて部屋にはいると、前回より若干小さい部屋だった。まぁ、お値段からすると全然良いわけだけど。時間が中途半端なので、明洞から動かないで、お腹も空かせたままにすることにした。そこでまずはPC立ち上げて会社へメール(^^;。今回、結構やりかけの仕事が多かったので、ちょっと不安だったのだ。そしてメールを送ってすぐに、ケイタイがなった。会社の後輩から(笑)とりあえず順調に全て進んでいる、という報告だったので一安心。何かあったら遠慮せず電話するように言って、終話。それから友人も数通メールを送ってから、荷物をまとめて外に出る。

 まずはCD。前回全く買えなかったので、今回はCDを買うぞ〜。ということで、CD屋を探して歩く。やはり去年まであったCD屋は別のお店に変わっていた。他にもCDくらい売っているだろう、と思って周りを散策。確かロッテデパートの隣の、ミドパデパートの地下に安いCD屋がある、と聞いたことがあったので行ってみた。そしたらロッテデパートとして改装中だった…。買収されたのか、潰れてロッテが買い取ったのか…。うーむ。と思って地図を開いていたら、すぐ近くにCD屋発見。あっさり見つかった(^^;。1坪くらいの小さなお店だけど、店長は日本語ばっちり。ここでBoAのニューアルバムと、Sugarの2nd、それから「女性ボーカルでテクノ系で最近売れているCD」を勧めてもらって、その中から2枚選んでみた。全部で4枚、48,000W!安い。しかし現金がちょっと足りない…。そしたら日本円を混ぜても良い、と言ってくれたので、円を混ぜて支払い。

 支払っている途中で携帯が鳴る(^^;。よっちゃんからだった。ようやく到着し、これからバスに乗るとのこと。この時点で16時なので、30分後の待ち合わせは無理だ、ということで、17時頃ロビーで、に変更。やっぱケイタイ借りておいて正解だった。ちなみに200円/日。安い安い。少し時間が出来たので、CITIBANKにてお金をおろして、あとはぶらぶらすることに。裏通りをぶらぶらしているとき、どうしてもお腹が空いて、つい屋台でソーセージをベーコンと炒めたモノを食べてしまった。なかなか美味しい。でもまたお腹壊したらどうしよう?(^^;

 一通り周りを見て、歩き疲れたので、スターバックスへ入って絵はがきを書くことに。前回の旅行の時に買った絵はがきがまだ数枚残っていた、というか残していたので。しかしここでも美味しそうなサイドディッシュに目を奪われ、ラテと共にベーグルも頼んでしまった(^^;。そして3Fへ行ってソファに座り、まったりタイム。

 17時近くになって再度よっちゃんから電話。渋滞にはまってもう少しかかりそう、とのこと。なので、部屋に直接来てもらうことにして、部屋番号を伝えた。そし僕は部屋に戻って、メールをチェック。10分ほどしてよっちゃん到着。本当に街のど真ん中にあるホテルで驚いたとのこと。そうそう、それがウリだからねぇ。まずは部屋で休んでもらって、今日のこれからの予定を話し合い。肉、でしょう、ということで、徒歩で行けるところにソウルナビに載っていたカルビ屋さんがあるので、そこに行くことにした。余力があれば真夜中に新砂まで行ってケジャンを食べることも提案。

 では早速出発。ということで、18時前にお店「福清」到着。金曜日とはいえまだ早い時間なのに既に結構混んでいる。2Fの奥に通され、まずはビールとカルビとプルコギとユッケを(笑)とりあえず一通り食べないとね。ビールが運ばれた後、すぐにキムチなどの付け合わせ類が大量に運ばれてくるのを見てよっちゃんも喜ぶ。噂通りだ、と。軽くつまみながら、おしゃべり。5分もしないうちに骨付きカルビ到着!うほっ、美味しそう〜!当然お店のアガシが焼いてくれる訳で、僕らは焼き上がったのを次々にほおばる。美味しい〜。

巨大ユッケ

巨大ユッケ
 カルビを食べている途中でユッケも来た。これがバカでかい!こんな大きなユッケは初めて。めちゃ嬉しい(笑)食べ甲斐がある、が少し頼みすぎたかも(^^;。ばくばく食べて、ビールもどんどん進んだが、若干ペースが落ち気味。しかし隣のテーブルには既にプルコギがセットされているのを僕は気が付いていた(笑)こちらを片づけないとプルコギがかわいそうだ、と思ってペースを少し早めて食べる食べる。食べ終わったら、すぐにプルコギがこちらのテーブルへセット(^^;。なかなか美味。甘いタレがいいんだよね。キムチと交互に食べれるし。

 全て食べ終わったら、もーお腹一杯、という感じ。でもまだ19時過ぎくらいなんだよね。うーん、まだまだ夜は長いなぁ。これからどうするべ、と作戦会議。夜は弘大のクラブ街へゴー、なのは決定なので、それまでの間どっかで遊ばないと。僕が昼間電話をもらった後輩から、ヴィトンのフェイクの財布を買ってきて欲しい、とお願いされていたので、普段はそんなお願いはきかないんだけど、今回は結構仕事が直前に忙しくなって無理をお願いしているので、それを買ってあげることにした。なので、東大門市場に行って、その手のモノを探すことに。

 支払いをすませてまたびっくり。一人4,000円くらい。あれだけ食べたのにね。さすがソウル。しかしお店の外に出てから、デジカメ忘れたことに気が付いた(^^;。すぐに気が付いていて良かったけど。お店に戻って取ってきて、気を取り直して東大門へ。ここ明洞からだと地下鉄を1回乗り換えて行ける。

 東大門について、早速デザイナーズクラブなど、ファッション総合ビルを目指す。目指す途中屋台も大量に出ている。美味しそうだけど今は入らないや。ビルの周りはそれなりに人はいるけど、やはり真夜中の活気には敵わない。という話をよっちゃんにしたら、信じられない、そんなに売れるの?とびっくり。目の当たりにしないとわからないかもね。バスで乗りつけて大量に買い付けていく姿など…。

 最初に入ったビルで財布を探すも、モノがなかったので隣のビルにさくっと移動。こちらでようやく見つけたけど、店員やる気無し(^^;。値段を聞いて、納得したので買おうとしたら電話を始めて、しばらく切りそうにない。しょうがないので他のブースにも行ってみたけど、安く買えそうなトコロがなかった。ので、最初のお店に戻って、電話が終わっていたので買おうとしたら、30分待ってくれ、と言われた。ので、諦める。ここで30分も待つつもりはないからね。

 結局何も買わないまま、東大門を後にし、弘大へ向かうことにした。そろそろ21時だし、良い時間でしょう。弘大までは、1回乗り換えて2号線にて弘大入口で降りる。駅構内には沢山の学生が。学生街だからだけど、それにしても若い子たちが多い。しかもみんな手にクリアファイルや教科書らしき本を持っている。僕らも10年近く前はこうだったんだよね、なーんて話ながら、帰途につく学生たちをかき分けて外に出る。

 外に出たところで、スターバックスを「イメージ」した感じのカフェがあったので、そこで少し休憩することに。カフェのくせに良いソファが置いてある、とよっちゃんは感心。スターバックスとの差別化?と思ったらしいけど、韓国のカフェは結構カフェには凝っているところが多い。なぜかは謎なんだけど。そこでついつい長居してしまうんだよね。僕らも結局あれこれ話し込んでいて、気が付けば22時半過ぎ。結構な時間だ。そろそろクラブも盛り上がっているだろうね。

 お店を出て、弘大方面に歩いていく。屋台も出てるし学生さんたちも多い。にぎやか。しばらく歩くと、見慣れた道。前回クラブに来たときの道だ。そしてここまで来ると、いかにもクラビングしにきました、的な格好の若者が増えてきた。特に女の子がかわいい!よく見ると道や電柱に大量にビラが貼ってあって、それが『Road Club Festival』のイベント告知だった。やっぱりあらかじめ調べていたとおり、毎月第四金曜日はこのイベントをやっているのね〜。
Road Club Festival

Road Club Festival

 『Road Club Festival』では、この弘大界隈にあるクラブのうち、17軒が提携して、このイベントの日だけ、共通の入場証を販売して、クラブをハシゴできるようになっているのだ。これって、クラブ側には結構シビアで、つまらないハコだと、ダレも入ってくれないと思う。しかもそれが歴然とわかっちゃうから怖いよね。まずはここらで老舗かつこのイベントの中心でもある、『M.I.』というクラブの入り口にて、共通入場証を購入。15,000W。これで1ドリンク付きだからかなりお得。

 さて、それでは『M.I.』から始めて、おもしろい音に出会うまで別のハコへ移動し続けよう、とよっちゃんと話す。『M.I.』は結構混んでいる。トランス系の音。韓国でも流行り始めたか。テクノがまだまだブーム、だと思っていたけど。それからいくつか見て回ったけど、あからさまに閑散としているハコアリ、入場時にエクストラチャージを取るところアリ、といろいろだった。

 そして行き着いたのが『Hooper』。ここも入り口から超満員。で、超盛り上がり。よく音を聞くと、なんとコリアンポップス・テクノ。ここらでは数少ない、韓国産の音を出しているハコらしい。そりゃ盛り上がるよね。僕らもコリアンポップス・テクノで踊ることなんてなかなかないので、ココに定住することにした。バッグが重くてじゃまだったんだけど、置くところもないので持ったままダンシンダンシン。曲の途中で「デーハミングッグ(パパンパパンパン)」なんて、合いの手が入ったりして。楽しー。

盛り上がる若者達

盛り上がる若者達
 1時過ぎくらいに、コリアンタイムが終わったのか、欧米の曲に変わっちゃって、人も減ってきた。僕らも疲れてきたし、まだ見てないハコを見て、特におもしろそうなのがなければそのまま帰ろう、と話し合い。で、3,4軒回ってみたけど、これだ、というのがなかったのでタクシーを拾ってホテルへ戻る。タクシーの中では一応道をチェックしながら。知らないところに連れて行かれても困るし。でも、全然問題なく、明洞ミリオレ前まで連れて行ってもらって、降りた。

 コンビニでちょっと買い物をしてからホテルに戻る。軽くメールチェックして就寝。明日は朝からお粥を食べに行くことにした。なので8時くらいには起きないと。


翌日へ…