上海旅行 3日目


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Agenda
 今日は7時半起床。市場に行って小吃を貪ってみようという企画。昨日早めに寝たのでなんとか起きれた。準備をして、8時半には出発。ホテル前にてタクシーを拾って、七浦路にある服飾市場へ。地図で場所を指し示すと、運ちゃんが自分の袖を引っ張るマネをした。ああ、服ってことね。そうそう、わかって貰えてる。ということでスムーズに市場へ到着。

 市場の周りに小さな食堂がいろいろあるみたい。とりあえず一通り見てみよう。服飾市場は道の反対側で、こちらはなんと魚介類。特にシーズンだからだろうけど、蟹だらけ。至る所に蟹がいる。蒸したら美味しいんだろうな〜(笑)食堂はお粥、鍋、小吃といろいろある。人が入っているところもあれば、全然空いているところもあって、わかりやすい。一通り見て回って、まずは軽くお粥を食べてみることにする。
市場のにぎわい

市場のにぎわい

 当然英語は全く通じず。店先のおっちゃんにお粥の入った鍋を差してこれが欲しい、というが、通じず。しばらくまごまごしていると、店主らしいおっちゃんが親切にも「お粥か?わかったよ」と言って(るように聞こえた)、お粥をよそってくれた。空いてる席(といっても店先に4脚しか無かったが)に座って、お粥を食べる。香港で食す味を想像していたが、実際には味は超薄味。ちょっと拍子抜け。付け合わせの漬け物があるんだけど、どうやらそれを入れて食べるらしい。隣の席の親子の食べる姿を真似て入れてみる。あ、これは美味しい。するすると食べてしまった。ちょっと物足りないので、ゴマ団子を頼む。これが大きい!美味しい!お粥が一杯1元、ゴマ団子も1元。超安い〜。

公園で運動

公園で運動
 さて、次は服飾市場の方へ行ってみよう。市場の前には公園が。なぜかこの公園、普通はブランコや滑り台があると思うのだが、健康器具が設置。健康志向の公園?

 服飾市場は香港の女人街を思わせる感じ。細い路地に露店が大量に並んで、服を売っている。こんな早くから営業開始。もちろん結構人も出ている。一通り冷やかして、再度反対側へ。ショッピングセンターの1Fを通り抜けて、先ほど行列が出来ていた小吃のお店があったので、そこに行くのだ。ショッピングセンターの1Fはネイルアートのお店がずらり。中国でこんなにネイルアートが流行っているのは予想外。すごいなぁ。
服飾市場

服飾市場

 行列の出来ていたお店、さっきほどの人はいなくなった。蒸しパンや肉まんなどが美味しいみたい。とりあえずすーが一つ買ってみた。なかなか美味。頬張りながら路地を抜けて、タクシーの通る道へ出る。ここでタクシーを拾ってホテルへ一度戻る。ホテルに戻ってもまっすぐには入らず、隣の百貨店に入ってみる。お土産探し。

 しかし、あまり良いモノがなかったので、すぐに出る。そこからぐるっと裏側に回って、ホテル周辺を散策。すると、小学校がホテルの裏側にある。こんなトコロに小学校か。すぐ隣には文房具とCDを売っているお店有り。なぜこの取り合わせなのかはわからないけど、入ってみる。僕はTwinsのCD探し、すーはお土産探し。僕は収穫無し、すーはお土産用文房具ゲット。支払いをしようと20元札を出すと、なぜか拒否られる。なぜ?新札のようだから、嫌われたのか?ともかく、ダメだと突っぱねるので、50元札にて支払い。いったいなんだったんだろう?

 ようやくホテルに戻って一休み。すーが昼寝をしている間、僕は絵はがき作成。海外旅行も30回を超えると、売っている絵はがきにも飽きてくる。ということで、今回PanasonicのFX-7というデジカメ購入と同時に、Pict Bridge対応のフォトプリンタ、Canon CP-200を購入し、持ってきたのだった。こいつで自分で撮した写真を使ってポストカードを印刷。すばらしい!ということでせっせと写真を選んで印刷印刷印刷。

 お昼になったので、印刷が終わった絵はがきを持ってお出かけ。今日のお昼ご飯は点心等。ガイドに載っていた、香港点心のお店。呉江路近くのエリアにあるらしい。タクシーにて、そのエリア近くのホテルまで連れて行ってもらう。そこから歩いて1分位。待っている人もいてかなり混んでいる。人気店みたい。チェーン店なんだけどね。10分くらい待ったら席が空いた。

 メニューにマークを付けて店員に渡せば、食べ物が出てくる仕組み。とりあえず蝦餃と腸粉は頼まないと。それ以外に、すーが壁のメニューにある、雲呑、のような名前の料理をオーダー。暫くしたら出てきた出てきた。雲呑だと思ったのは、実は貝。簡体字での「貝」という字だったようで。にょきっと角が二本生えている、奇妙な貝のスープ…。味はまぁまぁ。しかしこの角はいったい…。

 雲呑は食べられなかったけど、それ以外は満足満足。安くて美味しいので流行っている理由がわかる。さて、次はウィンドウショッピング、らしい。このお店から一本南へ歩くと、いろいろブティックなどがあるとのこと。テクテク歩いて行ってみる。

 確かにちょっとおしゃれなお店が多いエリアだった。すーの持っているガイドに載ってるお店を探したが、見つからず、というか潰れてた…。2年前の本だしね。まぁしょうがない。そのほかにもいろいろお店があるので見て回る。チャイナドレスがなかなか安い。現地の人にはとても高いのだろうけど、このくらいの値段なら買えちゃうねぇ。しかし今回は見るだけ。さらに、ガイドに載っているという雑貨屋さんに行きたいというので、そちらへ歩いてみる。タクシー使うにはちと中途半端な感じなので。

 これが意外に歩いた。15分くらい歩いて、ようやく着いたと思ったら、こちらも無くなっている…。このガイドダメじゃん…。かなり疲労感有りつつも、もうちょっと歩いてみる。やはりそのガイドに書いてあった、焼き小龍包のお店が、タクシーで来たときのホテル近くにあるので、そこまで戻るのだ。戻る途中もいろいろお店があり、のんびりウィンドウショッピングを楽しむ。

 焼き小龍包のお店はちゃんとあった(笑)しかし、その前にちょっとお茶でもしながらゆっくり座りたい。ということで、もうちょっと先まで歩いて、コーヒーショップを発見。そこで一休みすることにした。かなーり広い店内で、椅子も座り心地の良いソファ。お客さんも結構入っている。ここでコーヒー飲みながら絵はがき職人と化す。

 1時間程休んで、いざ焼き小龍包のお店へ。ここでは、焼き小龍包だけじゃなくて小吃がいろいろある。しかーし、「焼き小龍包」とは漢字でどう書くかわからない。とりあえず、それらしいものを食券売り場にて頼んでみた。そして受け取り口へ行って待っていたら、出てきたのはスープと普通の小龍包…。間違っていたらしい…。
普通の小龍包

普通の小龍包

 すーはどうしても焼き小龍包が食べたいらしく、再度食券売り場へ行って格闘。その間僕は小龍包とスープを一人もぐもぐ。せっかく頼んだのでもったいないし。スープは牛肉のスパイシースープ。カップラーメンのスープみたいで、いまいち。小龍包はまぁまぁ。しかし昨日の南翔饅頭店の方が全然美味しかったな。

 5分くらいがんばって、どうやらオーダーできたらしい。さらに5分程したら、とうとう焼き小龍包を手に入れた!粘り勝ち?食べてみたら、結構油っぽいが、美味しい。バクバク食べてしまった。もう16時過ぎだというのに。夜ご飯食べれるだろうか?

 さて、お腹もふくれたし、次はどうしよう?結構疲れたから、マッサージに行きたいとすー。なるほど。では、ガイドに載っていた「森森」というマッサージに行くことにしよう。流石に歩くのは諦めて、タクシーで。お店の前でタクシーを捕まえようとするが、やはり捕まらず。こりゃあかん。よく考えたら、来たときに着いたホテルまですぐそこ。ホテルで捕まえる方が間違いないはず。ホテルまで歩いていったら、ちょうど空車のタクシーが出ようとしていたので載せてもらう。

 目的のマッサージはヒルトンのすぐ脇。そのヒルトンまでまずは連れて行って貰い、そこから歩いて向かった。入ってみたら、日本語のメニューもあるが、日本語はわからないらしい。英語は通じたので、とりあえず全身マッサージを頼む。すぐに上の階に連れて行かれ、ベッドに横になる。着替えなくて良いの?と思ったらそのままマッサージスタート。ちょっと指圧が弱いけど、まぁまぁ。気がつけば60分終了。一人1,500円位?安いが、すーは指圧が弱いのが不満だったようだ。

 外に出るともう真っ暗。19時過ぎだからねぇ。ここから衡山路という、最近の上海のオシャレスポットまで徒歩で10分くらい。そこまで歩いていって、レストランで夕食食べて、その後バーに行くことにしよう。お腹はまだ大丈夫が、歩いているウチにお腹が空いてくるだろう。ここですー、帽子を無くしたことに気がつく。マッサージで忘れてきたわけではなさそう。どうも、ヒルトンへ向かうタクシーの中に忘れたみたい…。困った娘じゃ。

 衡山路に着くと、確かにオシャレなバーやレストランがいくつもある。良い感じじゃない。お目当てのお店はすぐにわかった。入ると、テラス席を案内された。そこでまずは飲み物、と思って、席近くに立っていた女の子にオーダーしたら、「アルコールはないの」。あれ?メニューに載っているんだけど?暫く話をしていたら、その子はどうやらソフトドリンクの会社から派遣されているらしく、それをおすすめして回る役らしい。別のウェイトレスにアルコールはオーダー。

 それから料理を頼む。二人だから、4,5皿もあれば十分だろう。念のために「これで二人には十分?」とウェイトレスに聞いたら(ここは英語が通じる)、「十分ですよ」との返事。その言葉を信じて待っていたら、出てきた量にビックリ。めちゃ多いよ〜。これは食べきれないのでは?と思ったけど、やはりダメだった。美味しいのに、食べきれない。持って帰っても電子レンジがないのでチンも出来ない。残念だけど、半分くらい残すことに。もったいない!

 結局お腹が一杯になりすぎて、バーに行っても飲むのも辛い。大人しくホテルに戻ることにした(^^;。今日もバーには行かず。ホテルに帰ってすぐに横になる。


翌日へ…