香港トラムツアー 2004

〜香港食い倒れツアーV 3日目〜


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Agenda
 7時に起きる。なぜならすーが課題をやりたいというから。PCをセットして、僕は再度おやすみ〜。9時半までウツラウツラ。課題はわりかし捗ったらしい。9時半に起きて、シャワーを浴びてお出かけ準備。11時にはロビーに行かないとね。

 PCでメールチェックしたら、げんごろうからメールが。無事にホテルについて、部屋からメールしていたらしい。このホテル、部屋ごとにメールアドレスをくれるのよね。便利。もちろんアルファベットしか打てないけどね。

 11時に下に降りていくと、二人はいた。ザリガニ君とは初めまして。想像していたより若く、ふつーに見える。彼らは昨晩2時にホテル到着したそうな…。その代わり、成田空港で使える御食事券もらったり、ホテルまでの送迎バスが出たとか。それはそれで良かったのかもしれない。

 そして跡部さんはいない…。多分寝てるんだろうな、と思って電話してみた。2回切られ、3度目でようやく非常に眠たげな声で「もしもし〜」と来た(笑)やはり。僕らだけで先に行くよ〜ということにして、電話を切る。

 それでは当初の予定通り『セレナーデ』へ向かうことに。ペニンシュラから海方面へ行くときも、歩行者用横断歩道が無くなってしまって地下道を使わざるを得ない。面倒だなぁ。地下道を通って海側に出て、そのまま香港文化中心へ向かう。この建物の1階にあるのだ。最初その隣の香港芸術中心に行きそうになったけど(^^;。

 お店は11時からだったから、まだまだ空いていた。窓際が良かったのだけど、そちらの席はどれも10席以上ある大きなテーブル。4人しかいない我々ではダメみたい。それでも、まだやや窓側の席に案内されたけど。座ってすぐにおばちゃん達がわらわらとワゴンを押して集まってくる。まるで鯉のいる池に餌を投げ込んだみたいだ(笑)我々が餌なわけですが。お茶などをいれたりしていたら、げんごろうが既にワゴンの中の蒸籠を見て、選び始めている。そして置かれた一皿。僕の大好物、蝦餃じゃないですか。蝦餃?とおばちゃんに一応聞いてみた。「蝦餃。」と答えてくれた。良いスタートだわ。
セレナーデで飲茶

セレナーデで飲茶

 それから続けざまにみんな蒸籠を覗きまくる。そして次々にテーブルの上に置かれていく。ある程度で止めておかないと、食べきれないよ〜。食べ始めてなんだか香港来たな〜、という実感を改めて感じる。しかし、見てくれだけで選んでいるからか、おいしい蒸籠はささっと無くなるし、あまり美味しくないのは蒸籠がいつまでも残り続ける(笑)残り物はすべて遅れてくる跡部さんに取っておこう(^^;。

 食べ始めて30分くらいして、跡部さんからTEL。ようやく表に着いたらしい。少ししたら登場。そしてテーブルの上にある蒸籠の中身を跡部さんへバトンタッチ。そして改めてオーダー。バクバク食べて、落ち着いたら今後の相談。なんでもザリガニ君はこのツアーのために買ったガイド2冊を読み込み、必要なところにチェックやアンダーバーを引いているとか。実際見せてもらったら、ホントに引いていた…。スゴイ意気込みだ。これでトラムが面白くなかったら怒られそうだ。

 とりあえずいったんばらけて、夜20時に、銅鑼灣のそごう前に待ち合わせにした。お店は、ザリガニ君ご推薦を…、と思っていたが、どうも麺類などの小食ばかりだったので却下。僕らが昨晩海鮮料理だったので、今日は上海料理にしたい。ということでガイドを調べて、銅羅湾の『ルル上海』なるお店に行くことにした。ここが混んでいたら、灣仔にある別のお店にする予定。ということでお店を出ることに。一人900円分くらいですんだ。安いなぁ。

 僕らはペニンシュラにて少しお買い物を。ということで、ペニンシュラ横にてお別れ。そして僕らは、すーのお姉様のリクエストに応えるべく、Loeweへ。日本で買うより安ければ、鞄と財布を買ってきて欲しい、ということで、値段を確認。品物名と日本の値段しかプリントしてこなかったのだけど、確かに値段は安い。しかし品物はホントにこれであってるの?という疑問がわき、いったんホテルに戻ってWebで調べてみることにした。

 そういえば、トラムツアー代をげんごろう・ザリガニペアからもらい忘れていた。彼らもいったん九龍ホテルに戻ると言っていたので、会えたらせしめよう。彼らは、今日の夕方到着予定のりえ公達にも伝言を残してもらう予定だったし、まだホテルにいるだろう。戻ったら跡部さんがロビーにて待ちぼうけ。ということで一緒に待っていて、彼らが降りてきたところで一人HK$200をもらう。毎度ありー。

 部屋に戻ってWebを確認。やはりアレであっているようだ。早速お姉様へ、値段と僕の携帯番号をメール。そして、別のお店でも無いか確認することに。まだ時間はあるしね。さて、次はすーが職場へのお土産を買いたいというので、裕華國貨へ。ここは中国系デパートなので、お土産に適している雑貨があるかと思って。実際には僕も入ったことはない。しかし僕がHMVに行きたかったので、まずはそこへ。トラムツアー用のもう一枚のCDを買うために。いろいろ調べた結果、1枚購入。それから裕華國貨へ向かう途中、いつも僕が絵はがきを買っている、土産物屋へ。通り道なんだけどね。今回は、普段出している相手が沢山ツアー参加なので、枚数少なめ(笑)。

 ようやく裕華國貨へ。上から順に見ていったけど、これだというのは無い。残念。また別のところで探そう。次に、ザリガニ君がガイドでチェックを入れていた、アーガイルストリートへ。ネイザンロードをちょっと北に上がって、東へ入る通りで、ここがアウトレット街だから行きたい、と思ってチェックをしていたらしい。早速行ってみる。

 行ってみたけど、ちっともアウトレットじゃない。なんでだろうね?なんて話しながら歩いているとき、ちょっと変わったお菓子、というか焼き物を屋台で売っていたので、購入。HK$10。たこ焼き器で一気に作ったような、そんなもの。味はベビーカステラに似ている、とはすーの弁。僕はベビーカステラを食べたことがないからわからないけど。美味しい。

 途中ラコステのお店発見。すーがちょっと見たい、というので僕は外で待ち。お菓子持ってるから、中に入るのはためらったのだ。すぐに出てくると思っていたし。しかし15分くらいしても出てこない…、と思ったら手招き。なんだろう?と思ったら、お父さんに買う服の大きさについて相談。まぁそのくらいの大きさで大丈夫じゃない?といったら、即買い。僕には買ってくれないらしい(^^;。

 さらに南下して、トラムツアー時に行く、『鹿鳴春』の方まで出てきた。ついでだから切手も買いたい。ということで、もうちょっと南下して、シェラトン裏にある郵便局へ。切手を買ってから、いったんホテルに戻る。荷物を置いて再出発。次は僕の希望で油麻地にある天后廟へ。10回も香港来ている割には、一度も廟に行ったことがなかったのだ。ついでにそこから歩いて玉器市場へ行き、そのまま上海街を南下してこようと画策。

 MTRで油麻地へ。外に出たら雨だった…。まぁしょうがない。傘も持ち歩いていたので良かった…、と思って傘を見たら、なんとプラスチックの蛇腹部分が無い!!!HK$39の値打ちはもう無い…。どこで落としたんだろう??

天后廟

天后廟
 …気を取り直して天后廟へ。駅から5,6分ネイザンロードを南下すると右手に見えてくる。正面、と思われる場所は封鎖中…。なぜ?横に回ったら公園があり、そこに入り口があった。とりあえず、中に入ったら多分写真は禁止だろうと思って、外で撮影。そして中に入ってみると、やはり禁止だった。そして天井からは蚊取り線香のようなものがいくつもつってある。ガイドでも見ていたが、よく見るとこれはホントに線香。蚊取り、ではないだけか。少し見ていると、灰がポトっと落ちてくる。ちょっと危険なり(笑)これ、燃え尽きるまでに3週間かかるらしい。

 敬虔な信者でもないので、少し見て、すぐに外に出る。さて、すぐ近くに玉器市場があるはず。地図を見てみると、もう少し南の方にあるようだ。てくてく歩くと、すぐに見つかった。ここは「九龍であいましょう」でも撮影に使われた場所だったので、行ってみたかったのだ。ようはヒスイの市場。中にはいると1坪くらいのお店が大量に並んでいる。なるほど、と僕は納得し、次に行くつもりだが、すーが一通りみたいというので、全部見て回ることに。やっぱり女の子だなぁ。しかしどのお店も、置いてあるのは同じようなモノばかり。どう差別化するんだろうか?
Jade Garden

Jade Garden

 一通り見終わって外に出ると、目の前にもう一つあった(笑)そちらも一応覗いてみる。こちらは新しく作られた市場みたいで、建物はきれい。しかしお店はみな新参者なのか、あまり手慣れてない様子。規模も小さかったのですぐに全部を見て回れる。ここで、小学生くらいの男の子がお店の隣に小さなテーブルを置いて、筆で漢字練習をしてるのを発見。すーは「この漢字練習帳をお土産に欲しい!」という。地元の文房具屋に行かないとこんなのは見つからないだろうなぁ。

市場にて

市場にて
 さて、上海街に行こうと思ったのだけど、新槇地街の方が面白そうだ。上海街は葬祭関連のお店が多いとか。新槇地街は市場。生鮮食料品を所狭しと並べてある。ここをそぞろ歩き。日本ではお目にかかれないような果物・野菜があったり、肉屋ではこれでもかというくらいに肉が並べてある。面白いなぁ。

 市場を抜けて、しばらくしたら文房具屋を発見!早速中に入ってみる。マグネットなどで貼る、広東語で書かれた標識が面白い。携帯禁止、とか、頭上に注意、とか。僕もすーもお土産に購入。すーはさらにいろいろ見ていて、漢字練習帳を発見!さすがだ。早速吟味し、2冊ほど購入。嬉しそう。

 もう少し南下すると、僕が一人旅で定宿にしていたBP Internationalというホテルに出た。あとは九龍公園を通ってホテルに戻ろう、と思っていたら、すーがもう少し標識買いたい、というので文房具屋まで戻る(笑)再度九龍公園へ。結構歩いたので流石に疲れてきた。ホテルに戻って荷物を置いたら、少しお茶でもしよう、と話をしながらホテルへ。

 荷物を置いて、今回はちょっとゼイタクしてペニンシュラの『The Lobby』へ行ってアフタヌーン・ティーを楽しむことにした。と、その前にまだお土産が、というので地下1階に降りてチョコを吟味。しかしとりあえず今日買わなくても良いか、ということになり、上に上がる。『The Lobby』は空いてそうに見えたが実は禁煙席は満席。ということで仕方がないが喫煙席へ。一人分のアフタヌーン・ティーセットと、紅茶をオーダー。一人分でもシェアしてちょうど良いくらいの量だからね。
The Lobby

The Lobby

 まったりアフタヌーン・ティーを楽しむ。優雅すぎる休日だわ。毎日がこうだと良いんだけど、とバカップルなことを話しながらのんびり。18時半過ぎに出て、次にはDFSへ。1Fへ上がったら、Loeweがあった。定員さんにプリントアウトしてきた紙を見せたら、モノを出してくれた。やはりペニンシュラと同じものが出てきた。そして値段も同じ。30分ほど吟味して、結局ココで買うことになった。日本で買うよりかなり安いなぁ。安いといってもスゴイ値段だが。さすがお姉様。

 再度ホテルに荷物を置く。結構良い時間になっちゃった。もう少し余裕があればスターフェリーにて灣仔に出て、そこからトラムを、と思っていたが、あきらめてMTRで一気に銅鑼灣まで。ちょっと早めに着いちゃうけどまぁ良いだろう。

 銅鑼灣に着いたら19時40分くらいだった。ちと早すぎたか。せっかくだから、先に『ルル上海』に行って、予約を入れることにした。場所がわかりやすければ、先に入っているというのもありだな、と考えていたが、実際には結構わかりにくい。銅鑼灣は結構入り組んでいるからね。そして看板が掛かっているビル発見。ココに入っているようだ。1Fへ上がってみるが、見つからず。うーん、どこだろう?と思って、再度下に降りてみると…、よく見れば矢印がある。それに従って歩いていくと、ちょっと裏の方にエレベータが。これじゃ直接お店に来て、というのは無理だわ。

 お店に入って予約。僕の名字が聞き取りにくかったらしく、何度も聞き返されたが、すーが書いてあげて了解してくれた。20時にまた来るよ、と言って外に。そして再度そごう前に戻る。戻ったらちょうど20時くらい。そろそろか?と思っていたら、跡部さんから電話。今トラムで銅鑼灣に着いたからもうすぐだ、とのこと。しかし、10分以上待って、ようやく到着。銅鑼灣だと思ったら灣仔で降りていた、そうな…。やはり跡部さん、道案内は不得手。

 りえ公と、高校のクラスメート池田さんも無事に合流して、ピークに上ってきたとのこと。既にその時には男子は皆飲んでいたらしいが…。この人達は昼間から酒が無いとダメな人たちだから(笑)ちょっとうらやましいけど。さて、さっさとお店に行きましょう。

ハトを喰らうざりがに君

ハトを喰らうざりがに君
 お店について、すぐに席に案内される。横長の店内で、大体真ん中らへんの円卓。座ってわいわいやっていたら、いつの間にかお茶がオーダーされていた。だれ、オーダーしたの?しかも烏龍茶とポーレイ茶の二種類きてるし(^^;。間違えて入れる人が出てきそうだな…。食べ物は基本的に跡部さんにお任せ(笑)ちょこっとメニューを見て、跡部さんオーダー以外のモノを頼んでみた。とりあえず「酔っぱらいハト」は食べておきたいなぁ。以前上海旅行の時に寄った蘇州で、ご馳走になったハトが忘れられないのだった。

 結構頼んだ気がするが…。まぁ何とかなるだろう。ビールで乾杯。その間に既に一皿目が来始めた。さすが中華料理。次々に運ばれ、円卓中央の回転板にはお皿がいっぱい。どれも美味しそうだ〜。いつのまにかフカヒレスープまでオーダーされてるし(笑)支払い大丈夫かな。

 みんなでぱくぱく食べていると、隣に座っていたりえ公が「なんか鳴ってない?」と。確かにさっきからちょっと気になっていたんだけど、レストランのBGMかと思っていた。よーく聞いたら僕の携帯が鳴っていたのだった(^^;。あわてて取ろうとするが、切れる。だれ?下山さん達にしては早いしなぁ、と思って着番号に掛け直してみたら、なんと下山さんご夫妻。1時間も早く到着したらしい。げんごろう達とはえらい違いだ。とりあえずホテルでチェックインしたら再度連絡をくれるとのこと。僕らはまだまだ銅鑼灣にて遊ぶ予定だから、こちらにおいでよ、と言っておいた。

 結構な量が運ばれてきていたが、みんな食べる食べる。あっという間に無くなってしまった。そしてまったりおしゃべりタイム。ピークでは曇っていたためちょっと残念だったようだ。お天気だけはしょうがないねえ。

 さて、そろそろ22時。次行ってみよ〜。ということで、昨年もりもりと行って入店拒否された(笑)、Exelsior Hotelの34Fにあるバー、『Tott's Bar』へゴー。徒歩2,3分程度なので近い近い。下山夫妻にも電話でそこに行く旨伝えたら、来てくれるとのこと。お疲れかもしれないけど、この時間からココで飲むとなると帰りは間違いなくタクシーだろうから、まぁ良いだろう(笑)

 エレベーターで上がっていくと、バンドの音が。そうか、ハイアット・リージェンシーみたいに生バンドの演奏があるのね。入り口で7人と告げ、あと2人が後から参加するよ、と言って、通してもらった。一人HK$168がミニマムチャージとのこと。さっきのレストランが約HK$200だったから、結構な値段ではあるが、まぁ良いか。案内されたのはステージの真横。白人の女性が歌い上げている隣。ちょっとうるさいけど仕方がないか。窓際のテラス席があるようで、そこからの夜景は絶景、という感じ。一応ウェイトレスに聞いてみたら、あそこは別料金がかかるとのこと。まぁそうだろうなぁ。

 ワインやカクテルなどを頼むが、なかなか来ない。その間にすでにげんごろう・ザリガニペアは絶好調。めちゃ盛り上がってる(笑)さぁ、酒が運ばれてきた。ザリガニ君は確かあまり飲めないはずなんだが…、また飲んでるよ。大丈夫かなぁ。改めてかんぱーい。なかなか美味なワイン。30分もしないうちに下山夫妻到着。そこで、うるさい中で改めて自己紹介を合コンちっくに(笑)音がうるさくてあまり聞こえなかったようだが(^^;。
ざりがに君ポーズ

ざりがに君ポーズ

 下山(妻)、到着するなりりえ公・池田さんとしゃべりまくり。人見知り、と言っていたのはウソだったようだ(笑)下山さんはややお疲れの様子。とはいえ、1時間早く着いたのはラッキーだったとのこと。部屋は思った以上に狭かったと言っていた(笑)僕らは部屋にガウンや傘、ウェルカムフルーツがあったよ、と言うと、他の部屋の人たちはみな無いという。どうも高い値段だしてるから差別化されていたみたいだ。とはいえ、一番安い料金で泊まっている人達の2倍近くだしてるからなぁ。サービスいらないから安くして欲しかった…。

 しゃべり倒し、ワインもいつの間にかさらに追加オーダーした分も無くなっていた…。そして気がつけば1時近く。遊び倒したのでそろそろ帰ることにする。支払いをしたら、一人HK$200しなかった。どうも、席のチャージ料を7人分しか取られてなかったようだ。ラッキー。下に降りて、タクシーに分乗して九龍ホテルまで帰宅。明日はいよいよトラムツアー。基本は15時45分に中環の○○前集合で、お昼も適当に集まれる人は集まって食べることにした。ということで、エレベータの中でみんなとお別れ。おやすみなさい。

 僕らも部屋に戻ってそのままおやすみ。すーが、明日も朝7時に起きて課題をやるから…。大変なのでさっさと寝ることにした。


翌日へ…