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朝は9時に目が覚めた。普段は部屋が暑くて何度も起きるので、ここまでぐっすり寝れたのは久しぶり。昨日完徹だったのと、ホテルの部屋が寒い(笑)のが原因と思われる。でも外は雨。ということでもう少しまどろむ…。
11時前にベッドから出て準備。結局今日も雨の様子。しょうがない。今日はブランチから始めることにするか。ガイドを見て、スターフェリー乗り場前の星光行の中にある、美心系列のお店『翠園酒家』で飲茶することにした。 11時半過ぎにお店に到着。しかし、一人で飲茶はやっぱり沢山は食べられないしなぁ、と思い直し、次回来たときに来ることにした。その代わりのお店は、海洋城内にある『翡翠拉麺小龍包』という、麺が美味しいというお店。担々麺と小龍包が美味しそう。『翠園酒家』を後にしてエスカレータを降りていくと、本屋さんの看板発見。お、このビルの中にあるのか、と思って探してみる。レストランへ直結するエスカレータでは行けず、2/Fの電脳街の中にある別のエスカレータで本屋さんへ行けた。3/F。 結構中は広い。新作本の辺りを見てみると…、『我的驕傲 2 - 偶像成長漸進式』とある。よく見るとTwinsと写っている美人さんの本。何だろう?と思って頁を繰ってみるも、中国語読めず…。がー、やっぱり大学時代にしっかり勉強しておくんだった、と真剣で後悔。英皇集団のタレントについて章立てていろいろ書かれている。書かれているタレント自身からも賛辞の頁が設けられている。この著者の「MAMI」とは何者?マネージャー?しかし奥付にも特に記載なし。英皇集団関係者だろうとは予想がつくけど。読めない本を買ってもしょうがないので、とりあえず買わず。 他にも、梁詠[王其]と楊采[女尼](チャーリー・ヤン)の『交換成長日記』発見。これまた読めず…。くやしいー。しかしこの二人、仲がよいのね。ふーむ。やはり広東語、真剣に勉強しよう。 お腹が空いてきたので本屋を後にして、『翡翠拉麺小龍包』へ移動。結構混んでいるらしく、2人掛けのテーブルで相席。前は香港人の女性。気にせず、担々麺と小龍包をオーダー。オーダーするとき「またか(笑)」という感じで笑われた。ガイドを見て同じオーダーする日本人観光客が多いのだろう。
さて、ここに来る途中で、本屋さんとCD屋さん、それから『恵康(Wellcome)』を発見していたので、そちらを見て回る。『恵康』で、月餅でもあれば、と思ったけど無かったのでさっさと出る。CD屋では値段のチェック。昨日のお店の方が安かったので一安心(笑)ピックアップされておいてあるアーティストはHMVとほぼ同様。やっぱりF.I.Rは売れているんだなぁ。 次に本屋さん。大半の部分が洋書、というか英語の本。ちょこっとだけ中文の本があって、そこに先ほどの本屋で見かけた『我的驕傲』を発見!奥付を見てみると…、やっぱり英皇集団関係者。タレント部門の総経、とか書かれているので、ジェネラルマネージャーなんだろう。美人でやり手、香港映画で出てくる典型的なキャラっぽいなぁ。しかし読めないのは辛い…。ちなみにここでは謝霆鋒(ニコラス・ツェー)の本もあった。彼も今は英皇集団所属なんだよね。英皇集団はうはうはだなぁ。 次に、DFSへ。相方に頼まれていた化粧品を探しに。しかし残念なことに置いてなかった。そして道を渡って中国系デパートの『裕華國貨』へ。ここでも月餅を探してみた。1/Fで見つけたけど、1個がでかい!そして高い。こりゃダメだ。諦める。HMVへ再度ゴー。 昨日『廣視軟件専門店』で見つからなかった、劉徳華の新作と王菲のベスト、F.I.R等を購入。そしてそのままホテルへ戻って荷物を置く。14時過ぎだが、雨のためこれといってやることもない。とはいえ、部屋にいるのももったいない、というか九龍酒店じゃホテルステイを楽しむというわけにもいかない。あまりお腹は空いてないが、下午茶(アフタヌーンティー)を楽しむことにしよう。とはいえ半島酒店は何度も行っているし、香港洲際酒店(Inter Continental Hong Kong)も前回行ったので芸がない。君悦酒店(Grand Hyatt)か文華東方酒店(Mandarin Oriental Hong Kong)が候補ではあったのだけど、雨の中香港島に渡る気力も出ない上、昨日から履いている白のズボンが裾はどろどろで、高級ホテルは行くのがためらわれる。 ガイドを見て研究した結果、海沿酒店に行くことにした。この九龍酒店と系列だし。って関係ないか。場所が紅[石勘](ホンアム)の方なので、地鐵などでは行きづらい。そこの下午茶はHK$88と非常に安いので、的士でさっくり向かうことにした。 的士で15分ほど、HK$40ほどかけて到着。思ったより遠いなぁ。この近くには祭瀾美食坊(ワンポアグルメプレイス)というレストラン街がある。行ってみたかったが、外を歩かないとホテルからは行けない様子…。残念。ホテルについてすぐにカフェに行くが、なんと満席。ガイドには尖沙咀から遠いので穴場、と書いてあったのに!このホテルの客が、外に出るのを億劫がって下午茶に来ているのだろう…。またここは14時半とやや早めに下午茶が始まるので、遅れを取ったのもある。しょうがないので30分ほど絵はがきを書きながら待ってみた。が、全然空く様子はない。もう16時になるというのに。待っていてもしょうがないので、諦めて凱悦酒店(Hyatt Regency HongKong)に行くことにした。また的士にて。うーむ、なんのためにココまで来たんだか…。
行ってみたらぼろっちいビルの2/F。待ちのお客はいない様子。ソファに座ってメニューを貰いながら、漢方のフットバスを用意してくれる。ズボンの裾を挙げるときにおばちゃんが何か言っていたので、汚い裾だとでも言ったのかと思って申し訳なく思う。でもこのズボンは捨てて帰るから安心して(?)。さてメニューだが、いろいろ勧められた結果、ディスカウントされてHK$400のフット&ボディマッサージ1時間半コースにした。昨日HK$280を高いと思ったくせに…。ま、こっちの時間の方がが長いしね。 個室に案内され、「それハズシテ」と言われる。何を外すのか?と思ったら、ズボンを脱げと言うことらしい。汚い格好でベッドに上がるなということか。まぁ理解できるので脱いで渡すと、部屋の外に持って行ってしまった。まぁいいや。ポケットのモノは出せと言われていたので全部出してあるし。ベッドに横たわってまずはボディマッサージから。足から来るかと思ったのでちょっとビックリ。 昨日のお兄ちゃんより、今日のおばちゃんの方が力強い。かなりゴリゴリ押してくる。ボディマッサージが終わったらそのまま仰向けになってフットマッサージ。これまた痛い!それだけ体が弱ってるということか。日頃の不摂生を反省。 しっかり1時間半のマッサージを受けた。終了後ズボンを持ってきてくれたが「乾かしたから」と渡してくれた。そうか。裾めくったとき濡れていたから、乾かしてくれたんだ。サービスの良さに感動。ありがとう。ズボンをはいて、コップ1杯のお湯をもらった。もう19時過ぎ。体もかなり軽くなったし、ズボンも乾いたしで、結構気力がわいてきた。そのため昨日諦めた信和中心に行ってみることにした。お金を払ってマッサージ屋を後に。 地鐵に向かう前に、Giordanoへ寄ることにする。入り口付近はディズニー系の服ばかりだが、奥はそうではなかった。ここでベルトとTシャツを2枚購入。Tシャツはサイズがなかったので店員に言ったら倉庫から持ってきてくれた。多謝。 結構荷物がかさばるのと、トイレに行きたくなったのでいったんホテルに戻る。戻るときも、外を歩くとせっかく乾いたズボンが台無し。なので地鐵の地下道をずーっと抜けて濡れずにホテル戻る。用を済ませて、また地下道で地鐵へ。そして油麻地まで。 油麻地から歩いて彌敦道(Nathan Rd.)を北上。みんな歩道でも建物のすぐ脇しか歩かない。軒下だから雨に濡れないのかな、と思っていた矢先にバシャッ!走っていたバスが水たまりを走ってその水が飛んできたのだ!だからみんな端っこを歩くのか…。せっかく乾かしてもらったのに〜。僕も端っこを歩こう、大人しく…。 信和中心にやってきた。が、なんか以前より活気がない?上がってみたら分かった。3/F、4/Fの大半がクローズされて、借り手を捜している状態。ここは以前はAVが中心のフロア。もっと前はそうでもなかったけど、年々AVを扱う店が多くなっていったが、それらが一斉にいなくなっていた。昨年末くらいから何度も大規模な手入れが入ったというのはmixiの「信和中心」というコミュニティでも流れていたのだが、今や完全に壊滅状態。手入れの度に何度も復活している、とは聞いていたが、どこの店も借り手募集の不動産屋による張り紙があるので、今度こそだめだろう。まともなお店しか入れないかな。そもそも賃料の相場が上がりつつある、という話も聞くので、違法AVのVCDやDVDの薄利多売では店舗の維持も難しかったのかも。 下に降りてみても、1/F、2/Fも6割程度しか空いてない。ここもAV店が進出していたのか、賃料値上がりで出て行ったのか。これだから活気が無いんだね。残ったお店は日本のグラビア雑誌・写真集を扱っているか、タレントの生写真を扱っているか、ドラマのVCD/DVDを扱っているか、ゲームか。そんなとこ。昔の信和中心らしい店ばかり。しかし決定的に変わっていたのが、かつては日本のドラマ、タレントだらけだったのが見る影もなく、ほぼ全て韓流スターに入れ替わっていること!香港人の商魂たくましさはさすが。元々日本の韓流ブームはアジアの中でもかなり遅い部類で、香港でも当然早い時期から韓流が入っていたので、信和中心のこの状態はすでに当然、なんだろう。僕が久しぶりにここに来たのでびっくりしただけか。 しかし韓流スター、全て漢字名なのが非常に新鮮。李英愛はイ・ヨンエだし、宋慧喬はソン・ヘギョ。うーむ。ここではヨン様ことペ・ヨンジュンよりも、圧倒的に李英愛が大人気。それもそのはず、『大長今(チャングムの誓い)』が48%を超える視聴率で、つい最近も来港したばかり。他には全智賢(チョン・ジヒョン)、そして彩琳(チェリム)。僕の好きな女優さんばかり。特に彩琳は日本ではあまり知られていないが、彼女は韓流ブームの先駆けである『イヴの全て』で主演。同じく主演の張東健(チャン・ドンゴン)ばかりがクローズアップされてたが。キャリアも14歳からスタートしている、韓国では有名な女優さんなのだった。 一通り見て回ったが、信和中心の時代は終わったのかな、と思いつつ、B1/Fに降りてみる。ここは日本のCDなどを扱っているお店が多い。このフロア、初めて来たなぁ、そういえば。ふと並んでいるCDを見ると、倉木麻衣の「FUSE OF LOVE」がある。あれ、これって5日後に発売では…?と思って手に取ってみると、しっかり24日が発売日に。っていうか本物ジャン!なんで発売前の日本版のCDがここに売ってるんだ?!入手ルートがあるのがすごい。そのままレジに行きそうになったが(笑)、値段を見るとHK$260から200へディスカウントされていた。しかしそれでも日本円で約3,000円。これだったら日本のHMVで買ってポイント貯めた方がお得。ということで我慢した。 次にスニーカー街へ。向かう途中本屋発見。また入ってみる。小さいながらも新作は一通り他のお店と同じモノがあった。しかしココで初めて発見した本もある。『電車男』!まさか翻訳されているとは思わなかった。思わず見てみたが、全て繁体字に変換済み(笑)ちゃんとアスキーアートも健在。この翻訳は素晴らしいね。是非買って帰りたいところだが、我慢した。 さて、スニーカー街ではランニング中に使える、ストップウォッチ機能付きの防水時計を買おうともくろむ。5,000円以下なら即決だな、と思いつつ探し回ってみるが、全然置いてない。やはりスニーカー街だからか?無理に買う必要もないので早々に諦める。そろそろ21時。お腹も空いてきたから尖沙咀に戻るとするか。 尖沙咀に戻って、今夜は『覇王山荘』というお店。茶餐廳を少しきれいにした感じのようだ。漆咸道南(Chatham Rd. S.)の方なので遠いのだが、雨の中頑張って行ってみる。食のためだし。行ってみたら、思ったより全然キレイ。ファミレスみたい。メニューも日本語書いてあったし。どれにしようか迷ったが、雲呑が食べたくなり、また麺類をオーダー。上海風雲呑麺と、小龍包も(笑)昼と同じだなぁ。
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翌日へ…
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