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今回のトラムツアーはようやく念願叶って秋開催。そう、大閘蟹(上海蟹)の季節!元々はこの季節に蟹を絡めてやりたかったのだが、諸処の事情で今の今まで延びてしまった。今回こそ、ということで7月の時点で赤いアンティークトラムをブッキング。そしてさらに今回は時間を1時間増やして3時間にした。ゆったりと過ごしたいと思ったので。トイレだけが心配だが。
ブッキングと平行して、参加者募集。いろいろ声をかけて、ML作って意見交換などをしてきたが、やむなく来れない方も出て、結局16人が参加となった。目標の20人越えは難しかった。簡単に参加者の日程をば。
いつもの通り、僕の役割はトラムツアーとその夜の夕飯の準備まで。それ以外は各自にお任せ。人によって休みを取れる都合や好きなホテル、航空会社が違うからね。無理に全員せーので合わせる必要も無いでしょう。ちなみに上記表で名前の横に「*」があるのは、現地で利用できるケイタイを持っている人。持っていないのはりえ公夫妻とゆーこさんだけだったので、各自の都合に合わせてその場で行動プランを立てられるのは便利。 さて、最近多いのだがまた前日は完徹。トラム内でかけるCDの選曲に時間がかかってしまい、直前まで作業。むーん。ある程度予想していたけど、流石に疲れるわ。始発の次の電車で出発。今回はこの旅行以降で使おうと、新しいスーツケースも用意。ガラガラ引いて歩いた。 8時前に成田空港到着。これが意外に混んでいた。この時期休み取りやすいのかな?翌週が飛び石連休だからそちらのほうが良いと思うんだけどね。トラムツアーもそれに合わせられればもっと人が集まったかもしれないけど、11月3日が友達の結婚式に招かれていたので最初からNGだったのだ。 JALのカウンタでチェックイン。非常口席を依頼するも、満席のためNG。その上スーツケースの重さを量られ、14kgのため重量オーバー。預けざるを得なくなってしまった…。預けなくてもよい大きさのモノを選んだのに…。残念。中にフォトプリンタが入っているので丁寧に扱うようお願いしておいた。ムダだと思うけど…。 軽く朝食を食べるために前回の香港一人旅の時と同様、ロイヤル系列のお店でクロワッサンとコーヒーをオーダー。のんびりしていたら時間の余裕が無くなってきたので、食べ終わり次第すぐに出国審査場へ。 ここも混んでいた。パスポートは今回もページ指定。着実に白紙のページを減らしている。今回のフライトのゲートに行くと、確かに人がうじゃうじゃいる。香港迪士尼樂園(香港ディズニーランド)目当ても少なくないんだろうな。暫くすると搭乗開始。当然優先搭乗でさっさと入っておく。 荷物を頭上のコンパートメントに入れて座っていると…、どうも満席というのはウソ、のようだ。キャンセルが出ただけ、かもしれないが、それにしても8割程度。2割は空いていた。非常口席は満席だったが。荷物を預けるときも、満席だから見逃せない、と言われたのに、これならハンドキャリーでも良かったんじゃないの?と思う。今更仕方がないのだけど。 飛行機が動き出す前には既にぐっすり。食事タイムでしっかり食べて、白ワインを飲んで再度おやすみ。気がつけばランディング。あっという間に香港へ。そういえば機内でやっていた、現在飛んでいるエリアの地図が新しくなっていて、今までより高精度のグラフィックになっていた。そしてなぜか日本語・ハングル・繁体字の順で案内が。香港行きなんだからハングルは要らないのでは? 昨日到着していたK'からの報告によると昼間は30度まで気温が上がるらしい。それを見越して重ね着していたシャツをぬいて、TシャツとGジャンで飛行機を降りる。入国審査に行く前に免税店でワインを下調べ。香港は酒税が高いため、免税店で買うとお得かも、というのがあとべさん情報だったので。しかし安くてもHK$260くらいする。街中のスーパーなら酒税込みでもHK$10くらいで買えちゃう(もちろん高級ブランドではないが)ので、それで十分と判断。ココでは買わずに入国審査へ。 さっくり入国審査を終え、スーツケースをピックアップ。ああっー、傷ついてるジャン!やっぱりかなり手荒に扱うんだな…。買ったばかりなので悲しくなるが、この手のクレームは受け付けてくれないので諦めて機上快速乗り場へ。おっとその前に切符を買わねば。片道切符なら自販機でも買えるが、往復の場合有人のカウンタでないとダメの様子。前に5人くらい並んでいたけど、今日はそんなに急いでいないので待つことにした。 チケット買って機上快速乗り場へ。今回は前回支払ったトラム代をみんなから回収するため、現金を引き出す必要なし。ま、前回の旅行でHK$300程余っていたし、とりあえずこれで十分。10分ほど待って、来た機上快速で一路九龍へ。途中、青衣の手前で迪士尼線の駅を発見。迪士尼列車が停まっていた。 九龍駅に着き、すぐに的士乗り場へ。人はあまり並んでいない。5分程度で自分の番に。的士のトランクにスーツケースを入れて、いざ旺角へ。しかし的士の運転手、旺角は分かってくれたけど朗豪坊を分かってくれない。ガイドブックはスーツケースの中だし…、どうしよう?と思っていたら、紙とペンを貸してくれたので、アルファベットで「Langham Place Hotel Mongkok」と書いたらようやく分かってくれた模様。 途中結構渋滞していて、20分程度かかって香港旺角朗豪酒店(ランガムプレイスホテル旺角)到着。結局空港を出たのが14時頃、ホテル到着が15時ちょい前。約1時間かかった計算。明日到着するゆーこさんが心配。香港に来るの初めてで、今回は同室予定だったいしいさんが急遽キャンセルになったため、一人旅だし。これはホテル待ち合わせにして僕が向かえに行く必要があるかな、などと算段する。 的士を降りたらポーターがスーツケースを出してくれて預かってくれた。預かり証をもらっていったんロビーへ向かう。1Fエレベータホールにはとってもかわいい案内嬢がいて、わざわざエレベータの開け閉め等してくれる。香港でこういうサービスを受けれるとは思わなかった。過剰だとは思うけど。 ロビー階にあるコンシェルジュで、クラブラウンジでのチェックインが出来るのかどうか聞いてみた。僕の名前を確認した上で、クラブラウンジにてチェックインしてください、というので36Fへ上がる。一見普通のフロアの廊下のようだが、しっかりクラブラウンジがあった。入ったら僕の名前が当然連絡されており、すぐにチェックイン。今日の夜中にいわもとさんといけがみさんが到着し、一緒の部屋に泊まるため、僕がいなくても入れるように鍵を渡すよう依頼を出しておく。念のために名前を書いておいてくれ、というのでそれぞれ「Mr.」をつけて名前を書いて渡しておいた。
呼び鈴が鳴るので出ると、1Fで預けた荷物をポーターが運んでくれた。多謝。しかし、この部屋は困ったことにベッドがキング1つと、エクストラが1つだった。予約時にツインにして欲しいと伝えていたんだけどね。これだと寝るのが辛いので、部屋を変えてもらうべくクラブラウンジの担当者へ電話。 残念ながら部屋は埋まっていて変更できず。その代わりハウスキーパーに何とか出来ないか依頼する、ということだったのでいったん引き下がる。ハウスキーパーと相談してなんとかなるのかな?と思って再度ベッドを見ると、実はこのキングはシングル2つをくっつけて、その上にキングのマットレスを置いていた。なるほど、これならマットレスを交換すればなんとかなりそうだ。電話切って5分もしないうちにハウスキーパーさん登場。早速分離作業を開始してくれた。良かった良かった。 日本時間でまだ16時半なので、いわもとさんいけがみさんがまだ捕まるはず。ケイタイで電話して、ベッドはツインにしてもらった上、鍵はクラブラウンジでもらえる旨連絡しておく。 その後すぐにケイタイに電話が入る。しもやま(夫)さんからだった。お腹の調子が悪く部屋に戻っているとのこと。だったら電話代ももったいないし、Suiteも見たいというのでウチの部屋に来てもらうことにした。5分も立たずに登場。ベッド変更の傍ら部屋の寸評会(笑)あれこれ話しているウチに30分ほど。ベッド変更も終わったし、いったん外に出かけることにする。しもやま夫妻はまだ暫く部屋にいるとのこと。 また今夜の夕食はしもやま夫妻にお任せしていた。しかし『譽滿坊』の予定でコンシェルジュに予約を依頼したら、夜は飲茶をやっていないと言われ、おかしいと思いつつスターフェリー乗り場近くの『北京樓』を勧めてもらったので、そこに変更したとのこと。『譽滿坊』は24時間飲茶サービス、というのがウリだと聞いていたんだけどねぇ。まぁ『北京樓』は美心系列で間違いは無さそうだから良いか。 しもやま夫妻が帰った後、軽く用意してまずはクラブラウンジへ。PCでメールをチェックしておきたかったから。自分のPCを使うと有料なので(^^;、ここで無料のPCを使っておく。2台PCと1台Mac。今はMacだけが空いていたが、システム設定なども全て日本語表示!すばらしい。ということで早速メールボックスとmixiを確認。いくつかメールを出しておいた。 時計を見るともう16時半。のんびりしている場合じゃないな。お腹が空いてるし。出発。旺角周辺でお粥屋さんを探しつつ、先達廣場や旺角電脳中心等の近くを回るが、怪しげなお店よりも腹ごしらえに集中することにした。結構歩いて探したが、これというお粥屋さんは見つからず。油麻地まで行けばあるのはわかっているのだが、その手前に吉野家発見。久しぶりに吉牛食べることにした。
灣仔に着いたら駱克道を西に歩くと、地鐵の灣仔駅がある。さらに西へ進むと明日の夕食のお店、『留園雅叙』に着く。この道は昔ながらのキャバレーなどが多くてあまり雰囲気は良くないが、『留園雅叙』が入っているビルは新しいようで、こぎれいだった。地鐵からも数分なので一度来ればわかりやすい。道2本南に行けばトラムの路線にもぶつかるので、明日はトラムで灣仔まで来れば問題無さそう。 この時点で19時。買い物がかさばるのでいったんホテルに戻って荷物を置くことにした。地鐵で旺角まで。ホテルに着いたら19時半。尖沙咀での待ち合わせが19時45分。うーん、これはもう間に合わないな。『幻彩詠香江(シンフォニーオブライツ)』は諦めるか。そんなときにK'から電話。尖沙咀にいてまだ誰とも合流してないけど、『幻彩詠香江』は一緒に見たいとのこと。僕は遅れるのでしもやま(夫)さんとコンタクト取ってもらうようお願いする。レストランも尖沙咀に変更になった旨伝えておいた。そしてちょっと荷物を整理して、20時くらいにホテルを出る。 出る前にしもやま(夫)さんへSMSにて遅れる旨連絡。そして地鐵で尖沙咀へ。今日は結構乗っているなぁ。尖沙咀で海側に出るため地下道で移動。そしたら香港洲際酒店(インターコンチネンタル香港)の下あたりに当たる部分、今まで工事中だったのがSOGOになっていて驚いた。しかも字が青い。コーポレートカラーが赤だったと思ったんだけど…。香港では青にイメチェンか?ともかく新しくオープンしてお客もそこそこ入っているショッピングスペースを脇目に地上に出る。丁度20時15分くらい。
ついでに、まだ日本にいるゆーこさんに電話。JSTで21時だったけど、留守電になったので、明日の待ち合わせをホテルにしましょう、これ聞いたらメール入れておいてねと吹き込んでおく。 さて、それでは夕食にしよう。スターフェリー乗り場へ移動し、『北京樓』へ。超満員でビックリ。予約入れておいてもらって良かった。1つの円卓にて全員着席。適当にオーダーすることに。今日のメインディッシュ、考えていなかったけどメニューにあったので北京ダック。しもやま(妻)さんの強い指示があったし(笑) 僕らの座ったテーブルの真横で、麺作りのパフォーマンス。愛嬌ない麺職人が一生懸命麺を作っている。欧米人写真撮りまくり。パフォーマンス終了後、テーブル毎どっかに移動していった。あのままずっとやられたら結構じゃまなので内心安心(笑)しかし作った麺はどうもパフォーマンス用で食用では無さそう…。何度も使い回している模様。 きべさんたなかさんは明日朝イチでマカオに向かう予定とのこと。ちょっと無理じゃない?という意見が続出だが、K'から「ヘリ」なら無問題だと勧められる…。明日とりあえず7時に起きてから考えるとのこと。
僕の個人的な趣味で、『北京道1號』にある『AQUA』へ移動。このビル初めて入ったが、出来たばかりだけあってキレイ。そして『AQUA』は2層あり、上のフロアは半分ダンスフロアでガンガンに音楽がかかっていた。雰囲気は大好きだが混みすぎのうえ、しゃべるにはうるさすぎ。こりゃダメだということで、いつものように香港喜來登酒店の『Sky Lounge』へ移動、あっさり入れる。まぁそこそこ客は入っているけど。
おしゃべりの最中、しもやま(夫)さんがケイタイでみうらさんと連絡取り合う。彼女が泊まる場所から香港喜來登酒店までは徒歩でも10分かからない程度。彌敦道を南下するだけだから特に危険も無いと思うが、しもやま夫妻は女性一人だから的士使った方が良いよと勧めていた。暫くすると着いたとの連絡があり、しもやま(夫)さんが迎えに行った、 みうらさん合流。やはり歩いてきたらしい。自己紹介をしてもらったら、僕の課のお客さんだった…。うーむ、世の中狭い。その後わたるさんから到着の連絡アリ、ホテルに着いたらまた連絡くれるとのこと。ホテルは香港洲際酒店だから、香港喜來登酒店は目の前。さらにいわもとさんいけがみさんからも連絡アリ。クラブラウンジが0時で営業終了のため、いったんロビー階まで戻ってチェックインしたとのこと。ごめんなさーい。そしてこちらに合流するとのこと。 0時半頃いわもとさんいけがみさん合流。自己紹介してもらいつつ、わたるさんからの連絡を気にしてみる。多分部屋について寝ちゃったんだろうけど(笑)結局2時くらいまで呑んでて、閉店ということで帰ることに。外に出てみんなとお別れして的士乗り込むも、Noと言われる。この的士、香港島行きとのこと。行き先が決まっているとは。営業エリアが違うんだろうね。仕方がないので道を渡って半島酒店前に移動して流れの的士を拾い、ホテルへ戻る。
食べ終わってホテルに戻る。早速DVDの起動確認。昼間買ったF.I.R.のPV集を入れてみる。おおー、ちゃんと動いた。TVもキレイ。いやぁ、こりゃホテルライフが楽しくて外に出なくなっちゃうよ(笑)PV集見ながら明日の予定を話し合う。いけがみさんは早朝からプールとのこと。さすが元水泳部。僕は朝ご飯要らないから2人で食べてもらうことにして、9時まで寝ることに。そうそう、この部屋はエクストラベッドはいれているが、朝食などのサービスはあくまで2人分のみ。3人分にする場合はHK$110/day別途かかると、チェックイン時に説明されていたのだった。ま、朝食は外でも良いので追加は無し。 今日は僕がエクストラベッドで寝ることにした。エクストラベッドはリビングルームの窓のすぐ脇にセットされたため、夜景を眺めながら寝られる。非常に幸福感があるなぁ、これ。そして多機能IP電話機の目覚まし機能を利用して明日起きることに。念のために試してみるが、なんと消し方が分からずスヌーズ機能が働き何度も目覚ましが鳴り続けてしまった…。2人に大変迷惑をかけてこの日はお休み。既に3時半過ぎ…。初日から遊びすぎだ。
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翌日へ…
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