香港トラムツアー 2005

春〜Spring〜 1日目


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 「3月の3連休に香港に行くのだけど…」。全てはココから始まった。MakeITの岩本さんから香港情報の問い合わせメール。丁度僕も、その時期相方が研修で忙しいとのことで、一人旅の計画を考えていたところだった。香港は正直盲点だった。僕としたことが!

 実は昨年のウチにJALのマイル割引キャンペーンを使って、2月出発の航空券を発券済だったのだが、もはや2月は仕事が忙しすぎて休めないことが判明していた。そこでこのチケットをすぐさま3月に振り替え。3連休を挟む5日間の旅とした。

 その作業をしている最中にふれあい祭の藤村さんからも同時期香港へ行くとのメールが入る。岩本組が3人、藤村組が2人。僕をいれて6人。もう少し誘えばトラムツアー、行けるかも。そんな野望が芽生えたのが1月中旬。とりあえずいつものメンバーから最近仲良くなった人まで、片っ端から誘ってみた。

 結局引っかかったのはほぼいつものメンバーなわけだけど(笑)、なんとか9人まで増やすことが出来た。前回のトラムツアー参加者でもある、RCCのげんごろう・K'。そして前回参加してくれた下山さんの友人で、昨年不参加の木部さん。これで今回は確定。例によって現地集合現地解散の旅。日程毎に以下にまとめてみる

名前到着
岩本組17日夜
こーじ・げんごろう・きべさん18日夜
藤村組・K'19日昼過ぎ

 前回に比べてシンプルのように見えるが、「組」としていない連中は到着日が一緒でも航空会社や帰国日が違う(^^;。

 今回も1月下旬にはHongkong Tramways LimitedのPrivate Party部門へメールにて予約申込。17時から希望にしたが、空いていなかったため17時半から2時間となる。今回は僕が前日夜到着のため、入金は当日午前中でOKを頂いた。非常に柔軟に対応してもらい、多謝。今回はアンティークトラム(緑)タイプを押さえた。2階のオープンデッキが車両の前後にあり、屋根付き部分が中央のみとなる。

 昨年同様MLを立て、「旅のしおり」を作成し、事前顔合わせも実施。去年に比べ人が少なかったのと、「たまたま同時期に香港行くからトラムも乗るか」という意識もあり、去年ほどMLでもヒートアップはしなかった。げんごろうががんばって盛り上げてくれていたけどね。

 僕は、実に1年ぶりの香港で、さらに前回の海外旅行(2004年9月の上海)以来半年以上のブランクで、超久し振りの旅行にドキドキしていた。1週間前から既に心は香港へ(笑)仕事も手につかず。でもなんとか休みの前日までに仕事も一段落つけることが出来たので、心おきなく出発できる。あまりの興奮のあまり、前日夜は録画しておいた『A計画(邦題:プロジェクトA)』を、当日朝からは現在封切り中の『新警察故事(邦題:ニュー・ポリスストーリー)』を鑑賞してから、成田へ向かった(笑)

 よくよく考えてみると、成田に来るのも実は1年ぶり。昨年のソウルは羽田から、上海は関空からだったから。しかも今回は第2ターミナル。JALだからね。しかし今日の新聞に、最近のJALの連続事故未遂のため兼子さんが代表権を返上するなどの引責人事を発表していた…。今日のフライト大丈夫かな??

 エコノミーのチェックインカウンタはそこそこ並んでいた。一応JALマイレージクラブのCrystalカードを持っていたので、ビジネスクラスのカウンタでチェックインできないか聞いてみたけど、ダメだった…。もっと上のランクを目指そう。座席は非常口席を依頼。OKだった。ラッキー。足伸ばせるから楽なんだよね。

 チェックイン後、JCBカードカウンタに行ってウェットティッシュをもらおう、と思ったら…、もうウェットティッシュを配るサービスは無い様子…。残念。搭乗まで30分無かったので、もうゲートへ向かおう。

 ゲートではCrystalカードで優先搭乗できた。持ってるモノは使っておかないとね。ってあれ?やっぱりチェックインでも使えたんじゃないの…?まぁいいや。さっさと入って座席へ。今回は余り眠くないのでとりあえず雑誌を読みながら出発を待つ。

 気がつけば出発。食事はなかなか美味しかった。暫く眠っていると、もう香港上空。久し振りだ〜。飛行機を降りると割と暖かい。今日は着こみすぎたかな。まぁいいや、サクッと市内へ向かおう。八達通の残高を確認後、バス乗り場へ。外に出ると今度は涼しい。服選びは間違ってなかったようだ。あーっと、目の前で尖沙咀行きバスが行ってしまった。次は12分後。しょうがない。

 次のバスで、2階の1番前に陣取る。そしてちと相方に電話。それから岩本さんからかかってきた。既に結構飲んでいる上、腰を痛めたのでもうホテルに戻るそうな。明日お昼食べましょう、と約束。そうこうしているうちに市内に。相変わらず、23時過ぎなのに人出がすごい。皆さん宵っ張りだからね。

 今日の宿は帝國酒店。その目の前にあるスポーツジムの看板に注目!ジャッキーのジムとは。チェックインでは、ちゃんと3人で予約されていることを確認。部屋に入ろうとしたら、丁度ホテルの人がエクストラベッドを持ってきてくれた。エクストラベッドのセッティングをじっくり見させてもらったけど、さすが職人。上手いね。さて、今夜はげんごろうと木部さんが一緒に泊まるのだけど、そろそろ彼らも到着する頃。ちと木部さんに電話してみた。丁度到着したらしい。また後で電話くれる、とのことなので、ちょいと夜の香港をそぞろ歩きすることに。
成龍のジム

成龍のジム

 まずは、バス停から帝國酒店までの間にあった、CD/DVD屋。Twinsの新しいアルバムもあったし、今日見た『新警察故事』もあった。値段だけチェックして、今日は買わず。それから明日の夜は火鍋が良い、というリクエストがあったので、Webで調べたお店の場所を確認しに向かった。ややわかりにくいかも、と思っていたけど、あっさり発見。21時以降入店だとHK$58!安〜い。これは決まりかな(笑)

クラブ街

クラブ街
 来たときとは違う道で帝國酒店へ向かう。そうすると、クラブが沢山ある通りに出る。こんなところにもあったのね。蘭桂坊に比べると若干暗い感じがするけど。ジモティと一緒じゃないと入りにくいな。

 ホテルに戻ってみると0時近く。よく見ると部屋でWiFiが入るらしい。意外に進んでいるじゃないか、帝國酒店。早速ノートPC取り出してつなげてみるが、IDとパスワードを入れないと先に進めない仕組み。どうやら有料のようだ。とりあえず今日は止めておこう。そんなことをしているウチに木部さんから電話。ホテルに着いたとのこと。503号へ直接来てもらうようにお願いした。

 げんごろうも木部さんも部屋に入ってビックリした様子。まぁ、この手のレベルの宿に泊まることは滅多にないだろうからねぇ、三十路前後ともなると。僕は過去に泊まった経験があるから「想定の範囲内」だったけど。

 荷物を置いて、早速軽く飲みに行くことにした。帝國酒店の隣にアイリッシュパブがあったのだけど、せっかくだから夜景がきれいな方が良い、という意見もあり、明日泊まる予定の香港喜来登酒店(Sheraton Hong Kong Hotel & Towers)のSky Loungeに向かう。個人的に好きなバーなので嬉しい。最後に入ったのはもりもりとSARS騒ぎ直後に行った時かな。

 閉店時間が気になったけど、入り口の案内を見ると2時までOKだった。あと1時間ほど。すぐにラストオーダーになりそうだけど、初日だし良いでしょう。時間が時間だけにかなーり空いていた。しかもそこかしこで日本語が飛び交っていた…。もはや日本人しか客はいないのか…。

 まぁ空いていたおかげで夜景のばっちり見える良い席に案内された。とりあえず飲み物をオーダー。フードについても、メニューを持ってきてくれたお兄ちゃんがいろいろ説明してくれていたのだけど、別の女性にオーダーすると「フードは23時まで」と言われてしまった…。あの兄ちゃんの説明はいったい…。とりあえず1杯目かんぱーい。夜景を見ながら男3人…。そして明日のトラムの話や過去の香港旅行の話などで盛り上がる。

 1杯目を飲み終わる前にラストオーダーのお時間が。とりあえず1杯だけではミニマムチャージにも届かないので、もう1杯頼むことにした。オリジナルカクテル等。卵の白身を使ったカクテルを選んだら、ホントにその味だけが口に残るカクテルだった。うーむ。

 2杯目飲み終えたら2時近く。明日は8時には起きて準備して、出かけるので、そろそろお開きにしよう。帝國酒店に戻って着替えてすぐ就寝。シャワーは明日の朝ね。


翌日へ…