香港大学訪問記 4日目


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Agenda
 今朝も7時半起床。昨日同様のパターンでメールチェックし、準備して8時半にはDelifranceへ。別のお店も考えたけど、結構気に入ったので。昨日と迷ったあげく昨日とは違うセットをオーダー。食べながら今日訪れる香港科技大学の情報をチェック。昨日は早く着きすぎたけど、今回は巴士を使う必要があるから、早すぎるってことはあるまい。

 MTRの将軍澳線の最終駅、賽[王林]駅まで約40分の旅。結構きれいな駅で、ショッピングセンター2つと直結。ここら辺に住んでも不自由は無さそう。尖沙咀までも40分程度だしね。さて、現金が残りわずかになってきたので、念のためにお金を降ろしておこう。作ったばかりのHSBCの口座から。ということでショッピングセンターでHSBC発見。さっそくキャッシュカードを使ってみる。もちろん、口座開設時に初期パスワード変更で既にATMは使ったんだけどね。

 無事現金取得。今度は入金も試してみないとね。とりあえず今日はこれまで。巴士站を探そう。ショッピングセンター1の方にあるようだが…、結構広い。そしてディレクトリマップが中々見あたらない。ようやく見つけたら、巴士站は真下、地階にあるとのこと。降りてみると結構大きな巴士站。いくつか停まっている巴士を確認すると、香港科技大学方面の巴士があった。早速そこに行ってみると、まだ出発時刻前だからか、巴士に乗ることは出来ず、皆さん外で待っている。列に並んで開くのを待つ。

 10時になったら乗車可能になった。あとは巴士に揺られていくだけ。一応行き先は電光表示板に出るので安心して乗っていられる。今回も2階の一番前に陣取る。10時5分に出発。多分20分程度かかるだろうから、まぁ時間的には丁度良い。

 一応『通用乗車地図』を見て、巴士站をいくつ過ぎれば香港科技大学に着くのか確認。あとは窓の外の風景を眺めながら、今日のビジットのシュミレーションを。香港科技大学からは履歴書が欲しい、と言われていたので、結構緊張していたのだ。

香港科技大学の前にて

香港科技大学の前にて
 20分ほどで大学到着。校門の目の前で停まってくれるので分かりやすい。そこから徒歩でキャンパスに入っていく。車ももちろん入れるけど許可が要るようだ。3,4分歩くと大きな建物の前にたどり着く。おお、やはり一番若い大学だけあってキレイだぞ。そして学生も沢山いる。ディレクトリマップを見ながらビジネススクールのアドミッションオフィスの位置を確認。結構奥の方にあるみたい。それでも、20分ほど余ってしまったので、ちょっとあちこちフラフラ見てみる。

 学内イントラネットに接続できる端末がちらほら。ブラウザもしっかり動いていて、日本のWebサイトも文字化け無しで見ることが出来た。telnetのボタンも付いていたが、まさかメールはtelnetで見なさい、じゃないよね…、今時。さて、そろそろ時間かな。アドミッションオフィスへ向かう。
キャンパス前

キャンパス前

 オフィスに入って、近くにいた人に今回訪問するキャリー氏を呼び出して貰う。アポが入っているのも確認してくれた。1,2分ですぐにキャリー氏登場。オフィスは一部工事中でエライ音たてていたので、学生用のラウンジに移動してお話を聞くことに。

 1時間ほど、学校の特色について聞く。彼女の手元に履歴書も印刷済だったが、現在のキャリアと今後のキャリア像について若干聞かれた程度。ちょっと拍子抜け。で、こちらからもいくつか質問させて貰って、終了。彼女はこの後別件があるため、在校生に学校案内して貰えるとのこと。そろそろ来るはずだけど、確認の電話してきます、と言ってオフィスに戻っていったキャリー氏。

 入れ違いに背の高い美人が現れておもむろに電話し始めた。あれっ、この美人さんがもしかして案内してくる子?と思ったらやっぱりそうだった。「You must be Koji, right?」とキタ。ラッキー。すぐにキャリー氏が戻ってきてくれて紹介してくれた。彼女はサラ。そしてすぐにもう1人、レベッカという女の子が来て、「美人2人にウチの大学の良いところを紹介させて貰うわね」といってキャリー氏はまた去っていった。

 とりあえず、図書館から見せて貰うことにしましょう。寮に関しては、2人とも寮住まいらしいけど、女の子の部屋見て良いの?と聞いたら、男子学生を後で紹介する、とのこと。ちょっと残念(笑)英語分からなかったフリして寮の中見せて貰えば良かったか。

 図書館はとても広くて近代的。その上、数階に渡って吹き抜けのオーシャンビュー!これは勉強やる気なくすね(笑)海眺めてぼーっとしそう。蔵書数もかなり多そう。ただしビジネススクールの学生はグループワークも多いのであまり図書館は利用しないとのこと。本借りてきて自室学習している人が多いんだそうだ。図書館内部にもいくつかグループワーク用にミーティングルームもある。

 図書館の次は、腹ごしらえ、ということで僕が中華を食べたいとリクエストしたら、大学の中とは思えない、きれいな中華レストランに連れて行ってくれた。オーダーは2人にお任せ。そして食事をしながらいろいろ聞かせて貰う。

 食事の後は、Consumer Marketingの授業を見学させて貰うことになった。ラッキー。少し学内を案内して貰った後、14時から授業参観。開始前にクラスメートを何人か紹介して貰う。授業後、またじっくり話を聞かせて貰うことにして、まずは授業に集中。

 教授はインド人の先生で、のっけから超早口…。でもネタはベネトンのCM効果について、という内容だったのでまぁ分かりやすい。30分ほど講義して、グループワークへ。その場でグループ決めて、僕もそこに放り込まれるのかと少しドキドキしたが(笑)、予めグループが決まっているとのことで、別室にグループ毎に集まって発表内容をディスカッション。僕はサラとレベッカのグループにお邪魔してディスカッションを聞かせて貰う。発言しようにもアサインメントを読んでないからちょっと出来なかった。残念。

 グループ毎に30分ほどで内容まとめて、また教室へ戻る。そして発表。発表後はまた教授による講義。これが16時過ぎまで。ここでいったん休憩で、20分ほど。その間、レベッカが別の棟に連れて行ってくれて、僕と同じようなキャリアの同級生、ルークを紹介してくれた。が、実際には若干違う職種だった。まぁそこはともかく、また改めて話を聞きたいのと彼は寮住まいとのことなので、寮も見学させて欲しかったので、授業後に再度会う約束をして、再び授業へ。

 授業は17時で終了。サラは用があるようでここでお別れ、帰って行った。レベッカが18時まで空いているという、インド出身のテジャを紹介してくれたので、彼にいろいろ質問。彼は元SAPのインプリ担当のコンサルだったとのことで、僕の仕事に近いところがあったため、キャリアパスについて的確なアドバイスを貰えた。

 18時でテジャが去っていった後、ルークと合流。学食にて夕飯食べながら、またキャリアパスについてアドバイスを貰う。その後寮を見学。2畳ほどの部屋にやはり驚きを隠せず…。ここで生活するイメージが湧かないんですけど(^^;。でも、寮に住めば同級生とも仲良くなれるし、グループワークもしやすいのは間違いないんだよね…。

 ルークとは部屋でお別れ。そして巴士站までレベッカが送ってくれた。帰りは緑の小巴にて彩虹に出るのが良いよ、と教えてくれた。巴士に乗り込むところでレベッカともお別れ。もう20時近くですっかり夜のとばりが降りていたが、非常に有意義なキャンパスビジットになった。

 確かに小巴早かった。あっという間に見覚えのある彩虹駅へ。ここからMTRで尖沙咀まで。本当は銅鑼灣に出て猫カフェに行きたかったのだが、ちょっと気力無し。いったん部屋に戻って荷物を入れ替え、隣のスターバックスへ。

 少しまったりした後、絵はがき職人と化す。気がつけば21時半。おお、良い時間だ。ということで、一昨日行った『大班足浴』へ。また全身マッサージをお願いするのだ。今日は結構混んでいる。フットバスで15分ほど待っていると…、私服の男性が向かえに来る…。ま、また助っ人じゃないの〜?やっぱりこの男性がマッサージしてくれるようだ。助っ人だったか…。一昨日とは全然違う方法でマッサージ。悪くはないんだけどね…。

 ホテルに戻って帰国の準備。明日朝5時には起きないと。9時前の飛行機だからね。しっかしDVDとCD買いすぎた。スーツケースに収まらないよ…。


翌日へ…