韓国食い倒れツアーV 一日目


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 パスポート有効期限切れまであと2ヶ月、となったところで、まだどこか行けないものか、と、普通は考えない発想で旅行先を探してみた。ヨーロッパは割と大丈夫そうだけど、週末海外、って訳にはいかない。アジアに絞ると、お隣韓国が、有効期限が残っている範囲なら入国可能!今年はまだ行ってないなぁ。

 ということで、blogで募集したらマイミクいわさんがとあとべさんが合流してくれる、というので、決行することに。飛行機はJALのマイルが14,500マイル貯まるのを待って、すぐに手配。無事ゲット。ホテルはいわさんにお任せして、ホテルプレジデントに。特1級。

 旅行直前に事前打ち合わせと称して、渋谷でウマイ魚を食べた後、Book 1stにて韓国のガイドブックを買いに行ったら、一部のガイドブックには「有効期限が3ヶ月以上」と書いてあり、焦った焦った。韓国大使館に電話したところ、「入国できるかもしれないし、出来ないかもしれない。行ってみないと分からないです」と言われ、ますます焦る(^^;。

 旅行会社勤務の友人に聞いたら、問題ないだろう、ということだったので、とりあえず飛んでみることにした。入国できなかったらそれはそれでネタになるだろうし…。

 さて、当日は久々に午前中仕事して、そのまま午後発の便で飛ぶ予定。ということで、荷物をコンパクトにまとめて家を出た。そのため、パソコンは今回持って行かず。ネットが使えるホテルかどうか、未調査だったのもある。

 午後に仕事を終えて一路羽田へ。今回は羽田-金浦路線を使うのだ。2年ぶり。一度ANAの国内線ターミナルへ行き、そこから国際線ターミナル行き巡回バスに乗る。

 相変わらず羽田の国際線ターミナルはプレハブ小屋のよう。チェックインカウンタは空いていたが、僕はe-ticketにて発券。いわさんが丁度1時間後のANAで飛ぶので、ここで一回合流しようと待ってみることにした。そしたら出国手続きが長蛇の列。後になると結構ヤバイかも、と思って、出国だけはしておくことにした。

 それでも、搭乗30分前には全て完了。ケイタイでmixiなどいじりながらいわさんの到着を待つ。ようやく到着の連絡があったのが、搭乗開始後。ファイナルコールが出るまで待ったが、出国審査で詰まっているのか、現れない。ケイタイに電話しても留守電…、ということで、あきらめて一足先にソウル入りすることにした。

 機内はほぼ満席。平日の夕方便なのに。スーツ姿が目立つので、ビジネス客が相当多いようだ。ま、朝便と夕方便使えば、十分に日帰り出張できちゃうからねぇ。便利すぎるのも困ったモノかもしれない。

 搭乗してすぐに、いつもの通り睡眠。気がついたら軽食が配られた後だった。トレイのところに軽食のサービス案内を張っておいてくれたので、起きてから軽食をお願いする。どうせ食べまくるのだからココで食べなくても、とは思ったけど、若干お腹が空いていたので。

 食後の睡眠を取っていたら、金浦到着。予定より30分ほど早い、17時半に到着。しかし入国審査は相変わらずのろい…。入国拒否されるか、ちょっとどきどきしたが、あっさり入国。良かった〜。さて、早速やることといったら、ケイタイのレンタル。SK Telecomのカウンタに行って、レンタル。結構ぼろぼろな機種だったが、通話できればいいでしょう、ということで。あとはいわさん到着を待つばかり。ベンチに座ってお勉強しながら待つことにした。

 いわさんの便も30分早く到着し、18時45分頃、無事合流。いわさんは早速両替。新韓銀行にて。今はウォン高だから、ちょっと計算がややこしくなる。

 両替後、地下鉄で市内へ移動。料金がW300値上がりしていて痛い。と思ったが、実質24円程度の値上げなんだよね。20時近くに乙支路入口駅到着。ここからホテルプレジデントまで徒歩5分といったところ。市庁駅からも近そうだったけど、どっちが近いか微妙だったので、乙支路入口駅に来てみた。外に出たら結構な雨。いわさんは折りたたみ傘持ってきていたが、僕は持ってこなかった。地下街で探してみたけど、こんな時に限って傘を売っているお店が無く…、あきらめて濡れていくことにした。

 これが結構な雨で…、びしょぬれになってなんとかホテル到着。フロントの人はばっちり日本語話してくれた。部屋にはいると意外に広くてビックリ。若干ファシリティは古さを感じさせるが、全然問題なし。タオルで頭拭いて、早速今晩の夕食を。今晩はサムギョプサルが美味しいと評判の『パッサンモリ』に行くことにしていた。

 ホテルのレセプションにて、傘を借りれないか確認したら、貸してくれるとのこと。おお、すばらしい。大きな傘を借りて、いざ出陣。鍾閣の辺りのお店なので、歩いて行ける距離。雨が酷すぎたらタクシーも、と思ったけど、大丈夫みたい。

 鍾閣の辺りで、『韓国食い倒れツアーIII』の時美味しい焼肉を食べたなぁ、と思い出す。地図を頼りに歩いたら、全然違う場所に出てきた。やっぱり地図はあてにならないなぁ。番地などを元にうろつくこと15分ほど、ようやく裏路地みたいなところにお店発見!これはわかりにくいわ…。

 流石の大雨のせいか、連日長蛇の列と聞いていたお店も、そこそこ混んでいる、といった程度。まぁすぐに席に着けたので嬉しい限り。いわさんが韓国語でアジュマ(店のおばさん)にメニューなどを聞いてくれる。ばっちり会話できてて、さすが。ここまでローカルなお店だと、日本語ではつらい。お店のメニューは二つ、石焼キムチオーギョッサルとしゃぶしゃぶのみ。そこで石焼キムチオーギョッサルをオーダー。あとビールもね。

 目の前に、斜めになった石の平板が置いてある。その下にコンロ。石には溝が掘ってあって、よけいな脂分はそこから下に流れていくようになっている。付け合わせが大量に出てきて、ビールを飲みながらつまみ始める。

 すぐにアジュマが豚肉(サムギョプサル)とキムチをセット。う、旨そう…。しばし待ち。昼間仕事をしていて夜ソウルの路地裏のお店で肉を喰らうとは、なかなか良い気分転換だねー、と話しながら。肉が焼き上がってきたところで、アジュマが来てはさみで食べやすいように切ってくれた。もう食べれるのか、と思って食べ始めたら、アジュマが来て「まだだよー」と言われてしまった。しばし待ち(笑)
サムギョプサル

サムギョプサル

細切れサムギョプサル

細切れサムギョプサル
 しばらく待ってたら、アジュマからOKが出た。がつがつ食べるが、ウマイ!キムチもイイ感じで焼けている。これはやみつきになりそう。あっという間に平らげてしまった。この後石の上でチャーハン、というオプションもあったのだけど、敢えてもう一つのカンバンメニュー、しゃぶしゃぶに挑戦してみることに。

 アジュマが石の平版を取り去り、斜めになっていたコンロを元に戻して、その上に鍋。なるほど、鍋の時は平行にするのね…、当たり前か。

 ここのしゃぶしゃぶ、なぜかお湯を通したお肉を、サンチュにくるんだ小さいおにぎりと食べるスタイル。悪くはないけど、サムギョプサルの方が美味しいなぁ。ランチには良いんだろうね。一応しゃぶしゃぶ後、うどんも食べられる、ということなのでオーダー。ビール2本、チャミスルを入れてW41,000。安いっ!

 帰りに、お店の近くのLG25というコンビニに寄って、水を買って帰途につく。帰りはすっかり雨が上がっていた。明日は晴れると良いなぁ。

 部屋について、ちょっと調べてみたら、壁に10BASE-Tの口発見。これはLANが使えるのかな?と思ったらやっぱり。無料で使い放題らしい。くぅ、PC持ってくれば良かった。いわさんは持ってきていたので、LANケーブルを電話で貸し出し依頼。5分ほどで持ってきてくれた。無事ネットも使えたようで。

 明日は8時くらいに起きて、ソルロンタンを食べに行くことで合意。そして就寝。お休みなさい。


翌日へ…