8時に起きてみたら、歩くと右足が激痛!昨日はましだったのに…。これは大変な1日になりそうだ、と思いつつ、準備。8時半くらいに出れたので朝粥食べれるかと思ったけど、やっぱり足を引きずりながら歩くとなると余裕無し。諦めてトラムに乗って中環へ向かう。5分ほど遅れそうだったので待ち合わせの5分前に、遅れる旨連絡。
予想通り5分遅れで到着。りえ公のお友達、シマさんとおみつさんは初めまして。それからりえ公旦那がトイレに行っていて、戻ってきてすぐ出発。15番の山頂行き巴士に乗る。今日は警隊博物館を見学に行くのだ。とりあえずみんな2階席へ上がっていった。足が厳しいのだけど一緒に上がる。
途中、滋賀組がまさに昨夜ホテルまで歩いた道を走っていたというので見ていたら、彼女たちが泊まっているホテルのすぐ前の巴士站で停まった…。ホテルからすぐに向かえたんじゃん(^^;。まぁ今更言ってもしょうがない。そのまま乗っていたが、どうも降りる場所がわかりにくそうなので、僕が1階へ降りて運転手に降りる場所を案内してもらうことにした。ということで、皆さんにも1階に降りてきてもらい、警隊博物館近くの巴士站を運転手に教えてもらって、無事降りることが出来た。
Webを印刷した地図を見ると、そこから少々山の方へ登って行くみたい。足痛いんだけどなーと思いながら歩いていく。途中右に分かれていたが、道の名前が左方面を指しているようだったのであまり調べずひたすら左の道を歩いていたが、どうも出てくる建物の番地が違う気がする。ということで調べてみたら、やっぱり右に曲がるべきだったようだ。うーん、無駄に山道登ってしまった…。
中は撮影禁止なのでミニチュアだけ |
道を下って先ほどの分岐点へ。そして右に行くとすぐに警隊博物館の前に。しかーし、ここも険しい階段が…。ユニバーサルデザイン的には落第ですよ、ココ(T_T)。やっとのことで登り切って、警隊博物館に入る。入場無料だが写真撮影は一切禁止。
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お土産物としてポストカードなどが売られていたが、たいした物もなく。とりあえず奥へ進んでみる。警官の制服や麻薬を隠した方法、精製機器などが展示してある。アヘン戦争で割譲された土地柄でもあるので、やはり麻薬関連の取り締まりに力を入れていたみたい。ヘロインの精製機器なんて初めて見たよ。かなり複雑なものなんだなぁ。
30分ほどで一通り見れてしまう、小さな展示会場だった…。もっと大きなのを想像していたけど。まだまだ午前中は時間があるので、これから山頂へ登ることにした。昨晩も行ったのだけど…。まぁ昼の山頂もたまにはいいか、ということで。先ほどの巴士站に戻って、5分もしないうちに巴士到着。乗って終点が山頂駅。
山頂駅では人が沢山!といっても展望台に並んでいるのではなく、どうやらチャリティのボランティアの集会があった様子。日曜の香港ではいたるところでこの手のチャリティーイベントが行われているのだけど、山頂でもあるとは。そんな彼らを横目にまずは展望台へ。
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昼の山頂 |
動かなかった望遠鏡 |
昼の山頂もいいねー。しかしりえ公旦那は高所恐怖症、ということで中々風景を楽しむどころではない様子。女性陣は嬉々として写真を撮っていた。ここにもいくつか有料の望遠鏡が設置されているのだけど、よくみたら八達通で利用可能!ということでりえ公が試したが、ちゃりんと課金された音がしたのに観れない、とのこと。うーん、損した?いろいろいじってみたがダメらしい。残念。
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一通り眺めて、下山することに。いわさんとしゅんさんに電話して、お昼を誘うが、デジタル系のおもちゃを買うのに必死のため断られた(笑)僕らだけで飲茶に行くことにした。下山する前に、10分ほど自由行動。僕は絞りたての果物を使ったフラッペを頂きながら足をいたわる。相当痛い…。これ大丈夫かなぁ。10分後、集合して、ピークトラムにて下山。下山はガラガラ。
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子供達の絵 |
下山後、フェリー乗り場まで巴士で行くことにする。丁度目の前に、ウェディングドレスを着た子グマのぬいぐるみを鼻先につけた車が到着。結婚式用の車らしい。結婚式には良い季節だしね。そういえば昨日も香港洲際酒店で結婚式やっていたなぁ。
巴士でスターフェリー乗り場に到着。そのまま市庁の『美心皇宮』へ。これまた2/Fまで階段だからつらい…。登り切ったら人・人・人。想像通り激混み。でも500席位ある大きなお店なので回転も速かろう、と思って待ち行列へ。25分待ち程度、と言われるので大人しく待つ。途中、りえ公達は郵便局へお土産買いに行くが、日曜なのでお休みだった、と言って戻ってきた。丁度戻ってきたとき、僕らの待ち札の番号が呼ばれていた。ほぼ1時間ほど待ってしまったが、この時間ならどこに行っても30分以上待つだろうし、待つほど美味しい、ってことで我慢我慢。
ようやく座れてほっと一安心。普[シ耳]茶(ポーレイ茶)を頼んで、あとはワゴンが来たら中を見せてもらって、美味しそうな皿からどんどんもらって食べていくだけ。売り子のおばちゃんの押しにも負けず、自分たちの食べたいものを選んで次々に食べていく。こういう、ざわざわした中で飲茶していると香港に来たなぁと実感する。一通り食べたが、もうちょっと入りそう。ということでメニューにあったチャーハンを一つ頼んでみる。これがまた美味しかった!
お店に入る待ち時間が長かったため、のんびりマッサージに行く時間がなさそう。なので、滋賀組の女性3人にはマッサージに行ってもらい、りえ公旦那、みっちーと僕は早めに買い出しに入ろうと計画。おっと、その前に足に張る湿布を買わないと。とりあえず精算してお店を出る。
中環でマッサージ、というのはあまり知らないのでガイドブックで調べる。行人電動楼梯(ヒルサイドエスカレータ)のところに集まっているみたい。ということで滋賀組を送りがてら、途中の屈臣氏(ワトソンズ)にて湿布を買うことにする。そこまで歩いていって、屈臣氏の前にてお別れ。お店の中に薬剤師さんがいたので、足が痛いんだけど良い薬ありますか?と尋ねたら、塗り薬と飲み薬を勧めてくれた。湿布じゃないのか、と思ったけど、とりあえずオススメに従いその2つを購入。
あまりの激痛に動くのもつらくなってきたので、ちょっと早いけど置地文華東方酒店のロビーにて、K'と合流することにした。K'に電話するとまだ銅鑼灣というので、先にロビーで待っている旨伝えて、ロビーのソファで座って待っていた。15時頃いわさんから電話。今灣仔でこれからタクシーで向かう、というので、マンダリンオリエンタル(文華東方酒店)には間違っても行かないように!と伝える。が、15分後、「マンダリン着いたけど見あたらないよ」との電話有り…。間違えてるよ、ソコ。文華東方酒店に行っちゃった模様。ということで置地文華東方酒店に来てもらうよう改めてお願い。10分ほどしたらK'に続いていわさん・しゅんさんが連続して到着。時既に15時半。集合時間まであと15分しかない。まぁそこは柔軟に動くか。
とりあえずK'の部屋にあげてもらう。怪我のことを伝え、買い出しをりえ公旦那、みっちー、いわさんとしゅんさんの4人に依頼。HK$800以内で近くの『百佳(PARK'N SHOP)』で。幸いりえ公旦那が場所を覚えていてくれたので、お任せしてしまう。彼らが出発した後、塗り薬を塗って飲み薬を服用。そして簡易クーラーボックスを取り出し、K'に氷を依頼してもらう。氷を持ってきたスタッフの女性はビックリ。何考えてるんだこのジャパニーズ、位に思ったのかも(笑)1回分では足りなかったので、あと2回分持ってきてもらう。
丁度そんな作業中にひろみちゃんから電話。集合場所に着いたとのこと。気がつけば集合時間。とりあえずその場で待っててもらう。初めて香港来た人に、皇后像廣場から置地文華東方酒店まで来させるのはちょっと厳しいので。さらに買い出し組からも電話で買う物の相談。いくつかアドバイスをして、あとはお任せで。
ちょっと考えて、とりあえず僕が彼女たちを迎えに行き、さらにそのまま的士で先にトラムデポに向かうことにした。ツアー開始30分前までに代表者は来て欲しい、と言われているので、買い出し組を待っていては間に合わないのだ。ということで、氷をK'に任せて足を引きずりながら皇后像廣場へ。ひろみちゃんとサマンサと合流し、しばらく買い出し組からの連絡を待つ。
5分ほどして、買い出し組がK'の部屋に戻ってクーラーボックスに荷物を詰め替えていると連絡有り、かつ彼らも的士で向かう、とのこと。じゃそれぞれ的士で向かおう、という話にして、僕らも出発。コ輔道中ではトラムや巴士が走っていて的士乗っても時間がかかりそうなので、置地文華東方酒店に面している、皇道中まで歩いて行って、そこで的士を捕まえる。地図を見せてトラムデポを指したら、「train?」と聞き返される(笑)間違っているが、認識としては正しいのでYesと答えて、出発。
無事最短経路で到着。チップ込みでHK$30。今後は的士でここまで移動した方が楽かも、と思った。先にデポの中に入ろうとすると、いわさんから電話。「山の方に連れて行かれて、明らかに間違えているのだけど、北角のトラムデポって言っても無いって言われる」とのこと。北角ではなくケネディータウン(堅尼地域)方面だよ、と伝えると、的士の運ちゃん分かってくれた模様。こちらに来るのはもうしばらく後になりそうだ。
デポ内に入っていくと、若いお兄ちゃんが寄ってくる。本日のコーディネーター、Anson君だった。過去3回同じ人だったが、今回初めて違う人に当たったようだ。書類にサインして、簡単に今日の予定を確認。その後デポ内の設備をいろいろ教えてくれるが、ほとんどが既知の事。まぁ4回目だし。
トラム前にて |
10分ほど待つと、的士第二陣が到着。りえ公旦那、みっちー、いわさんとしゅんさんの買い出し4組。お疲れ様でした。しばらく雑談していると、さらに10分遅れでK'、りえ公、シマさんにおみつさんが到着。これで全員集合。適宜トイレに行ってもらった後、トラムの前にて記念撮影。そして乗車。
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乗車後にまずやることは、CDのセット。ということで今回用に作ってきたCD3枚をセットして、再生開始してもらう。無事音が出たら2階に移動して、早速乾杯の準備。ビールを配って、かんぱーい。これでトラムツアースタート。今回の選曲リストは以下の通り。
Disk 1 |
No. | タイトル | アーティスト |
1 | This is Love | 宇多田ヒカル |
2 | Real You | 山田優 |
3 | Pride | High and Mighty COLOR |
4 | Diamond Wave | 倉木麻衣 |
5 | DELIGHT | 愛内里菜 |
6 | High Pressure | T.M.Revolution |
7 | キラキラ | 小田和正 |
8 | 出逢った頃のように | every little thing |
9 | K.I.T | MISIA |
10 | 旅人 | 爆風スランプ |
11 | Crazy Gonna Crazy | TRF |
12 | 浪漫飛行 | 米米CLUB |
13 | Navy Blue | ユニコーン |
Disk 2 |
No. | タイトル | アーティスト |
1 | Get Ready | Sowelu |
2 | D.D.D. | 倖田來未 |
3 | いつかのメリークリスマス | B'z |
4 | Promise | ゴスペラーズ |
5 | この夜が終わる前に | Gackt |
6 | ただ泣きたくなるの | 中山美穂 |
7 | タイヨウのうた | 雨音薫 |
8 | 思いがかさなるその前に・・・ | 平井堅 |
9 | 粉雪 | レミオロメン |
10 | Only Human | K |
11 | It's only love | 福山雅治 |
12 | We are. | Do As Infinity |
Disk 3 |
No. | タイトル | アーティスト |
1 | Perseus ―ペルセウス― | 島谷ひとみ |
2 | Tokyo Cruising Night | 鈴木雅之 |
3 | Gamble Rumble | move |
4 | 恋をとめないで | COMPLEX |
5 | 北出奈々 | 六本木心中 |
6 | I Believe | シン・スンフン |
7 | この愛に泳ぎ疲れても | ZARD |
8 | ロマンスの神様 | 広瀬香美 |
9 | 名もなき詩 | Mr.Children |
10 | 熱くなれ | 大黒摩季 |
11 | 羽ありたまご | 大塚愛 |
12 | 10 years | 渡辺美里 |
13 | EL・DO・RA・DO | 聖飢魔II |
今回は人任せにした部分が大きいので、乗ってからはずいぶんのんびり出来る気がする。みんなでわいわいやりながらビールを飲む。何度やっても飽きないね、これは。上環〜中環〜金鐘〜灣仔〜銅鑼灣と、明るいウチに進んでいく。北角辺りから徐々に暗くなっていった。そして1回目のトイレ休憩。トイレだけ、って言っているのに、しゅんさんが「まだ大丈夫だよね」と言って走り去ってしまった…。それを見ていたAnson君、「彼連れ戻してきて。そんなに時間ナイヨ」とのこと。連絡取ろうと思ったら、すぐに走って戻ってきた。片手には袋いっぱいのビールが…。トラムから離れると、見えないところで事故でも起こされると困るから、次回からはトイレ以外で離れるのは厳禁にしないといけないなぁ。
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手を振る皆さん |
夜景をバックに |
徐々に暗くなっていく中、トラムは銅鑼灣へ。そろそろシャンパンタイム〜♪ということで、僕が開けることになった。すぽん、と抜けたコルクは我が右手に(^^;。まぁ良いか。みんなに配っていたらあっという間に無くなってしまった。11人でも1本じゃ足りないな。次回はやはりシャンパン2本で行こう。
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3時間のツアーも無事終了。ということでトラムデポにて降りて、Anson君にお礼。そして普通のトラムに乗り換えて、灣仔へゴー。全員2階に上がって座ったが、ここからが事件だった…。まずりえ公旦那、普通のトラムに乗り換えたっちゅうのに、奇声を発し続け、超ハイテンション。いわさんなだめるのに必死。嫁のりえ公は途中からすっかりお休みに…。ようやく灣仔に着いたと思ったら、りえ公ダウン…。旦那は奇声…。ダメだこの夫婦(笑)
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ライトアップトラム |
フカヒレスープ |
食事どころではなさそうだが、とにかくいったん私菜房へ連れて行くことに。今回は下見する時間も無かったので地図を見ながら直接向かう。灣仔道に面しているビルの2/Fということで、一発で発見。とはいえ、『香港地方街道指南』がなければちょっと難しいかも。本当に看板もないし。みんな半信半疑のまま階段を上ると…、そこに防火扉みたいな頑丈な扉があり、そこには一応お店の名前『名門私菜房』とある。間違って無くて良かった。個室に案内され、皆さん席についてもらう。
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しかし、やっぱりりえ公はダメで、寝てるだけ。りえ公夫妻が連れてきた、シマさんとおみつさんが2人を連れてホテルに帰ることになった。せっかくの料理、もったいない…。なんだかちゃんと自己紹介する時間も作れず、なんとなーく食事が進んで、終わってしまった。4人も抜けたので料理の方もかなり余ってしまった。お店の人が気を利かせてくれて、タッパーにいれてお持ち帰り出来る状態にしてくれた。多謝!
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アワビ! |
蝦! |
23時過ぎにお食事会も終了、そして私菜房前にて解散。僕とみっちーは、せっかく料理をお持ち帰りにしてもらったので、シマさんとおみつさんに届けることにした。りえ公夫妻は今夜はもう何も食べられないだろうけど、それにつき合った2人はほとんど何も手をつけないままホテルに戻ることになったので。
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私菜房の人に、さっき帰った友達のホテルに届けるから的士の運ちゃんに同じ行き先を伝えて、とお願いして、的士にて向かう。ちゃんとホテル前に到着。ホテルはかなり近代的でオシャレ。中はビジネスホテルのようだ、とは泊まった人々が言っていたが。まずはシマさんとおみつさんの部屋へ。料理を渡して、明日お昼頃連絡することを告げて、帰ることに。で、エレベータが開いたらビックリ!りえ公旦那が乗っていて、降りてきた(笑)しかもスリッパのまま…。とりあえずりえ公夫妻の部屋に連れて行き(別フロアだった)、そこで明日はゆっくり休むよう伝えて、僕らは退散。
ホテル前にて何人かに電話したけど、今日は皆さん解散とのこと。まぁしょうがないね。的士にて僕らもホテルに戻ろう。戻る前にいわさんとの電話の中で、どうも明日午後発のANAのフライト時間が変わったらしい、とのこと。みっちーが同じ便で帰るので、本当に変わったのか明日の朝再度確認し合うことにした。
的士に乗ってホテルに戻る途中、蘭桂坊へ向かって南側から下り始めて、昔から行きたいと思っていたFringe Clubの前を通り過ぎる!香港映画でよく使われるロケ地なので是非行きたかったのだけど、まさかこうして的士で通り過ぎてしまうとは!!今度はじっくり歩いて行ってみないと。
ホテルに無事ついて、明日8時に起きることにして就寝。今日も一日疲れました…。