香港トラムツアー 2006 2日目


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Agenda
ホテル近辺

ホテル近辺
 8時に起床。シャワーを浴びてメールチェック。そして本日朝出発予定の幼なじみのみっちーに電話。昨日の影響で今日も飛行機が遅れたりしたら、と思って。するとチェックインの列に並んでいて、長蛇の列だけど多分大丈夫、とのこと。一安心して、諸々準備して朝ご飯を食べに出発。いつもの羅富記へ。徒歩7分程度。ホテルのある場所は丁度水抗口(Possesion Point)という、英国兵が初めて香港島に上陸した場所。つまり昔はここら辺までが海岸線で、そこから先の北側は全て埋め立て地。そう考えるとすごく埋め立てで拡張している訳。

 羅富記の本店には久しぶりかも。ガタさん夫妻、みっちーと来たとき以来か。若干改装してお店を広くしたみたい。いつものように皮蛋痩肉粥をオーダー。ハフハフ言いながら食べるのが良いんだな、これが。

 食べ終わって、さっくりホテルに戻ってちょっとお勉強。昨日あまりよく寝れなかったので、集中力が持続せず。1時間半ほどで諦めて、外に出る準備をする。すると11時過ぎにみっちーから電話。フライト中のハズなのに、もしかして乗り遅れたか?と思って電話に出ると、なんとオーバーブッキングにて乗れず、夕方便のキャンセル待ちの列に入れられたとのこと。この時期にオーバーブッキングか、と思ったが、仕方がない。みっちーはそのまま成田で夕方まで過ごすとのこと。夕方便だといわさんが同じ飛行機のハズなので、連絡取って、香港まで来れたら一緒に行動したら、と勧めておき、僕からもいわさんに何度か電話。しかし電話に出ず。移動中かも、と思ってとりあえずまた後でかけることに。
中環の路地

中環の路地

文武廟

文武廟
 ホテルを出てから気がついたけど、まだ明日の私菜房のメニューを確定してない。ということですぐに部屋に戻って昨日貰ったFAXを取り出し、フロントへ。丁度コンシェルジュとして対応してくれた担当者がいたので良かった。これまでのやりとりのお礼をして、メニューの話をする。すぐにお店に電話して、値段とメニューをFAXしてもらうように依頼してくれた。しばらく待って送られてきたFAXを元に、値段を確認。WebでHK$398のコースが良さそうだな、と思っていたけど、それ以外にもいろいろメニューがあり、その中でも10人用のHK$3,890というのに惹かれた。こちらの方が料理も充実している。今回は11人なので、10人用のメニューに1人分追加可能か、と聞いたら、多分大丈夫だろう、とコンシェルジュ君。再度電話してくれて、大丈夫なのと値段を確認して、確定。

 さて、あとは暫くぶらぶら観光するか、とホテルを出る。骨董品街である荷里活道の最西端にホテルがあったので、そのまま東へ荷里活道を歩いてみる。骨董品屋が増えてきて、暫くすると右手に文武廟に到着。合格祈願のためにココでお線香をあげることにした。中に入ってHK$6のお線香を買って、お祈りされている方々の見よう見まねでこちらもお祈り。どうか無事合格しますように!
お祈り

お祈り

G.O.D

G.O.D
 文武廟を出てさらに東へ。最近知った香港発のデザイン雑貨屋、『G.O.D』が右手にあるのだ。入ってみると、非常に心動かされるデザインのモノが多く、即決購入しそうになったが(笑)、今日は見るだけにして我慢我慢。一通り見て、そろそろ13時なのでお昼を食べるべく、移動。

 この辺りは坂道が多いのだけど、お店を出て暫くしたところで看板を見ながら歩いていたら階段に気がつかず足を踏み外す…。思いっきり右足をひねった。日本では全然転ばないのに、昨年のトラムツアー以来2回目の負傷…。激しく痛むが、まだ歩くのは大丈夫そうなので取りあえず歩き出す。うーむ…。

 暫く歩くと蛋撻(エッグタルト)で有名な泰昌餅家の前に出た。せっかくなので1つ購入。HK$3.5也。相変わらず美味しい。お店のすぐ先のヒルサイドエスカレータから北へ降りていき、皇道中へ。ここらで吉野家があったはず。と思ってうろうろしていたら、徳輔道中に吉野家発見

 時計を見ると13時半だったので、そろそろ友達のひろみちゃん、それからひろみちゃんのお友達のサマンサが到着の頃。サマンサが携帯電話を用意してくれていたので電話してみると、丁度入国審査の最中。ということで5分後にかけ直す。かけ直して、みっちーが本日夕方便になった、という話をしたら、みっちーから既に電話があったとのこと。本当はほぼ同じ時刻に到着するこの3人が一緒に市街まで出てくる予定だったのだ。なので、とりあえず2人で出てきて貰うようにお願いする。ホテルに着いたら連絡貰えるようにお願いしておく。

 電話を終えて、すぐに吉野家へ入って牛丼とミソスープをオーダー。やっぱりこちらのタレの方が美味しい!日本の吉野家は香港を見習って欲しい(笑)がっつり食べて満足満足。さて、ひろみちゃんサマンサとの合流は早くても15時半になりそう。香港洲際酒店(InterContinental Hong Kong)にて下午茶を楽しもう、と話していたので、K'に電話して特に予定がなければ15時半に香港洲際酒店にて落ち合おうと、連絡。K'は丁度起きだしてビールを飲んでいたところらしい(笑)
吉野家の牛丼

吉野家の牛丼

Adidas

Adidas
 暫く時間があるのでフェリーにて尖沙咀へ渡り、CDを買うことに。まずは移転したHMVを見に行く。HMVが元あったところにはAdidasが入っていた。そしてその建物の向かい側にHMVは移転。前よりもさらに広くなったらしい。入り口の盗難センサー部分には全てTwinsの新作CDのポスターが貼ってあった。うむ、素晴らしい(笑)

 Twins、Sweety、F.I.R.の新作のお値段をチェックして、いったん廣視軟件専門店(WindSight)へ。こちらの方が大抵安い上、HK$100以上ならカード払いもOKなので。実際、Twins、F.I.R.は全てこちらの方が安かったのでサクッと購入。Sweetyだけ置いてなかったので、HMVに戻ることにした。Twinsの新作買ったらポスターがついてきた。ポスターがつくのは知っていたけど、ボール紙の筒で貰うとは思わず、誤算。いらない、というのもなんなので、貰っておくことにした…。筒を持ち歩いてHMVに行ってSweetyのCDを買い、スターバックスへ。ここで暫くまったり。
新装開店のHMV

新装開店のHMV

 気がつけば15時20分。そろそろ香港洲際酒店へ行くとするか。それにしてもひろみちゃん達からまだホテルに着いた、という連絡がない。ツアーで来ていて現地添乗員がホテルまで連れて行く、と言っていたので、バスで渋滞にはまっているのかも。香港洲際酒店に入る直前でK'から電話。既に着いている、という。ちょっと待ってもらって、サマンサに電話。まさに今ホテルに着いた、とのことで、出るときにまた電話を貰うことにする。

 ロビーにてK'と合流。最近忙しかったようで会うのも久しぶり。しばらく近況を話し合っていたが、K'が起きてからビールくらいしか胃に入れてない(笑)、というので、ひろみちゃん達には悪いが先に入って下午茶を楽しむことにした。丁度16時頃。

暮れなずむ香港

暮れなずむ香港
 席に着いたら、ひろみちゃん達からこれから向かうとの連絡が入る。八達通の3日間乗り放題券はお得?と聞かれたが、3日のウチ1日目は既に半分以上過ぎているので微妙、と伝えたら、普通に切符買ってこちらに来るとのこと。僕らは先にオーダーして下午茶開始。暮れなずむ香港島を眺めながらオトコ2人でお茶…。

 16時半頃ひろみちゃん達が到着。同じ下午茶セットをオーダー。僕らはお茶を追加でオーダー。自己紹介しつつ、お茶を楽しむ。今日のこれからの予定をいろいろ考えて、中秋節のランタンフェスティバルを銅鑼灣の維多利亞公園で見て、山頂に行って夜景を見る、というコースで。話している途中、みっちーに電話してみたら、出発時間ぎりぎりでキャンセル待ちが取れて、これから乗るところ、とのこと。良かった、これで明日のトラムツアーは当初の予定通り11人で決行出来そうだ。

 18時半頃、香港洲際酒店を出て、海沿いを夜景を見ながら歩いてみる。すると、丁度スターフェリー近くの再開発が終わっていて、昔登れたけどここ数年封鎖されていた2階部分が再整備されて登れるようになっていた。まだ19時だというのに、20時からの幻彩詠香江(シンフォニー・オブ・ライツ)を待って席取りしている人が多数。すごいなぁ。
尖沙咀からの夜景

尖沙咀からの夜景

 スターフェリーにて灣仔へ。途中トイレを借りに香港會議展覽中心の方へ。それから徒歩でMTRの灣仔駅へ向かうが、途中の歩道橋で人々が多数カメラを構えている。何かと思ったら、ビルの上にぽっかり大きな満月が!僕らも早速写真を撮る。

ランタンフェス

ランタンフェス
 MTRにて天后駅へ。銅鑼灣駅から1駅ではあるが、初めて降りる駅。ここから維多利亞公園が徒歩1分。駅を出ると確かに人の流れが維多利亞公園に向かっている。ついていくと、既に20時を回っていたので獅子舞等は終わっていたが、まだライトアップ等はやっていた。非常にキレイで、一見の価値あり。今回で16回目の香港になるが、これは初めて見た。まだまだ知らない部分があるなと再認識。一通り眺めて、次は山頂へ移動。

 先ほどは天后駅から来たが、そのまま維多利亞公園を抜けるともう銅鑼灣。MTRの駅へ向かう途中、ひろみちゃんがデジカメ用にSDカードを買いたい、というので、『豊澤』にてお買い物。旺角あたりで探せばもっと安いのも有るんだろうけど、今すぐ買う、ということでココで決め。
動くピラミッド

動くピラミッド

王者のポスター

王者のポスター
 MTR銅鑼灣駅にて、チマチマ切符を買うのが面倒だ、というので、ひろみちゃんもサマンサも八達通を買うことに。そして中環へゴー。中環にて山頂駅まで向かう巴士が丁度停まっていたので、そいつに飛び乗り一安心。しかし今日は結構移動しているので女子2人ともやや疲れ気味。MTRの駅には近々公演がある王者Yngwieのポスターが…。来月見に来ようかな(笑)

 山頂駅ではそこそこ人が並んでいる、と思ったら韓国からのツアー客。並んでいる間に、何度かかけていたりえ公への電話がようやくつながる。まだ香港迪士尼樂園(香港ディズニーランド)にいて、そろそろ帰る頃、とのこと。こちらに来る?と誘ってみたが、お疲れの様子(笑)明日9時に中環のスターフェリー乗り場に待ち合わせ、ということだけ決めて、今日は別行動のままでいることにした。  

   山頂纜車、初めて立ち乗りすることになったが、非常につらい。特に足を痛めていたので…。ツアー客は集団だからか、ちょっとマナーが悪い。集団になると周りが見えなくなるのかなぁ。

 山頂に着いて、すぐに展望台へ上がることにした。改装が終わったとはいえ、お土産物屋さんなどはあまり変わりない様子。しかし、エスカレータで上がっていくと、これまでよりも高い位置に展望台が移動したことが分かった。また増築?された部分にはレストランが2軒入っていて、山頂からの夜景を眺めながら食事を楽しむことが出来る。これは中々よさそう。
天井もキレイに!

天井もキレイに!

100万ドルの夜景

100万ドルの夜景
 展望台は人でいっぱい。明らかに以前よりも高い位置から、100万ドルの夜景を楽しめる。今日は雲も少なく、良い感じ。しばらく写真撮ったり、眺めたりして、22時頃下山。下山するにも長蛇の列。ビックリだ。

 下山後、また巴士にて中環のスターフェリー乗り場まで向かう。そして軽く食事でも、と話した。そろそろ23時になるので、いわさんとみっちーが到着した頃かな、と思って電話をかけてみた。まずみっちーにかけて、まさに着いたところだとのこと。とりあえず機上快速で九龍駅に向かってもらい、糖朝にて軽くご飯を食べよう、と話す。そのすぐ後、いわさんにも電話して、同じ内容を伝えた。あとはいわさんとみっちーで連絡取り合って、一緒に向かってもらえばいいなと。

 しかし女子2人は相当お疲れの様子。なので巴士ではスターフェリー乗り場まで行かず、MTR中環駅前にて降りて、近くのコンビニへ行くことにした。そこでインスタントラーメンなど買い込んで、MTRで帰って行った。彼女達はツアーについていた香港迪士尼樂園の入場券を使って、明日はトラムツアーギリギリまで楽しんでくる、ということなので、また明日夕方に会うことに。

 いわさんとみっちーにも再度電話して、とりあえず機上快速では香港駅まで来てもらうことにして、中環近辺で軽くご飯でも、と伝えたが、いわさんがまずはチェックインしたい、とのことなので、みっちーも連れて金鐘の港麗酒店まで行ってもらい、僕らは軽く食事を済ませてからそちらに行くことにした。

 ということで、K'と中環をフラフラお店探してさまよい歩き、ようやく麺粥屋さんに入った。蝦雲呑麺を頼んだけど、中々美味。23時だというのにお客も多いし。まぁこの付近は蘭桂坊から流れてくる客が多いから、週末の夜はどこも混んでいるんだろうけど。

 食事を済ませ、コンビニでビールなどを買い込み、的士で港麗酒店へ。初めて来たけど、天井が高くて荘厳な雰囲気。そんな中、コンビニの袋とTwinsのポスターの筒を持った妖しげな日本人…すみません。ロビーで5分ほど待っていたら、いわさんとみっちーが到着。まずいわさんにチェックインしてもらい、それから先に到着しているしゅんさんを探しだし、無事合流。そして男5人でエグゼクティブフロアへ。

 噂通り、ウェルカムベアがベッドで寝ていたり、お風呂にはアヒルのおもちゃがあったりと、ステキなお部屋。早速コップを用意して、ビールでいわさんに生日快楽!そう、今日が丁度いわさんの誕生日なのだ。香港時間「では」ぎりぎり日付が変わる数分前。間に合って良かった(笑)ビール飲みながらみっちーのオーバーブッキングの話を聞いたりして、1時頃退散。
ウェルカムベア君

ウェルカムベア君

 いわさんがロビーまでお見送り。そしたら丁度バーで飲んでいたのか、ちょっとオシャレな格好をした男女4人がホテルから出て行くところ。1人はベンツのオープンで、もう1人はフェラーリ328!フェラーリには美人を横に乗せて、走り去っていった…。かっこいい〜。是非いわさんにもああいうのやって欲しいところ(笑)

 僕らはおとなしく(笑)的士で帰る。K'の泊まっている置地文華東方酒店に寄って、それから僕らのホテルまで。みっちーがシャワーを浴びている間に先に寝てしまった。


翌日へ…