香港トラムツアー 2006 4日目


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Agenda
 今朝起きたら、昨日の薬が効いたらしくかなり足も回復。良かった〜。いわさんから電話待ちをしつつ、みっちーは荷物の整理。僕は出かける準備。10時になってもいわさんから電話ないし、こちらからかけても出てくれない。しょうがないのでANA香港に電話したら、フライト時間変更はしていないとのこと。昨晩の情報はなんだったんだろう?とりあえず、13時位まで中環辺りで遊んでいても間に合いそうなので、早速朝ご飯を食べに出ることにした。

 今回の旅行では2回目だけど、またもや羅富記に行くことにした。みっちーとは3年前に一緒に来たお店。お粥をじっくり味わう。それからお土産にお茶を買いたい、ということで、僕がよく行く英柱英記の支店が羅富記の斜め前にあったので、そちらへご案内。ジャスミン茶を購入。このとき僕も買っておけば良かったけど、今日持ち歩く荷物が増えるのがイヤだったので、何も買わなかった。

 続いて花旗銀行を探して中環まで。というのも昨日までの精算分、みっちー現金の持ち合わせがないとのこと。ホテル代含めて結構な額なので当然。日本円でも香港ドルでもどちらでも良かったが、香港ドルで払ってくれる、というので花旗銀行探し。でも探している時に限って見つからないモノ。時間もあまりないので、探しつつも他に出来ることを考える。そこで、行人電動楼梯近くまで来たのでマッサージに行こうと提案。昨日りえ公達が行ったお店、安くて良かったらしいので探して見るも、お店の名前をちゃんと覚えていなかったのでコレだ、というのが見つからず。結局HK$250/50分のマッサージ屋に行くことにした。

 受付には超かわいい女の子が。今までの経験からすると、英語が話せる若くてきれいな女の子を受付に置いているところはあまりハズレがない(笑)それだけ客が入って利益があり、若い子を雇えるから、だと勝手に推測。今日は2人とも全身マッサージを依頼。

 部屋はバラバラで。ちゃんと着替えを持ってきてくれて着替えろという。着替えないお店も割とあるけど、やっぱり着替えた方がリラックスして受けれるのでこういうサービスの方が好ましいな。担当のお兄ちゃんが入ってきてベッドに寝ろという。早速マッサージ開始。かなり良い気持ち。

 きっちり50分のマッサージ。いやぁ気持ちよかった。お店を出て、電話を1本。マッサージの最中に1本電話があったのだ。電話番号が出なかったので多分しゅんさんだろう、と思ってかけてみたら正解。いわさんと中環駅に着いたとのことで、これから中環麗柏酒店へ向かうとのこと。また後ほど連絡することにした。  

 中環駅の方に向かって歩く。ようやく花旗銀行発見。ここで12時過ぎだったので、りえ公夫妻に電話してみると…、結構元気そうで、既に佐敦の辺りで買い物をしているとのこと。お昼を一緒に、と思ったが、時間を考えて、お昼を抜いて14時から半島酒店にて下午茶を楽しもうと提案。元々半島酒店で下午茶を楽しむのは滋賀組のプランの1つだったので、丁度良い。13時半に半島酒店にて待ち合わせにした。

 みっちーの残り時間が少なくなってきた。花旗銀行近辺でカフェを探すも見つからず。来る時のようにぎりぎりに空港着いて飛行機に乗れない、というのが怖い、というので、早めに機上快速の中環駅へ行くことにした。

 中環駅にて切符の種類を調べているところでいわさんから電話。中環駅に着いたので落ち合おう、という。動いてもらうよりこちらから探しに行ったほうが確実だろう、ということで、大体の場所を聞いて電話を切ってもらう。どうもIFC2の出入り口にいる模様。僕等はMTRの中環駅付近なので、一旦外に出て、IFC2へ向かう。

 初めてIFC2に入るが、やっぱり出来たてのビルだけあってキレイでオシャレ。IFC2の地階に、機上快速駅及び市内チェックインカウンタがあって、そこの前でいわさんと合流できた。2人にはそのままチェックインしてもらう。まだ1時間ほど、市内で遊べるが、駅から離れるほどの時間はない。ということでIFC2内のカフェにでも入ろうと、上に上がってみる。たまたま見つけたカフェに入って一息つく。

 僕等は飲み物だけで良かったが、いわさんは最後にもう一食食べたい、ということでパスタをオーダー。でもホテルの朝食も食べ、その後中環にある『沾仔記麺食』にて雲呑も食べてきたそうだが…。さすがだ。しかし出てきたパスタ、かなーり不味いらしい…。そんな最後の食事をしながらちょっとおしゃべり。そうこうしているうちに、僕が時間に間に合わない!ということで、若干時間に余裕があるが、2人とも空港へ向かうとのこと。機上快速の改札でお見送りをして、僕はスターフェリー乗り場へ。

 スターフェリーに乗る前に、折角なので隣の郵便局にて切手を買っておこう。と思って1/Fに上がったら、丁度お昼時だからか長蛇の列。あっさり諦めてフェリーに乗ることにした。

 フェリーでもうすぐ尖沙咀に着く、というところでしゅんさんから電話あり。すでに皆さん着いて、さらに席に座ることまで出来たとのこと。遅刻を詫びて、もう少し待ってもらうようにお願い。

 半島酒店に着くと、僕以外座って談笑。りえ公夫妻は昨日のトラムの途中から記憶が無いらしい…。幸せな夫婦だ(笑)みっちーと僕が持って行ったお食事の残りは、シマさんおみつさんが夜中に食べてくれたとのこと。持って行った甲斐があった。ひときしり話をしていると14時。下午茶のオーダーを取りに来てくれたので、2人で1つづつ、下午茶セットをオーダー。

 下午茶を楽しみながら、今日の予定を改めて。万沸寺はどうしても行きたい、というので、ここを出たらまっすぐ向かってみることにした。夕飯は銅鑼灣付近に戻ってきて食べよう。その前に、雑貨屋にも行ってみたい、というので、僕が一昨日行った『G.O.D.』の銅鑼灣店に行くことにした。

 まったりしていたら15時半。そろそろ行こうか。ということで精算を済ませ、一路万沸寺へ。まずはMTRにて太子駅へ。ここで觀塘線に乗り換え、九龍塘駅へ。そしてここから九廣東鐵に乗り換えて、沙田へ。ここは初めての場所。

 着いてみるとショッピングセンターが駅に隣接していて住みやすそう。しかし、電車を降りたら結構な雨。こんなときに限って折り畳み傘を部屋に置いてきてしまった。傘なしでは厳しそうなので、駅を出たところにあったコンビニにて傘を購入。

 傘を開いていざ…、と思ったけど、万沸寺の場所がよくわからない…。『香港地方街道指南』を開いてみても、万沸寺の名前はあってもそこまでの駅からの道のりが載ってない…。道無き道を歩けというの!?駅周辺の地図にも同じく道が無い。仕方が無いので万沸寺のある方向へ向かって歩いてみることにした。

 それらしきところにお寺発見!だが名前がちがーう。どこだろう、とキョロキョロしていたら、小さく看板発見(笑)これ相当わかりにくいんですけど。見つけたお寺の横道を歩いていくと…、鬱蒼とした細い山道に。暫く登ったら、万沸寺の門発見!来たー!そして門の後ろには、黄金の像が沢山鎮座している。うーむ、すごいなこれは。
万沸寺

万沸寺

写真撮影中

写真撮影中
 一体一体全然違う表情、ポーズでユニーク。なんでこんなものを作る気になったのだろう??ちょっと息切れしつつ、黄金の仏像を観察しながら登って行く。途中、2人ほど欧米人に出会う。こんなもの見に来る物好き、他にもいてちょっと安心(笑)

 ようやく本堂の前に到着。ここの閉門は17時らしい。あと1時間未満か。まぁ本堂まで来てしまえばそんなに長居はしないだろう。売店のおばちゃんに水を薦められたが、とりあえず我慢。本堂の中も大量の金の仏像。こちらは個人や企業がお金を出している様子。
なぜそんな表情?

なぜそんな表情?

手、長っALIGN=

手、長っ
 妙に手が長い仏像や眉毛が長い仏像など、ユニークな仏像ばかり。本堂の前には九重の塔。しかも中に入って登れるらしい。足が痛くなければ登るのだが、今回は諦めた。りえ公旦那と、しゅんさんが上って行った。中は五重らしい。

 一通り見終わって、本堂の前で雨宿りしつつ休憩していたら、売店のおばちゃんがまた水を薦めてきた。また断ったら、「Bye Bye」と行って帰って行ってしまった…。確かに明らかに金にならない客かもしれないけど、閉店までまだ30分ほどあるんですがー(笑)
千手観音

千手観音

 さて、僕等もそろそろ下山しますか。ということで万沸寺を去る。これはなかなかユニークな寺だった。一度は来るべきだね。香港初心者には探すの難しいと思うけど(笑)九広鉄道とMTRを乗り継いで、今度は一気に銅鑼灣まで。そして香港怡東酒店(エクセルシオールホテル)へゴー。ここのエスプレッソというお店の蛋撻がおいしい、というので、休憩も兼ねてここに向かった。MTRの駅から出たら、雨は上がっていた。傘、要らなかったかなぁ…。

 香港怡東酒店の地階にある、『エスプレッソ』。今年の正月に泊った時もちょっと気にはなっていたのだが、行かずじまいだった。入ってみると本当に小さなお店。10席くらいしかなく、基本は持ち帰り。部屋で食べるとか、そういう感じなのかもしれない。丁度まとまった席で1席分だけ足りなかったので、2人で4席使っていたサラリーマン2人組から1席借り受けた。が、英語でお願いしたのだけど、その後ちらちら聞こえてくる声を聞いていると、1人は確実に日本人だった…。

 蛋撻とラテを頼んでみた。蛋撻は2つ買うと割引だというのでつい2つ…。なかなか美味。ここで一休みして、次にどうする、という相談。雑貨屋『G.O.D.』に行ってから、ご飯食べて、マッサージ受けて終了、のスケジュールで決まり。丁度このころK'より電話あり、買い物の最中らしく、夕飯で合流しようということになる。僕らはこれからショッピングに行くことを伝えて、銅鑼灣にて待ち合わせにした。そして僕らはまず時代廣場裏手にある、『G.O.D.』へ。

 時代廣場の裏手の路地にある『G.O.D.』。場所柄観光客はちょっと来ないだろうな、という場所。わかりやすいんだけどね、ここまでは足のばさないかも。地階は狭くてちょこっとしか置いてない。小さな店舗なのかな、と思って1/Fに上がってみると…、奥に非常に細長い造りのようで、えらく広い。そして中環店よりも大幅に品揃えが良い。

 ぐるぐる見ていると、もの凄く良いデザインのチャイナ風の長い服発見!こ、これは欲しい。値段を見るとHK$720。安くはない…。でもこれはかっこいいなぁ。今月末の東京SKYBUSツアーでも、仮装代わりに使えるかも。さんざん迷っていると、りえ公から「買っちゃえ」攻撃(笑)とりあえず、1周店内を見て回りつつ頭を冷やしてみる。

 1週してくると既に出口付近に皆さん固まっている。そこで買いたいけど迷っている話をすると、試着してみたら、という。試着するだけならタダだしね、ということで試着してみる。よくみたら男性の店員さん、皆さんこれを来ている。普通に下はジーンズだったりして、でも違和感無い。これやっぱいいかも。ということで色違い・サイズ違いでいくつか試着して、黒のを購入。久しぶりに大きな買い物しちゃった(^^;。

 さて、これで満足満足。夕飯どうする?という話を『G.O.D.』の前にて。でもシマさんおみつさんは明らかに疲れ顔。雨降ってるし、あまりがっつり食べる気分でもないか。ではこの近辺で軽く食べられそうなお店にしましょう。ガイドでも取り上げられている『何洪記』が目の前にあったので、そちらに入ることにした。と、ここでK'より電話。銅鑼灣駅に着いたというので、時代廣場まで僕がお出迎えに。残りのメンバーには先にお店に入って貰うことにした。

 K'と合流してからすぐに『何洪記』へ。1/Fに案内されたというので、直接上に上がってしまおう。円卓に全員座り切れた。メニュー見ながらオーダーを考える。僕もそんなにがっつり食べる気分じゃなかったので、とりあえず雲呑麺などを頼んでみる。みんな1品ずつくらい頼んでみた。

 麺類が先に、あとで炒飯が出てきた。僕は中々美味しかったのだけど、やや量が少ない。そしてK'に至ってはメニューで見落としていたようで、麺入りのものを頼んだつもりが麺なしに…。これじゃ足りん、ということで、追加オーダー(笑)僕はおみつさんが頼んだ炒飯を少し貰って美味しかったので、同じモノをオーダー。結局がっつり食べてしまった(^^;。

 お腹もいっぱい。今日の締めくくりで、マッサージに行こう。まずは時代廣場前にある『金朝陽中心』へ。探している時間ももったいないからね。『華夏保健中醤院』へ行ってみると、足つぼ2人、全身1人、計3人分しか枠がないとのこと。こちらは7人いるので全員は無理。ということでここで全身マッサージを受けたいというK'とココでお別れすることにした。ではまた!

 僕らはもうちょっと海よりへ歩いていって、探してみることにした。適当に歩いているウチに、ちょっと怪しげな日本語で説明のあるお店、『唯一中草蒸館』発見。しかもカードで決済OK。探している時間もったいないからチャレンジしてみるか、ここに。

 入ってみるとあっさり全員分大丈夫とのこと。マッサージは苦手というりえ旦那も今回は足つぼを受けるという。女子3名も足つぼ、僕としゅんさんが全身マッサージ。なんか店のおばちゃんに「Go! Sit down!」とエライ剣幕で怒鳴られながら席に着く我々…。この時点で結構怪しいなと思ったけど…。

 しばらく座って待っていたら、ちょっといかつい兄ちゃんとおじちゃんが。この2人が全身マッサージ担当らしい…。うーむ。まぁ仕方有るまい。別室に連れて行かれてマッサージ。案の定、力はそれなりにあるがイマイチ。しゅんさんはとっても良かった、といっていたのでまぁいいか。

 足つぼ組も終わっていたので、精算して終了。彼らはトラムに乗って[足包]馬地まで向かうとのこと。僕らは疲れたので的士にて帰ろう。ということで銅鑼灣にてお別れ。明日、ブランチに時代廣場にて担々麺&小龍包食べよう、と約束。一応11時に集合とした。しゅんさんは早朝便で帰るので残念ながら行けないのだけど。

 ホテルに戻って、精算して僕はすぐに就寝。流石に疲れ切りました…。しゅんさんには朝出て行くときに起こして貰うように頼んで先に寝る。


翌日へ…