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 コア探索法

ワーストヘッジング法、ベストヘッジング法、サージ法について

・ワーストヘディング法

 一周をする間に上昇率の最も悪いときに、その内側の翼の延長に見える景色を目標として記憶し、そちらの方向へ旋回円を移動するもの。

・ベストヘディング法

 一周をする間に上昇率の一番高い所を関知し、そのときに外翼に見える方向に移動していく。

・サージ法

 大気が乱れた状態でのサーマルをつかむのに有効とされる方法。これは単純にはリフトを感じたならば、やや間をおいて(1〜2秒)旋回に入るということを繰り返し、結果的に最良の上昇率を得ようというもの。ただし大きくなめらかなサーマルには適さない。

タイト・アンド・ルース・サークリング、サーマル・カット・イン・ライド、ダブル・カット・イン・ライドについて

・タイト・アンド・ルース・サークリング

1)翼端に上昇風の人を感じたら旋回に入る。

2)旋回中、機体が上昇気流の中に入って上昇した場合は、旋回を持続する。もし、機体に上昇が得られなかったり、思ったほど上昇出来なかった場合は、旋回を緩め(ルース)、次に翼端に強い上昇風がヒットするのを待つ。ヒットしたら、再び旋回を引き締めて(タイト)できるだけ小さな半径の旋回を試みる。(失速に気をつけ安全速度を維持する)

3)タイト・アンド・ルースを繰り返し、最も強いサーマル・コアへ移動する。

・サーマル・カット・イン・ライド

1)最初の旋回で上昇気流に入ったら、いったん旋回をゆるめて(ルース)より強いリフトが予測されるサーマル・コアへと直線的に進み(カットイン)、コアに人したら再び旋回を締めて(タイト)センタリングを維持する。この締めが数秒でも遅れると、大きくコアをはずしてしまう。

2)もしセンタリングの途中でシンク(下降気流)に入ったら直ちに旋回を引き締めて(タイト)、急旋回により脱出する。この場合もすぐに脱出を行わないと、シンクの中で急旋回が完了してしまい、大きく高度をロスする。

・ダブル・カット・イン・ライド

1)上昇気流に入ったら旋回を緩めて(ルース)、さらに強いリフトのあるサーマル・コアへとカットインする。運良くサーマル・コアに入ったら旋回を引き締めて(タイト)センタリングを維持する。

2)機体がリフトの中に入っているけれども、うまくサーマル・コアを捕らえていない旋回だと判断したら、90度旋回後、旋回を緩め(ルース)直線気味の飛行を数秒行い、その後より強い上昇気流にヒットしたら旋回を閉め(タイト)センタリングに移る。

3)それでもなお、上昇気流を十分に捕らえていないと判断したら270度旋回後、再び旋回を緩め(ルース)直線気味の飛行を数秒行い、サーマル・コアへのヒットを待つ。旋回のタイトとルースの数秒の遅れや判断の誤りによっても大きくサーマルを外してしまうテクニックだそうです。

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