雑記林花或木
[1996/11]
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(1996/11/28)角川ミニ文庫?

角川文庫が屁のように小さい「ミニ文庫」←手のひらに収まる?を売りはじめた。さしあたり24冊。縦横は普通の文庫の半分よりやや大きい程度。厚みは1センチ弱くらい。軽薄短小時代にふさわしい新世代の文庫だぁ?1冊200円なので珍しがって買ってしまった。私が買ったのは「漢字に強くなる本」とういやつ。ほかにも五木寛之、宮沢賢治、横溝正史、その他の短編やエッセイ、HOW−TO、マンガなどがあった。今読みたくて買ったわけではないので実はどれでもよかったのだが。ほんと、単なる物見遊山である。パソコン絡みのものは、「30糞で始めるインターネット」「30糞でわかるWindows95トラブル解決法」があった。で、この2冊を眺めていてふと感じたのだが、こういうミニ本って、よくパソコン雑誌の付録についてるなぁ、オマケで。そう思ったら金払って買うのがあほらしくなってしまったのだ。これはまあ、人それぞれだね。文庫より小さいミニ文庫、まるでサブノートPCより小さいパームトップPCみたいな乗りだね。いままでにもチビ本はいくつかあったが、シリーズ化して出してゆこうという根性は初めてだ。物珍しさだけで終わってしまうとは思えない。流行るかもしれない。プリクラ系に。そうなると新潮ミニ、岩波ミニ、徳間ミニ、集英社ミニ、講談社ミニなどすぐ出そろってしまうだろう。そのあげくに竹書房が竹スーパーミニ文庫@定期入れに収まります、を売り出して笑われたり、早川SFウルトラマイクロ文庫@奥歯に挟まります、が売り出されて、それを読むための学研ポケット顕微鏡が大ヒットしたりする。わけがない。

(1996/11/25)エアバッグがたいへんだ!

●アメリカではクルマのエアバッグに危険性のあることを表示することになったとか。たばこに表示してある「あなたの健康を損なうおそれがあります」と似たようなものだ。なんと本末転倒なことになったものだ。高い金払って安全を買ったつもりになっていたのが実は悪魔の取り引きだったというストーリー展開はさながら星新一のM氏のなんたらのようだ。私のクルマには幸か不幸かエアバッグが付いてない。まだ衝突事故は起こしたことがないのでほんとうに幸なのか不幸なのかわからないのである。今後はエアバッグが開くスピードを遅くするようだが、既に付けているクルマでは、いつ、はちきれてやろうかとエアバッグのエバちゃんが今か今かと手ぐすね引いて縮こまっているというわけだ。心配性な人はエアバッグというお笑い福袋を目の前に抱えて、どんな気持ちでドライブしているのだろう。事故への恐怖が倍増しているのではないか?イチロニッサンなんて全車に付いてるぞ。エアバッグが付いていたって側面衝突や閉じ込み炎上ではなんの役にもたたないが、それでも縦方向の衝突にはそれなりの効果は期待できる。実際は付いていたほうがいいのだろう。フロントウインドウにぶつかって頭蓋骨陥没で死ぬか、エアバッグにぶつかって内臓破裂で死ぬか、あなたならどっちがお好みですか?

(1996/11/22)情報排除機能の強化

▼フィルタリングというのだそうだが、Webの情報規制の方向性がこっちの方向へいきそうだ。見る側の装置に見たくない情報を排除する機能をつけるということである。すでにインターネット・エクスプローラについている機能で、ブラウザの設定で、子供に見せたくないページや家庭で見るのもいやなページを「ブックマーク」ならぬ「ロックマーク」しておいて、どうしても見たくなったらパスワードを入力するなどの方法をとる。これが今後、ハードウエアなどにも付くのだろう。外国のテレビなんかもこういう機能が付いている。まあ、これならば、情報発信者の強制的な規制よりも、家庭ごとの自主的受信制限だから、ましなのかもしれない。私だって見たくもない(←つまらない)番組とかWebとかは自主規制してさっさとチャンネル変えてしまうから、そういう行為に毛が生えた程度の手段だと思っている。受信制限したくない人のための自由まで奪われては困るが。とりあえず、親は安心、子供は地獄ってとこかな。まあ、はいぱぁ子供のことだから、そんなシステムはあっという間に在って無きがごとき事態になるであろうが。ところで、自主制限するWebってのは、やはりスケベ物だろうか。スケベ物はあからさまにスケベ物なのでわかりやすいがスケベ物・暴力物以外で自主制限となると、もう各家庭ごとに千差万別となるはずであるが。マンガは堕落しているから見せないとか、ロッケンロールやエレキは不良だから見せないとか、場合によってはパパの会社のライバル会社は見せないとか、となりのおやじはしゃくにさわるからあの会社は見せないとか、あそこの製品はすぐ壊れるので見せないとか、あそこの●■団体はうちの▲▽集団と敵対しているので見せないとか、あっちの政党はばかだから見せないとか、もうきりがない。だからこそ自主規制なのだが、こういうシステムができるとすぐに模範テキストや簡単セットアップなんかが出始める。つまり、どこかの稼ぎ屋が選んだ「ロックマーク」集をCD−ROMやらFDにして売り出したりするのである。これを買ってセットすればたちどころに安心家族!とか言って売れちゃう。ジャンル分けしてあったりして、どういう物差しで計れば要制限だと判断できるのか、ちょっと心配。発信者の表現・言論の自由を犯さない機能のはずが、回りくどい方法で犯されちゃったりするのかもしれない。

▼いまテレビに選挙違反した代疑士の顔が映っている。悪そうな顔つきをしてる。当選する前から犯罪やってるやつによく投票するもんだ。

▼このところ、アニメーションGIFにはまってたら、ここの更新が希薄になってしまった。どうしよう?まあReadMe!は月4回更新すればいいからこれでいい鴨新米。そのかわりますます見に来てくれる人が少なくなるなぁ。でも好きでやってるんだから、更新しなくちゃという強迫観念で書くのはどうもねぇ。なんか興味が移るとそっちにかかりっきりで他のコーナーほったらかしっての、時々あるね。あなたもあるでしょ?

(1996/11/16)面倒くさいナンバー変更手続き◇今日の外道はこいつだ

●引っ越したのでクルマのナンバー変更手続きをせねばならない。それに先立ってすることがある。車庫証明をとらねばならない。鬱陶しいことだ。平日にしかできないので、申請する日と受け取る日に会社を半休するとかシフトするとかしないとならない。自由業がうらやましい。1回で済むめばいいのに。手数料2700円徴収された。こんな形で警察に年貢をおさめなければならないのも、元はといえば、いいかげんな違法駐車や迷惑駐車をじゃんじゃんやってきたクルマ利用者達がまいた種で、警察に絶好の増収口実を与えてしまったのだ。まあとにかく無事車庫証明を受け取って陸運局へ行った。さすらいの引越しビンボーの私は、品川、練馬、沼津、相模、横浜ナンバーと何度も自分で各陸運局へ足を運んでいるのだが、素人が何度行っても判りづらい手続きである。これで名義変更まで混ざったらもっとたいへんだろう。住民票変更のようにひとつの窓口でササッと済めばいいのだが、そうはいかない。あっちで申請書を買ってこっちで記入してそっちで手続きしてもっちで税金申告してぽっちでナンバープレートを付け替えてと行ったり来たりしなければならない。陸運局は広くて、真ん中の駐車スペースを挟んで四方八方にビルが建っている。その駐車場をクルマに轢かれないように右往左往しなければならない。さながらトレジャーハンティングのオリエンテーリングのようだ。そんな楽しいものじゃないが。今回はまだよかったが、相模陸運局の時はクルマの手続きを終えたあとで自動二輪の手続きまでやった。同じような行程を2度も繰り返してへとへとになってしまった。それに相模の窓口にいたおばさんが「まあ、あんた、そんなこともわからないの、だめだめ、そうじゃないでしょ、ちがうちがう、あんた、あほね」とは言わなかったが、そんなふうな目つきをされたのでイライラしてしまったのだ。あほなのかな?

●今日の外道はこいつだ!←きみえさんのパクリ
IDIOTさんという、おろかな献血きちがいのかたが「3回のリロードの末、ヘイ、ラッシャー板前のカウンタの4444をゲットしました。ゲッターロボになれるでしょうか?」というおろかなメールをくれました。血を抜き過ぎて死死死死じゃなければよいのですが。ここは閑古鳥ペースのページなので、次の外道が出て、さらに、出たよと教えてくれるまでには何ヶ月も何年もかかるかもしれません。そういう意味では、おろかなIDIOTさんは記帳なぞんざいだと思います。なんかおめでとさんコーナーみたいになってしまった。うそでも外道になりたいかたはあほらしかへどうぞ。

(1996/11/14)WEBに投書マニアがくる日

新聞の投書欄にバカスカ投書したり、テレビ局へポカスカ電話するのが趣味の人達がいる。私はしたことないが、あれはあれでスカッとするのだろう。こんな雑記でWebに好き勝手なこと書いている人も(←誰?)同類かもしれないから良く分かる。特にテレビ局に電話する人達の多くは、あれは良くない、これはいかん!などの苦情や不平不満が多いのではないかと思う。ここに来てインターネットテレビなどの普及が見え始めた。いつもテレビを見ていた人々が、同じ感覚でWeb空間を歩きはじめる。それで、はまっちゃう人もいれば、やっぱつまんなーいと言って元の世界へ帰っちゃう人もいるだろう。そしてはまっちゃう人々の中に投書マニアがいる。苦情や不満を投げるネタがたくさんころがっていそうなWebだから、はまるのも無理はない。あのページには不適当な発言があったとか、このページには不謹慎な写真や絵があったとか、冒涜だ、侮辱だ、非国民だ、不真面目だ、セクハラだ、女性蔑視だ、差別だ、猥褻だ、非教育的だ、浪費だ、無駄だ、誤字だ、脱字だ.....といくらでも言いたいことが出てくる。しかしWebページの主催者にメールで苦情を書いてもなしのつぶて、投書家はイライラする。すると不思議なことに、そういう苦情の投書を受け付ける機関ができたりする。全日本インターネット道徳協会とか東日本ホームページ目安箱とかできて、利用者の苦情を受け付ける。商売とするのかしないのかは不明だが、この機関では受け付けた苦情をもとに該当ページを検査して、そのような事実が発見された場合、主催者に警告を出す。再三再四の警告にもかかわらず改善の意志がみられない場合はプロバイダに消去要求を出す。要求が受け入れられない場合は、しかるべき処置をとる、などと圧力をかける団体、全国圧力鍋が発足する。こうしてWebの言語統制、表現統制が始まってしまう。よく裏を調べたら警察だったりして。こんなことになるときんたまなめなめなどと書いたらすぐさま訴えられてしまうのだ。エロ写真がなければ大丈夫というわけにはいかないのだ。あっ。

(1996/11/12)むりやりサイクリング

座間市から横浜市へ引越しした。最終日に自転車を運べば完了、クルマに積めばあっというまに運べるのだが、せっかくだからサイクリングでもむりやりするかという気持ちで30km弱ほど走った。雨も降らず、ピーカンでもなく絶好の陸送日和である。常日頃から乗っている人なら屁のような距離だが、最近運動不足ぎみの私にとっては、けっこうつらい。目的地があるから途中でやめるわけにはいかない。でも目的地があるっていいことだね。人生もそうありたいね。ほとんど街中を走るのでパンクなど心配していない。心配なのは交通事故だ。ずっと歩道を走れれば問題ないのだが、これがまた問題そのものである。一級国道でさえ歩道が途中でなくなってしまうことがある。余裕たっぷりの歩道があるかと思えば自転車1台でぎりぎりの歩道もある。真ん中に電信柱が立っていて自転車のハンドルがすり抜けられないようなところもあった。歩道に乗り上げて止めてあるクルマの邪魔なこと、車道にはみ出さなければ通過できない。そのポイントだけ車道にはみ出すのはかなり危険である。白線が引かれただけの歩道では車道との間にみみず腫れのようなうねりがある。こんな所は危なっかしくて走れない。うねりに車輪を取られてステンコと横転した拍子に後ろから来たクルマに頭を轢かれたらさぞ痛いだろうな、などと思いながらやむおえず車道を走る。クルマのほうは抜きあぐねてスピードを落とすことになる。すり抜けて自転車が倒れたりしたら、100%クルマの責任になってしまうから、基地外ドライバーでもないかぎり慎重になる。自転車のほうもそれを知っているので、その優先権にあぐらをかいてずうずうしい運転をしている人もいる。これは歩行者の場合にも言える。歩行者保護の特権にあぐらをかいて、轢けるものなら轢いてみろという歩きかた:青になったらすぐさま道を渡り始める人:などにみられる。結局人間なんていいかげんなもので、自分が今、身を置いている立場に有利な解釈を正しいものとしてしまう傾向がある。クルマに乗れば、歩行者自転車バイクは邪魔者とし、バイクに乗ればクルマを敵視し、歩行者になれば自転車以上はすべて悪とする。喫煙禁煙値上げ値下げ賛成反対すべて、自分がどちらに属しているかによって、自分に有利なほうに立つだけである。真実はいくつでもある。歩道が狭い広くしろ、といっても、それで自分の敷地が削られるとなれば、首をたてには振るまい。原発なんかも他人の里には平気で建てても自分の家の前だったら旗振って抗戦するんだろう。そういう意味でも新宿副都心に、まあ、それはそれとして、平均時速11km程度でむりやりサイクリングは無事終了した。便所に行っておしっこおしっこ。あっ、尿道が痛い!病気か?うーむ、全治24時間で尿道の痛みは取れた。自転車長時間乗るのも考え物だな。

(1996/11/08)HTML見物記

●ホームページを作っていて、または見物していて気づいたことを少し書いてみます。HTMLの書き方のことですけど、ページを見る人によって、使っているパソコンによって、見えかたが違うということです。私があほページを作った時、最初はフレーム枠を固定にしていました。しっかりちょうどよい大きさに設定したのだからこれでいいのだと、決めてかかっていたのです。私は800×600のSVGAウインドウズPCで作ったのですが、ある時640×480の古いノートPCにコピーして、見てみました。すると当然ながらメニューフレームの大きさが固定だから本文の幅がちょっと狭いのです。ずいぶん早くに改行するので場合によっては、気持ちわるいのです。あ、いかんなこれは、と思い、脱兎のごとくフレーム枠固定のタグオプションを外しました。これなら見づらい人はフレームを寄せて本文を見ることができます。あほなページとはいえ、読みやすいほうがいいだろうとの親心です。
●さて、あるページを見ていたら、バックグラウンドの画像にバインダーの穴が左端にでるようなものを使っているページがありました。最近よく見かけますが、そのページは本文の中ほどにも垂直にまたバインダーの穴が黒々と付いていました。黒々に黒い文字では読めません。見る人がブラウザの幅を狭めれば済むことですが、そんなの面倒くさければしませんね。そのページの人に「.....だよ」とメールしたら「ぎょえー」と驚いていました。MACで作っていたそうです。なぜかMACの人はブラウザを縦長な感じで使う人、多くありませんか?気のせい?それはどうでもいいんだけど、その人も自分のテクマクMACでOKだからと信じていたんですね。ディスプレイやブラウザがもっと広い人が見ても大丈夫なようにするには、バインダーの白い所の幅をいっぱい取っとかないとまずいです。同じようなケースで、フランスの三色旗のように両脇に色の付いたスペースを儲けたバックグラウンド画像で、真ん中の白い?所に本文を書いてあるページもよく見かけます。これなどは作った環境より狭くても広くても色エリアと本文が重なりやすくなります。濃い色のバックだと字が読めません。なかには<−−−−−この幅にブラウザを合わせてね−−−−−>なんて画像まで付けてくれているページまであります。見た人がみんな素直に幅合わせしてくれるといいですね。
●今度は広い画面でのびのびと暮らしている人のページを見てみました。メニューの文字の上に幅広の画像がおっかぶさっていて、せっかくのメニューが見えません。私より広い画面なので、これ以上広げることはできません。あてずっぽうにクリックするか、ソースを覗いてからクリックしないとなりませんでした。画像と画像が真ん中で重なり合っていることもあります。片方ずつ次のページに表示しなおせば見えますけど。これは、私の工事中ページでもブラウザを縮めると発生します。気づいたのですが、工事中だからいいやという了見でほっぽってあります。工事中冥利につきるということでしょう。
●ふと思ったのですがブラウザのサイズを変更するタグなんかもできるかもしれませんね。<BROWSERSIZE WIDTH="600" HEIGHT="400">などと記述しておくと、読み込んだ人の寝ぼ助ぷぅなどがびよよ〜んと勝手に伸びたり知人ダリ(←あ、これいいな)やりなおし。伸びたり縮んだりするという機能です。自分のページのイメージサイズを見る人におしつけることができて便利そうだけど、迷惑千万なタグだからできても困ります。もしできても、ブラウザの方にもこのタグを無効にするオプションを付けてほしいものです。というわけでこのタグは役に立ちそうもありません。
●最後に文字の大きさです。寝ぼ助ぷぅとIEでも、なんとなく文字サイズが違います。MACの人やUNIXの人やいろんな人がいろんな環境で書いているので、書いた本人には読みやすい大きさでも、べつの環境の人が見ると小さすぎて読めないことが時々あります。知らずにそうなっている場合と、その人のポリシーとして豆粒文字で書いている場合があるので、一概にいいとか悪いとかはいえません。ただ、読みにくいほど小さい文字は読み飛ばしています。読めないほどでかい文字はありませんので、とりあえず今のところは大丈夫です。

(1996/11/07)こんなの出てた「ベッコアメの奇跡」尾崎憲一著

ベッコアメの尾崎社長が書いた本をみつけた。オタク小僧のケン君がパソコン通信で培った豊富な技術と自信に満ちた超感覚をフル起動して、ベッコアメを創設し一旗あげるまでの赤裸々な、でもないか、自由奔放な半生がここに記されている。若くして成功した羨ましい人生だ。とりあえず、プロローグだけ読んで見よう。イカしてるぜ。「やるなら今しかない」というオタクの直感で、あっと言う間にベッコアメ・インターネット・プロバイダを立ちあげてしまうこのスピード感覚はハリウッド映画を見ているようだ。深く考える前に直感を信じて行動を起こしてしまう度胸と自信は、見習いたいものだが、私はどうもその反対のようで、これでは一生うだつが上がらないのだろうか。うーん、情けないことだ。もちろんそうやって失敗して首吊った人もいるのだろう。だから誰もがそんなふうに踏ん切れないのだろうけど。それこそが人生の面白さなのだろう。どうすれば面白い人生を送れるかは、個人個人が考えることであり、ケース・バイ・ケースで結果も180度違ってくる。尾崎さんの真似をすれば誰でも大成功するとは限らない。今から真似してプロバイダ立ちあげても手遅れかもしれないし、別な形で成功するかもしれない。他のことに尾崎さんの生き方を当てはめても失敗するかもしれない。人生のノウハウはパソコンの設定手順と違い、マニュアルどおりにやれば同じ結果になるとは限らない。この本はそんな千差万別な生き方のひとつを見せてくれる。面白い。
ベッコアメのBBSがダンボネットだったなんて知らなかった。その上、ベッコアメという名前自体がオタク集団に付けられたあだ名だったとは。さらに、ベッコアメのイメージイラストのあの「
けっこうあれ」な砂漠の絵まで尾崎さんが作ったとは思わなかった。砂漠に沈むロゴでは縁起が悪いから、きっと浮かび上がるところだろうと思っていたら、なんだやっぱり沈んでいたのね。

(1996/11/03)マイクロソフトのいちばん使いやすい製品◇Asahiビールゼリー

◆それはマイクロソフトMOUSEなのだ。また買ってしまった。以前から使っていたやつが掃除しても足腰がおぼつかなくなったので、また買ってしまった。4400円で買えるので、それほど高くない。結構気に入っている。形も手にピッタリフィットで、動きもスムーズ、クリックもソフトにチキッって音の感じでできる。あとひとつ、エルゴマウスというのもフィットしそうで使ってみたかったが、またいつか。特にドライバをインストールする必要もない。インテリポイントとかいうソフトがついている。もしかしたら便利鴨新米が、まだ入れてない。ボタンへの自動移動は天下のチューチューマウス君があるし、マウスポインタは巨大にしてあるので、TFT液晶でなら見失うことはない。アニメなど100以上のポインタアイコンに変更できるらしいが、とりあえずいいや。そう、私はメビウスノートなのだ。が、グライドポイント(平面)が「すこぶる」使いづらいのでわざわざマウスをひっつけて使っているのだ。またビル・ゲイツに儲けさせてしまった。

◆Asahiビールゼリーというやつ、悪くない。面白い味してる。なんか懐かしい駄菓子屋色の味がする。ただのお菓子だから子供でも大丈夫だ。アルコールが0.75%入っているが糞の役にもたたないし。そのかわりビール好きの酔っ払いおやじが過度の期待を抱いて食ってもがっかりするだけだろう。ただのお菓子だもん。200円は高いぞ。黒生とスーパーDRYが出てる。黒生は醤油コーヒーゼリーのようだ。スーパーDRYはビール色で味もいい。てっきりアサヒビールから出てると思っていたが、違った。長崎の有限会社「長正堂」とかで製造して、佐世保の有限会社「西海岸ビール村」とかいう妙ちきりんなとこが販売している。ちょっと笑ってしまった。これはマニアックだ。そのうち無くなっちゃう鴨新米から試したい人は急げ!(←完璧無責任発言)

(1996/11/02)ソフトバンクのパソコン雑誌が参勤交代

ソフトバンクの社長は周富徳だっけ?ありゃま。来年からパソコン関係の雑誌を入れ替えるそうだけど、6冊廃刊、3冊創刊だって。休刊とか言うけど休刊して休みが開けたことなどないから廃刊だね。名前も知らない初心者向けの安い雑誌とデータベースという小難しい雑誌、データベースは同僚が買ってたなぁ、2〜3回。それで2月からハローPCという初心者向け雑誌がおぞましき隔週刊になるそうだ。まあもともと買ってないからいいけど。きっとハローPCは売れていてその他の初心者向け雑誌は売れてなかったんだね。ソフトバンクと言えばDOS/Vマガジンも隔週刊になる前は買ってたなぁ。あれは広告の間にちょっと記事が挟まっているASCIIみたいな雑誌で重いから、パソコンでも買おうかなと思う時期にだけはつい買ってしまう系。インターネットYahooマガジンは廃刊しないだろうなぁ。今はセブンイレブンとかでも買えるので重宝するし。アスキーもEYECOMもコンビニで売ってるからなぁ。真似したな。EYECOMは昔からよく買っていた。ろくでもない記事が多くてくだらないけど、あのばかばかしさにつられてつい買ってしまう。コンビニで買えるというのは嬉しいなぁ。後は駅の売店だな。クルマの雑誌も買えるくらいだからそのうち参入するかもね。あ、ついでだけど、白夜書房のインターネットマニアではメールで申し込んだら99%の確率でホームページ紹介してくれるコーナーがあるよ。このページは恥ずかしくて申し込めないや。

(1996/11/01)家の入り口の庇について

いままで住んでいたアパアトは軽量鉄骨でモダァンなのですが、玄関の出入り口の上に庇が無かったのです。それがどうした?というと、どうしようも無かったのです。雨の日に外へ出る時、玄関開けたら0.2秒でゴハンじゃなくて雨粒攻撃なのです。鞄を持って反対の手で瞬時に傘をさして傘がずれないように支えながら鍵を締めてとかやっているうちに、クククソーって気持ちになるのです。荷物が多かったりしたらもうダメ。家に帰って来ても、荷物を濡らさないように傘を支えて鍵を取り出し鍵穴ににゅうぅっと挿し込んだりしているうちに傘がずれたりするともうクククソーって気持ちになるのです。荷物が多かったらもうダメ。必ずどっかがシッポリと濡れてしまいます。経験のある方ならわかるでしょう、この鬱陶しさが。今度引っ越すことになりました。今度のアパアトは木造のだらしない所ですが、玄関の出入り口の上に庇があります。もちろんそれだけが理由で引っ越すわけではありませんよ。しかし、探す時のチェックポイントのひとつには入っていました。庇が正面の階段まで続いていて余程の横殴りの雨でもない限り大丈夫です。それどころか、ビーチチェアを置いて日光浴するくらいの余裕があります。でも日影なのでやりませんけど。←そーゆー理由でやらんのか。しかしまあ、これで、雨の日に荷物をもって外出する時でもゆっくり鍵を締めて、ズッポシ濡れずにお出かけすることができます。よかったよかった。今後、アパートなりマンションなりを探す予定のある方はこんなこともチェックの対象に入れてもいいかと思います。どですか?

CREATE:11/01/1996 by Kiyoharu Otake

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