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(1998/04/29)塗仏のとんかつ
◆♪◆ 「塗仏の宴」(京極夏彦)を読んだ。<宴の支度>らしい。うたげのしたく。相変わらず京極堂やら榎木津礼二郎やら関口君が活躍するのだが前編で約600ページ。後編<宴の始末>は7月発売、待ち遠しい、忘れてしまう。今回は6部に別れて妖怪が跳梁跋扈している。但し全編のテーマが一貫しているので後ろの部ではなんとなくネタ割れして来る。それでも最期の半ページであっと驚かされて後編を早く読みたくなる。山ほど大風呂敷広げられたまま、あと2か月待つのは辛い。いままでの登場人物が入れ替わり立ち代わりオムニバスのように現れて糸を紡いでいくようで、ファンは大喜び鴨新米。「6枚のとんかつ」(蘇部健一)を読んだ。なんちゅうものを読んでるんだろう。1杯のかけそばをもじった題名なのは明らかだが−−いっぱいのかけそばではない。いっぱいのかけそばだったら話にならん。腹いっぱいなのかバケツいっぱいなのかは不明だが腹いっぱいかけそば食えるならお涙頂戴も糞もあったもんじゃない、バケツいっぱいのかけそばなんて戦時中でもなければ食いたいとも思わん。まさか風呂桶いっぱいのかけそばということはあるまい。そんなの誰が食うんじゃ。せめてコロッケそばとか天婦羅そばならまだしも・・・いや、それでも風呂桶いっぱいはやだ。百歩譲って風呂桶いっぱいのかけそばが260円だとしてもだ。せいぜい上っ面なでたくらい食えばもう結構だ。それじゃあ260円の意味が曖昧だ。残りはどうするんじゃ。まさか他の客に出すわけにもゆくまい。だってそれはまごう事無き一杯のかけそばだし、飲食店の衛生上はなはだよろしくない。営業免許取消になってしまう−−それはさておき、6枚のとんかつは推理小説であった。しかし人を食った小説だ。15本のショートストーリーの全てにオチが付いていた。謎解きがどうのこうの言うよりオチを楽しみにしてしまうという困った作品だ。うひゃあ
焼き肉だのスペアリブだの週代わりに食べてたいへんおいしかったのだが、まったく人間ときたら牛が好きだなあ。ペットとしてじゃなくて食い物として好きなんだから罪深いことだ。だからと言って草だけ食って暮らそうとは思わんが。世の中に牛や豚がいなかったらどうなっていたか。多分何も問題はなかっただろう。あっと思うような動物の肉を食うことが常識として定着していただろう。ステーキそばってのは似合わないな
(1998/04/25)エイリアン4
◆♪◆ DNAのクローン再生とくれば、もう終わりはない。死んでも死んでも生き返る。おかげさんでシガニー・ウィーバー再来となった。今回のリプリーはえらく屈強だが、こんなに背が高いとは思わなかった。子供の頃どんな栄養取ってたんですか、と聞きたくなる。色気というより逞しさを感じさせる。今回は美人女優ウィノナ・ライダーがひときわ目を引き付けて2倍楽しめる。寄る年並みのシガニーからエイリアン・ガールの世代交代でも目ろんでいるのか、結構毛だらけである。ところが毛のないエイリアン、相変わらずグロテスクで怖い風体だ。あんなに異様なのに怪物のアイドルに君臨しているのは、黒光りする流線形の頭がイカすからかもしれない。あまりにも人間とかけ離れた風貌だから、別の生物として見ることができるのだが、これが人間の目鼻立ちをしてグロテスクになった時、ぞっとするほど気味悪いものだなあ、とつくづく思った。今回のお薦めは水中を泳ぐエイリアン、なかなかかっこよい。
最後まで生き残るメンバーが面白い。予想をくつがえされた。それにしても気になる終わりかただ。すぐにでもエイリアン5が見たくなる。もう筋書きが出来上がっていてもおかしくないぞ。
(1998/04/24)PHS危機?
◆♪◆ PHSがアブナイって?その電磁波とかいう話じゃなくて存続が危ぶまれているとかいう噂話。携帯ユーザには関係無いがPHSユーザとしては知らん振りして過ごすわけにも行かない。
知らぬ間に「ご利用ありがとうございました。本月をもちましてPHSの運転はつつがなく終了したしました」なんてご挨拶が最後の明細と一緒に届くのも困る。
誤解を招く発言をした人は「そ、そーゆー意味ではなく・・・」とか弁明しているらしいが。
なぜPHSかといえば少し安いからだ。通信も魅力あるし。携帯より圏外がいっぱいあるし・・・だからもっと安くてもいいとさえ利用者は思う。携帯に乗り換えられて利用者も減ってきたのは携帯もだんだん安くなってきたからだろう。通行人にタダで配っていれば、そりゃあいらない人もでてくるだろう。いらなくたって解約しなければ基本料金取られるんだから。
こうなったら携帯との差別化を計るために、基本料金をなくして完全従量制にでもしたほうがいいぞ(個人的に)。それなら持ってるだけ持っとこうという人もでてくるだろう。持ってりゃつい使っちゃったりするし。使わなければ金かからないし。これでひとりに1台PHSの時代が来るぞ。携帯持ってる人もとりあえず持ってるだけ持ってたりして。
それに、あちこちに張り巡らせたアンテナ設備ももったいない。どうなることやら。
まあβビデオみたいに資産の継承がないからPHSが消えてなくなったら携帯でもなんでも乗り換えれば済むことだからいいんだけどね。
(1998/04/20)ナルト
◆♪◆ 近頃ナルトを食べてない。赤い渦巻きで目が回るから、などというろくでもない理由ではない。ラーメンはよく食べているが、ほとんどトンコツ味で、トンコツ味にはなぜだかナルトが入ってない。別にナルトが好きなわけでもない。三度の飯よりナルトが大好きなんていう奇特な人はいないだろうが。あんな子供だましの蒲鉾に輪が生えたようなものを。どうせ渦巻いているなら卵たっぷりの伊達巻とかバウムクーヘンの方が、同じ目が回るにしても味わいがある。バウムクーヘン入りラーメンは願い下げだが。横浜の大桟橋入り口付近にある「ザ・ラーメン屋」とかいう店に入った。いや、入ってない。いや、入ったには入ったのだが、建築学的に見て入ったと言えるかどうか意見の別れる所だ。店から垂らしたテントの中に入ったのだ。そこに14人くらい座れるテーブルが置いてあって入れ替わり立ち代わり客が座る。勘定のとき店内をみたらカウンターが数席あったのだが、完全に作業場になっていて、客を座らせてなかった。大雨の日は使うのだろうか?
そこのラーメンは醤油味でまあ普通の味で、というかどちらかといえば旨い部類に入る。だしが効いていていい醤油味だ。時々ムッとする醤油ラーメンに出くわす事があるが、ここは大丈夫だ。当然のごとく、ナルトが入っていた。そして回りが赤いチャーシューが入っていた。懐かしい味である。それより旨かったのは半チャーハン。そこはかとなく焦げたような味がして心地よい。全チャーハンだけ食べてもいい鴨新米。
結局何が言いたいわけでもないが、ナルトは絵になると。
(1998/04/18)お好みサワー
◆♪◆ 昨晩は中華3人組でお好み焼きを食べにいった。そしたら脇に居た中華三昧君が誤ってレモンサワーを鉄板の上にぶちまけてしまった。ジュワー、ジュワジュワー、あたり一面油地獄これで一巻の終わりかと思う間もなく店のおばさんが「やきそばをかぶせな!」と指令した。きっとおばさんにとっては日常チャメシゴトなのだ。しかし時既に遅くメガネの裏側は数十年前の田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の裾野にあぶらあせ。見えないけれどスーツの襟元ネクタイまでがオイリイオイリイになっているはず。うちに帰って匂いをかいだら油澄ましの香りがした。ところで猿人に登録したら夜久さんに見つかってしまった。酸素の呼吸より日記読みが好きな夜久さんだから見つかるも糞もない。実は1年半くらい前に夜久さんに会った時も「日記やろうよぉ」と勧誘されたのだが、これこれしかじかで見送っていたのだ。夜久さんだから、というわけではない、断じて、たぶん。「重いべっこあめで日記読んでもらおうなんて甘い」とか罵詈讒謗を貰ったりしたが、まあ、相変わらずべっこあめ。
今度パワーアップするというメールが来た。「基幹ネットワーク2.4Gbps上に構築されたATM156Mbpsという大容量のバックボーン・・・云々」素直に信じて期待していよう。そのべっこあめもとうとう、or.jp から ne.jp に変更になる。JPNICの余計な取り決めでまた面倒な変更をしなければならない。いいじゃんそのままで、鬱陶しいことだ。
(1998/04/15)このような猿人
◆♪◆ というわけでようやく日記猿人に登録してみました。1年半前にReadMe!に登録した時は、月に4回程度の更新でも可などとあったので、それならまあいいか、という軽々しい気持ちで参加したんですが、猿人はいかにも日記でバリバリ更新している人の集まりのように見えたので、敬遠してました。敬遠の仲と犬猿の仲をかけてる訳ではありません。バリバリ更新していると他のことがそっちの毛になってしまいそうで、そういう性格だし。そういうHPの人も知ってるし。たまたま先日会った藤間@家系さんが「自動報告もあるし更新しなくても大丈夫だし」などと無責任なことをいろいろ教えてくれたので、ひさびさに見に行って、ふーん、そうか、と納得したのかしなかったのかよくわからんうちに登録しちゃいました。まあだからと言って内容が濃くなるわけでもないし、毎日書く気もないし、内容はないよう、などと6でもないことばっかり書きそうです。猿人は(E.N.)というアメリカ西海岸に住んでいるプログラマーの池川さんが作ったCGIスクリプトの名前だそうですが、多分エンジンを漢字に当てはめたのだろうと思います。主催者が黒魔似4人だという意味ではありません。あのボタンは投票ボタンです。「読んだよボタン」ともいいますが「読んでよかったボタン」といったほうが適切でしょう。読んでよかったと思った方や、暇な方や、義理堅い方や、初心者の方や、旅慣れた方や、ちょっと急いでいる方だけ押していってください。ついでながら上の絵は本文にまったく関係ありません。鬱陶しいと思う方も多数いらっしゃるでしょうが、趣味で貼り付けているので問答無用です。
(1998/04/12)一二三ラーメン
◆♪◆ 昨日はきのことサラミのピザを食べた。薄生地のパリパリした30cm。旨い。塗仏の宴を読みながらのろくた食べていたら飽きてきて最後の2枚は義理で食べた。それから吉祥寺へ行ってOFF会。これは突然降って沸いた話で、食い物屋のページからリンクを張った「家系ラーメン」の藤間さんに「リンク貼りました(∵)/」とメールしたら「そうですかよろしく」の代わりに「OFF会をします」と返事が来たのだ。一二三ラーメンという店に行った。吉祥寺から10分くらい歩いた辺鄙な所に目立たぬ佇まいで一二三ラーメンはあった。かつおダシのスープにどう見ても日本蕎麦の色をした変わったラーメンである。とはいうものの味も蕎麦っぽい。これはラーメン系なのか蕎麦系なのか・・・その後居酒屋でチャットして9時半に店を出た。参加者は藤間さん、みのべさん、本山さん。みんな初めて会った人達。らーめん系の人達かと思ったら日記系だった。このあいだのOFF会は40人くらい集まったと聞いてびっくらこいた。絶対覚えられん。写真 本当はラーメン屋で撮りたかったのだが忘れた。
(1998/04/11)猪木引退
◆♪◆ アントニオ・猪木がプロレスを引退した。子供の頃はプロレス中継が好きだった。猪木と馬場のタッグチーム、GI砲は無敵の強さで、まさに血沸き肉踊るものだった。猪木のドロップキックやストンピング、馬場の32文キックや椰子の実割りに興奮していた。それでもなんかノッペリした馬場よりワイルドな風貌の猪木のほうが、よりかっこよく見えた。そのうち猪木と馬場の間に溝ができて、別々のフィールドで活躍するようになってしまい、ファンとしてはちょっと寂しかった。いつかまたGI砲の復活を見たいと誰もが思っていただろう。結局その夢は実らず、馬場はクイズのボケ解答者になり、猪木は悪徳政治家になってしまった。猪木に政治家になんかなってほしくはなかった。ただでさえ猪木は反則すれすれのダーティプレイがお手の物で、それがまた魅力のひとつでもあったわけだ。政治家になってもやっぱりその片鱗を垣間見ることができた(^^;;やっぱり猪木はリングの上だけで活躍して欲しかった。そして引退試合。ドンフライとかいうたいしたことない相手に圧勝である。どうせならホーガンやハンセンみたいな強敵相手に、また失神するようなラストプレイを見たかったが・・・。最近はあまりプロレスも見てないがアメリカのプロレスも面白い。わけわからん妙なタッグチームやら、おかまレスラーやら、反則マネージャーやらが大笑いの活躍をする。長州、藤波、天竜、鶴田、前田、タイガーマスクにグレートムタ、強い奴は面白い。カブキもよかったな、毒霧吐くし。ターガーマスクなんてマンガから飛び出してきたようなもので面白くないわけがない。そのかわり弱くちゃ話にならないけど。ライガーもマンガだな。嫌いだったのは白髪のチャンピオン、リック・フレアー、こいつは根性が汚い。好きだったのはロードウォーリアーズ、強かった、こいつらは絵になった。
古館伊知郎の実況も好きだった。賛否両論あるけどF1実況もそれほど悪くはなかった。突発的言語織り成す造語の祭典大騒ぎだったわけで、嫌な人にはウルサイだけだったのだろうけど。そして福沢朗。始めてみた時「プ・プ・プ・プロレス・ニュ〜ニュ〜ニュ〜ニュ〜ニュ〜ス!!」とかやってて、なんだこのバカアナは?と思ったけど、やっぱりアホで面白かったなあ。
(1998/04/10)ピ、ピザと交換?
◆♪◆ アメリカの中学校で銃を発砲して立てこもっていたバカ中学生が、5時間後にこともあろうにピザとソーダ水と引き換えに銃を渡して投降した、だとさ。あほか・・・そんなもんで折り合いが付くくらいなら篭城なんかするな。あに考えてんだか・・・ピザはミックスだったのだろうか?サラミピザだったのだろうか?定番だからなあ。まさかシーフードピザだったのだろうか?イカの切り身なんかなかなか歯ごたえがあっていいぞ。イカ墨ピザなんてことはないだろうなあ?歯が真っ黒では、さも悪人っぽいぞ。厚いマッタリした生地のピザかな?腹は膨れるけど、どっちかというと薄手のカリカリのほうが好きだなあ。ピザにソーダ水というのはいい取り合わせだ。ジンジャーエールでもいいな。アップルタイザーなんてのもいいな。炭酸シュワァってのがいいな。特に食べ放題なんて時には飽きそうになった時、炭酸シュワァで口をすっきりさせて食べるのはいいものだ。なんて書いていたら、ピ、ピザを食いたくなったぞ・・・明日はピザでも食べようかな。久しぶりだな・・・
(1998/04/07)あと1000日
◆♪◆ にゃんと21世紀まであと1000日だそうだ。数えりゃわかることだけど、わざわざ数えたりしないもんで何か新鮮。21世紀といえば西暦2001年1月1日から始まる100年間のことだけど、その前に2000年という区切りの良い1年が待っている。2001もかっこいいけど2000もかっこいい。これでは2年続けてお祭り騒ぎではないか。「ついに2000年を迎えました」と言ってもそれは激動の20世紀の終焉であって、新たな幕開けではない。しかしチョッキリのかっこよさに釣られて何か新鮮な雰囲気を感じてしまうのだろう。そう、2000年1月1日を川切りに世界中のコンピュータがテンテコマイをすることになる。みんな必死に対応策を講じているが、絶対何か起こるぞ、ひょえ〜(^^;;それに比べれば2001年は朗らかに開けるのではないか。人類の心の昏き川を流し尽くした20世紀とともに、明るい21世紀が来ればいいのだが。それまで生きていられるか心配でもある。そういうわけで病んでいる世の中のどす黒い膿はまだまだ635日ほど垂れ流され続けることになる。そして21世紀、新たな罪の幕開けだ。ぎょえ〜(;o;)それにしてもアンゴルモアの大王とかいう奴は何で1999年なんていう中途半端な年に現れるのだ?この辺が作者の勘違いじゃなかろうか、と邪推してしまう京子の五郎、そいつは破滅をみやげに外からやって来るのではなくて、すでにボウボウと増殖を始めているのではなかろうか、あなたの心の隙間から。
(1998/04/06)つれづれナルト
◆♪◆ 木曜日は中華3人組で渋谷の永竜へ行き、桂花そっくりのラーメンを食べた。角肉は大きめなのが3つ入っていてなかなかよい。土曜日は確認のために横浜で本物の桂花を食べた。やっぱり桂花は旨い。新年度の組織改変で引越して来る部所があった。おかげさまで日曜まで出勤するはめになった。時まさに桜満開ピークの晴れた休日にケーブル持って右往左往してたので〜し。
3月末の週初めから暖かくなったのでコートを脱いだ。以前早まってクリーニングに出しちゃってえらい目にあったことを思い出して、そのままにしておいた。そしたらやっぱりまた寒くなって来たのだが、雪でも降らないとまたコートを来て出勤する気持ちになれなくて、結局着なかった。
リニューアルした琴子さんの日記を読んだら「スーパーで買ったばかりの肉を盗もうとしたババアがいた」と書いてあって大笑いしてしまった。笑ってばかりもいられないが恥知らずな強欲ババアを想像したら思わず吹き出してしまった。スーパーで肉を買う時は気を付けよう(∵)/
(1998/04/01)4月馬鹿というか風邪っぽい
◆♪◆ 3月下旬になって急に暖かくなって、ぽかぽかの休日が春を感じさせるというのに風邪っぽい。今年になって4回めの風邪っぽい。喉からカラ咳が出る風邪っぽい。ここ2〜3日で鼻水風邪っぽい。花粉症かな、とも思ったが、目はなんでもない。それでも花粉症の実態を知らないので何ともいえないが、とりあえず風邪っぽい。そんなに不摂生をしているわけではないともいえないが風邪っぽいまま4月に突入してしまった。そこかしこに馬鹿が集う4月である。阿呆も集う。馬鹿と阿呆が群れ集まってマイムマイムを踊る。そりゃもうあっぱれな春先である。とはいうものの近頃の新聞紙上は寒いうちから馬鹿ばっかり掲載されている。人刺し指で突き刺しながら読んでいると、嗚呼病める世紀末だなあ、と感じる京子の五郎である。ナイフ持ってる中学生が刺さずにいられる訳が無い。犯罪先進国アメリカではナイフどころか銃を乱射する学生までいる。単に日本では銃を入手しにくいということだけである。学校にナイフを持って来るのはやめよう、と叫んでいる関係者の姿は、銃の所持をやめよう、と叫んでいるアメリカと似ている。身の安全、防御の為の銃の所持と言っても、新たな加害者候補が増えるだけである。ナイフを持つ暴漢から身を守るためにナイフを所持すれば、いつかは自分も加害者になる。絶対にならないなどと言えるか。いじめられた中学生が身を持って世に問うている。
今読んでいる本はディーン・クーンツの「心の昏き川」うーん、病んでいる。早く読んでしまわないと京極夏彦の新作「塗仏の宴(宴の支度)」を読み始められない。ほぅら春先神戸にぃ
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