雑記林花或木
[1998/05]
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(1998/05/28)ie4の続き

 5月16日にie4の不具合について書いたが、天下のあき2から情報が届いた。「Change-moi」というツールのFAQにあったそうだが「ie4でデスクトップ統合した場合、スタートメニューへダイアルアップネットワークフォルダを作成しても、(なし)と表示されて何も出てこなくなる。統合環境を削除するしか方法はない」という悲しいお知らせだった。バージョンダウンである。しかたないからbekkoameとairnetの接続ショートカットを個別に作った。まあいいやこれで。ie4を入れたせいで便利な機能がひとつ減った。
 そしてひとつ便利な機能を昨日みつけた。STARTボタンからポップアップするメニューの順番をその場で変更できることだ。ポップアップしたまま、移動させたい項目にマウスを合わせてクリックしたまま上や下へ引きずると、そのまま順番を並べ替えることができる。別の階層にも引きずっていけば移動ができる。置き場所が決まった時に初めてマウスボタンを離せばよい。並べ替えたメニューは再起動してもそのまま並んでいた。

(1998/05/24)ぐうた歓迎OFF会・お薦めアバター

 渋谷の駅近くの洋風居酒屋 the BAR of Corn Barley でOFF会をした。参加者は、ぐうた、キキ、もと、らめ、すばる、カカロット、俺。お初のぐうたは顔もわからなかったが、約束通り1輪の赤い薔薇を持って佇んでいたのですぐにわかった。カカは忙しくて30分ほどいただけで仕事に戻っていった。そのあと大阪のどすこいさんから電話が来た。「あ、やっぱり来たんだ」誰もがそう思った。しかしそうではなかった。集合時間を1時間勘違いしたもとが、渋谷駅前から大阪経由で連絡してきたのだ。携帯繋がらなかったからだというが、どすこいさんからは繋がった。「今もとさんが駅前で待ったはります」おぎょぎょ、迎えに行ったら黒山の人だかりの中を、もとがうろうろしていた。インターネットじゃあるまいし、大阪のサーバ経由するなぁ。飛び切りの料理ではなかったけれど、値段も安くて雰囲気もアメリカン、駅から近いので便利である。
 そのあと隣のビルのカラオケ屋へ入った。Kiroroの「長い間」を歌ってみた。これは道産子@宏美さんに絶対歌えと指令を受けていたからだ。しかし自分で歌うとどうもしっくりこない。こりゃ歌う歌じゃなくて聞く歌かもしれない。初参加のぐうたはリモコン操作を誤って違う番号を入力してしまった。そしてしかたなく「くちなしの花」を歌った。これでは、ぐうた@演歌のイメージが定着してしまう。ぐうたは慌てて正しい番号を入力していた(^^;;

3Dチャットお薦めアバター にぎやかチャット これはあらかじめ8人の木偶人形がいるので、ひとりであたかも8人とチャットしているような錯覚に陥ります。ひとりでもにぎやかなアバターです。先日は5人しかいなかったのに全員このアバターに変身したので狭い部屋で一挙に40人チャットに様変わり。わいわいがやがやにぎやか且つ薄気味悪い雰囲気をお楽しみいただけます。もうひとつのお薦めアバター ドアドア これは部屋のドアのアバターです。どこにいてもドアにしか見えないので存在感がありません。引込み思案のあなた、謙虚なあなた、人知れず聞き耳立てたいあなたにお薦めです。但し気を付けないと退室しようとした人が本物のドアと間違えてドンドンぶち当たってきます。本物のドアの前に佇むのが得策かと思います。

(1998/05/20)乗馬クラブ

 知り合いが乗馬クラブに通っているので、見物に行ってきた。私は乗車はするけど乗馬はしない。競馬も永らくしていない。クラブには馬がたくさんいた。当たり前だ。その辺の道路を馬などはめったに走っていない。横浜馬車道と言えども同様である。田舎生まれだから馬はちょくちょく見ていたけれど、間近で顔を突き合わせて見る機会はなかった。やさしい目付きの馬の鼻を撫でると気持ち良かった。長袖で撫でると袖口を咥えようとする。半袖で撫でても手首を齧ろうとはしない。馬は草食だ。

 なぜかそこここに犬がうろちょろしていた。クラブの常連の人気者だ。じゃれあったり喧嘩したり犬は犬なりに暮らしている。馬に慣れているせいで、馬が通ってもびくともしない。仰向けにひっくり返って馬を眺めている犬。クラブの中では馬と犬は仲良しだ。人間も仲良しだ。馬は犬を食ったりしない。犬は馬を食ったりしない。しかしながら人間は馬っでも犬でも食っちゃう。どこまでが仲良しの境界線なのだろう・・・

 馬犬の写真犬犬の写真犬人の写真

(1998/05/16)インターネット・エクスプローラ4.0

 会社で使っているPCをようやくWin3.1から95に入れ替えたついでにie4も入れてみた。重いのではと心配していたが、Pentium75に520MBのHDDというしょうもないマシンではあるが、それでもなんとか動作したので、とうとう自宅のThinpadにもie4を入れてしまった。気に入ったのはエクスプローラをWeb表示にすると、画像やhtmlをクリックした時に圧縮イメージが表示されることだ。たくさん画像などのあるフォルダを検索する時には便利である。それから「戻る」と「進む」で前後に開いていたフォルダを再表示できるのも便利でよい。ie4のお気に入りに、ブックマークがネットスケープからインポートされるのはie3の時からあったが、順番が名前順になるので、わけがわからなくなってしまった。チャンネルというのもまだ何ともいえない。便利なのかもしれないが、当面ネットサーフィンは主にモジラでするつもりなので保留。ie4インストール後の不具合は、Tips.txtにあった「特殊なフォルダ」のダイヤルアップネットワーク Dial Up Net.{992CFFA0-F557-101A-88EC-00DD010CCC48} が心不全に陥ったことだ。これをスタートメニューに設置すれば選択しやすくて愛用していたのだが、どういうこっちゃ。私だけの不具合かもしれないが、ムッとした。コントロールパネルの同様設定は大丈夫だ。プリンターの同様設定はいらないから付けてなかったのに、インストール後に見たらご丁寧に設置してあった。どういう風の吹き回しか。何か順番もめちゃくちゃになっている。とりあえずファイル回りの操作性はエクスプローラで少しやりやすくなった。とはいうもののWindows98が出てしまうのだなあ。

(1998/05/09)ワールドチャット

 ワールドチャットは3Dのキャラクター(アバター)をかぶってやるチャットで、つい最近参加しはじめたが、ちょっとハマっている(^^;;いろいろな動物やら人やら物体やらのアバターがうろうろしながらチャットする。もうずいぶん前から流行っていて、2年くらい前に、やってる同僚の画面を後ろから覗いていたが、そのころはチャットなんてあんまり乗り気じゃなかったのでそのままにしておいた。自分で好きなアバターも作れるので、それにハマっている人もいる。私もとりあえず2面だけの練習用を作ってみた。それをかぶってチャットに参加している人に配布すると着替えたりできる。そして夜中にこんなありさまになってしまった。まったく阿呆である。こんなことしていると時間がいくらあっても足りない。ああ、人生無駄遣い\(。o・)/
ちなみにくりふぉんは私です。見かけたら声かけてね。ちなみにくりふぉんの名前の由来はここです凸(-_-x)

「コジコジ」って何だあ?ちょいとテレビに目をやったら、アニメ番組やってて、やかん君なんてのが出てた。ケトリーマンの親戚か。やかん頭というイディオムがあるくらいだからだれでも考えることは一緒だ\(。o・)/

(1998/05/05)インカーネイティア

 これはパソコン用のRPGである。スーファミもプレステも持ってないし、ぱちょこんに入っているゲームはソリティアとマインスイーパーくらいだから、めったにゲームソフトなんて買わない。ドラクエもFF7もやってる人の話を聞きながら、ちょいと羨ましがりながら過ごしている。昔はロードランナーとかで遊んだが、やり始めるとすぐ夜明けになるので困る。文字だけでストーリーが変わって行く初期のRPGでも結構おもしろかったが、最近はトンと御無沙汰だった。
 このゲームは別に有名でもないが、ダリの絵をモチーフにしたゲームだというのでつい買ってしまった。記憶の固執、内乱の予感、ナルシスの変貌、ポルトリガトの聖母の絵の世界が現実に(というかゲームの中に)現れて不思議な空間を造っている。妙なキャラクターが蠢く空間を探検してヘンテコリンなゲームをクリアして、逃げた柔らかい時計を取り戻すという奇々怪々なゲームだった。柔らかい時計がにょろにょろと這って逃げるところは秀逸だ。ついついはまってしまう。
 ずいぶん異常な精神世界を思わせるゲームだが、ダリ自体が異常な世界なのだから当然といえば当然かな。そんなゲームを楽しんでる俺も異常な阿呆鴨新米。

(1998/05/04)スターシップ・トゥルーパーズ

 ハインライン「宇宙の戦士」を映画化したらこうなった。夢溢れるSF超巨編と言っても差し支えないけれど、ファンタジックなスペースアドベンチャーのつもりで見に行くとひっくり返る。とにかく遠慮会釈ない映画である。
 訳本では「クモ」と呼んでいた敵との壮絶な死闘が繰り広げられる。ちゃきちゃきの戦争映画である。戦争だから情け容赦なく首は切れるは足はもげるは脳みそ食われるは、結構血だらけ累々たる死体の山、B級カルトホラー顔負けのおぞましさである。でもこれはA級だと思う。
 敵が人間じゃなくて憎たらしい虫であることが救いかもしれない。虫と言っても550kgから7tもある巨体の虫で、それが1匹や2匹暗闇に潜んでいるのとはわけが違う。広い荒野をうじゃうじゃともう結構というくらいの大判振舞いだ。茶色っぽい足に黒い縞模様が入った姿は、田舎の風呂場に現れるカマドウマを思わせるからなお気色悪い。
 原作との決定的な違いは地球人の戦闘服だ。原作の機動歩兵は、まるでガンダムのモビルスーツみたいな重装備で空中を跳ね回ったりしていたのに映画では実現しなかった。難しかったからなのか、意図的にやめて血だらけバラバラ事件にしたかったのか。
 戦争を美化して英雄を褒め称え、テレビで兵隊を募る、「君も軍隊に入ろう、そうすれば市民権が得られるぞ」ハインラインが皮肉った戦争賛歌をうまい演出で表現してある。戦争になったらいっぱい死ぬぞ、血だらけだぞ、首も手足もぐちゃぐちゃだぞ、愛する人もどんどん死ぬぞ。
 いざ戦争になったらどうだろう、敵はもはや人間には見えず、この映画に出て来るおぞましい虫に見えるんじゃないだろうか。そしてお互い殺して殺して殺しまくるのだ。
 第3次世界大戦 − そんなものが起こるくらいなら、いっそ人類滅亡くらいに大々的に開催した方が地球の為にもいいかもしれないね。

(1998/05/01)ネットは仮面舞踏会

 世間にいろんなひとがいるように

 ネットにもいろんなひとがいるんだね

 いいひと わるいひと すきなひと きらいなひと


 ネットをつなぐと現れる

 いつも陽気なあのひとも たのしいページのあのひとも

 ネットを切ったそのあとは 寂しいひとかもしれないね

 ひとりで歩いてきた道は 悲しい道かもしれないね

 そんな切なさ紛らすために ネットを泳いでいるんだね


 辿り着いた小さな街で 明るさいっぱいふりまいて

 幸せそうな笑顔の下に 涙がひとつ光ってる

 仮面の下のあのひとは こころも濡れているんだね


 君だけじゃないよ同じだよ

 ひとりひとりのこころの中は 秘密のページに書かれてる

 ちょっと覗いてみたくても 秘密のページは開かない

 生きてゆくのは楽しいね でも 生きてゆくのは悲しいね


 せめてネットにいるときくらい 楽しくお話ししてようね

 いろんな仮面をかぶっていても 明るくダンスを踊ろうね

 もしも仮面が壊れたら 逃げ出さないでこっちを見てね

 君が楽しくなれるよう 仮面をとって話そうね

CREATE:05/01/1998 by Kiyoharu Otake

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