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(1998/10/30)タコピタ
どすこいさんちで14000外道取ったあ、と言ったら、さりげなく屯田兵が送られてきた。あ、まちがったこいつらだ。てつ・・・蒲鉾持ってる。あまり馴染みがないのだが(¨;;; タコピタ・・・明石名物らしい。明石の人達は必ず携帯しているんだろうか。何に使うのだらふ(゚_。)?(。_゚) 髷QP3・・・そこはかとなく力士なのだらふか(゚_。)?(。_゚) たいそうなものを貰ってしまった。驚いて応援団も駆けつけた。今はもう見る影もないサザエボンとネタで使った50円の座りQP3とネタで使ったおやじQP3である。関西の人はなんでもキーホルダーにしてしまうのだ。まったくたいそうなものを貰ってしまった。どすこいさんのプレゼントだからドスプレである。
(1998/10/25)もんじゃ
月島駅の傍にある「ムーの子孫」というもんじゃ焼き屋に行った。この辺にはもんじゃの店がたくさんある。1490円食べ放題ということで、2時頃から3時間くらいかけて4人で10品食べた。食べ放題にしては少ないほうかもしれないが、弾丸のようにたらふく食べる気分でもなかったのでちんたらちんたら過ごしたが、ちんたらした雰囲気がなかなかちんたらしていて良かった。どんより雨降りの昼間なので客の入りもまばらでそこはかとなくちんたらしていた。もんじゃは子供の頃に佃島の従兄弟のにいちゃんたちと行って以来数十年ぶりだった。なんか懐かしい気分だ。味はお好み焼きのほうがしっかりしていてよい。お好み焼きが全国展開している理由もわかるような気がする。でもたまには子供に帰った気分でなんじゃもんじゃしながらちんたらちんたらしてみるのもいい鴨新米。
(1998/10/23)PAW犬からの手紙
Subject: 待ってるぽ… ;_; 木々きれいに紅葉したっぽぴ〜 一緒お散歩するっぴよ〜待ってるっぴよ〜;_; 手紙来ているお。読み来るお…;_; 羅詩歌より ・. ○・PAWというのはペットと遊ぶ3Dチャットだ。ちょっと子供向き。インストールしたはいいけれど、2回ほど繋いで島の中を散歩しただけで2週間くらいほっぽらかしだった。PAWに登録するとひとりひとりに喋る犬のペットが現れて名前をつけて、遊んだり冒険したりする。うちの犬には羅詩歌という名前を付けた。この犬から時々メールが来る。いろんなお知らせメールだったりするけど、今度は上のようなメールが来た。寂しそうだ;_; 2週間もほったらかしてたからかな。その間に羅詩歌は島の中をひとりでうろうろしてたのだろうか、なんて思ったらかわいそうになっちゃった。さすがに犬だけのことはある。犬はかわいい。まあ猫もかわいいけど・・・しかたないから繋いで会いに行ってきた。マウスでなでるとひっくり返って喜んだりする。こまった犬だ。
バーチャルペットなどと言って、最初の頃はパソコン上で魚を飼ったりするソフトが出回っていた。たいして興味はなかったから、たまごっちだって買わなかったのに、ふと気づいたらそんな感じのソフト入れちゃってる自分に気づいてあらびっくり。ポストペットの猫らしかんもいるし、電子樹木のrasikaもいるし、PAW犬の羅詩歌もいる。(※「らしか」ってのは「あほらしか」の「らしか」だぜぃ)ちなみにWCJは「らしか」じゃなくて「くりふぉん」である。これは世界のクリオネ展から派生した名前である。なんのこっちゃ。電子樹木は重くてしんどい。もうそろそろかな・・・電子樹木は1日会いに行かないと「きのうはどうして来てくれなかったの?」などと言う。ちょっと恩着せがましい感じだ。それに比べるとPAW犬の催促はかわゆい。ひえええ〜ヽ(´ー`)/
・.
○・ この手形がかわいいと言って、某所の某猫の某管理人は自分のメールのシグネチャにくっつけてる。手形になってしまえば犬も猫も一緒だしね。
(1998/10/18)Koji&JICC横浜オフ会
ひさしぶりの横浜でのオフ会、8時に集合して・・・もうこの時点で今晩帰る気はないんだけど。たまたま昨晩は、横浜スタジアムで日本シリーズ 横浜 - 西武 開幕戦の日だったが、台風10号のせいで順延になってしまった。参加予定者の中には試合がなかったらオフ会に出ると言ってた人もいたし、開催されていたら町中大混雑で夜中までどんちゃん騒ぎだったかもしれないが、中止になったおかげで街の夜は静かにふけていったのである。参加者は、とっしー、みー、くぬぎ、きむち99、くれくれ、AKD、ロッキー、かぁ、あっきー、ゆっこ、のりせん、RUSH、むつ、さくらい、千里、MAKOTO、じゅんじゅん、千代、まこ、さんし、AKI、Koji、俺。なんと23人あかちゃかごちゃごちゃ。そのうち14人がお初の人で覚えるのが大変だった。まだあやふやなところが多々ある。20時から居酒屋でがやがやしたが、席が狭くて板の間にはみ出してしまう人まで出る始末。23時過ぎに出て、ボーリング場に行くと混んでたのでゲームセンターで30分ほどぶらぶらして、カラオケの予約を前倒しにしてもらって24時から5時間カラオケに突入した。この時点でまだ15人残っていた。今回はKojiさんのバンド仲間のMAKOTOさんと千里さんがギター持ち込みで1時間ほど弾き語りをしてくれるというオマケ付きでいい感じだった。秋だからまだ暗い街に出て、いつものファミリーレストランで最後の一休みをしたのはわずか5人であった。明るくなった街には相変わらず強い風が吹きすさび、看板でも落ちて来そうな、ワイルドな帰り道であった。
(1998/10/16)マスク・オブ・ゾロ
怪傑ゾロが帰ってきた。子供の頃にテレビで見た懐かしいZ。あまりにも懐かしすぎて内容はほとんど覚えてないが、Zサインは覚えている。また前情報なしで見に行ったので、最初に出てきたゾロがやたらニヤケていてボッチリしてるのを見て椅子からずり落ちそうになった。しかしなんのことはない、歳を取ったゾロが若いゾロに後を継がせる物語であった。最初に出て来るゾロは老傑ゾロであった。剣を振るい技を伝授するシーンはスターウォーズのファンならすぐさまオビワンとルークの関係を思い浮かべてしまう。そして悪役がいて娘がいて・・・そういう物語なので大体の筋書きは察しがついてしまうが、目の離せないスピード感や迫力、洒落の効いた展開に時間を忘れて楽しむことができる。スペイン人のヒーローのアントニオ・バンデラスはいかす二枚目だ。ヒロインのキャサリン・ゼタ=ジョーンズは古い時代のモダンガールみたいな雰囲気だが、いい感じの美人だ。
(1998/10/11)アート縁日
ベイスターズ優勝セールで横浜は大賑わいだった。さりとて特に買うものはないので散歩した。それとは別に土日は横浜中心街でいろいろなイベントが繰り広げられていた。英国祭UK98というらしい。ビンテージカーがパレードしていたらしいが惜しくも見逃してしまった。
横浜ポートサイドでは、アート縁日というのをやっていた。いろいろな芸術家?が集まって一坪くらいのテリトリーで作品を売っていた。フリーマーケットみたいな雰囲気で暖かい秋の日そのもののなごやかな縁日である。いい感じの作品を売っている人や、この人ほんとに芸術家なのかと思うような人や、売る気など全然ないといった風情のひなたぼっこ店長などが楽しそうに過ごしていた。ほとんど文化祭である。キーホルダーを1個買った。「絶対少年」というブランド名で売っていた佐藤真人氏の作品だ。だって足の生えたトビウオが走ってるんだもん。なんとなく親近感を覚えてしまって。
(1998/10/04)喉仏の無駄毛(脇毛の始末)
JR蒲田駅を数年ぶりに通ったら発車の合図の音楽が「蒲田行進曲」だった。んなこたあどうでもいいが、
京極夏彦「塗仏の宴」の後編(宴の始末)を読んだ。7月末発売を楽しみにしていたら2か月遅れた。それまでほとんど毎晩のように駅の書店の京極売り場をフラフラと通過していたが、ある徹夜明けの昼前についに発見。もうこれからは買うものも無いのに書店を通る必要はないのだ、とたいそう喜んだそうじゃ。別にここでネタばらしするわけでもないが、やっぱり面白い。ぜひとも「姑獲鳥の夏」から順番に読んできてからこれを読んで欲しい。前作に出てきた人物などがわんさかわんさかへ〜いへ〜いへへ〜い♪と登場したりするのだ。もちろん前編(宴の支度)を読まないでこれを読むような人はもう好きにして欲しい。前後編合わせて1200ページくらいあるので仕事を持っている私のような真面目なサラリーマンは読むのに時間がかかる。負け惜しみである。
今回は阿呆探偵榎木津礼二郎の登場シーンを無断引用してみんなで楽しく鑑賞しよう。
232ページ: 陽に翳すと茶色く透ける髪。驚く程に大きな眼。長い睫。鳶色の瞳。磁気人形の如く整った顔。上等の白いシャツの腕を捲り、寛りとした黒い服筒を穿いて、服筒吊は片方肩から外れている。
472ページ: 整った顔立ち。驚く程に大きい眼。鳶色がかった瞳。東洋人とは思えない程白い皮膚。光に透かすと栗色を通り越して茶色く見える髪。
ちなみに初登場「姑獲鳥の夏」80ページ: 整った顔立ち。驚く程に大きい眼。鳶色がかった瞳。皮膚の色も東洋人とは思えない程白い。日に透かすと、髪の毛の色さえも栗色を通り越して茶色である。色素の薄い男なのだ。ああ、西洋の磁気人形に似ているのだ、と思った。
どうあっても榎木津礼二郎は色男らしい。京極夏彦は榎木津に(若き日の)自分の姿でも重ねあわせているのだろう。しかしその美貌を同じ名前の京極堂に与えたのでは照れちゃうので、京極堂中禅寺秋彦には自分の知力だけ与えて、二枚目ぶりは敢えて榎木津に与えたのだ。そして精神的危なさを関口巽に与えた・・・んだかどうだか
(1998/10/01)ふたりきりのなか
雨降りしきるこの街で 君とであった春の午後 濡れて歩く君の肩に 差し掛けた僕の青い傘 折り畳みの小さな傘は 君を守るには小さすぎて 君も僕も半分びしょぬれだったね ふたり霧につつまれて 誰も知らない巡り合い ふたりだけの秘密が この街で生まれたんだね この街で君に逢うたび 僕らは雨を連れてきたね 君は赤い傘を広げて 駆け寄る僕を包んでくれた 大きな傘の中なのに 隙間なく寄り添って 話し疲れるほど歩いてきたね ふたり霧につつまれて ほかに誰も見えなくて ふたりだけの世界が この街に溢れていたね 雨降りしきるこの街で 君とであったこの街で 君がくれた想い出だけが 傘に包まれ僕の横で 寄り添いながらただ歩いてる 話す人もいなくなって 遠い道に今気づいた ひとり霧につつまれて 誰も僕に気づかない 君と僕の秘密の日は この街で消えてしまった 雨降りしきるこの街で 君とであったこの街で 霧の中にひとり佇み 雨の日に君とさよなら 雨降りしきるこの街で 君とであったこの街で 霧が晴れた今はもう 雨の日と君にさよなら
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