雑記林花或木
[1999/03]
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(1999/03/27)残念

 Libretto20を修理の見積もりに出していたが、液晶交換で49500円かかると言われてしまった。うぎゃあ(;o;) いまさら20にそこまでは払えない。しかたなくキャンセルした。もうモバイルはザウルス一本槍だ(^^;; カシオペアFIVAやシャープテリオス、モバイルギアなどB5サイズくらいのWindowsCE搭載PCもいろいろ出ているが、とりあえず電子手帳に毛が生えたようなザウルスでいいや。IBMのWorkPadもなんとなくおもしろそうだけど。今はそれより自宅のメインマシンのバージョンアップのほうが気になる。なんかそろそろ新しいぱちょこんにしたいと思うが、うーん、どうしようかな。あっと、金銭的にも問題があるなあ。

(1999/03/21)ザウルス

 Libretto20の液晶画面が回りだしてしまった(@o@;)/ テレビの垂平同期が狂った時のように上から下に流れてしまう。テレビと一緒で叩くと治る時もある。もう2年8か月くらいたったが、寿命だろうか、接触不良だろうか。とにかくこれでは困るので修理に出した。新しいLibretto1010とかもいいけれどそこまで金が無い。Libretto1000なら半額くらいで売っていたが、それでも苦しい。見積もりが出て「交換です」なんて言われて絶句するほど高くなければ治したいのだが。

 そうしてブラブラしていたが、ふと気づくと、3月20日に新発売のシャープ ZAURUS igetiを買うためにレジに並んでいた(¨; ありゃま

 定価38000円、29800円で買った。このくらいならまあいいか(;^_^A

 ZAURUSのようなPDAは初めて買った。デジカメ付きパワーザウルスなども興味はあったが、でかいし高いし、あれを買うならミニパチョコンのほうがいいだろうと考えていた。ちょっと小ぶりなZAURUSカラーポケットなんてのもあるが、それでも110000円もする。半分洒落で買うには高すぎた。igetiをシャープのHPで見たら携帯PHS対応機種の中にDoCoMo611Sも記載されていたので、なんとなくそわそわしていたのだ。

 iMACみたいな色の取り外し式スケルトンカバーだが、今までのZAURUSのような蓋式のほうがいいと思う。外したカバーは裏向きに付けて使うことができるが、611Sのように直接挿し込むPHSだとカバーを外したままでないと使えない。ちょっと不満。左側の緑色の丸いボタンで上下左右にスクロールや移動選択ができる。その横の小さいボタンでマウスのように確定できる。これはけっこう使いやすい。重さも170gだからlibrettoの5分の1だ。こりゃええわ(^o^)

 さっそくインターネット接続の設定をした。最初ちょっとモデムの選択を間違えたが、ちゃんとマニュアルを読んで設定したら、何事もなく繋がった。メールの設定もOK。テスト完了。なかなか使える。16階調モノクロではもちろん綺麗な写真など見られないが、こういう環境ではあっさりと諦めが付く。新聞社のニュースなど、文字情報を見る分には充分である。不満なのは、インターネット接続してWEBを見ながらメールの送受信ができないことだ。なぜか知らねど、WEBとメール送受信は別々に接続しなおさねばならない。これはなんとかしてほしい。ちゃんとシグネチャも付けられるし、CCやBCCもできる。ブックマークもできる。変則的だがフレーム対応HPも見ることができる。アニメーションGIFもちゃんと踊っている。WindowsCEではないので、操作体系は全然違う。これは慣れるしかないだろう。パソコンとのリンクはまだやってない。

 ZAURUSもPHSも共にシャープ製なので親和性は高い。わざわざ横浜まで行って接続してみたら、ちゃんと64k(試験中)で繋がった(∵)/ しかしまあ面白半分な買物だったなあ(;´o`)スケジュール管理は使うかもしれないが、これで住所録まで作ろうとは思わないしなあ・・・。結局ネットに繋ぐだけか(^^;;

(1999/03/18)新掲示板

 以前はグレースネットからゲストブックを借りて使っていた。1年くらい使った頃いきなり壊れた。すぐ治るだろうと思っていたらなかなか治らない。管理者なら壊れているというメールをたくさん受け取っているだろうから、気づかないわけはないのだが、ひと月たっても一向に治る気配がなかった。最初の頃の利用者だったので3000円払って無期限で使えるということだったが、軌道に乗ってきたグレースネットとしては、もう集金できない利用者を厄介払いしたかったのか、などと思ってしまった。

 さてどうしようか、と考えながらもほっぽらかしておいたのだが、ある朝起きたら「あほあほ掲示板」なるいかにもマヌケな名前の掲示板がオートマチックに出来上がっていた。「親より大事な純連」でお馴染みの「らめ元博士」が作ってくれたのだ。感謝しながらも感謝していることなどおくびにも出さずに(なんでや)こんなに感謝しているのを悟られないように(だからなんでや)しごく何気ないそぶりで使ってきた。あれから1年半。

 ある朝起きたら「あほあほ掲示板」は神隠しに遭ったが如く、オートマチックに消滅していた(;´o`)「全財産が早割り航空券」でお馴染みの「らめ元博士」が、サーバを借りてる会社に継続料金を払い忘れたのが原因だった。借りていたいろんな人の掲示板がみんないっしょに消えてしまった。ゆりりんなどと冗談混じりに「突然できてた掲示板だから突然消えるかもね」と話していた事が現実になったのだ\(。o・)/ 数日後には払い込みを済ませて復活するのだが、これはよい機会だ、自分で設置してみよう、今やらなくてはいつまでたっても始められない、そう思った。

 実を言えば2年も前からCGIの本を買ってあったのだが、ちょっと試したらサーバエラーになってしまい、めげたままで過ごしてきたのだ。去年もReadMe!の管理人たかのさんの書いた「らくらくCGIキット」という本を買った。ようやく重い腰を上げて、WebTalkという書き込みCGIをアップしてテストしてみた。おお、動く\(^o^)/元気が出てきた。しかしながらこれをそのまま使うにはいろいろと改造しなくてはならない。そんな時間はない。そこでWeb裏技からminibbs.cgiをもらって来た。これならいままでと使い勝手が似ているので違和感はないだろう。

 いざ始めてみると、やっぱりサーバエラーだ出た。困った。古いバージョンで試してみたり、パーミッションを変えてみたり、いろいろ困ったあげく、jcode.plも裏技から持って来たものから、手持ちの古いものに変えてみた。そしたら動いた\(^o^)/ 動いた。jcode.plが悪いのか、取り込みかたが悪いのかはよくわからないが、とりあえずめでたしめでたし。ここまでの作業は全てコマンドラインではなくてNextFtpでやった。楽で良い。これから少しずつ使いやすいように改造していこうと思う。

 それにしても井戸の水の中で大きく目を開けている貞子はコワかったぞぉ

(1999/03/14)さんし送別オフ会in横浜

 さんしが仕事で姫路に行ってしまうというので送別会を兼ねたオフ会をした。参加者は、さんし、まこ、koji、kenji、みーた、ゆうくん、千代、bun2、ミサ、シカ、ドラやっちん、KYOSUKE、まさや、俺。20時半に集まって居酒屋でワイワイやったあと、ボーリング場で4ゲームもやってしまった。3時半ころにカラオケ屋に入って朝まで騒いで、俺は6時頃に退散したが、みんなは9時までやるらしい。今回幹事をやったまこは早朝うちに帰ると「あそこのむすめは朝帰り」と指差されるようだ。だからもっと昼間になってから帰るんだと言っていた。うーむ、深い。送別会をしたとはいうものの、さんしのことだからオフ会があれば知らぬ間に集まっていることだろう。おまけにネット上ではどこからアクセスしても変わらない。なんだ、今までと同じだ。

(1999/03/12)オープン価格

 パソコン雑誌を見ていて思った。やっぱり《オープン価格》というのは邪悪だ。売れ筋ランキングなどという一覧表を見ていたら、1位から10位くらいまで、全部オープン価格だった。これでは定価がいくらなのかさっぱりわからない。オープン価格というのなら、A店では50万円で売っているものがB店では15万円で売っていてもいいはずだが、現実はそんなことはない。10店舗並べても価格差はせいぜい5000円程度、ひどい時は全ての店舗でまったく同じ売り値が付いていたりする。まさに談合3兄弟(♪だんご)。うちは10000円安く売ろうなんて考えはないようだ。298000円とか、よくある値札の価格は、定価が付いていたころと何にも変わっていない。仕入れ値が同等ならそうなるのも当然だろうけど。いくらで売ろうと店の自由だからそれはいいけれど、メーカーの方は、値引きも考慮にいれた上で、ちゃんと定価を設定してほしい。広告を見ても《オープン価格》などとまぬけな表示があるだけでは、いくらで買えるのか予想もつけられない。通常の値引き幅は察しがつくから定価を知りたいと思う消費者は多いはずだ。それを面倒くさがって《オープン価格》なんて絵空事でお茶を濁しているメーカーの姿勢には疑問を感じる。ライバル会社の値段を牽制する意味でもあるのだろうが、消費者にとっては迷惑なだけだ。だれがこんなすばらしい姑息な手口を思い付いたものか。自社製品の価格設定だってれっきとしたメーカーの仕事ではないのか(♪だんご)。

(1999/03/11)バグ

 Windows98オンライン登録で個人情報が漏れる

 マイクロソフトの言うことにゃ、単純なバグだから早急に修正します

 んなアホな・・・

 プログラムのバグって、思惑通りに動作しないことを言うんじゃろが、HDDにあるソフトから登録情報を掻き集めて送信までしちゃうなんて、思ってもいなかったすばらしい仕組みが動作しちゃう、そんなステキなバグはない。最初からそうするつもりで組み込んであった処理を、きっと誰か部外者に見つかってしまったのだ。それで慌ててバグです、と弁明したようだ、なんて誰でもわかっちゃうっていうのになあ。取られて困る登録情報は無いけれど、そういうことはちゃんとマニュアルに記載した上で動作させるべきだろう。見つかれば「マイクロソフト極秘裏にプライバシー侵害!」とか言われるに決まってるんだから。

(1999/03/09)さよならニフティ

 さよならコロンバスじゃなくて、さよならニフティサーブ(^o^)/~~~

 NiftyServeに入会して6年くらいたった。それが私とネットの出会いであった。繋げば1分10円、使わなければタダという安心感でニフティに入って、最初のうちはものめずらしさにいろいろ見て回ったが、見ているうちに課金されてると思うとなんか落ち着いて見てられない。見ると言ってもWebと違って文字だけなので、コマンドラインがぞろぞろと流れていくだけだった。まだニフティマネージャーもなかった。フォーラムもちょっと覗いてみたが、いまいち馴染めなかったのでハマらなかった。それでも秀丸やチューチューマウスなどのシェアウエア送金代行は便利だったので、よく使っていた。その頃は周りにもNiftyに入っている友達や同僚もいたので、とりあえずIDだけは持っていた方がなにかと便利であった。

 ある日、久しぶりの友人にメールを書いたら、返事のシグネチャにインターネットのメールIDが書き込まれていた。これが私とインターネットとの実質上の出会いである。それまでなんとなく記事などで見ていたインターネットは、なんだかよくわからない新しい物という漠然としたものだったが、それを友人がやりはじめたという事態を重く見た当局は、じゃなくて私は、急激にインターネットを身近なものに感じ始めたのだ。それからの立ち上がりは速かった。あの頃はまだインターネット専門誌はかぞえるほどしかなかったので、買っては読み、買っては読み、本屋に行っても買う雑誌が無くなるほど買っては読んだ。そしてWindows3.1用の接続ソフトを選び、モデムを選び、Bekkoameを選び、遂に繋がった時のエモイワレヌ感動は忘れられない。自分のハードディスクにあるはずのない画像が表示されるという驚き。そこはまさに別世界であった。

 別世界で暮らしはじめたら、Niftyに繋ぐ機会が激減してしまった。課金を気にしながら文字だけを見ているより、テレホーダイで落ち着いてWebを見ている方がおもしろかった。メールもインターネットで受ける。ホームページまで作ってしまったら繋がないわけにはいかない。ただひとつ残された送金代行、これもベクターやP&Aなどでできるようになった。もうNiftyの必要性はなくなってしまった。接続しないのに毎月200円支払うわけにはいかない。昔のままなら退会しなかったかもしれないが、幽霊会員が増えるだけなのかもしれない。それはそれでNiftyのほうも困るだろう。

 昨日、退会書類を請求した。

(1999/03/08)Becky is not chicken

 メールソフトをBeckyに変更した。いちばん最初に1年ほど使っていたAl−Mailはメール1件ごとにファイルになってしまい容量を食うので、Eudoraに変更して2年ほどたった。何の問題もなく使ってきたが、4.0にバージョンアップしてものすごく重くなってしまった。起動時間も若干長いし、添付ファイルが来る度にローランドのMIDIが砂時計とともに起動してしまう。表向きの設定を見てもどうしていいかわからなかった。古いバージョンではメールヘッダをすぐに見ることができたが、最新版ではどこかに隠れてしまって見えない。そろそろ潮時かなと思い、なにかいいメーラーはないかと探してみたら、Beckyの評判がいいので使ってみた。そしたらいいじゃないか。起動も早いし複数IDの設定や切り替えも簡単だ。これはEudoraでもできるが、やらなかっただけ。これといって問題もなかったので続けて使うことにした。アドレス帳の変換ツールというのをダウンロードして動かそうとしたら動かなかった(;´o`)メールの変換ツールもダウンロードしたがまだ使ってない。

(1999/03/05)Baby is chicken

 ひなまつりだというので、友達がおやつカンパニーのベビースターラーメン揚げ玉そば(かつおだし風味)を一袋くれた。

   「おいしいよ」とその人は言った。

      食べた。

         まずかった。

やっぱりベビースターラーメンはチキンだと再認識したひなまつりであった。

 ひなまつりにはベビースターラーメン・チキン味

(1999/03/02)グリム童話は恐ろしい

 「本当は恐ろしいグリム童話」(KKベストセラーズ)を読んで見た。確かに恐ろしい。このままじゃとても子供には見せられない。あの白雪姫の物語が、近親相姦、魔女狩り、拷問、死体愛好と、色とりどりのヤバイ話になってしまっている。鬼畜WEBの常連様ご案内〜って感じだ。まさに白雪秘めだ。ヤバイ話になってしまった、というか、もともとの原作がこういうものだったという話である。それを子供向きに修正していって今の童話に成り下がった、じゃなくて落ち着いた、という話、そりゃまあこの原作のままで子供に語って聞かせたら、みんなグレちまうだろう。シンデレラの小さなガラスの靴を履くために、意地悪な姉たちが自分の足をちょん切ったなんて・・・

 確かにこういう方向から童話を観ると、一味違った感じ方ができる。この本は去年の7月ごろ出版されたようだが、ちょいと文庫コーナーを覗いたら、
「誰も書かなかったシンデレラ」(幻冬舎)
「童話ってホントは残酷」(二見書房)
「本当は恐い日本むかし話」(竹書房)
「大人もぞっとするグリム童話」(三笠書房)
・・・とりあえず4冊発見した。ありゃま(¨; どれも最近の発行だ。流行っているというか、美味しいネタ見つけたらすぐマネをする節操の無さは相変わらずだ。どこが元祖だか知らんけどね。

 世のお母さんがたは読まない方がいい鴨新米。後で本当の童話を子供達に読んで聞かせる時に、思い出してしまって、あらぬ想像をして赤くなったり青くなったりしては塩梅がわりぃと思うが・・・

 「ママぁ、どうしたのぉ? 早く続きを聞かせてよぉ」「あら・・・なんでもないのよ、きょ、きょうはここまでよ、いい子だから早く寝なさい」


CREATE:03/01/1999 by Kiyoharu Otake

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