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(2000/09/24)マルコヴィッチの穴
♪ 何とも面白い発想の映画である。オフィスから小さいドアを潜っていくと、人間の脳の中に到着するというのだから、もう笑うところじゃなくて、ポカ〜ンとするところである。7と2分の1階にあるオフィスというのも阿呆である。俳優が背中を丸めて動き回るなんて、もうそれだけでへんてこりんである。しかしこういうおバカっちょな発想は大好きなので、ワクワクしながら見てしまった。
(2000/09/23)WCJの失敗
♪ 拷問鳥というHPをやっている、まみーゆという人がいる。やたらおどろおどろしいBGMや妙なボタンに非ッカムリとかいう意味不明な(おまえが言うなって?)ことが書いてあって、わけわかんない。その、まみーゆがWCJをやろうと催促してきたので、すんげえひさびさにワールドチャットに入ってみた。それに先だって、さとさんちから、便利プラグインWCINPの最新版をDLして準備を整えた。これが意外な結果をもたらすことになろうとは・・・
♪ ひさびさだけど、コアの真ん中でまみーゆが来るのを待っていた。来たらわかるように「リアルタイムWHO」の窓を開いておいた。ほどなくまみーゆ登場、二言三言喋った後、まみーゆは何にも喋ってくれなくなった。何か別の事をやっているのかな、と思ってこっちもサイト巡回などをしながら待っていたが、相変わらず喋らない。何度か呼びかけたがシカトしている。そのわりにたまにデク人形アバタが動いたりしているので、固まってるわけでもないらしい。いったいどうしたというんだ? 誘っておいて喋らんのか? それとも故障かなぁ? 人間不信に陥りそうになりながら数十分後、うちの掲示板やチャットを見たら、まみーゆが書きこんでいた。あ、やっぱ調子悪かったのか。幸いにもその後うちのチャットで喋れたので、お互いに誤解は解けたのであった。
♪ 今日、スポーツジムの風呂に浸かりながら、そういえばWCJは何が悪いのか・・・などと反芻していたのだが、ふと、ひらめいた。あの時、まみーゆが来てから、リアルタイムWHOの窓をクリックしてみたら赤や青に変わるので、面白がっていろんな人をつっついていた。コアにいるので、出入りが激しく、赤くしるしをつけてあるまみーゆが上に行ったり下に行ったりして面白いなあヽ(。_゚)ノ とか思っていたのだが。あれって、もしかして・・・
♪ うちに帰ってからWCINPのHELPを見た。あああっ! やっぱやっぱ! 赤くしてある相手はミュートしてあったのだ(;´o`) 相手の発言は見えなくて、こっちの発言もミュートした相手には見えない。こりゃ話が通じるわけがない。ちぃ。うーむ、いつからできた機能なのか、便利だけど使い方をちゃんと呼んでから使わないからこういうことになるんじゃぃ(⌒ι⌒;) っぷ!
(2000/09/17)60セカンズ
♪ ニコラス・ケイジ主演の自動車泥棒映画。引退したすご腕のクルマ泥棒が、弟の命を救うために、一晩で50台の高級車を盗みまくる。カーチェイスも迫力満点だが、全編カーチェイスというような映画ではなかった。爆走するシェルビーGT500が、やけにカッコよく見えた。子供の頃組み立てたプラモのシェルビーコブラやムスタングを思い出して、アメリカ人でも憧れるやっぱりカッコいいクルマだなあ、と、再認識してしまった。いろんなクルマが出てくるので、マニアにはたまらん映画であろう。「17歳のカルテ」で殺気立った少女を演じていたヒロイン役のアンジェリーナ・ジョリー、美人だけどたらこ唇だ。この映画では、どうなんだろう? あんまり活躍したようには思えなかった。この映画のヒロインは華麗なるクルマたちだったのかもしれない。いろいろな泥棒テクニックを披露しているこの映画を見て何人のヤンキー野郎がクルマ泥棒を始めたかは定かではない。
(2000/09/15)シドニー五輪音頭
♪ アトランタから4年経ってしまった。WEBで雑記を書き始めて確実に4年以上過ぎたということを実感して感慨も味塩である。いま開会式をやっているところである。勝負はまだまだこれからだが、既にサッカーの予選はやりまくられているという不思議な現象も起こった。時差があるからだ。うそうそ。
♪ オーストラリアの歴史をモチーフにした華麗なアトラクションが延々と続いていたが、予定時間をオーバーしても気にしないというおおらかな人達らしい。日本だったら1秒も遅れずキッチリやらないと気が済まないだろう。しかし遅れに遅れて聖火ランナーがその場足踏みで入場を待っていたら情けないぞ。
♪ 日本人選手団はカラフルな床屋のマントみたいなものを被っていた。あとは羽根付きのとんがり帽子も被ってほしかったなあ。ALLスナフキンの行進みたいに。おさびし山の歌でも歌っちゃってさ。青いスーツにネクタイしてガシガシ行進してくると思っていたであろう日本のお茶の間の皆さんは、この意外な登場にちゃぶ台から肘がずり落ちたことであろう。ちゃぶ台が売れているらしい。んなこたぁどーでもいいか。
♪ 韓国北朝鮮の合同行進は大きな進歩である、仲良くすることはよいことである。それにしてもゆっくりした行進である。
♪ げげげっ、お金持ちのビルゲイツ君ってば、能天気に会場でミニ旗振ってるではないか。ゲイツ君の映像がやけにチラチラしたのでビデオ再生してみると30分の1秒の画像が挟まれていた。そこには「Buy Windows Me」というメッセージがサブリミナルで組み込まれていた。
♪ 大幅に遅れているというのに、オリビアニュートンジョンまで登場ヽ(。_゚)ノ いくつになったんだろう? ジョリーンも唄ってほしい。
♪ 大幅に遅れているというのに、サンマ定食会長の挨拶も長い。聖火ランナーはキューが出るまで近所のスターバックスで休憩しているようだ。
♪ 車椅子で聖火が登場した。なんとなくありかな、と思っていたらホントにそうなったぞ。女性参加100周年とかいうことで場内は女性だけで聖火の受け渡しがされている。みんないい歳である。そして現役のキャシーフリーマン選手によって火を灯された聖火が、水の中に浮かび上がり、未知との遭遇のUFOのようにスタジアムの頂上にゆっくりと、滝の中を上っていく。かなり凝っている。これはかっこよかった。どうすんだ、次の大会の秘策は? それにしても長かった。4時間30分。飯は食うわ、雑用はするわ、こんなのも書くわ、見ながらいろんなことをしてしまった。
♪ ←熱帯夜以来忘れてた。
AOLテレビ放送予定表付き観戦ガイド ←便利かも
(2000/09/14)集中豪雨
名古屋方面で集中豪雨があった。関東ではほとんど何も感じかなったが、ニュースを見てしばし驚いていた。水に浸かった辺りには知り合いはいないのだが、巨人軍が下り新幹線に寝泊まりしていた頃、ゆんたゆんぞ氏は上り新幹線で26時間寝泊まりしていたことが発覚した。ラーメンネットの調べでは、ゆんたゆんぞ氏は文庫を読んだり、寝たり、散歩したり、寝たり、ゲームボーイで遊んだり、寝たり、PHSで憂さ晴らししたり、寝たりしていた模様。1日以上を棒に振ってしまったゆんたゆんぞ氏は、天才である。失礼しました、天災だからしかたないがもうクタクタよ、早く誰かに言いたくて言いたくてしかたがなかった、と犯行の動機を語った。
ゆんたかたったゆんたった:オフィシャルサイト
(2000/09/09)U−571
攻撃を受けて動けなくなったドイツの潜水艦Uボートから、暗号機を手に入れるために、味方になりすまして近づく連合軍。何の因果かそのUボートの中に取り残されるはめになった連合軍兵士たちの苦しい戦いを描いた映画。決断力の弱さを指摘された副艦長の精神的葛藤がストーリーの要である。彼の心ひとつでUボートはどちらへでも流されて行ってしまう。
潜水艦には乗ったことがないが、いつ攻撃されるかわからない潜水艦の内部の不安な雰囲気が伝わってくる。以前グアムに行ったとき潜水艦ツアーがあると知り、ぜひ乗ってみたかったのだが、絶妙なタイミングで修理中だったという情けない過去がある。観光潜水艦が攻撃されるはずもないが、攻撃される可能性あり、などと言われたら絶対乗りたくはないな。おりしもロシア潜水艦座礁のニュースが世界を飛びまわった後だけに、関心のある人は潜水艦バーチャル体験として見ても損はない映画である。
U−571:オフィシャルサイト
(2000/09/03)17歳のカルテ
ウィノナ・ライダー主演、精神を患った少女の葛藤を綴った回想録を元に作られた映画である。不安定な若い心をコントロールできずに自虐的になったり粗暴になったりする少女達が寄せ集められている病院、そこで巻き起こる些細な事の数々。周囲にとっては些細な事でも、少女達にとっては一大事の山である。そんな中で友情が芽生えたり、新たな悲しみが生まれたり。精神との戦いに勝ち残った少女だけが外の世界に戻り、大人になってゆく。ウィノナ・ライダー、もうすこしで三十路だというのに、17歳が似合っているし。女優ってコワイ。
17歳のカルテ:オフィシャルサイト
(2000/09/02)最終絶叫計画
スクリームでお馴染みの白マスクが暴れまわる超くぅだらないパロパロホラー。ホラーも糞もないんだけど、面白いといえば面白いし、くだらんといえばくだらん、馬鹿馬鹿しいといえば馬鹿馬鹿しい、駄作といえば駄作、マニアックといえばマニアック、ゴホンといえば龍角散。いろんな映画をパロったシーンが数多く出てきてマニア心をくすぐることもあるし、にやけた白マスクの珍奇な小技には失笑を禁じえない。下ネタ満載、大笑いはできなかったが、小笑いできる脳挫傷なコメディである。
最終絶叫計画:オフィシャルサイト
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