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(2000/11/28)エクソシスト
♪ エクソシストのディレクターズ・カット。ついこの間、公開直前に中止になって、タタリか?と大騒ぎになったようなならなかったような。リンダブレアがブリッジして階段を下りてくるシーンは、ちょっとギョっとさせる。ありえないかっこうでトコトコ歩かれると、なかなかコワイものだ。オカルト映画の老舗であり、公開当時は大センセーションを巻き起こした。今では、あまりにもさまざまなグロシネマが氾濫しているので、感覚が麻痺しているのかもしれないが、それほど恐怖のズンドコというほどでもない。比較的静かな映画だと感じた。母親が町を歩くシーンでテーマ曲チューブラベルズが流れた。映画よりもこの淡々としたBGMのほうが懐かしく、胸が熱くなった。この瞬間に、ああ、エクソシストだ、とあらためて思った。エクソシストのテーマ曲でなかったなら、もっと別なラブストーリーのテーマ曲であったとしても違和感のない静かでもの悲しげなサウンドである。しかし全世界の人々が、このサウンドを聞くたびに悪魔払いを思い浮かべてしまうのだから、映画ってすごい、音楽ってすごい。
(2000/11/25)ROBODEX2000
♪ ロボット博覧会ROBODEX2000がパシフィコ横浜で開催された。前売り買わずに行ったら20分並んでチケット買ってから入場までにさらに45分かかった。これは失敗だった。しかし13時半頃、帰るときのアナウンスで「チケット買ってから入場まで2時間半です」と聞いて背筋が寒くなった。うーむ、やはり早起きはなんぼかの得である。
♪ テレビで見たSONYの人型ロボットSDR、50センチと小さいが、二足歩行にダンスもするし、自分で座ったり起き上がったりする。AIBOの相棒くらいな感じだ。チタチタと早足で歩くとかわいい。AIBOの次のおもちゃであろうが、値段はけっこう高くなるようだ。これもだんだん値下げされるだろうが、当面は子供に1台などという金額ではない。しかしあくまでもおもちゃである。
♪ ホンダの二足歩行ロボットASIMOは120センチ、毎回小ぶりになってきている。こちらは実用を目指したロボットだが、今のところ動作はSONYのおもちゃと似たり寄ったりである。しかしながら人の大きさのロボットが目の前をちゃんと歩くさまを目にすると、言い知れぬ感動がゾクゾクと沸いてくる。何十年後かに、こんな奴がごく普通に街中を行き来しているかもしれないと考えると、SFの世界が手の届く世界と融合したような気分である。こういうお手伝いロボットができたら便利なのだろうが、やはり当初は非常に高額で、金持ちの道楽になるだろう。クルマを買う感覚で、始めはベンツくらいの値段になるのかも。量産化されてようやくカローラレベルに落ち着いて、所有者も増えるだろうが、クルマを買えない経済力ではロボットさえ買えないと思う。アンドリューみたいに捨てられたロボットが裏町を彷徨うような時代はまだまだもっと先のことだ。
♪ DOCOMOのPHSで遠隔操作されるテムザック4号、遠隔地から介護ができたりするという、実現性の高いロボットである。危険な災害現場などで遠隔地から安全に作業をコントロールできれば二次災害を未然に防ぐことができる。これに二足歩行が加わればもっとすごい。ロボットなんだからついでに空を飛んでもかまわない。
♪ 理科大の出展にあるような人間そっくりな顔のロボットはSFではおなじみだが、実際に目の前に現れたときは、メタリックでろぼっとろぼっとしているほうがかえって馴染みやすそうに思える。触れて喋ってなお、見分けがつかないくらいにそっくりならまだしも、人間に似ているくせにどこか違和感があったりすると、宇宙人みたいでいやかもしれない。もし行きずりの人と世間話をしていて、突然アゴのネジが緩んで30センチもアゴが落ちたらその異様さにぎょっとするであろう。「な、なんだこいつロボットだったのか」とようやくわかるというのも胡散臭い。
♪ ロボットは子供の夢だが、大人にとってもいつまでも夢である。そして現実でもある。もはやロボット工学の進歩を止めるわけにはいかない。時を経るにしたがってどんどん優れたロボットが誕生するだろう。ロボット三原則というのは理想ではあるが、殺傷兵器としてのロボットだって現れるだろう。造る奴が人間だから、それはしかたない。ともあれ人間とロボットは長く共存していくことだろう。ロボットが反乱を起こして人間を抹殺していくことにはならないだろう。人間がいなくなってロボットだけの地球になるとしたら、それは天変地異で人類が滅亡した後の話だ。地球人はどんどん環境破壊を促進しているので、早めに地球を継ぐ優れたロボットを作り上げないと、ゴキブリしか後継ぎがいなくなるぞ。
(2000/11/24)UFO識別コンピュータ
♪ ハワイの米空軍宇宙監視センターにIBMのUFO識別用コンピュータが納入された。UFOのぼやけた写真もデジタル処理であっという間にくっきりしたものになる。さあこれで宇宙人を発見できるぞ、と思ったら大間違い。だって米軍だぞ。もしUFOの中からタコ星人が手を振っている写真を撮ったとしても、そんな事実は無いの一点張りで、証拠写真は秘密裏に葬られてしまうのだ。いままでと何も変わらない。シャトルや衛星の損傷状態を拡大写真で確認するというのがホントの用途らしいが、もしかしたら宇宙人を発見してしまうかもしれない。謎の肥厚物体←これじゃぁ単なるデブじゃんか・・・飛行物体を激写して、どんな形式の円盤かと拡大したら裸で飛んできたデブな巨大宇宙人だった、などという恐ろしい自体にも早めに対処できれば、それにこしたことはない。しかしそいつの後ろから、さらに無数の裸のデブな巨大宇宙人が呼吸もしないでヘラヘラ笑いながら向かってきたら、地球はもうおしまいだ。
(2000/11/13)コンビニ払込は便利
♪ 日清食品e-めんShopでちょっと買い物をした。支払いはセブンイレブンですることにした。近所にある。購入ボタンを押すと、インターネットショッピングの払込番号が表示される。これを書きとめてセブンイレブンで見せると、レジでちょいちょいと番号を入力されて、あら不思議、登録した俺の名前が出てきた。別に不思議でもなんでもないが、POSを通じて払込番号がすぐに確認できる。これで間違いなく簡単に支払うことができる。なんとも便利になったものだ。WEBで恐々とクレジットカード番号を入力しなくてもいいし、Bitcashみたいなプリペイドカードを買っておく必要もないし、コンビニなら時間を気にせずに支払いに行ける。気に入った。また機会があったらセブンイレブンで支払おう。
♪ 一方、オークションでの支払いはネットバンキングですぐにできる。落札者の入金確認はネットでも i モードでも簡単にできる。内勤サラリーマンは銀行や郵便局に行けないことも多々あるので、非常にありがたい。品物の発送はコンビニで受け付けてくれる運輸会社を使えば帰宅してからでも間に合う。中には、ゆうパックで送ってくれと言われる事もあるが、それはまあしかたない。
♪ ところで、ソフトウエアのバージョンアップはどうかというと、案内が来ると大抵は振込用紙が同封されている。送料が安いからそれはそれでいいけれど、こちらとしては、できればネットバンキングやコンビニで居ながらにして支払いをしたいと思う。しかしそれができるようになっているソフト会社には今のところお目にかかったことがない。パソコンソフトなんだからもっとパソコンを役立てられるような選択肢を設けてみてもいいのではないか。
♪ 日清といえば、この夏は真っ赤な汁のとうがらし麺にハマッてしまって、とんがらびっとまで当たってしまったが、カネボウフーズの『横浜・家系ラーメン』もなかなかいける。ノンフライ太麺豚骨しょうゆ、なかなかいい感じのスープである。ありゃ、なんの話だっけか
(2000/11/12)悪いことしましョ!
♪ 悪魔に魂を売る映画である。まあコワい。
♪ 怖くねぃやい。
♪ なんか情けない男が、悪魔の口車に乗せられて7つの願いをかなえてもらう代わりに魂をとられるぞ、という喜劇映画なんだけど、このエリザベス・ハーレーって悪魔がやたら美人でセクシーで、んんんセクシィ!! その上、十分悪女っぽい、触れたら怪我するぜ!って感じのプレイボーイやペントハウスの真ん中グラビアに出てくるような妖しい女。もしも運良く六本木あたりで彼女と意気投合したらあとでえらい目にあいそうな、そんな感じの女だな。
♪ この女が願いを叶えてくれるかと思えば、そこはやっぱり悪魔。エロサイトで海外に繋がれて多額の請求をされてしまった西山課長みたいな気分になりそうなブレンダン・フレイザーの運命やいかに・・・
♪ なかなか馬鹿馬鹿しいけど面白い映画だった。
(2000/11/11)チャーリーズ・エンジェル
♪ キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー。3人寄ればかしましいねいちゃん達がセクシーに大活躍するチャーリーズ・エンジェル。懐かしいね、ファラ・フォーセットはすごかったね、ゴージャスなアメリカンギャルの見本みたいで憧れの的だったね。そういえばプレイガールとかいう日本の似たようなドラマもあったなあ。なんかエッチだったなあ。
♪ 今回もじゅうぶんセクシーでいいんじゃないの。派手なカンフーアクションもかっこいいしね。でもバラエティ性が高くて、見ていてぜんぜんハラハラしないんだけど。窮地に追い詰められても、さてどうやって切り抜けるつもりかな、てな気分で見てしまう。難題が持ち込まれてもシナリオ通りの手段で手際よく片付いていってしまうような、もうちっと悩めよ、って言いたくなるが、その分スピーディな進行で目が離せない。目が離せない女達。ドリュー・バリモアの生っ白い顔や体は妙にエロチックで特に目が離せない。
(2000/11/10)小惑星激突
♪ 2030年に地球にデープインパクトなアルマゲドンが激突するかもしれないという。直径30〜70メートルの小惑星が激突すると広島原爆の100倍の被害がもたらされる。これはえらいこっちゃと逃げる用意をする気分でもないのは、3年後ではなくて30年後という未来のことだからだろう。30年後・・・もう死んでる鴨新米。激突の確率は500分の1。ナンバーズのストレートに当たるよりはいい確率だ。さらに30年もたてば科学技術でなんとかなるだろう、とも思う。どうみても回避不能な直径1000キロの惑星がぶちあたるわけでもない。直径70メートルといったら簡単に破壊できそうに思う。いったいどのくらいの速度で近づいてくるのだろう。その辺の知識はないけれど、うん、きっとなんとかなるだろう、程度にしか思わない。もっとも、攻撃部隊が粗忽者で土壇場でしくじったりしたら笑っちゃうけど。もう笑うしかないよな。70メートルの物体がそんなに甚大な被害を及ぼすという方程式も、実は俺にはよくわからない。なんでさ? みたいなもんだ。もちろん専門家がはじき出した計算結果なのだろうから、それで正しいのだろうが、気分的には、なんでさ?
♪ それよりも、いつ起こってもおかしくないという関東大震災パート2のほうが、よっぽど差し迫って怖いわ。
(2000/11/07)ナッティ・プロフェッサー2
♪ うーむ、あいかわらず下品な映画だ。こぎたねぇこぎたねぇ。エディ・マーフィーが9役もやってるというのはすごいが、こぎたねぇ。クランプ家というのが超デブ揃いで、わっしわっし食うわ屁ぇこくわ、エディが扮したじいさんばあさんのこぎたねぇこと。若返り薬をめぐる騒動でてんやわんやの大騒ぎ、しかしこぎたねぇ。エディだけのことはあって笑いの壷は抑えてあるから面白い。でもこぎたねぇ。相手役がジャネット・ジャクソンというのも、なんかねぇ・・・
(2000/11/06)ぬかるみライブ
♪ 鶴瓶と新野先生のぬかるみの世界ライブというのをWEBで見た。あき2とゆんたにそそのかされて申し込んで、抽選に当たるといいねえとか言ってたらみんな当たったのだ。これは当たったと言えるのか。ぬかるみはどうやら関西、西日本方面で昔テレビだかラジオだかでやっていたものらしいが、ずっと関東圏だった俺は知らなかった。ゆんたもあき2も西日本人なので懐かしがっていた。パペポみたいなものだったのだろうと勝手に思っているが、きっとそうだろう、そうに違いない。
♪ これはCHAT.CO.JPのチャットを利用したふたりのトークライブということで、新しい試みだそうで今回2回目を迎えた。ログインするとチャット画面にぽつねんぽつねんとふたりの会話が表示される。しばらくたつと古い発言が薄らいで行き新しい発言が現れる。実際は喋っている会話を、怒涛の打鍵を誇るパンチャーが次々に打ち込んでいくのだが、もちろんそんな場面が見えるわけでもなく、喋っているふたりの姿も見えない、声も聞こえない。チャットだからそうともさ、というわけで、観覧者はぽつねんぽつねんと現れる発言を眺めて過ごすことになる。
♪ チャットには慣れているので、違和感はないのだが、会話が打ち込まれてから表示されるので、ラジオで聞くようなスピード感はない。チャットとはいえ、観覧者が書き込みできないので、つっこみたいのにつっこめない歯がゆさを感じてしまったり。このふたり、内輪ネタばーしばしやりまくるので、事情を知らないと意味が読めない。偶然覗いた他人のチャットを無言でROMってるような気分にもなったり。そんなこんなで1時間40分ほどたってライブは終わった。
♪ 昔を懐かしんで大いに楽しんだ人もいただろうが、昔のない俺には、いまいちな感じだった。鶴瓶の面白さは、語り口やしぐさ、表情がミックスされたアホさ加減がいい按配なところだと思う。この面白さをWEB上で再現させるのはなかなか大変だ。新しい試みだから、まだまだ改良の余地はたくさんある。ネットも進歩してきて音声配信なども充実してきているのだから、あえて無言チャットの形式にとらわれなくても新しい試みはできるだろう。リアルプレーヤーみたいなもので生の会話を流したほうが地の面白さを堪能できそうだ。生でアップテンポな会話なら内輪ネタでもよろしかろう。冒頭からいきなり前振りなしに内輪ネタで始まってしまって、なんのこっちゃか路頭に迷ってしまった。
♪ ともあれ、ネット中毒患者としては、こういう新しい企画に異を唱える理由は無い。いろいろな企画が持ち上がれば、気に入ったものを選んで楽しむこともできる。これからもこういう試みがいい方向性をもって発展していってくれることを草葉の陰で呪ってやる。じゃなくて祈っている。
(2000/11/05)メール読みマウスって
♪ オークションを見ていたらISDNで当たりマウスの「メール読みマウス」を出品している人がいて、出品コメントに「家族に聞かれたくないメールまで読んじゃうので外しました」というのがあった。
♪ ん? もしかして「メール読みマウス」ってやばいネズミなんじゃないのかな、と思ったのであった。一人暮らしならまだしも、メールの内容が家族に聞こえてしまうというのは困ったものだろう。そんなヒミチュの彼氏からのメルがバレバレじゃぁん(^^;
♪ なんてほのぼのしたエピソードだけではあるまい。今やメールといえばSPAMと言えるほど、ろくでもないメールが氾濫している。お父さんのいるそばで、メール読みマウス君がいきなり「肉体関係だけと割り切ったオトナの交際、アブノーマルな快楽を体験する為だけの割り切った交際を貴方もさっそく体験してね」なんて喋り始めるのだ。どーするよ?
♪ またある時はお母さんや妹のいるそばで、メール読みマウス君がいきなり「水着の熱い股間・娘http://209.67.1・・・エロ股開き・女子高生http://209.67.1・・・」なんて言いはじめるのだ。どーするよ?
♪ してまたある時は女房の目の前で、メール読みマウス君がいきなり「あなたにもある不倫願望を即座に満たせる秘密の掲示板、不倫達成率80パーセント、いますぐクリック!」なんて言い出すのだ。どーするよ? あらぬ疑いまでかけられてさ。
♪ 毎日のように飛び込んでくるMLMのSPAMだって長々と読み始めるぞ。「突然のメールすみません ある日私の所に以下ような「4000円で大金が手に入る」というメールが来ました。よく読んでそのしくみに感心、納得したので参加することにしました・・・」これがまた長いんだよな。
♪ そうでなくても近頃はニュースメールなどの冒頭にコマーシャルが書き込んであるのが増えてきた。メール読みマウス君は聞きたくもない宣伝をずらぁりずらりと読んでくれるのだ。持ってないから感想は言えないけれど、持ってる人、メール読みマウス君って、どうなの?
♪ 何年も前からISDNにしているお得意さんにはなぁんにもくれないんだもぉん!!って愚痴るな!!
(2000/11/04)世にも奇妙な物語(映画特別編)
♪ これはテレビでお馴染みのアメイジング・ストーリー・タモリ編で、放映のたびに楽しみにしている。タモリ編と言っても、タモさんはただニヤニヤしているだけだからいてもいなくても関係ないけれど、せめて全作のそこかしこにタモリが何かに扮して登場しているぐらいの根性が欲しい。
♪ いつも摩訶不思議な世界に引きずり込んでくれるこの短編シリーズは気軽に見れて、そのくせ重い世界だったりするので楽しい。大概の主人公は自分の望むと望まざるとに関わらず、異常な世界へ、異常な精神世界へ転がり込んでしまい、多くを学んで現実に引き戻される、あるいは取り返しのつかぬ最期を迎える。時にはほのぼのとした結末であったり、椅子からズルッと来そうなオチであったりもするが、ゾワゾワァとする結末が多く、SF、ミステリーファンにとっては捨てておけない番組だ。
♪ 今回の映画作品は「雪山」矢田亜希子がいいねえ(^^; 「携帯忠臣蔵」中井貴一はヌケ作役もはまってるねえ。オチがよかった。「チェス」武田真治、途中はよかったけどオチはやだなあ。「結婚シミュレーター」稲森いずみがいいねえ(^^;(^^; ちょっとやられたなあ。
♪ 世にも奇妙な物語も「いいとも」と同じで、出演したら一人前みたいな番組になりつつあるなあ。けっこういろんなタレントが出たがってるんじゃないだろうか。
(2000/11/01)パラリンピック
♪ シドニー・パラリンピックが終わった。オリンピックと比べて地味な放映であるが、日本も41個のメダルを取る活躍をした。なんと言っても競泳で6個の金メダルをもぎ取った成田真由美選手。ハンディキャップを乗り越えて、この成果は半端ではない。驚異である。しかしながら金ひとつの高橋オバQ典子選手のような大騒ぎをされるわけではないのが残念はである。パラリンピックはまだまだこれからの競技会だから、今後もこのような成果が期待できるかどうかはわからない。やるたびに世界新記録が大幅にアップしていく。いい時に出場できたのかもしれない。
♪ 陸上競技はもっとハードルが高くなりそうだ。冬季に続いて出場した土田和歌子選手、見た目が絵になるからほとんどパラリンピックのイメージキャラみたいになっている。マラソンとはいえ、車椅子だから競輪みたいで、足ではなくて腕が命、大きく前に突き出した前輪は安定感があるけれど、油断するとうしろにすっころびそうに見える。うしろにも車輪を突き出して4輪にするなんていう話は出ないのかな。かえって動きが鈍るかも。
♪ 目が見えないのに泳いだり、片足が金属なのに全力疾走したりする。あんな金属のギプスで100メートルを11秒台で走ってしまうのだからすごい。付け根が痛くないのか、突然ギプスが外れて飛んだりしないのかと、見ていてひやひやしてしまった。限界に挑む人間の姿は、やはり美しいものだ。
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