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(2000/12/31)世紀末げんれいオフ会
♪ 妖しいことだまサイトげんれい工房のオフ会を新宿でやった。参加者は山桂工房長、言魔上人、左端の天使、つかさ氏、沢田氏、こむ改氏、風邪のため5分で去ったぽむぽむ氏(最短オフ参加時間ギネスに朝鮮)、そして俺。げんれいと言う所の常連だけあって、いろいろとためにならないうんちくんを隠し玉に持ってるような人たちで、終始爆笑、失笑の絶えない油断のならないひと時であった。
♪そもそも、げんれい工房を知ったのは『ダ遊』と同時に掲載された『サイバースペースからの攻撃』という本であった。バッタもんの商品をCG駆使してでっちあげてしまう高品質なページでお気に入りである。←ブックマークであるとは言わないなあ。マップスの言魔社長から挫折禁止マウスパッドを頂いた。ラッキラッキ【∵】以前買った挫折禁止ステッカーはクルマのサイドウインドウになるべく目立たないように貼り付けてある。人生とはそういうものである。そういえば今日、げんれい工房長は挫折禁止の棒付き標識を目印に持って待っていた。ある意味はずかしい。しかし彼のリュックサックにはげんれいスタジオのロゴまで入っていた。立派だ。
♪ そんなこんなで妖しいメンバーのわりには20時半には帰途に着くという離れ業をやってのけてしまった。遠方から来ている人たちが、もう後が無いということで、アレよという間に2次会は個別に・・・という流れになったのだ。世紀末だしね。ともあれ20世紀最後のオフ会は暮れも押し詰まっちゃう間際につつがなくたまだけに終了したのであった。
♪ そして大晦日は会社の事務所の引越しとやらで出勤しなければならない。正月2日も出勤である。Y2Kでもうこりごりだったはずなのに何てザマだ(-_-;) Y2Kはまあしかたない、しかし誰も望みもしない引越しを何で年末年始にやらなあかんのや。何のメリットもない引越しでこの情けないありさまである。ともあれ、最後まで青少年の殺戮に明け暮れた西暦2000年も屁のように終わろうとしている。世紀末は荒れる、とは言われていたが、やっぱり異常であった。さて21世紀はいったいどうなるのか。新世紀になったから真面目になります、なんて世の中そんなに甘くない。新年早々なんかヤバイ事が起こる確率はけっして低くない。青少年の犯罪上昇率はiモードの契約者上昇率と同じようにうなぎのぼりな時代である。ミレニアムミレニアムと踊りまわった1年ももうおしまい。金輪際ミレニアムなんて言わせないぞ、って次のミレニアムまであと1000年あるから、ほとんどの人はもうミレニアム祭りなんて経験できないのだなあ。ほとんど? ミレニアム電波時計を買ったけど、記念に買ったわけじゃなくて、デザインがいいから買ったんだし。ミレニアムのたびに買い集めるというようなわけにはいかない短命の人類なので、何の記念になるのだかわからん。年が明けたらもう余程の事が無い限り『ミレニアム』という言葉を耳にすることもなくなるのだろう。
♪4月にはBekkoameもようやくフレッツ、ADSLのサービスを開始するらしい。はてさてどうしようかな。2000年のネットでのヒットはオークションだった。2月ころから参入してずるずると売ったり買ったりして身の回りの整理をしたり、欲しいものを安価で手に入れたりと、役立った。ネット株取引にも手を出した。とは言っても資金がないので、ミニ株止まりだが、いまのところ黒字である。うちのホームページのほうはとりたてて進歩のない1年であった。こ、こ、これから進歩する気があるんだろうか(;´o`)無理して進歩させる必要はないのだが、新しいテクノロジーをシカトしているとほんとにわからなくなって手を出したくても出せなくなってしまうので、少しくらいは進歩させたいような気もするが・・・気もするだけで。
♪みなさま、よい世紀を!
(2000/12/19)バトル・ロワイアル
♪ 15禁ということで、あれこれ取り沙汰されている映画であるが、別にとやかく言うような映画ではなかった。
♪ あれこれ騒がれているのは「中学生の殺人」という上っ面の文言のせいに他ならない。時がときだけに「中学生の殺人」という言葉に世間が敏感になってしまうのはしかたがない。15禁にしても17歳の事件は減らないぞ、と揚げ足を取ってみたくなる。この映画が問題になるくらいなら、もっと問題のありそうな映画はゴマンとある。妙な仕掛けを作って、ストーカーまがいにネチネチと相手を追い詰めて行くサイコキラー映画のほうが、よっぽど青少年に悪影響を及ぼすのではないかと思う。ご丁寧にも危険な武器の作り方や人殺しの方法まで伝授するような映画もある。そしてそういう映画はどんどんハリウッド辺りから輸入されてくる。だからといって上映禁止になっても困るが。
♪ 殺戮の連続だった映画なのに、スッキリ快感とまでは言わないが、後味は悪くない。なぜかと考えたら、この映画には陰湿なところがないのだ。どこの学校にも「近寄ると怪我するぞ」と息巻くような暴れん坊はいるだろう。しかし被害者が登校拒否になるような原因を作るのは、こんな暴れん坊ではない。教師の前では良い子に扮していながら、裏で隠れてイジメや暴力を奮うような陰湿な問題児なのだ。教師に問い詰められたら「わたし知りません」と言いながら被害者を睨むような生徒である。被害者は精神的に追い詰められて学校に行くのが苦痛になる。生きていくのが苦痛になる。被害者が自殺してさえ反省の色もなく、新たなターゲットを物色するような鬼畜なのである。
♪ 上映を反対する某政治家が「あんなつまらない映画をよく作ったものだ、途中で居眠りしてしまった」と言っていた。途中で居眠りしてしまって映画をよく理解してない者に、映画の是非を論じる資格があるのだろうか。彼は立場上「反対」の姿勢を表明しなければならないのだろうが、映画を見る前から、ストーリーうんぬんよりも、反対派として反対するネタを探しに劇場に入ったのであろう。そういう人にとって、銃やナイフで中学生が40人も殺されるというバトル・ロワイアルは、おいしすぎるネタ満載の映画である。
♪ この映画はサイコ映画ではない。戦争映画だ。戦争映画は悲惨である。望みもしないのに家を焼かれ、家族や仲間と引き裂かれ、逃げ惑い、殺戮を余儀なくされる。いやだいやだと叫びながら死んで行く。そして後で裁かれる。しかし今時、戦争映画が上映禁止になることはない。「私は貝になりたい」を思い出した。
♪ バトル・ロワイアルはいい映画だ。15歳以下は入場禁止とするよりも、せいぜい12禁くらいにしておいて、中学校で見せて道徳の教材にしてもいいかもしれない。自分と同じ中学生を扱った映画なのだから、生徒達は興味を持って映画を見るし、言いたいことや考えさせられることもたくさんあるだろう。友だちって何だろう、生きるって何だろうと議論してくれたらと思う。「戻ってこないと親友を殺すぞ」などというとんでもない昔話「走れメロス」だって道徳教材になっているくらいだ。たいした違いはない。あまりにも非現実的なシチュエーションだから、この映画で犯罪に走る確率はかなり低いだろう。暴力や狂気を礼賛しているような近頃のテレビドラマのほうがよっぽど危険だったりする。
♪ 全国から無作為に選んだ中学3年の1クラスがバトル・ロワイアルに引きずり出されるというのは、現実的な方策としては意味をなさない。それよりは、問題を起こした生徒を集めてバトルをさせたほうが制裁としては現実的だと思う。しかし映画であるから、どう見ても嫌われ者の問題児が殺しあっても、観客はそこに悲しみを見出せない。普通の生徒達が悲惨な目にあうからこそ、見る者が感情移入できる。物語としてはこれで正解なのだろう。
(2000/12/17)6d
♪ シュワちゃんの新作、自分のクローンが現れるという話。映画でも触れているが、クローン羊などが誕生してしまった今となっては、単なる夢物語では済みそうにない。自分とまったく同じ人間が目の前に現れたらそりゃもうビビルジン。ちょっと似ている人を見るだけで、なんかヤな感じになってしまうくらいだから、想像するまでもないだろう。DNAを自由自在に操作できるようになれば、クローン人間も遠い未来の化け物の話ではない。しかしこの映画、やたら近未来で妙だと思っていたら、クローンができあがるまで2時間しかかからないらしい。だからだんだんクローンになっていく様子も見られる。なかなか都合のよい映画向きのクローンである。まあSFだからいいんだけどね。いつかはそうなるかもしれないとしても、当面は、今のDNA情報を塗りこめたクローンが誕生しても、成長して大人になるころには当の本人はクタバっているかもしれない。そしてまったく別な人生を歩んできたクローンは、なんとなく似ている別人になっていくだろう。死んでしまったペットをクローンで再生する話もでてくるが、一から育て上げるならクローンの必要はない。自分の子供や身内の人を蘇らせるのも同じこと。クローンでどうなるものでもない。しかしながらクローン技術は食糧危機などを救う手立てとして役にたって行くだろう。それと悪の陰謀として。
(2000/12/16)グリンチ
♪ クリスマス嫌いのグリンチはフーの街のクリスマスをめちゃくちゃにしてやろうと企てる・・・んまぁたいへん・・・ってんだけど、この映画はもろお子ちゃま向けの童話であった(^^;; みんな仲良くしようね。
(2000/12/10)ダイナソー
♪ ひさしぶりの恐竜だ。全部CGの恐竜だ。確かにすごい質感で、本物そっくりだ。本物は見たことないが・・・
♪ きれいなCGな分、動物臭がそれほど感じられない。うんこっぽさもない。なんか清潔第一みたいな恐竜たちである。
♪ ディズニーの子供向けだから恐竜たちが喋る。朝一番では日本語吹き替え版しかやっていなかったので、吹き替え版を見た。英語版だからといって恐竜が肉声英語で喋っているわけではないので、どうでもいいのだ。字幕がない分、驚異の映像に集中することができた。しかしやはり恐竜が喋ると漫画になってしまう。咆哮や泣き声だけでも、充分ストーリーが掴みやすいので、本当ならそのほうがよかったと思うが、まあしかしディズニーだからね。
(2000/12/09)ホワット・ライズ・ビニース
♪ ハリソン・フォード主演のサスペンス、何の問題もないと思われた家庭に戦慄が走る。妻が幽霊を見たと言い出した。オバケか、ポルターガイストか、それとも気のせいなのか。愛する妻は気が狂いだしたのか。それとも・・・
♪ じわじわと、真綿で首を締めるように怖さがにじり寄ってくるような映画である。音響で驚かす卑怯なしかけもあるので、心臓に注意。しかしラストのハリソン・フォードの大活躍は、熱狂的ファンには見逃せないぞ。
(2000/12/08)ピッチブラック
♪ 不時着した宇宙船がたどり着いた、太陽が3つある夜の来ない星。いつも明るくていい星だと思ったら、近くの巨大な惑星が並んで日蝕になると真っ暗闇であった。それだけならなんてことないが、真っ暗闇には恐ろしい化け物が現れるのだ。光を嫌う化け物が、闇を切り裂き跳梁跋扈する、世にも恐ろしい惑星。とんでもない惑星に降り立ってしまった乗客の運命やいかに。
♪ 暗いところは怖い。暗いところにはオバケが居そうで怖い。そんな人間の心理を突いて、化け物まで登場させてしまった。だから怖い。切羽詰った迫力があってよい。3つある太陽の暑い日差しのコントラストが、カラーフィルターをかけたような色合いで、異国情緒というか、異質な世界をうまく表現していて面白い。あ、そうなるか、というようなラストまで、地味な映画のようでいて、なかなか侮れないぞ。
(2000/12/01)おかげさまで五周年
♪ とうとう五周年です。5年間のアクセス数は58900。1年前に38980だったので19920ほど増加しました。それにしてものんびりしたもんだ。来てくれる人の8割は多分知り合いではないか。ある意味、隠しページとも言える。ぜんぜん隠れてないけど。だから好き勝手に書けるし、更新も気にしなくていいし(;´o`)
♪ 更新日見れば一目瞭然、雑記以外では横浜の写真がちょっと増えただけ。リンクは都度増えるからしかたないけど、それにしたって3月以来、新規リンクがないぞ。表紙の色合いを少し変えたけど、基本路線は落ち着いちゃって、やたらといじくる勇気がない(;^_^A 上をゆらゆら漂っているタイトル文字も別にあってもなくてもいいんだけど、思い切ってオールフレームにしちゃってもいいんだけど、あともうちょっとハイレベルなテクニックをいろいろ試してみたいんだけど、なんとなく、そのうちに、とか思っているうちに1年たっちゃったさ。
♪ あほらしか表紙からは安易に来られないようにしてしまった。リンクと掲示板、チャットのバナーから来られるから大した意味合いはないけど。
♪ 表紙の下部に「らせんりんく」をくっつけたのは、ひとえに自分の便宜のため。なるべく狭い画面範囲に多くのリンクを集めたかったので、見慣れない人にはわかりづらいかもしれないが、自分ではどのへんに何を集めているかわかっているから(あたりまえやん)便利だ。あれで350リンクあるから、たまにメンテしないと、デッドリンクになっていたりする。大きな企業がドメイン取得したりして知らぬ間に引っ越している時もあるから油断がならない。
♪ Bekkoameサーバスペース30MBに対して、現在26MBほどになっている。つい先日ゴミファイルを2MBくらい掃除した。また10MB増加してくれないかなあ。そのBekkoameは未だに常時接続フレッツに対応していない。する気はあるのだろうか。かと言って、BekkoameやめるとHPも主要メールも変更せねばならないので、やめられない。接続状況は、回線をアウトソーシングしていて、ISDNでなら何の問題もないのでやめたいとも思わない。ネックになっていたHP表示速度もこのところ快適で、ともすればBignetより快適だったりする。それはそれで困るぞBignet。
♪ てなわけで、なんとなくなんだかわからないまま6年目ものらりくらりと続行する予定なの。
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