1998年を超える100本以上の恋愛系ゲームが発売された1999年はどんな1年だったのか、毎年皆様の投票で1年を振り返る恋愛ゲームZERO恒例のベスト恋愛ゲーム投票の結果をもとに見ていくことにしたい。
1.1999年ベスト恋愛ゲーム投票
問、コンシューマ・PCを通じて1999年(1月〜12月)に発売された恋愛系ゲームで良かったゲームを順に3つまで選んで下さい。1位3point、2位2point、3位1pointとして計算します。なお、1位は必ず必要ですが、2位以下は該当するものがなければ必ずしも選択する必要はありません。
有効投票数:228
1 | Kanon | |
2 | 加奈〜いもうと〜 | |
3 | To Heart(PS版) | |
4 | こみっくパーティ | |
5 | ときめきメモリアル2 とらいあんぐるハート2 | |
7 | 輝く季節へ… | |
8 | Memories Off | |
9 | トゥルーラブストーリー2 | |
10 | 終末の過ごし方 | |
11 | Refrain Blue | |
12 | CampuS〜桜の舞う中で〜 GREEN〜秋空のスクリーン〜 | |
14 | Lの季節 フォークソング ロマンスは剣の輝きII | |
17 | ときメモドラマ3旅立ちの詩 | |
18 | Silver Moon | |
19 | リフレインラブ2 | |
20 | キャプテンラヴ | |
21 | With You(SS版) 北へ。White Illumination 恋姫−Mystic Princess− 同級生 | |
25 | トゥインクルレビュー ママトト〜a record of war〜 ら〜じPONPON Ribbon2 | |
29 | アルバムの中の微笑み | |
30 | Alive EA MIND 君の気持ち、僕のこころ Prismaticallization
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- | (ref.)無投票 | |
総合ランキングということで各ゲームについてのコメントを集めた。ただし、全てがベストゲームに投票されたゲームについてのコメントではないことに注意。
「Kanon」
- 私の恋愛ゲームに対する偏見を完全に取り除いてくれた作品です。(笑)あのシナリオと音楽、涙もろい私はボロボロでしたよ。(笑)
- 良くも悪くも、洗練というだけで、シナリオなどの候補に上げました。インパクトという面や、恋愛という面では、該当なしです。
- 今世紀最後の童話だと思う。真琴シナリオは意表をついた展開だった。一般指定版の発売は賛成。(しかし、後から出た一般指定版のほうが動作が重いとはどういうこっちゃ。)
- 「Kanon」が強いんじゃないでしょうか。「絵の質が凄い!」なんていうKanon気違いまで生まれる始末ですから。でもお話的には時代のニーズを捉えてましたね。「ONE」よりは世界観がわかりました。(僕は「ONE」よくわからんので。)
- 泣けたから。(TT)
- シナリオ、音楽、バグの無いシステムの要素で非常に突出していたのが印象的でした。
- さすがでした。ただ、なんか、どーしても「ONE」とくらべてしまって、インパクトはちょっと弱くなったので3位。
- もう言うまでもないですね。
- よくいわれる事だが、「Hシーンの必然性」がネックになり、評価を落とさざるを得なかった。悪いゲームではないと思う。
- もうお約束といえばお約束。(^^;あえて言うことはないです。
- 5段階評価でオール4といったところです。
- やっぱり、99年の恋愛系ゲームを語るのに「Kanon」は絶対はずせないでしょう。「ONE」にくらべ、おとぎ話のような感じを強くしたのが僕はよかったとおもいます。(巷では「ONE」のシナリオのほうが好評みたいですが……。)
- 賛否両論あったゲームでしたが、個人的な好みと、折戸さんの音楽で1位にさせてもらいました。
- いやぁ、やっぱ「Kanon」でしょ。留年しかけました。(爆)
- シナリオ自体はありふれていましたが、音楽、画面効果、イベント絵の配置などによる相乗効果でプレイヤーをのめりこませていたように思えます。「ONE」よりも総合的な完成度は高くなったと感じる反面、シナリオ単体の魅力は減少したように感じられました。
- シナリオ・音楽・システムが○。総合1位。
- 音楽・演出がとにかくすばらしい。
- 1999年は「Kanon」以外には無いでしょう。(^^演出の勝利。
- 総合的にすごいゲームだったわ。
- シナリオ・音楽・演出と部門別投票で選んだ要素の相互に与える影響が上手く他を大きく引き離していると思われたので。ゲームやってて泣くなんていうのも初めてだったですし。(w
- こみパとKanonは音楽の差でKanonに軍配。
- やはり全体としてKey系が最高です。でも何かそれ以外凄くいいものがないってだけで「Kanon」すら満足はしきれませんでした。
「加奈〜いもうと〜」
- ゲームという枠のみならず、映画や小説、ドラマを通しても印象深い作品のうちの一つとなりました。ゲームという媒体で、ここまで人の心を打つことができるというのは感慨深いものがあります。(
- あまり買ってませんので大きな事は言えませんが、私的には前半部に非常に大きな収穫があったと感じています。特にゲーム自体に飽きてきていた時期に「ToHeart」に出会えたことはとても幸運でした。そして7月に入って私の人生観すらも変えることになってしまった「加奈〜いもうと〜」との出会い。15年近くゲームをプレイしてきましたが間違いなく生涯ナンバー1の作品です。
- いわゆる最後の「純・妹」ゲーでしょう(編集注:義理ですッ(^^;)。ソフ倫の規定変わっちゃったし……。それでも、何故に「18禁」なのか、というのがよく伝わる良い出来だと思いました。
- シナリオ重視で選んでみました。加奈は純粋な意味では恋愛ゲームとは言えないかも知れませんが、やはり、シナリオは一番良かったと思います。
- 実は1998年末から恋愛ゲームをやるようになりました。この1年間で、「ときメモ」に始まり、「同級生2」「To Heart」「サクラ大戦」「トゥルーラブストーリー」「雫」「痕」等々やりました(全部面白かった…)が、「加奈」はとにかく素晴らしかった。ストーリーといい、音楽といい、本当に素晴らしかった。自分はPSもドリキャスも持っていないが、「加奈」は是非PSに移植してもらいたい作品である(編集ツッコミ:さすがにそれは無理っしょ(^^;;)。
- WIN系には泣かされた。「加奈」&「Kanon」はどっちでも可。
- 売れないゲームはダメ、ってことですが、最初売れなくて徐々に人気が上昇していってる「加奈」の場合はやっぱダメなんでしょうか。(T-T)(編集ツッコミ:でもやっぱり売れてないですよね…(笑)「Kanon」もですけど。)
- まあ、いろいろ文句は付けたいですけど初クリア後、1週間放心して仕事に支障が出たのは事実です。悔しい。
- この2作品(編集補足:「加奈」および「Kanon」)さえあればいい。
- 若干破綻が感じられるものの、シナリオがよくできている。音楽、音声についてもうまく調和していると思う。ただ、この手の「痛い系」のゲームは苦手なので、一回やってすぐ手放した。よく出来すぎていて、二度三度やることができなかった。
- 書くと長くなるんですが色んな意味で1位に推したいです。
- 恋愛だけじゃない、深いメッセージを感じました。Leaf派、Key派と言わずにプレイして欲しい作品。
- 加奈の知的ルートの出来はとても良かった。臓器移植の問題で、本人がOKしているのに家族が反対しているのは今までエゴだと思っていたのに、加奈のときは自分も拒否反応をしめしてしまった。でも加奈ちゃんを助ける為だしね。仕方ないか。
「PS版To Heart」
- 声を消してやれば、万事解決です。琴音ちゃんのブルマーがぁあああ!お嬢様は魔女、面白いね。
- マルチのシナリオに思わず涙してしまったから。
- エッチシーンをうまくカットしてた。特に琴音ちゃんは変わっているがシナリオはPC版より好きです。
- 移植とはいえないほどの追加要素や作りこみを評価。全体の完成度も非常に高い。
「こみっくパーティー」
- 私は全体の1割ぐらいしかプレイしたソフトがないので、あまり選択する余地はなかったのですが、「こみっくパーティー」は各キャラのシナリオも面白かったし、バッドエンドもいろいろあってやってて楽しいソフトでした。
- 突出した項目は無いにしろシステム以外はなかなかの作品で特に同人誌即売会関わる人間には色々と考えさせられるゲームであったと思います。ただ、願わくばもう少しバグ取りをしっかりして欲しかったと思います。
- グラフィック、音声、インターフェース等の総合的な完成度はかなり高い。シナリオ自体はさほど面白味はないですが、"こみパ"という世界観の確立には成功していたと思います。
- とにかく、おもしろかった。全キャラクリアするまで、飽きなかった。
- バグが無ければ1位だったかもしれない。
- 「ホワイトアルバム」よりよかったかなと。
- シナリオ・音楽はまあまあだけどゲームとしては面白かった。
- はっきり言って絵が好きという一事において2位に選びました(wキャラやシナリオによって多少の違いこそあれ、私には「Pia2」と殆ど印象が変わらない。
「ときめきメモリアル2」
- キャラがあまりにも立ちすぎた印象、現実離れがいっそうすすむ。その点「TLS2」はありがちな設定ながらきちんと立っている点が好印象。
- 前作との比較で気になっていた「ときめきメモリアル2」がキャラクター、舞台背景などの設定がしっかりと練られていてEVSと言う新機軸を導入しているのも好材料であった為か私的にはなかなか評価の高い作品となりました。
- 遅すぎた大作 ですね、こりゃ。"ゲーム(遊び)"としての恋ゲーの進化の一つの答えだと思います。遊びこんだらとても面白いと思うのだけど、やる暇がないのが辛い(^^;;;未だ未クリアですが、私がいれないわけにはいかないので、とりあえづ3位に。(爆)
- 前作のプレッシャーをはね除けるだけの出来であったと思う。
- 期待していたほどではなかったです。ダメじゃないけど特に優れてもないですね。(^^;
- バグとフラグ以外は言う事ありません。コナミという大企業が金と人員と時間をかけて作れば、技術面で経営規模が小さいソフトハウス等に出来ない事が出来るのは当り前。ある意味、反則かもしれません。
「とらいあんぐるハート2」
- あのほのぼのした感じが大好きだから。(^^;
- キャラが文句無しによかったので。1にくらべるとH]シーンとか落ちるし、ゲームも間延びした感がありますが、日常描写が非常に優れていると思いました。
- 隠れた?名作といっても過言ではない作品。萌え系の代表作などという評価がされていますが、作品内に流れるほのぼの感や優しさは、むしろ癒しゲーというべきかと思います。恋ゲーとして見ると、各キャラのシナリオはやや弱いしインパクトにかけるのですが、各シナリオが相互にキャラクタのそれぞれの一面を補完し合う構成となっているため、中毒性がかなり高いです。これでプレイアビリティが良かったら文句なく一番に上げるんですが、惜しい出来。
- 凡ミス(スクリプトやシステム)はあったものの、聞いてて違和感の無いボイスや女性キャラ同士の掛け合い等が非常に良くできていたかと思います。同じキャラクターに複数の18禁シーンが用意されており、男と女がくっついて終わりでなく、だんだん関係が深まっていくところが表現されている点を評価したいです。
- キャラ萌えって奴を最大限に発揮させたゲーム。ゲーム中の期間が若干長めな割に、イベント数が少なく感じられたのが残念な所。まさに「恋愛」ゲームだったと思います。
「輝く季節へ…」
- 自宅にパソコン買ったの今年の秋なので「ONE」はこっちを先にプレイしました。6年ぶりに泣きました。
- プレイアビリティの悪さが残念。声付きのメリットをあまりいかせてない。ただ、「ONE」未プレイな人でコンシューマしか持ってない人にはオススメ可。
- ONE原理主義者としてはどうしても各部門で「輝く季節へ」に一票入れてしまいます。移植はヘボでしたがゲーム内容そのものはエバーグリーンな魅力がありますから。ただ移植のへボっぷりには許せないものがあるので最酷でもあるわけです。(編集補足:ベスト1かつワーストに両方投票されるとは…(^^;)
「Memories Off」
- 派手でなく、しみじみとしたところがよい。
- KID入魂の作。プレイアビリティ、グラフィック、シナリオそれなりによし。良作。声については下手だという意見多数のようですが、それも含めて楽しむものです。(にょ)ぜひともPC移植希望。(笑)
- シナリオにかったるさは感じましたが、何気なく伏線を張り、それを丁寧に拾っていく細かなつくりには感心しました。まともになってきたKID(以前からCGレベルだけはまともだったと個人的には思っているのですが。)と共に今後の展開が楽しみです(笑)。あとはそつのない作りの「TLS2」、「東鳩PS版」を2位、3位に挙げました。デキとしてはこれらの方が「Memories Off」より上かもしれませんが、「Memories Off」にはメガネっ娘が居ないのでそちらの方が上です。
「トゥルーラブストーリー2」
- 前作のアップグレードバージョンとしては満足のいくものだった。学園純愛系はこれで充分。これ以上のシリーズ続編は必要無し。だがゲーム中の雰囲気は前作のほうが遙かに勝る。2はにぎやかになり過ぎた。
「終末の過ごし方」
- ああいう雰囲気が好きなもので。間に入るラジオのDJの語りが結構お気に入りです。
- 類希な設定+眼鏡onlyはGOODです。
- プレイしたゲームの中で、不満なくぼーっとプレイできたのと、文章が上手だったこと、演出がお洒落だったことです。(あんまり本数をプレイしていないのですが)
「Refrain Blue」
- 世間じゃ非難の声の方が大きいですけどこのゲーム以下のクオリティのソフトだったらゴマンと転がってます。ある意味指標とするのにふさわしい作品。奈緒のHシーンはびっくり。(笑)
「CampuS〜桜の舞う中で〜」
- ハードが古いせいか、動作が重かった。僕の選び方は、どれだけ遊びやすかったかだと思います。
「Lの季節」
「フォークソング」
- 「カップリングが決まっている」というのはすごく自然な流れだと思うし、BGMもすごくよかったので。
- 個人的には「Kanon」「加奈」を超える評価を与えている。「ユニット形式」という新しい製作形態にも好感が持てた。とにかく、マルチエンドの一つ一つのシナリオの完成度が素晴らしい。音楽、効果音についてもクオリティが高く、システムについても、文句をつけるところが見当たらない。
「ロマンスは剣の輝きII」
「Silver Moon」
「リフレインラブ2」
「キャプテンラヴ」
- 意外とまともなキャプテンラブをやらずにコンシューマは語れん。
- ここまで真面目に恋愛を書こうとしてるのはそうないから。
- 今付き合っている娘より魅力的(誰にとってか、はさておき)な女の子が出てきても敢えて一途な恋愛を目指すなど、一見ギャグに見えながら実はかなり恋愛の本質的な部分をテーマにしている気がしました。こういったゲームが2000年も出てくるといいと思います。
「北へ。White Illumination」
- コンシューマからは「北へ」を。システム的に斬新だったけど、もうちょっと頑張って欲しかったなぁ……と。でもそれに関する挑戦した事は高く評価したいなぁ、と思います。
- DC恋愛ゲーム第1弾として意欲的な取り組みをしていたのが印象的でした。
「トゥインクルレビュー」
- 90点や100点を付ける人はいないだろうけどまあみんな70点くらいは付けるんじゃないかと言った感じの全体的にまとまった佳作という印象でした。
- 心に感じるものがあった。
「ママトト〜a record of war〜」
- やることが多い割にサクサクと進む小気味の良さです。ここらへんは、さすがアリスソフトといったところだと思います。
- シナリオとかそういうのじゃなくて、ゲームとして面白かった。
「ら〜じPONPON」
- ある意味99年の問題作。(笑) とにかくバカバカしいノリにみちた作品。笑いや小ネタを求める人にうってつけ。お手軽なゲームながらえっちシーンの密度、CG枚数もそれなりで良作。
- Bouさんのキャラが生き生きとしていて強烈に印象に残った。
「Ribbon2」
- 店では腐っているがシナリオ的に好き。特に、プレー中に痩せていく女の子というのは画期的。
- 個人的には「Ribbon2」がイチオシです。「Kanon」や「PS版TH」も良いんですけど……みんな良いって言うだろうし。(笑)
「EA MIND」
「ときめきCHEck in」
- 今では自分の中じゃ「ときめき」と言われれば「ときめきCHEck in」です。
「RISE」
- 想像以上に拾いものでした。まだ未完成な部分もありますけど、ななこROOMのアイデアは秀逸。声もはまってました♪
「天国からきた男」
- electricsheepからでたPCソフト、一般らしく風変わりなシステムは面白かった。
それぞれのレベルで楽しめる作品にすることですそ野を広げた「Kanon」が大方の予想、また他で行われているランキング同様1位に輝いた。2位の「加奈〜いもうと〜」の2倍を優に超えるポイントを獲得し、実際圧倒的でさえある(1人当たりの平均ポイントを仮に求めても1.38point)。しかし、「Kanon」には手放しで誉める意見がある一方で、ベスト1に投票しながらも歯切れの悪いコメントが目立つのが特徴的である。そしてこれがこのゲームを、ひいては1999年の恋愛ゲームを表しているようにも感じられる。この辺りのところは総括の方でも取り上げたい。また、それに対して「加奈」では比較的思い入れの強いコメントが多いようだ。
- コンシューマーとPC18禁を混在して考えるのがこんなに難しいとは思いませんでした。
- 去年、上記(編集注:恋愛ゲーム一覧のコンボボックス)で選択できるようになっているソフトの8割ぐらいやりましたが、「Kanon」はやはり1位でしょう。その他の細かい項目については、PCとコシューマーで比べるのはかなり苦しかったですが、なんとなく印象で選んでしまいました。
いつもながら恋愛ゲームZEROでは「恋愛を扱っているゲーム」ということでコンシューマとPC18禁を区別して扱わないが、人によってそれらに求めるものが異なってくるのはありえることなので確かに同じ土俵で比較することには戸惑う面があるかもしれない。にしても8割というのは脱帽。
2.1999年ワースト恋愛ゲーム投票
問、コンシューマ・PCを通じて1999年(1月〜12月)に発売された恋愛系ゲームでもっとも酷かったゲーム(笑)を選んで下さい。該当するものがなければ必ずしも選択する必要はありません。
有効投票数:228(うち無投票:97)
1 | 輝く季節へ… | |
2 | フィルムノワール | |
3 | こみっくパーティ ときめきメモリアル2 Partner Prismaticallization めぐり愛して ロマンスは剣の輝きII | |
9 | Lの季節 Kanon | |
11 | With You(SS版) キャプテンラヴ Touch me〜恋のおくすり〜 Promise〜プロミス〜 BOYS BE…2nd Season ポケットラブ〜if〜 | |
17 | いちょうの舞う頃2 To Heart(PS版) ハートに火をつけて… 火魅子伝〜恋解〜 フレンズ〜青春の輝き〜 恋愛組曲 6インチマイダーリン | |
- | (ref.)無投票 | |
(※とりあえず声を上げておくことが重要と考えワースト20まで掲載しています。(笑))
- 「輝く季節へ…」は許せなかったから(音声は五分五分)。(「輝く季節へ…」)
- プレイして苦痛をもっとも感じたゲームにしました。システムは酷い、シナリオは無いに等しい…絵だけゲーでした。(「フィルムノワール」)
- 「フィルムノワール」を買った自分はまだまだ青かったです。(笑)(「フィルムノワール」)
- 基本的にはずれといわれるものには手を出さない人なので、前評判のわりに気にくわない&どうでも良かったという点から、無理矢理入れましたので、趣旨に添わない場合があると思いますが。(「こみっくパーティ」)
- Leafの「こみパ」ですが、期待したほど『酷い』こともありませんでした……クスクス。まったくもってやる気をなくさせるOPといい、真剣味のない同人誌作りといい、もうどうしようもありません。唄も最悪で、相乗効果で音楽まで悪く聞こえる始末。もうLeaf作品に手を出す気はしませんな。次回作?魔女っ娘?オイオイ。(「こみっくパーティ」)
- 「Partner」は絵は綺麗なだけに見事に裏切ってくれたゲームですね。(他には「さよならの微笑み」もかなりキてましたね。)こういった恋愛的要素を多分に含んだゲームというのは、感情移入やのめり込む/引き込まれると言うものの前段階での条件としてまず「見栄えが良い」というものがあり、かなり絵的な物(というかそのものですね)が影響すると思うんですよ。その第一ハードルをクリアしてさぁプレイしようという事になると思うんですよ(PCにはコレすらクリアしてない物が多すぎるが)。「Partner」はこの基準だけで判断すると上位の部類に入ると思います。が!内容は惨憺たる物、システムは工夫という物が見受けられないし(なぜシステム確認メッセージだけ英語表記?)選択肢はお粗末、かといって文章が良いのかというと全然そんなこと無くて読むのがかったるいぐらい、シナリオは定番の学園物でやり手を引き込むという物がない(この辺は「Kanon」や「こみパ」、「とらは2」など良いのは良いんです)。ということで、私的に絵と内容がギャップがあり過ぎと言うことで1999年の駄目1番にしてしまいましたが、本当はもっと工夫をすれば良いゲームになったのに……という部分が多分に含んでいるのかも。(「Partner〜世界でいちばんたいせつなひと〜」)
- あれでもしシナリオがまともだったら凄くよかったと思うのですが残念です。キャラ、システムともに楽しませてもらっただけにシナリオが無茶苦茶つまらないという事実には泣きました。(^^;)(「Lの季節」)
- 「Kanon」は演出は良かったのですが、シナリオはひねくり回してるだけでダメ(「ONE」は好きなんですが)、さらにこれからそれでインチャネが小金を稼ぐというのも腹立たしいので酷かったゲームにしました。(「Kanon」)
- 演技の下手な声優は使わないで欲しいです。 (「キャプテンラヴ」)
- フェアリーテールっていつのまにかこんなんになっちゃったんだ。(-_-;)(「ハートに火をつけて…」)
- 恋愛部分はそこそこなのだが(それでも全員やってしまうのは…)RPGとして全くダメダメ。(「紅蓮」)
もしかするとベストランキング以上に愛のこもった(笑)数々のコメント、ありがとうございます。(ゲーム全体に関するご意見は総括のところで取り上げさせて頂きます。)
…さて、ベストランキングは概して予想が立てやすいものだが、ワーストランキングというのは何が来るか見当がつかないので個人的にも興味津々(笑)で集計させて頂いたのだが、これがまた想像以上に面白い(と言っては失礼か)結果となった。
他のランキングと比して絶対数は少ないものの堂々の1位を獲得したのは「輝く季節へ…」、何と昨年恋愛ゲームZEROで行った1998年ベスト恋愛ゲーム投票で1位に選ばれた「ONE」の移植作が今度はワースト1位という訳だ。もっとも移植のデキが余りに酷く「可愛さ余って」な投票が集中したのも分かるような気がしないでもない。
移植作品はどうしてもオリジナルと大差ないと何のための移植かと非難されるし変更されたらされたで文句がつくものなのだろう。他にも11位「SS版With You」、エログで1996年ベストゲームに選ばれていた(今考えると不思議で仕方がないがまぁそれだけ恋愛ゲームも変わったということか)「同窓会」の移植「フレンズ」に1997年ベスト恋愛ゲーム投票1位の移植作「PS版To Heart」までしっかりと17位に入っている。(必ずしもオリジナルをプレイされた方が投票されている訳ではないだろうが。)
だがむしろそれ以上に興味深かったのはワースト10にランクインしているゲームの多く、具体的には先の「輝く季節へ…」を初め「こみっくパーティ」「ときめきメモリアル2」「Prismaticallization」「ロマンスは剣の輝きII」「Lの季節」「Kanon」と、他の総合および部門別ベストランキングにしばしば入ってきているゲーム、「話題作」ばかりだったということだ。
このことから1つ言えるのは当然なのだがどんなゲームも全ての人に楽しんで貰える訳ではないということ、そしてもう1つ重要なのはちょうどCSという考え方でも触れているが、ユーザにとって「もっとも酷かったゲーム」というのは多分に「もっとも期待を裏切られたゲーム」であったということだ。
これも当たり前と言えば当たり前のことなのかもしれない。もともと期待が小さければ外しても落胆も小さいのでここに名前が上がって来ることはないだろうし、そもそも客観的に見て本来出来の酷いはずのいくつものゲームが、ユーザの手に取られることなく消えて行ったであろうことは想像に難くない。金を出してないのだから酷かろうが酷くなかろうが知ったことではない、客観的な出来など(仮に客観的な評価ができるとしてだが─主観の産物である恋愛を扱っている以上それは困難を極めるだろう)むしろ何の意味も持たないという訳だ。
その点から言えば、ベストランキングの方にはついに1度も上ることなくワーストランキングにのみ入ってきている2位「フィルムノワール」、3位「Partner〜世界でいちばんたいせつなひと〜」「めぐり愛して」辺りはかなりヤバい罪作りなゲームと言えるかもしれない。(笑)
- わからない。(笑) (無投票)
- 酷かったゲームは……、可哀想なので該当無しにしておきます。 (無投票)
- 最も酷いゲームに、「Fresh!」もいれたいのデスが、いいデスか? (「Partner〜世界でいちばんたいせつなひと〜」)
また、ここでも無投票が多いが、その一方ではワーストに選びたいものが多過ぎるというご意見も少なくなかった。何しろ発売されるゲーム数が凄いことになっているので発売日買いをする人にとってはハズレを引く機会も多いだろし、逆に余り買わないネットユーザは自分と趣向の近い他の人のレビューを読んでから買えば良いのでハズレを引きにくい。仮に自らの選択眼を養うことなく他人の評価に流れてしまうとしたらどうかというのもあるが、プレイする時間も予算も限られている以上(数だけ)豊富過ぎるゲームたちの中から絞り込むためには必然的にそういう買い方にならざるを得ないのだろう。ゲーム数の増加とインターネットの普及は人の購入パターンを確実に変えつつあるようだ(もっともこのアンケート自体Webで行っているため偏っているのは否定できないが)。
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※1、2000/01/16〜2000/05/01頃当ページにて実施させて頂きました。ご協力ありがとうございます。
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