久遠の絆・サウンドトラック「技術」解説

『去りゆく君』
[ Disk01 / Track19 / Time 2:13 ]
この曲のピアノは「淡々」の極みのような仕上げにしてあります。他のピアノ曲の音にあるようなうねりが全く感じられません。

実は、このピアノの音、非常に響き(リバーブ)が多いのですが、実音には一切エフェクトが掛かっていません。一切のエフェクトはMIDIデータ上で作ったディレイ音に掛かっています。

そういう方法をとるにはテンポや、ハーモニーの制限もあるのですが、クリアしていたので、この方法を取りました。

ピアノに比べてバックのストリングスパートは「感情があって、それを押し殺したような」表現です。
しかも、柔らかく奥行きのあるMIXをしてあるので、ピアノと好対照を成しています。

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