久遠の絆・サウンドトラック「技術」解説 |
『黄泉比良坂』 [ Disk02 / Track41 / Time 2:41 ]
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「異界」の表現という意味で言えば、グルグルとパンしているシンセのブーーンという音が生きてます。
同様にパンする風の音と、時には対極にたち時には交わり、漠然とした空間の広がりと方向感覚の曖昧さを表現しています。
細かなことを言えばずっと低域で8分音符を刻んでいる音も、少しずつずらして左右に振ったものを加えてあるので、やはり定位感はあいまいです。
もっとも方向がはっきりしている音がバスーンという不気味な音なので、さらに不安感が増すのではないか(というタクラミを)意図しています。
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