稀人舎ではさまざまな形の手作り本を制作しています。
手作りの少部数だからこそできる装丁を、内容に合わせて考え、著者と一緒に作ります。
ホチキス留め
よくあるホチキス留めの中綴じでも、A5版やB5版などの定形だけでなく、好きな形にできたり、トレーシングペーパーを使ったり、本文の紙をページによって変えたり、表紙を折り込んでガンダレにしたり、さまざまな工夫をこらした装丁が安価にできます。
ミシン綴じ・革紐綴じなど
ホチキス留めと同じ中綴じでも、ホチキスの代わりにミシンで縫ったり、目打ちで穴を空けてリボンや革紐で綴じたりもできます。
和綴じ本
一般的に「和綴じ」と言われる綴じ方です。背の上下に付ける花布の色や素材で変化を付けることもできます。
糸かがり本
中綴じの冊子を糸でかがって綴じていく装丁です。理論的には何ページでも可能で、分厚くなってもノドが平らに開きます。
「本」の形ではない手作り本
サイコロ型の万年カレンダーのような「万年詩」、冊子型ではなく、プリントの端をホチキス止めしただけのもの、折り紙、箱詰め、カード型などなど、本の形ではない「本」も作っています。