10/12/30(木) 7月〜12月読了本 10/12/28(火) 1月〜6月読了本 10/09/08(水) 術後経過 10/08/30(月) 体内金属抜去手術終了、不思議な麻酔体験 10/08/15(日) ゲゲゲ展 |
10/08/02(月) 体内金属抜去決定 10/07/31(土) スターウォーズとかブルース・リーとか 10/07/19(月) ペンタブレットを買って絵を描く 10/07/13(火) スピードハヤシライス 10/07/04(日) 相撲協会・野球賭博・NHK中継・宮本常一 |
2010/12/30(木)[本]7月〜12月読了本
【7月の読了本】
【8月の読了本】
【9月の読了本】
【10月の読了本】
【11月の読了本】
【12月の読了本】
2010/12/28(火)[本]1月〜6月読了本
【1月の読了本】
【2月の読了本】
【3月の読了本】
【4月の読了本】
【5月の読了本】
【6月の読了本】
2010/09/08(水)[身]術後経過
2010/08/30(月)[身]体内金属抜去手術終了、不思議な麻酔体験
まだ色々と腫れたり縫い目だらけだったりしているのだが、ようやく5日ぶりに退院。
17年ぶりに陽の目を見た8cmの釘2本と12cmの針金1本は意外なほどピカピカと輝いていた。
さすがステンレススティール。
*
前回の手術(スキー大失敗による肩骨折)のときは、当然金属抜去よりずっと大手術だったせいもあり、本格麻酔の直前に予備的な注射をされた。それだけでほんわかとしてしまい、手術室に入ったぐらいまでしか記憶がない。
今回はそんな注射もなく、手術室に入り麻酔医の先生と挨拶し、点滴を始められるまで明晰に意識があった。先生がカウントしているのもはっきり聞こえているたのだが、数秒で頭の中がチカチカしたと思ったらブラックアウト。次の意識は声をかけられ手術は終了していた。
ブラックアウトというかシャットダウンというか、まさにドラマで殴られたときの暗転という感じ。もっとはっきりいうと人生の最期はかくあるのかというくらい不気味な体験。
だって、日頃、今眠りに入るぞという瞬間をだれも記憶はしていないでしょう。いつのまにか寝入っているか、気持ちよくなって夢へとフェイドアウトするやさしい日常が眠り。麻酔の眠りは全然違う体験だったのでした。
2010/08/15(日)[美]ゲゲゲ展
銀座松屋に『水木しげる米寿記念ゲゲゲ展』を見に行く。
原画多数展示につき、興味ある方は行って損はしない。特に妖怪事典の原画の緻密さたるや凄まじい。
グッズがやたらありやたら売れている。鬼太郎と雲竜のTシャツと妖怪トイレットペーパーを買い。私は拭き具合をためしてみたいのだが、つれあいは使わないで取っておくと主張。ケツ拭いてこそトイレットペーパーじゃ!と言いたいところをグッと我慢して「じゃあ1巻を保存用、1巻は拭き心地確認用」などと交渉中。
写真撮影不可につき、画像は私が模写したもの。
帰りはイタリア料理のシシリアで生ビール2杯ずつ。ピザはミックスとチキン、ローストビーフ、蛸とブロッコリーの温サラダ、クリームペンネ、ラザニア。二人でこれはちょっと食べ過ぎ。
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妖怪と言えば、あるアンケートによれば「一番会いたくないお化け」一位は「口裂け女」だそうな。
しかし「口裂け女」は「幽霊」や「鬼」と同ジャンルなのか?あれは妖怪ではなく、そういう(奇形か怪我か)人間だからこそ怖いのではなかろうか。
2010/08/02(月)[身]体内金属抜去決定
17年前にスキーで転倒して左肩の骨頭を骨折した。金属で止める手術をして2ヶ月入院したのだが、リハビリも上手く行き、その後痛みもないため、金属も抜かずにそのまま今まで来てしまった。
それがここに来て、どうも調子がよろしくない。時々外れるような感じがして痛む。整形外科をレントゲンを撮ったら、「いつまでも金属を入れといていいはずがありません。抜きましょう」とのこと。今はチタン製など体内に入れっぱなしでにできる素材があるが、17年前ではステンレスだからNGらしい。
やれやれだが、骨や軟骨は問題なしなのでよしとしよう。仕事も色々立て込んでるので26日入院で当日手術ということにする。
これで俺はサイボーグだとは言えなくなる。体から鉄分が減るので、Twiterで使ってる左のアイコンもそろそろ変えようかな。
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入院に先立ち、収入証明等の手続きに区役所へ。
自分の用事は簡単に済み、フロアも空いていた。ところが帰ろうとした反対側のフロアは行列が長々と続いている。行き先は「保護課」。
おそらく月はじめの生活保護の申請なのだろう。なんだか納めた税金が音を立てて流れだしているのを見るようで、少々げんなりしたのでした。
2010/07/31(土)[映]スターウォーズとかブルース・リーとか
2010/07/19(月)[絵]ペンタブレットを買って絵を描く
Wacomのペンタブレットを中古で買った。詳細はこちら→物欲日記
リハビリに絵を1枚描いた。上のリンク先のが1枚目。
←Painter11も買ったので描き直して見たのがこちら。まだ全然新しいブラシに慣れません。
2010/07/13(火)[食]スピードハヤシライス
先日の参院選。かみさんが選挙管理委員会の立会いのボランティアをやっているので、私は留守番。息子と私の分の夕食を作ることになった。
毎度、カレーや丼物ばかりではなんなので、今回はハヤシライスを作ることにした。カレーライスの親戚じゃんとと言われれば、まあそうかもしれないが。
レシピは数日前に見たNHKの料理番組を参考にちょっとアレンジしたもの。
<材料(二人分)>
<下ごしらえ>
<調理>
<完成>
バターが効いていて、なかなかいける。一応二人分だが三人分は軽くある。のだが、息子が3杯おかわりして空っぽになったから、まずまず成功でしょう。
ただ、味のかなりの部分をトマトケチャップが占めているので、次回はケチャップを3分の2位に減らしてもいいかもしれない。
代わりに生トマトを半分位と、水でなくスープにする。赤ワインでも足したらどうかなとか、アイデアはわくが、次回はいつのことやら。
2010/07/04(日)[本]相撲協会・野球賭博・NHK中継・宮本常一
今読んでいる民俗学者宮本常一の「忘れられた日本人」に書かれている昔の農村のありようが、相撲協会の体質に似ている。
村の政策決定機関は長老たちの「寄合」である。寄合ではある議題が出されるとそれについて話し合うのだが、話し合いは理屈で持論を主張するのでも反対意見を論破するのでもない。議題について、自分の知っていること、言い伝え、親から聞いたことなどをただ話すのだ。途中で話題がそれたり他の議題に移ったりしながらもいつまでも話し続ける。
やがて話題も出尽くしたところで最長老が一番妥当と思われる結論をどうだろうかと提示する。みなが納得すれば決定。しなければまた話が延々と続くが、よほどのことがなければほどほどのところでみな納得する。
多数決でも独裁でもないゆるい決定方法。しか明日から同じ村の隣り合った田畑でときには共同して田植えや稲刈りをして生きていく閉鎖的社会では「角を立てない」ことが公正や効率より重要なのだ。いや、この方法の方が結果的に公正で効率的であったのだろう。
相撲社会は近代的民主主義の多数決論理ではなく、いまだに旧日本的寄合論理で動いているのだ。構成員は利害の対立した競争者であるより、巡業や興行などの(田植えや稲刈のような)村的事業の共同協力する仲間であるのだろう。
見かけは外人力士も大勢いるしグローバル化しているが、外人かどうかでなく力士であるかどうかが問題なのだ。その意味でうまくやっている外人力士はちゃんと相撲村の論理を飲み込んで村の論理で生きている。
その論理の中ではヤクザ屋さんたちも準仲間ぐらいではあったのだろう。「賭博の背後に暴力団がいたとは思わなかった
」なんてのは大嘘でしかありえないが、「反社会的勢力
」などとは夢にも思ってなかったのに違いない。
それはそれでうまくいってる分には文句をつけられる筋合いではないだろう。
しかし残念なことに、ヤクザは昔のヤクザではなく、とっくに近代化とグローバル化を成し遂げた、単なる「暴力団」に変わっていたのだ。
昔の「ヤクザ」なら、相撲のような持ちつ持たれつの相手にはそれなりの配慮をしていたことだろう。博打で寺銭を巻き上げるのは同じでも、一時の損得だけで力士を追いつめるなんてことはしなかったのに違いない。それどころか、大懸親方のように何千万も借金を背負って「嫁に着物を買ってやることもできなかった」ような窮乏に陥ることのないようにうまく調整したことだろう。百年単位のつきあいで末永く甘い汁を吸い続けようとしたことだろう。
天下の大関を脅迫して金を脅しとるなんて短絡的なことをして金の卵を生む鶏をつぶしてしまったグローバルヤクザのなんと頭の悪いことか。
悲劇的なのは、いまだに相撲協会は相撲取りたちだけが暴力団も含めた現代社会に置いて行かれたことに気がついていないらしいことだ。
相撲協会が外部からの理事長代行を拒否するかどうかで、NHKがどうでるかが興味深い。まあ、結局は理屈をつけて中継するってことになりそうだが、中止した場合の代替番組の用意はすでにしているとのことだ。
どうせなら過去の相撲をずっと再放送するというのはどうだろう。それなら同時間帯の視聴者層の好みにも合うだろう。大相撲ダイジェストが正味20分、年6場所で丁度2時間。過去15年の全取り組みを全て流して過去を慈しむというのはどうだろうか。
私はどうせ見られない時間だからどうでもいいのだが。