◎ Ham Fair 2009 開催 "ハムフェア2009"が8月22日(土)、23日(日)の両日、東京有明の東京ビッグサイト・西2ホールで開催された。 今年のキャッチフレーズは「世界をめぐる楽しさ!アマチュア無線」。 アマチュア無線の楽しさを広げ、新しい可能性への挑戦や世界のアマチュア無線家との交流を大いにおこなうことを呼びかけた。 新しい通信方式として実用化されている"D-STAR"や"WiRES"などのデモが、今年も通信機メーカーのブースで行われていた。 今年は開催時間が10:00〜17:00時と日曜日の終了時間も17:00時まで繰り下げられた。 JARLの発表によると、ハムフェア2009には両日で、昨年より2,000名増の、のべ31,000名(初日20,000名、2日目11,000名)が来場した。 |
今年もJARLデスクではARRL(アメリカのアマチュア無線連盟)からN1NN(デーブ・パットン会員・養成部長)が来日し、
DXCC申請の受付が行われた。 これに先立ち、フィールドチェックは20日(木)〜21日(金)の両日(10:00〜12:00、13:00〜15:00)巣鴨のJARL事務局・3階会議室でも行われた。 両会場ともJARLのフィールドチェッカーが補佐し、多くの申請者が同時にチェック出来る体制で行われ、迅速な処理されていた。 今年のハムフェアのDXCC申請受付件数は4日間トータルで266件(前年241件)だった。 |
50MHzのリニアーのニューモデルが並ん東京ハイパワーのブース
新バンド135KHzのデモで注目されたFEDXPのブース
8/22(土) 11:00〜11:50 135KHzにチャレンジしよう!(JA1HQG・有坂芳雄/JE1SPY・芦川栄晃) 12:00〜12:50 「ARDF」を楽しもう! SIの使い方と運営方法」(ARDF委員会) 13:00〜13:50 「不法・違法局情報システム紹介」(不法局対策委員会) 14:00〜14:50 GAREC/国際アマチュア無線非常通信会議 15:00〜15:50 表彰式・自作品コンテスト・オールアジアDXコンテスト・絵画コンクール(総務省・JARL) 8/23(日) 11:00〜11:50 「電子請求のすすめ」(アマチュア局電子申請普及推進委員会) 12:00〜12:50 「コンテストを楽しもう/E-LOGMAKERの使い方」 13:00〜13:50 「アマチュア無線・海外事情紹介」(ARRL・会員・普及部長=N1NN・デーブパットン氏) 14:00〜14:50 JAIAタイム 「スペックの読み方大研究・トランシーバー編」(JAIA・技術委員会/堀内洋孝) 15:00〜15:50 表彰式・関東UHFコンテスト(JARL関東地方本部) |
EA9から運用したEA9/JE1CCD望月さんとEA9/DJ1AIB井上さん
(右)HB0/DJ1AIBを運用した井上さんとJA1RJU
[ハムフェアの歴史] ハム・フェアの前身「第1回全日本ハムベンション」が1975年(昭和50年)、静岡県富士宮市で開催された。 会場は富士の裾野に広がる朝霧高原のグリンパーク。 1976年の第2回では特別記念局の8J2HAMも開局、交通の便は良くないものの自然を満喫出来る会場は多くの来場者で賑わった。 この実績を基礎に、1977年(昭和52年)「全日本ハムベンション」を引き継ぐ形で「第1回アマチュア無線フェスティバル」(ハムフェア)が、 JARLの主催で東京都中央区晴海の東京貿易センターで開催される事になった。 第1回は9月23日から25日までの開催期間にも関わらず、初日から多くの入場者がつめかけた。 フェスティバルの特別記念局・8J1HAMも開設、多くの来場者が運用した。 |
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