香港一人旅II 二日目


Next Page
Prev Page
Agenda
 今日は今まで何度も行こうと思って行く機会が無かった、シンセンに行くことにする。そのため8時に起きる、つもりが…。朝寝坊して結局ベッドから出たのが9時近く…。昨日夜更かしし過ぎたかな。すぐに準備をして、部屋を出る。9時半。

九龍鉄道の列車

九龍鉄道の列車
 夕方には香港に戻ってきたかったので、時間的に余裕があまりなさそう。ということで、朝ご飯抜き。すぐにMTRに乗って、太子駅へ。ここで九龍鉄道に乗り換える。旺角にも九龍鉄道の駅があるんだけど、MTRとはかなり離れていて不便なのだ。だから太子駅で乗り換えるのがベスト。さて、この列車に乗るのは初めて。どうやらオクトパスでも行けるみたいだけど、チャージしてないのでお金が足りない。普通に現金で切符を買って(カードは使えなかった)、いざホームへ。

 5分ほど待って、シンセンの一つ手前の駅、羅湖駅へ行く列車到着。シンセン手前が一応ボーダーなので、列車でそのまま通過することは出来ない。第二次世界大戦前は今のスターフェリー乗り場に終着駅があって、そこからヨーロッパまで列車の旅が出来たらしいのだけど、今は手前の駅で降りて、出入境審査を受ける必要がある。

 列車の中は結構混んでいて、しばらく座れず。40分ほどの列車の旅なのだけど、10分ほど立ち。座ってからは、終着駅まで30分ほどなので軽く居眠り。なんか外国来ているって感じがしないなぁ(^^;。

 駅に到着。10時半頃。列車を降りてみると、すごい人…。こんなに乗っていたのか。そしてみんなシンセンへ向かうらしく、大変な行列に…。やっぱり8時に起きてすぐに出てくるべきだった。これじゃシンセンに入るのにどれだけ時間がかかることか…。とにかく列に並んでジリジリ前に進む。

 30分ほどかけてようやく出境審査。長かった…。係員には特に何も聞かれず、あっさり通過。さて、今度は一日ビザを取ってシンセンの入境審査を受けなくては。そこでガイドブックを見ながら、一日ビザを発行してくれる窓口へ向かう。ここで大ハプニング発生!なんと現金が足りない!50HK$もあれば大丈夫だろう、と思って90HK$しか持ってきて無くて、かつ日本円も全部ホテルに置いてきているのだった…。ど、どうしよう…。とりあえず窓口でなんとかならないか聞いてみたが、どっかで金を調達してこいの一点張り。ここは香港でもなく中国でもない、中間地点。そのため当然ATMなどない。両替商はあるのだけど、変えられる通貨も持ってないし…。ひー(T_T)。
ここから先がシンセン

ここから先がシンセン

 お土産物屋に行って聞き込みしてみたけど、そもそも英語が通じず…。どーしよーもない、ううう。再度ビザ発行窓口に行ったら、日本のパスポートを持っているおじさん発見!恥を忍んで、お金を貸してもらうようにお願いしてみた。すると、しょうがないガキだな、という顔をしながらも20HK$貸してくれた!た、助かったぁ。そこで必ずお返ししますと言って名刺を渡したのだけど、先方は「それくらいの金額、別に良いから」と言ってくれた!ホント助かった。これでこの人と出会わなかったらどうなっていたことか…。香港に戻ることも出来なかったかも…。

 すぐにビザを発行してもらって、入境審査へ。こちらもすぐにパス。いやぁ、無事にシンセンに入った。あ、無事ではないか(^^;。なんか雰囲気がやはり全然香港とは違う。前回の食い倒れツアーで行った珠海に似ている。いや、建物とかは珠海よりも全然都会で、香港チックではあるんだけど、とにかく雰囲気、空気、そんなものがやはり同じ中国という感じがする。香港とは異質。

シンセンの街並み

シンセンの街並み
 シンセンに入ってしまえばこっちのモノ(笑)。お金はATMなどでなんとでもなるだろう。この時点で12時。お昼の時間だ。朝ご飯食べてないし、ここに来るのに3時間くらいかかって、しかもトラブル発生で疲れまくったので、お昼を食べることにした。シンセンで一番ハイグレードなホテル、「シャングリ・ラ」に行って、そこのレストランで食べることにした。シンセンのボーダーより徒歩7分くらい。ボーダーのすぐ先には鉄道のシンセン駅がある。この周りはデパートもあって、人が多くて活気がある。

 ホテルのロビーでレストランの選択。いろいろそろっているみたいだけど、どれにしようかな〜、と迷っていたら、レストラン担当らしき女の子が話しかけてきた。普段だったら聞き流すんだけど、あまりにもかわいかったので(笑)、話を聞いて、結局中華を食べることに(笑)。その子に案内されて2Fの中華レストランへ。

 メニューを見ると、そこそこ良いお値段。さすが高級ホテルだわ。コースで頼むほど食べられないので、チャーハンを頼んでみた。茉莉花茶を飲みながらまったり。いやぁ、それにしても疲れたわ。まさかお金が足りないなんてドジをするとは。太子駅でATMを見たときに、お金余分に降ろしておくべきだった。海外では現金は余分に持ち歩いた方がいいな(^^;。なんか非常に疲れたので、ご飯食べたらもう香港に戻ろう。

 チャーハンはなかなか美味しかった。しかし量が多い。一人ではなくて二人でシェアして食べるんじゃないだろうか、普通は。ま、おなか減っていたので全部平らげたけど。お茶もがぶがぶ飲み、お店をあとにする。13時頃。

 そのまままたボーダーに向かう(笑)。そして、出境審査に行こうとしたら…、とてもとても長い人の列を発見。先頭に行ってみると…、それが出境審査の列だった!なんてこと。この時間に香港行くのでもこんなに並ぶのかいな…。並ぶほかないので、しょうがなく最後尾に回る。なんと建物を出たところまで列が続いている…。また疲れそうだ…。

 1時間ほど列に並んで少しずつすすみ、ようやく出境。はぁ、大変だった。帰りはビザは要らないので(^^;、結局中国元は手にしなかった。レストランでは当然カード使えたし。入境審査では香港住民ではないので別枠のブースを通って列に並ばず済んだ。そのまま列車の駅へ。切符を買う前にATMを発見。ここでお金をおろして、一部をオクトパスのチャージに使い、列車はオクトパスで乗った。駅も混んでいたけど、列車では最初から座ることが出来た。ここからまた40分ほどの列車の旅。それにしてもお昼食べに行くために往復6時間近くかけてしまった…。なにしに行ったんだか、シンセンに。

 帰りの列車でもうとうと。気がついたら太子駅だった。再度ここでMTRに乗り換え。尖沙咀で降りて、スターフェリーで香港島に向かうことにした。その前に少し尖沙咀をぶらぶら。絵はがきを買ったりするのはいつものこと。もちろん、HMVにも行かねば(笑)。

 そしたら、かわいいアイドルのCDを発見。「twins」という名前の2人組。かなり気に入ったので、出ていたCD2枚両方買う(笑)。かなり人気があるみたい。ニューススタンドなどでよく見ると、芸能系の雑誌の大半にこの二人が表紙を飾っていた。去年デビューしたばかりで、今人気急上昇中らしい。やっぱり見る目があるのか、僕は(笑)。

 ついでにDFSも寄る。欲しい時計があったので値段を調べに。でも日本で買うのと余り変わらなかったので、買うのはやめ。フェリー乗り場へ行く。スターフェリーの値段は相変わらず。2.20HK$の方に乗る。さて、この時点で16時近く。夕方からはビクトリア・ピークに行くことにして、それまでの間はどうしようかな。

 スターフェリーに乗りながら考えて、まずは中環で「上海灘」という名の衣料品店へ。ここではシルクで出来たチャイナ服やチャイナドレスを売っているお店。もちろん小物なども充実している、有名なお店。実は今回の旅行ではチャイナスーツが欲しかったのだ。ジャッキー・チェンが映画の中で来ているような服ね。で、このお店に来たわけ。しかし、高級シルクを使っているというだけあって、値段もかなりいいお値段。ちょっと予算オーバー。かなり気に入った服もあったんだけど、軽く3万円を超える値段…。うーむ、残念だけど今回はあきらめることにする。前回の旅行で旅費が嵩んだからね。

 それから、漢方のお店を探して歩く。というのも大学時代の友達に頼まれモノをしていたから。日本でも通販で買えるのだけど、香港で買った方が安かったら買ってきて欲しい、と言われていたので。ガイドブックに載っているお店や、歩いていて見つけたお店に片っ端から入ってみたけど、どこでも扱っていなかった。案外見つけるの苦労しそうだ。一応通販のWebサイトに載っていた写真を印刷してきたので、言い間違えなどはないはずなので、モノ自体売っているお店が限られているんだろうなぁ。

 次第に日が暮れていく。中環では見つからないので、銅鑼灣に行って、軽く探してなかったら夕ご飯を食べてピークに登ることにした。銅鑼灣まではトラムでのんびり行くことにした。トラムも当然オクトパスで乗れる。丁度帰宅ラッシュのようで、めちゃ混み。平日の17時過ぎだもんね。5分ほど乗っていると、目の前の席が空いたので座る。しばらくガイドブックを見て、薬局を探し、そこの近くでトラムを降りるにはどの建物を目印にしたら良いんだろう?と考えていた。そしたら隣に座っていたOLさんが日本語で「何か困ってますか?」と話しかけてきた。香港人だけど、日本の学校で日本語を8月まで習っていたとのことで、上手な日本語。時間があるからその薬を探すのを手伝ってくれるって。ラッキー。

 そのOLさん、Rさんに従って銅鑼灣でトラムを降り、ガイドに載っていた薬局を訪ねるも、薬はなかった。うーん、あきらめるかな。と思っていたら、Rさんが近くに中国系のデパートがあるから、そこで売っているかも、と言い、案内してくれる。といっても歩いて3分ほどの場所だったけど。三越の隣のデパートで、漢方薬のコーナーでRさんが広東語で店員さんに説明をしてくれたら、なんとお目当ての薬があるって!多謝!値段を聞くと確かに日本の半値…。っていうか日本の通販はボリ過ぎなんじゃ?ま、関税もあるから一概には言えないだろうけど。そこでとりあえず1ヶ月分のお薬を購入。カードで買えるというのでカードで。Rさんのおかげで助かったぁ。今回はホント人に助けられてばかり。

 「他に何か買いたいものがあったら案内するよ」と言ってくれたので、美味しいお茶が欲しいと言ったら、すぐ近くにあるそごうに案内される。一番上のフロアのお茶専門店に行き、店員さんとの通訳をしてくれた。ここで利き茶(笑)をして、10年モノのポーレイ茶を購入。これはおみやげ。この時点で18時頃。さて、どうするかな。

 まだRさんが時間があるそうなので、歩いてそこらへんを案内してもらう。といっても僕も6回目。道はたいてい覚えてる。タイムズスクエアの方を回って、金鐘駅の方へ向かう。途中Rさんがおすすめというワンタンのお店によって、彼女がお買い物。テイクアウトも出来るお店。Rさん曰く日本のワンタンはニセ物だそうだ(笑)。僕はとりあえずそこでは何も買わず。そのお店から少し歩くと、もう駅。ここでお別れ。といっても明日時間があればお食事でもしましょうということになり、ケイタイの番号を教えてもらう。

 さて、どうするか。買った漢方、結構重くてでかいのでいったんホテルに戻って置いてきて、改めて出てくることにする。MTRで一気に佐敦駅まで行き、そこから徒歩5分ほどでホテル。尖沙咀よりもこちらの方が断然近いので。ホテルに荷物を置いて、まずは友達に漢方が買えたという報告の電話を入れた。そしたら、そんなに安いのならもう1ヶ月分買ってきて欲しいといわれる(笑)。結構重いんだけど、友達のためならそれくらいどうにかしよう。ということで、明日もう一度同じお店に買いに行くことにした。カードで買えるので金銭的には問題ないし、マイル貯められるし(笑)。

 さて、電話を切って次に、夕ご飯をどこで食べるかガイドで調べる。軽くお粥程度のモノを食べたかったので、カントンロードにある「糖朝」というお店に行くことにした。

 20時を少し回ったくらい。お店までは徒歩5分。かなり混んでいたけど、すぐに座れた。メニューを見て、ピータンと豚肉の入ったお粥を一つ。それだけ。隣の女の子二人組は山ほどの料理をバクバク食べていた…。香港人ってホントよく食べるよね。それで太らないのは、やっぱりポーレイ茶をがぶ飲みするからだろうか。ともかく、隣の子たちに比べるとはるかに粗食の自分がなんとなく悲しい(笑)。

 お粥はなかなか美味しい。ピータンがちょっと少ないのが残念だけど。日本ではなかなか安くて美味しいピータンは食べられないから、香港に来ると最近はいつも食べてる。30分ほどでお店を後にして、スターフェリー乗り場へ。

 スターフェリーから見る夜景も絶景。こんな時間に九龍半島から香港島へ行くスターフェリーに乗るのは案外初めてかも。夜風が気持ちいい。中環に着いたらそのままバス乗り場へ。ビクトリア・ピーク行きの13B乗り場。バスはすでに着いていて、丁度お客を乗せはじめたところ。僕が乗ったらすぐにバスは発車。タイミング良かった〜。しかしこのバスはダブルデッカーじゃなかった。ちょっと残念。

 一人でピークへ。ここもオクトパスが使えるので、チケットを買わずにタッチアンドゴー(あれっ、違うか)。5分ほど待ってピークトラムが来る。当然1両目の右側に座る。ココからの眺めがとても良いから。流石に20時近くなのでこれから登ろうとするお客は少ない。

 頂上駅に着き、そのまま展望台へ。うーん、今日も眺めがいいぞー。何度見ても飽きないし、キレイ。人はそれなりにはいるけど、多くはない。暖かいココアを飲みながら夜景をじっくりと眺める。一番良い場所を陣取りながら(笑)。
ピークからの眺め

ピークからの眺め

 15分ほど眺めていて、そろそろ降りることにする。もう22時過ぎだし。これから降りて尖沙咀に着く頃には23時近く。まぁ、丁度良い頃合いだろう。下りのピークは行きよりも人が多かった。レストランで食事していた人とかがいるんだろうね。下に着いたらみなさんバスを待つ列に並んでいたけど、僕はここから中環駅まで歩いていくのも大好きなので、今回も歩く。ピークトラム駅から中環駅までの間には高層ビルが建ち並び、それを見上げながら歩いていくのが気持ちいいのだ。のんびりと散歩しながら中環駅へ。

 帰りもスターフェリーを利用。どうやらこれが最終近くらしい。ピークを降りた時間はなかなか良かったみたい。尖沙咀に着いて、また海沿いの散歩道を歩く。今日は昨日よりも早い時間であることと、金曜の夜だからか、人が多かった。ライトアップもカンペキ(笑)。しばらくぼーっとしてから、ホテルに戻る。

 ネイザンロードを歩いているとき、やっぱりお粥だけでは足りなかったのか小腹が空いてきたのを自覚。軽く食べてからホテルに行こうかな。何を食べるか迷いながら歩いているウチに、香港食い倒れツアーでもりもりたちと食べに行った安いラーメン屋を思い出す。ホテルからも割と近いので、そこに向かう。

 当然まだまだお店は開店中。お客で一杯だけど、一人だったのですぐに相席で通される。白身魚のすり身が入ったラーメンを注文。たいした時間もかからず出てくる。美味しい!でもよく考えたら昨晩はカップ麺だったっけ…。まぁいいや。これはこれで美味しいし。

 食べ終わってのんびり歩いてホテルへ戻る。途中またコンビニに寄って少し飲み物補充。部屋に着いたのが0時ちょい前。よく遊んだわー。シャワーを浴びて、また執筆活動。明日は朝にRさんから教わったワンタン屋にを食べに行こうと思ったので、今日と同じくらいには起きる予定で就寝。


翌日へ…