香港トラムツアー 2004

〜香港食い倒れツアーV 5日目〜


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Agenda
 今日は二人とものんびり11時に起床。起きたらまた下山さんから連絡が入っていた。いつもいつも寝坊で申し訳ない。電話してみると、これから昼食を取るけど夜は何を食べるの?とのこと。夕飯とかぶらないように考えていたらしい。しかし僕もノーアイディアだった。適当に食べる、とのこと。

 今日ですーは帰国なので、最後に昨日食べられなかったお粥を食べたいとリクエスト。荷物を持ってちょっと歩いてみて、見つからなければ空港で食べよう、と話してホテルを後にする。

 HMV近辺をぐるっと回ってみたけど、かつてあったお店が無くなっている。まあしょうがない。ということで、カントンロード沿いにあったお粥・麺屋さんに入ってみた。こぎれいで、ちょっとお値段は高かったけど、粥はなかなか美味。ハフハフ言いながら食べる。

 それからタクシーにて九龍駅へ。ここで空港までの切符購入。僕はオクトパスで行こうかと思ったけど、すー曰く「二人用の切符が安いで」というのでお任せにしたら、ホントに割引料金だった。ラッキー。それからチェックイン。ANAだったので、ここでチェックインが可能なのだ。UAはなぜかだめ、というかココに人を置いてない。コスト削減か?

 機上快速にて香港国際空港へ。まだ30分ほど余裕があったので、ラテなどを取って、座って二人で絵はがきを書く。そのころK'先生から電話があり、SmartoneのSIMゲットしたとのこと(笑)さすがだ。そして今晩17時半に九龍ホテル待ち合わせで、ザリガニ君とマッサージに行くんだって。僕も間に合えば一緒に行くことにした。

 すーは免税店を見たい、というのでちょっと早めにセキュリティコントロールへ。ここでお別れ。一番早い帰国だけど、しょうがない。さて、これからどうするかな〜、と考える。まず、機上快速の往復切符(割引)を買って、九龍駅まで戻ることにした。そこからタクシーにて旺角へ向かい、CD・DVDを買うことを最優先で(笑)昨日で結構な現金が出来たし、消費しないとね。

 15時頃には旺角の一つ北の駅、太子駅到着。ここからネイザンロードをてくてく歩きながら旺角へ5分程度。そして三度widesightへ。目星をつけていたブツをあらかた購入。少し小腹が減ったなぁ。何か食べようか、と思った時ひらめいた。『吉野家』の牛丼食べよう!ということで、旺角の『吉野家』に入ってみる。日本の店舗よりもファミリー向けで、ちょっとおしゃれなファーストフードという感じ。実際客層も小さな子供のいる家族か、若いカップルばかり。そこで僕は牛丼セットを。飲み物は当然「ミソスープ」(笑)

 久しぶりに吉野家の牛丼の味を楽しめた。味はほとんど変わらない。肉が若干違う感じがするけど。美味しかった〜。満足して店を出る。次に行くのは『信和中心』。ここは当然行かないとね。しかし、来るたびにAVの店が増えているような…。しかも、今まではモザイク有りの「3級」が多かったのだけど、上の階ではモザイクなしの「4級」を取り扱っている店が大量出現。いいのか??流石に何も買わなかったけど(^^;。

 16時半くらいになったので、いったんホテルに戻ることにする。そして、今回はまだ全然海沿いのプロムナードを歩いてないことに気づいたので、散歩しようと思ったのだが、尖沙咀にてMTRを降りてみると、雨が…。良いタイミングでホテルには戻ってきた。が、散歩は中止。部屋に戻って少し休憩することにした。

 17時半に下に降りていくと、ザリガニ君が待っていた。げんごろうは彼を置いて、跡部さんと二人でマカオに朝から出かけたとのこと。元気だなぁ。多分まっすぐマカオに向かわずに、珠海などに寄っているんだろう…。しばらくしたらK'も到着。で、マッサージ屋をここで検討(笑)雑誌などを見ながら考えた。20時までには戻ってくる必要があるので、出来れば尖沙咀が好ましい。が、良さそうなのがない。ということで、K'先生おすすめの、銅鑼灣まで行くことに。尖沙咀よりも料金が安いらしい。雑誌に載っている、銅鑼灣のマッサージ屋を探すことにした。時間もないのでMTRでさくっと銅鑼灣へ。

 銅鑼灣でSOGO裏に出て、そこから道の名前と番地を頼りに探し歩く。しかし見つからない。丁度お店のある番地が抜け番に…。そんなはずはないんだけどなぁ。うろうろ探していたらいつの間にかザリガニ君が前の方にずんずん進む…。見ていると、香港人の若い女の子に尋ねている!さすがだ(笑)

 その子は非常に親切で、いろいろ調べてくれて、友達に電話までして尋ねてくれたんだけど、結局わからず。残念。他におすすめのマッサージは無い?って聞いてみたら、行ったことがないから…、と言われちゃった。そりゃそうか、こんな若い子(大学生くらい?)がマッサージ屋に通ったりはしないか。

 雑誌に載っていたお店はあきらめ、同じ雑誌に載っていた別のお店へ行ってみる。スゴイにぎわいで、全身マッサージだと2時間待ちとのこと。20時スタートだったら間に合わないからだめ、と言ったら、いろいろスケジュール表を確認して、夕食後に来ればいい、と提案してくる。商魂たくましいな、と思いつつ、食べ終わるのが何時になるかわからないし、明日朝早いから、といって辞去。

 なかなか難しいなぁ。日曜だから混んでいるらしい。さらに探し歩き、街で広告していた別のお店に行くことにする。うろうろしていたところからすぐだったので。入ってみると、雑居ビルの1F、ちょっと怪しげ。しかしK'はどうも以前ここに来たことがあるらしい。だったら安心か。入ってみると、全身マッサージは丁度空いている。ということでココで決定、45分コース。

 しかし、ベッドは空いていたが按摩さんが空いてないようで、K'とザリガニ君だけ先に受ける。僕は5分ほど遅れて、男の按摩さんに。なぜか「男の按摩でもいい?」と聞かれた。普通は女性なの?と思いつつ、時間の制約上選択肢は無かった。

 ザリガニ君は実はマッサージ初体験だったらしい。興味津々で受けていたようだけど、時々うめき声が…。そして僕の担当がやってきたので横になる。…。めちゃ痛い!凝ってるからか?男の按摩だからか?とにかく痛くて大変。我慢に我慢しまくった45分間だった…。その間跡部さんから電話。なぜかマッサージ受けてる途中に必ずかかってくるな(笑)しかもマッサージ中だからと、取らないでいたら、再びかけてくるし(^^;。マッサージを中断してもらって電話に出たら、そろそろマカオを出るので遅れるとのこと。いつものことだから気にしない(笑)先に店に入っているので尖沙咀に着いたら電話して、とお願いする。

 終わったら、K'は上半身裸でまだ寝ていた。というか、更に45分間のオイルマッサージも追加したらしい…。さすがだ。僕とザリガニ君はここで切り上げて、先に帰ることにする。K'にはマッサージ終わったら電話するように伝えて。

 MTRで尖沙咀へ。20時ぎりぎり。だけど、ザリガニ君はお土産にお茶が買いたいという。まぁすぐ買ってこれるだろう、と思って、ハイアットの脇にあるお茶屋さんまで連れて行く。20時なのにまだまだ開いている様子だった。僕は先に九龍ホテルへ戻る。

 既に下山夫妻、りえ公・池田さんコンビは来ていた。すぐにわたるさんも到着。ザリガニ君は…10分たっても来ない。待っていてもしょうがないので、彼が来るまでにお店を決めることにする。北京料理、上海料理は食べたので、別のモノにしよう。ということで、わたるさんが食べたいと来る前から言っていた、火鍋にすることにした。尖沙咀の北の方に、美味しいお店があったはず…というので雑誌を見たら、いくつかそれらしいお店が。わたるさん曰く、「多分ここら辺だったはず。電話で予約いれておこう」。その場で予約入れてくれた。その間にザリガニ君が帰ってきていたのだが、電話が終わる頃にはいなくなった…。部屋にお土産を置きに行ったらしい。マイペースだ…。

 ザリガニ君が降りてきて、すぐに出発。ミラマーホテルのちょっと手前辺りを右に曲がっていく。すると、G/Fが吉野家のビルの上に、そのお店があった。わかりやすい。脇に回るとエレベータがあり、それで上に上がる。中は結構広々していて、全然空いている。予約の必要はなかったなあ。お店の広さよりも、僕はテレビでTwinsのライブが流れていた方が気になったが(笑)、それはさておき、一番窓際の円卓に案内される。ここでわたるさんが一言「ここ、俺が来た店じゃなかったわ、わはは」…。いいんだけどね…。

 席に着いたら早速お店の人がシステムの説明。基本的に食べ放題で、自分たちで具材を選べる。鍋は5,6種類から2つ選べる。僕らは1つはクリーム色の、味がマイルドそうなやつと、真っ赤で辛そうな(実際には3番目くらいの辛さらしい)鍋を選択。そしてビールを頼み、具材は最初はわたるさんにお任せ。豚肉、牛肉などいろいろオーダーしてもらう。

 オーダー後、鍋が運ばれてきた。赤い方が僕やわたるさんの席側に…。見るからに辛そうで、お腹壊しそうなんですけど…。とちゅうでフルーツバスケットのように席替えをして欲しいなぁ。そして次々に具が運ばれてきて、テーブルの上はもはや余裕無し。とりあえず片っ端から両鍋につっこむ。  

 辛い方には山椒の実や唐辛子が浮かんでる…。これを囓ると大変なことになるので、慎重によけながら食べる。辛いけど、食べられない訳じゃない。食べ始める頃、跡部さんとげんごろうが到着。フェリー乗り場からタクシーで直行してきた。そしてK'も到着。全員集合してわいがや食べ始めるが、赤い鍋はまるで地獄池のようだ…。とにかく、味よりも誰が「痛い」目にあうかが焦点のディナー。
“痛そう”な鍋…

“痛そう”な鍋…

 もう十分、というほど食べて飲んだら、もう23時過ぎ。早いな〜。そろそろお開きにしよう。結局一人3,000円もしなかった。安〜い。しかし流石に辛かったので、外に出たら少し甘いモノが欲しくなった。そこで僕とりえ公は目の間に合ったマックに飛び込んで、MacFlurryを買う。美味しい。そしてホテルへ向かう。

 げんごろう・ザリガニペアはまだ服などを見ていきたい、ということでここでお別れ。明日朝7時にホテルロビーで待ち合わせにしておく。その後、ネイザンロードにて跡部さん・K'・わたるさんのぶるじょあ三人衆とお別れ。彼らはそのままシェラトンの跡部さん・K'ペアの部屋で飲んでいたらしい…。残りはみな九龍ホテルへ。

 ホテルエレベータにてお別れ。下山夫妻は僕らより1時間早い便で、りえ公・池田さんは10時にツアー会社がお迎えに来るとか。僕は部屋に戻って少し片づけをし、ベッドに入る。シャワーは明日だ…。と思って寝かけていたら、池田さんからの電話。まだしゃべり足りないらしい。が、流石に辛さを弱めるためにビールを飲み過ぎたので、ごめんなさいしてそのまま就寝。


翌日へ…