BIKE NEW YORK 2005 3日目


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Agenda
 緊張していたのか、5時くらいには目が覚めてしまう。相方は時差ボケらしく、1〜3時過ぎまでレポートをやっていた。そして今は寝ているようなので、じっとベッドで我慢。6時チョイ前、目覚ましが鳴る前に置きだしてシャワーを浴びる。

 バスルームから出たら相方も起きて窓から外を見てる。ちょっと雨が降っているらしい。うーむ。雨天決行なんだけど、雨が降ることは想定の範囲外だった…。そしてまだ6時ちょっと過ぎだというのに既にチャリンコ乗ってきている人がちらほら。気合い入ってるなー。

 僕は昨日買ってきたパンを食べながら準備。7時前位に出れば十分だろう。8時スタートだし。準備と言っても必要なモノは既にリュックに入れてある。タオルはホテルのを拝借(^^;。6時半過ぎに出発。相方も外まで見送りに出てくれる。

 エレベータが開いたら、既にしっかりライダーの格好をしたおじさんやおばさんでいっぱい(笑)やっぱりみんなコレ目的でこのホテルに泊まっているのね。チャリ置き場に行ったら既に結構人が出ている。預かり証を渡して自転車を受けとり、まずは一枚写真を。まだこの時点では雨は上がっていた。このまま晴れてくれれば良いのになぁ。
出発前

出発前

 この時点でなお地図も見ていなかったけど、ライダーの皆さんが向かう方向に行けば間違いないはず。というか前に来たときにBattery ParkからWTCまで歩いたので、なんとなく見覚えのある道だったりする。ホテルの正面玄関で相方とお別れ。彼女はさくらちゃんとショッピングに行くとのこと。19時にToys'R'us前に集合にしておいた。一応余裕をみてね。では行ってきます〜。

 チャリはMTB。初めて乗るタイプなので暫く走るまで慣れなかった。変速が前3段後6段となっている。使いこなす自信はないのだけど(笑)Battery Park付近に着くと、チャリ仲間がいっぱい。集合場所を探していたら、看板があり、「Vest Turn Left, Without Vest Turn Right」とある。Vestとはゼッケンのこと。僕は既にゼッケンしていたので、左方面へ。ゼッケンが届かなかった人、当日受付の人はBattery Parkへ行って、受付する必要があるみたいだ。当日受付だと面倒ですな。

 左方面となると、マンハッタン島を北上するコース、つまり今来た方面へ戻ることに。案の定、Marriottの裏のCharch St.を上がっていき、WTC Siteの前を通ってさらに北上した。分かっていたら最初から裏に回ったのに。とはいえ、毎年コースが変わるようなので、やはり最初はBattery Parkに行く必要があるんだろうなぁ。途中、僕がチャリを借りたMetro Bicyclesがテントを張って、そこでもチャリをレンタル中。当日でもBattery Parkの近くで借り受けることが出来るんだね。

 ずんずん北上していくと既に道の先は自転車軍団で埋め尽くされていた。そうそう、既にこの時点で車道はレースのために封鎖されていて、車道のど真ん中を走ることが出来る。晴れていればとても気持ちいいのだろうけど、ポツポツと雨が降っていて、ちと残念。

チャリの洪水

チャリの洪水
 自転車軍団はすでに動かず。一番前の方で開会式などが行われるのだろうけど、全く見えず…。かなり早い時間に来ないとセレモニーは見れないね。まぁ良いんだけど。周りは大体家族か友人同士で来ているようで、一人というのは余り見かけない。この時点で7時なので、開会式開始まであと30分、レース開始まで1時間ある。そして雨脚が強くなってきた…。こういうときは一人って非常に退屈。必要最低限のモノしか持ってきてなかったし。ネットワークウォークマンくらい持ってきておけば良かった。

 仕方がないので人間ウォッチして待つことに。結構近くのミスドやスターバックスにてコーヒーなどを買ってきてる人がいる。僕も行きたいのだけど一人だと自転車も持って行かないと行けないから面倒…。我慢我慢。ちなみに歩道の方には簡易トイレも設置されていた。そして長蛇の列…。そりゃそうか。

 7時半より開会式開始。道には一定間隔でスピーカが用意されているようで、一応声は聞こえる。が、音が悪いのと複数のスピーカの音が聞こえてディレイがあってよくわからん…。昔はジュリアーニ市長自らスピーチに来た、というので、今日もブルームバーグ市長が来ているのだろうか?でも実は顔は知らないんだよね(^^;。

 ひたすら待ち続けて、ようやく8時。レース開始。徐々に動き出す自転車軍団。雨の中待ち続けるのは辛かった(T_T)。寒いし。風邪ひくよ、マジで。動いていればマシなんだろうけど。走り出したら割とスムーズに動く。500mほど動いてようやくスタート地点(笑)ブルームバーグ市長らしき人は見つけられなかったが、司会らしき人が通りかかるライダーにどこから来たか尋ねて「Arizona! How far!!!」と叫んでる。Japanと言いたかったが司会の人がやや遠かった(笑)
やっとスタート地点

やっとスタート地点

 スタート地点以降はかなり快調に走る。っていうかみんな飛ばしすぎ(笑)雨が降ってるからある程度スピード出して体温上げたいのかな。既に開き始めているサンドイッチ屋やコンビニの前にはチャリが止まっていて、雨宿りや朝ご飯を食べている人もいる。スターバックスにいたっては中に入って休憩中の人もいるし、もうすでに!(笑)もちろん交差点ではNYPDが車が入ってこないよう封鎖中。素晴らしい。

 途中Canal St.を超えたところで見覚えのある、幌が破れたお店が…。Canal Street Bicyclesじゃん。自転車だとあっという間にここまで北上できるんだなぁ。

 いつの間にかCharch St.からThe Avenue of Americaに入っている。このまままっすぐ進めばCentral Park。なにやらガラガラという奇妙な音が聞こえ始める。何だろう、とキョロキョロしていると、なんと前方に三輪車に乗ったおこちゃま!ちゃんとゼッケンをつけているので正式な参加者、なんだろうけど、三輪車で完走する気?周りを見渡したところ、親らしきライダーはいないんだけどなぁ。気になる。

 Central Park近くの信号にてストップ。ここは完全に車を停めるわけにはいかないらしい。5分ほど待ち、横断。その間、観光客がチャリ軍団に驚いてパチパチ写真を撮っているのを目撃。まぁ撮るわな。珍しいし。

 Central Parkは久しぶり。結構アップダウンがあるが、ダウン時はかなりスピードが出てしまうため、要所要所にNYPDがいてスピード落とせ、と注意してる。ここに来てようやく雨脚が弱まってきた。でも気がつけば参加者皆背中が泥だらけ。多分僕もそうだろうけど、MTBって跳ね除けが基本的に無いんだよね。だから雨降った後の道路の泥を跳ね上げてしまってる。汚いけど仕方がないなぁ。

 Central Park内に休憩所があると思ったけど、無かった。そして外に出てしまった。Central Parkの東側。あまりマップを見ずに来てしまったのでイマイチ地名などを覚えていなかったが、東に進めば進むほど、通行人にアフリカ系アメリカ人が増えてくる。というか白人がいなくなってきた。なるほど、Harlemなのね。こんな事でもないとなかなかHarlemには来ないだろうなぁ。街の雰囲気も全然違う。ハデ看板なども少なく、地味というか殺風景。街区毎にバックグラウンドが似たもの同士で固まると、こうも雰囲気が変わるモノなのか、と驚き。

休憩所

休憩所
 今度は次はBronxで南下を始める。ジャッキー・チェンの映画でも舞台になったね(Red Bronx)。ここらで1ヶ所目のRest Area(休憩所)が登場。当然休んでみる。トイレには長蛇の列。でも回転率高し(笑)一応チャリはチェーンでフェンスに繋いで、トイレを済ます。まぁある程度汚いのは覚悟の上。でもちゃんと紙も用意されていたので、大きい方もOK(^^;。それから食べ物飲み物補給。バナナ・オレンジ・ミネラルウォーターはスポンサーが付いていて、全て無料で食べ放題飲み放題。とりあえずバナナを1本食べ、水を一本もらってチャリのボトルをセットするところに置き(微妙に形が合わないが走っていても落ちなさそうだった)、再出発。雨も完全に上がったようで、良かった良かった。

 ここから先はF.D.R.、いわゆる高速道路。片側を通行止めにしてチャリ軍団が走りまくるという。対向車線は当然生きてるので、びゅんびゅん車が過ぎ去っていく。中央分離帯という名の壁があるから、こちら側にぶつかってくる心配はないとはいえ、すれ違いざまの体感速度はかなりのもの。なかなか怖い。でも楽しい。こんな体験なかなかないので。日本でもチャリレースはあるだろうけど、首都高を通行止めにして実施、とかってのは出来なさそう。日本で高速道路を走るとしたら、開通時のセレモニーの時くらいか。
高速道路のトンネル

高速道路のトンネル

 そのまま走り続けるとQueensに。橋を渡ることになるが、これが予想以上にきつい。降りて押して歩く、というのも全然OKなんだけど、出来れば完走したい。ギアを一番ローにしてゆっくりゆっくり上がっていく。車だったらあっという間に過ぎてしまう、大したこと無い上り坂なんだけど、自転車だとこうも違うモノか。

 反対に、下りは超楽ちん。そしてスピード出まくり。80km/h位出てるんじゃ無かろうか。流石に両手でしっかりハンドルを握る。それでも、こけたらシャレにならないわ、これは。橋を過ぎて暫くするとまたRest Area。この付近はユダヤ人街のよう。ラビの格好をした人をちょこちょこ見かけるから。バナナ食べて水を補給し、出発。

 ようやくBrooklynの辺りまで来たようだ。Manhattan島を出てからは意外にアップダウンが多くて、足が疲れてきた。出発前までにジョギング等をしていなかったら結構しんどいかも。ちなみに写真は走りながら片手で撮影。イイ気になって撮影していたら、どうも撮影枚数がメモリの限界を超えそう…。100枚超えてしまうとは、撮りすぎ。とりあえず、Rest Areaに着いて、ぶれてる写真等を消しておく。一応予備で16MBのも持ってきているけどね。一眼レフだったら雨の段階で使う気にならなかったので、今回は持ってこなくて正解だったかな。

 また高速道路に突入。走っていると右側にManhattanの摩天楼が。よく見たらすでにManhattan島の最南端じゃないか。ということは、もう少し走るとStaten島への橋になる?ゴールまであとわずかってことね。時間は12時近く。そしてすっかり晴れて、長袖の上着では暑くなってきた。途中で止まって脱いで、リュックサックの中に片付ける。ついでに、高速道路で立ち止まって撮ることなんかないだろうから、写真をパチリ。朝からこれくらい晴れていたら気持ちよかったのにな〜。

看板

看板
 さらに走っていくと、高速道路からStaten島方面へ、という看板が。その先に、橋があった。この橋が、流石に島が離れているため上り坂の距離が今までとは段違いに長い!かなーりしんどいが、それでもチャリに乗ったままがんばってみる。この橋は2層になっていて、どうも上の層は高速道路、僕らが走っている方は一般道路のよう。そのためずっと日陰になっているのだけど、さらに地上から高いところにあるため、かなり強い風が吹いている。おかげで寒い寒い。登り切れば降りるだけ、それまで我慢。

 ようやく橋の真ん中地点に。一休憩。後は下っていけばもうStaten島。ゴールまであとわずか。ここらで休んでいる人も多い(笑)さて、もう少しがんばるか。といっても下りなので漕ぐよりもブレーキ多用になるんだけど。
最後の橋

最後の橋

ゴ〜ル!

ゴ〜ル!
 下りきったところで料金所があった。が、そこからすぐ右に逸れるように指示あり、そちらに行くとBIKE NEW YORKの横断幕。あれっ、スタート地点にあったのと同じモノだ。もしかしてここがゴール??意外にあっけなく終わってしまった(笑)もう少しあるのかと思っていたけど、Staten島についた時点でもうゴールなんだね。

 そこは今までで一番大きなRest Areaになっていて、既に沢山のライダーが体を休めている。さらに公式グッズのTシャツやらチャリ用グッズの販売所や軽食売り場、イベント会場まで設置済。お祭りなわけだ。ここに来るとやっぱり一人は寂しいね。グループで盛り上がった方が楽しい。なので、一人でぶらぶらするのもそこそこにして、帰途につくことにした。ちなみにゴールした時点で13時15分位。約5時間で完走となった。

 出口の案内に従っていくと…、なんとRest Area出口からフェリー乗り場まで4 milesほどある。つまりあと6kmほど走るわけで(笑)ゴール地点から先でそんなに走るとは思わなかった。まぁいいけど。さっさと進んでいくと、フェリー乗り場近くで大渋滞。フェリーの輸送能力以上にチャリが集まっているからだろう。これは早めに出て正解だったかもしれない。

 案の定、この大渋滞で結局フェリーに乗るまでに1時間半ほど待つことになった。やっぱりこういうときは一人はツマラナイ。ケイタイも無いし、ネットワークウォークマンも持ってこなかったし。ひたすらぼーっと待ち続けることになった…。

 15時ちょい前に、ようやくフェリー乗船。フェリー自体はものすごく大きくて、自転車をそのまま持ち込める。船内はライダー一色(笑)ようやく座れた船内で一息つけた。帰ってからのことを考えながら、20分ほどの船旅を楽しんだ。途中、自由の女神が見えた。そういえば今回は全然自由の女神は考えてなかったな。相方に興味ないか聞いてみないと。
フェリーの中にて

フェリーの中にて

 Manhattanに戻ってきた。最寄り駅は地下鉄のSouth Ferry駅。しかし、チャリ軍団を考慮して閉鎖中…。まぁ3万人の参加者がみなここからチャリ持ち込んで乗ろうとすれば、混乱になるのは間違いないやね。まぁいいや。Canal Street Bicyclesまでそのままチャリで向かうことにしよう。走ってみると意外に近いことが分かったし。

 同じようにチャリで帰途についている人は結構いて、みなゼッケンつけたままだからわかりやすい(笑)一列になって走る様はまだレースが続いているかのよう。しかし進んで行くにつれてみな散っていく。さようなら〜、と心の中でつぶやきながら、一人まっすぐ北上。朝走ったのと同じコースだからね(笑)

 10分程度走ったら着いちゃった。お店で名前を言って返却。これで終了。楽しんだわ〜。是非来年はグループで参加したいな。

 さて、いったんホテルに戻って一休みしよう。この時点で16時近く。19時待ち合わせなので時間は十分。地下鉄にて一気に戻ろう。1,9線に乗れば良いんだっけ、と思ってしっかり乗ったのだけど、Chambers St.駅にてアナウンスが流れて、一気に乗客が降りる。すっかり気が抜けていてわかんなかったけど、まだ乗っている人もいる。一応降りて、次の電車に乗ってみるか。

 次に来た電車に乗り込むと、やはりアナウンスが流れたようで一斉にお客が降りる。よくわからないけど、とりあえず終点はSouth Ferry駅だから、行けるところまで行っても問題ないだろう。South Ferry駅から歩いてもホテルは行けるし。そのまま乗り続けたんだけど、どうも見たこと無い駅が2駅続く。?と思って駅名を調べると、なんと1,9線と書かれた電車なのに2,3線の駅に停まってる!なんてこったい。とりあえず降りて、案内板を見てみたら、Five Boro Bike Tourのためか、昨日今日と特別運行で、Battery ParkのSouth Ferry駅には停まらないため、1,9線はChambers St.で終了、だって。なるほど…。

 しょうがないので一駅戻ってWall St.駅にて降りる。5線のWall St.駅の筋違いだから、歩いてすぐホテルに戻れるだろう。昨日ホテルからの最寄り駅、1,9線のRector St.駅がクローズしていたのはこれだったんだな。駅から出たら、全然見覚えない風景(^^;。でも地図と直感に従って歩いてみる。トイレにすごく行きたかったので、見つけたスターバックスにて入ろうと思ったら、トイレには長蛇の列…。仕方ないのでトールラテ買って、ホテルまで持ち帰ることにした(^^;。喉も渇いていたので。

 ホテルまで10分もかからず到着。お疲れ〜。よく頑張った。まずは熱いシャワーを浴び、下着類を軽く洗ってから、椅子に座り込む。すると部屋の電話に留守電が入ってるランプが点滅中。川野かな?と思って聞いてみたら、プツプツ切れて聞き取りにくかったのだけど、どうもSmartone-Vodafoneの人からで、つながらない状況について詳しいことを聞きたいからまた連絡する、だって。USまでわざわざ日曜に電話してきたのか!スゴイ対応だ。

 川野からも連絡が来てるかも、と思ってメールチェック。今日はやっぱり難しそうだから、とのこと。一応電話入れておくか、と思って電話してみたら、なんと女性の声で「もしもし」!だ、誰だろう?と思いつつ「川野君のケイタイですか?」と聞くと確かにそう。奥様のお母様が出られたのだった。今彼は別行動中とのことなので、またこちらから後ほど電話することにした。ちょっとビックリした。

 しばらくラテを飲みながらぼーっとしていたら今度は部屋の電話が鳴る。Smartone-Vodafoneの人かな?と思って電話を取ったらやっぱりそう。休日なのにご苦労様です。いろいろ話をしてみるが、ネットワークの問題ではないとのこと。端末に問題有る可能性が高いのでは?とのこと。一応Triband対応機種で、かつ全てのバンド(周波数)を試したよ、と伝えた。別の端末にSIMを入れて試したか?と言われ、なるほどと思った。まだ試してないので、明日にでも友人のケイタイで試すよ、と言っていったん電話を切る。

 確かに、このケイタイはUSでは使ったことがないから、問題有るかも。香港で買ったものだから意外に新古品つかまされていたりして…。ヨーロッパでは使えたけど、USだけは周波数が1,900Mhzと特殊なので、試したことがないのでケイタイのせいかも。明日川野のケイタイ借りて試してみるかな。

寄り道したWTC Site

寄り道したWTC Site
 さて、そろそろ18時。ちょい早めに出て、明日の劇場の位置確認くらいしておくか。1,9線は使えないのは分かっているので、R,W線にて。18時半にはTimes Sq-42 St.駅到着。劇場の位置もしっかり確認。まだちょっと時間があったのでフラフラしてから19時チョイ前にToys'R'usに行くと、既に相方到着。僕を見るなり「買い物行くぞ〜」…。

 行き先はすぐ近くにあったFoot Lockers。ココでなにを?と思ったら、家族へのお土産にTシャツ買うらしい。カード忘れたから僕のカードで…。ま、良いけど。マイル溜まるし。いくつか選んで、手に持っていると、店員さんが寄ってきて「買うのか?」。買うよ、と言うとプライスタグに数字を書き込んで「Thank you!」と去っていった。数字の意味は?ディスカウントプライス?よくわからないなぁ。で、別のTシャツを選び、持ち歩いていると別の店員さんが寄ってきてまた数字を書いて去っていく。しかも別の数字。
劇場確認

劇場確認

 なるほど、どうやら数字は店員さんのIDらしい。レジでこのIDが商品と共に入力されて、店員さんの売り上げになるのだろう。何も選ぶの手伝ってないのになぁ。したたかだ。実害は無いから良いけど。

 買い物も済んだので今度はお食事。僕はもうペコペコ。バナナしか食べてないし(笑)相方は朝僕を見送った後、部屋に戻って昼過ぎまで寝ていたらしい。その後さくらちゃんと合流してまた買い物行ってきたとか…。よく行くわ。

 今日の夕飯は魚介類が良いね、と話していた。そこでまた『FIGARO JAPON』のお世話になり、8th Ave.にあるシーフードレストラン、『Mare』に行くことにした。Times Sq-42 St.から1,9線で23th St.降りて、南西方面へ歩いて移動。お店は割とすぐに見つかった。やっぱり通りが碁盤の目になっていて、全てに名前が付いているのはわかりやすいね。

 どうもイタリア系のレストラン(名前からしてそうだ、よく考えると)らしく、店員さんはMarioという名前で、イタリア訛りの英語だった。一生懸命いろいろ説明してくれるのだけど、早口すぎて半分くらいしかわからない。特に今日のおすすめについて、サラダの話をしているようだが、「5種類あって、あれがこれが…」と言っているが、覚えきれない(笑)とりあえずワインを頼み、フードは後で。

 白ワインを持ってきてくれてついでくれる。それからフードメニュー。壁の白板には今日のおすすめが。オイスターが美味しいお店、とあったが、その通りで産地毎にいろいろ取りそろえているようだ。Marioにおすすめを聞いて、甘めのモノを選んでもらう。それからサラダとお肉を1品ずつ。これで量的には十分。

 オイスターは全部で6個。2個ずつ別の種類にしてもらったが、どれも美味しい!来て良かった〜。値段は若干高い気がしたけど、Bostonと比べると。次にサラダ。そしてなぜか頼んでいないサラダまで。うーん、なぜだ?一口食べてしまったけど、一応Marioに聞いてみよう。捕まえて聞いてみたけど、「あんたたちサラダの説明しているときコレ頼んだでしょ、あーだこーだ」と言われた。確かにそれ良さそうだねぇ、みたいなことは言ったような気もするが…、まぁいいか。しかし量が多い…。

 メインディッシュが来た。やっぱりコレも量が多い。オイスター含め3皿で十分だったのに、予想外に1皿増えたため、お腹の計算が合わず、全部は食べきれなかった。うーむ、もったいない。でも無理して食べてもしょうがないし。ここらであきらめるか。一応チップは安めにしておいた(^^;。

Mare Seafood Restaurant
198 Eighth Ave
New York, NY 10011
212 675-7522

 まだ21時過ぎだったので、歩いて18th St.まで向かい、そこから地下鉄にて。タクシーばっかり乗っていたらゼイタクだからね。ホテルに戻ってみたらまたSmartone-Vodafoneから留守電が。内容は結局変わらず、端末変えて試してみて、だった。その電話で思い出したけど、川野に電話し忘れてた…。メールチェックしたら、明日電話する、と入れてくれていたので、明日は連絡つくだろう。今日は疲れたので早めにお休み。


翌日へ…