雑記林花或木
[1999/11]
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(1999/11/30)Paint Shop Pro 6J

 ペイントショッププロ6のバージョンアップ版が来た。なかなかいい。

 ピクチャーチューブというのが面白い。いろいろな絵をランダムにプットしたりできる。スーパーキッドにもこんなやつがあったが、もっと激しい。とりあえず配置してみた。

 ベクタ オブジェクトにより図形や文字を変形したり回転拡大縮小したりできる。ドローソフトのような使い方が可能になった。

 gif、jpgのエクスポートで保存すると、圧縮率でファイル容量が表示されたり、288モデムでダウンロード何秒などという情報が表示されて、画像の状態を見ながら圧縮や減色して保存できる。透過gifの設定も絵から透過色をスポイトで吸い取って決められる。

 けっこう役に立ちそうだ。

(1999/11/26)セールス

 会社で電話をとったら
「すかいぱあへくとてぶいと申しますが」 ときた。
「ただいまキャンペーン中で」 とはじめた。
「ここは会社ですが」 と答えたら
「はい、会社に電話させていただいています」 なんだそうか。
「ご主人様は衛星放送とかご利用になってらっしゃいますか」 だから会社だってば。なにがご主人様だ。たまたま電話を取った俺にセールスをはじめた。誰でもいいのか。会社に電話するなら代表者とか部長様とか指名するだろ普通。
「お会いして詳しいご説明を」 というから
「いいです」 と断ったら
「そうですか」 がちゃっと切られた。いやな気分がした。

 セールスといえばいつものコーヨーから来た電話で
「●●さんお願いします」 というので
「席を外しています」 と答えたら。
「では後ほどおかけします。失礼ですが」 と俺の名前を聞いてきた。
「▽▽です」 と答えたら ←伏せ字にするこたぁないか
「▽▼さまですね」 と聞き違えたようだったが、いつものトーヨーの勧誘だと判っていたから
「そうです」 と答えておいた。
「まぁたあそこから来たよ」 と同僚と談笑しながら
「俺の名前聞き間違えてたから後で▽▼さん宛てに電話来るかも」 と団欒していた午後
「▽▼さんお願いします」 と電話が来た。別の人が応対したので
「▽▼という者はおりません」 と答えたようだ。このいんちき会社は3つ4つ会社名を変えて電話してくる。セールスの声でバレバレなのに。これだけでもう100%信用できないバッタモン会社だということが明らかだ。

 もうひとつ
「□□部長いますか」 というので
「会議中です」 と答えたら
「急いでいるので呼んできて下さい」 とまで言う。本当に急ぎかと思い取り次いだら
「興味ないです」 という□□部長の声が聞こえた。結局セールスだった。
腹が立った。目の前にいたら百発蹴り入れてやりたかった。どんなにいい商品売りこんで来たってお前んとこからは買わないぞ。

(1999/11/23)チョモランマ

 エベレストの高さが8850メートルだったと判明したそうだ。幼少の頃から世界で一番高い山エベレストは8848メートルというふうに覚えてきたが、GPS(全地球位置把握システム)による最新の測定方式で2メートル高かったことがわかったという。2メートルといえば大男ひとり分の高さだが、まさか英国人登山隊の大男が山頂で立ち往生したまま凍結してしまったとは誰も気づくまい、ふっふっふ。富士山は本当に3776メートルなのだろうか。こっちもGPSで計りなおしたのかな。もしかしたら静岡県の大男登山家が山頂で立ち往生したまま凍結しているかもしれないではないか。それも3人で肩車したままかもしれない。そうなると3780メートルくらいにはなりそうだ。

 技術の進歩で常識が塗り変わってしまうことがたまにある。世界で一番長い川はミシシッピ川だと教えられてきたのに、ある時ふと書物を見たら、ナイル川が一番となっていて、最初は書き間違いかと思った。これも測定のやりなおしで判明したようだった。

 「ここは富士見が丘と言ってな、昔はここから富士山が見えたんじゃ。今はもう見えんがな」 これは富士山が毎年10キロメートル逃げていったから見えなくなったわけではなくて、大気の汚れとかビルの林立で視界が遮られたために見えなくなったのだ。これもある意味、技術の進歩の影響と言えるかも。

 エベレストは北東に毎年6センチ移動しているのだそうだ。このまま移動し続けてもエベレストが来日することはなさそうだが、ベーリング海峡を渡ってサンフランシスコ入りするかもしれない。エベレストの世界一周である。一千万年もたてば世界地図も徐々に塗り変わっていくのだ。その頃には人間はいないかもしれないけれど。

(1999/11/18)所ジョージ「投稿四字列語」

 所ジョージ「四字列語」762円税別というしょうもない本が2月頃に出た。そこに投稿募集とあったので、いくつか投稿しておいた。どんな本なのかはらし科辞典の片隅にこういうコーナーを作っちゃったので見てもらえばなんとなくわかると思う。このコーナーは4月にアップしておいたのだが、所さんの本のことはもうすっかり忘れていた。夏が過ぎた頃、新潮社から「採用されたので本を贈る」というハガキが来て、楽しみにしていたら忘れた頃にようやく「投稿四字列語」743円税別が届いた。採用されたのは一品だけだったが、段位認定書という賞状が付いて来た。Bクラス茶帯7級というわけのわからない段位である。優れた者にはAクラス黒帯7段まであるというのだから世の中は厳しい。なんてまじめに書くようなことでもないが。段位認定書がどんなものかは「投稿四字列語」743円税別のカバーを外せばわかる。見てもしょうがないけど。

 そんなこんなで、平素は890円税込みの月刊アスキーが特別定価580円税込みで叩き売りしていたので買ってきた。どんなこんなだ?

 特別付録はコンピュータパロディ総合誌 復刻版AhSKIである。なんのこっちゃ

 こんなのを付録にしてしまったお詫びで580円税込みにしたの鴨

 じゃあこうしよう。毎月特別付録でパロディ総合誌をつけてもいいから580円税込みにしてくれ

(1999/11/16)社内イントラ

 うちの会社でもようやくイントラ・インターネット環境が整って、メールのやり取りやWEB検索などができるようになった。只より安いものはない(逆もまた真なり)ってわけでIE4とOutlookExpressを標準にした。本来なら信頼性が高く使いやすいネットスケープやトータルな管理を目指してNotesみたいなグループウェアを用意したいところだが、とりあえず使えればいいや、という軽率な気持ちで危なっかしいIEや怖いOutlookExpressになってしまった。あとは適当に外注業者に用意してもらった、ありあわせの掲示板や予定表などの管理ソフトに社内HPを混ぜ合わせて、動作だけはひととおり準備できた。いちひめペタろうを標準ツールにしたらおもろいだろうなあ。ペタろうはインターネットでは使えない。イントラネット専用の連絡メモツールである。おやすみーこさんに教えてもらった。

 うちの会社はまだ、プロバイダに繋いで受信したメールをプリンタで印刷して支店にFAXするような会社なので、基礎的なイントラネットの説明会という形で全国の支店などを徘徊してこなければならない。俺は今回は西の方面に行く予定だ。とりあえず近郊で説明会を行った。アイコンをダブルクリックしてください、という所から既に戦いは始まっている。個人差はあるけれどいろいろ大変である。サーチエンジンの使い方で、漢字を打ちこむ時点でまた戦いが始まる。まあ、こういった戦いはどこの会社でもよく見る光景だろう。肩書きが仰々しいメンバーになればなるほど戦いは熾烈を極めるのもしかたのないことだ。マウスが机の端に行ってしまって、そのまま床を這ってドアから外へ出て行ってしまう人を目撃しないように祈りたい。

 こっちから先方のパソコン画面を監視操作できるソフトで、支店ごとに順次、接続設定や確認をしていくのだが、WEB検索のテストになると、いきなりYAHOO検索で「アダルト」と入力するおじさんが後を立たない。こっちから見てるというのに、まったくぅ。しかしそれももう終わりだ。いかがわしいサイトの閲覧をブロックするソフトをサーバに入れ込んだ。SEX、暴力、宗教、ギャンブルなどといろいろなジャンルごとにブロックの有無を設定することができる。ギャンブルをブロックすると懸賞ページなども出てこなくなってしまうので、このあたりは許しちゃおうか、とかいいながら設定して行く。仕事に関係無いサイトを全てブロックしてしまうと、気分転換に森林浴のページを見ようとしても見られなくなってしまう。そりゃあんまりだ。これは休日に他の社員が設定を行ったのだが、月曜日に会社に行って、あほらしかを呼び出してみたら、ブロックされていた(;´o`) カルトというジャンルでみごとに引っかかってしまったのだ。YAHOOでもカルトの項に入れられているくらいだからしかたないのだが。おいおい、なんとかしてくれ、と説得してカルトのブロックを外させた。カルト集団も仲間か。カルトはちょっと玉虫色なジャンルであるなあ。例外的にサイト指定でブロックを外すこともできるようだが、とりあえず個人的には阿呆馬鹿サイトは野放しにしておきたいものだ。

(1999/11/15)警官の不祥事三昧

 神奈川県警の不祥事が目白押しで賑やかな年末に突入しそうな雰囲気である。ここまで続々と露見してくるところをみると、まだまだ隠し玉はありそうだ。われわれ神奈川県民はいったいどうやって暮らして行けばいいのだろう。誰を信じたらいいのだろう。テレビドラマではよく薄汚れた刑事が登場するが、あれはやっぱり本当だったのだ。これでは犯罪も増えるというものだ。また、これだけ出てくるのなら、神奈川県警だけってこともないんじゃないの・・・って

 デビルコップ:おい、貴様、観念しろ

 クレイジーマン:くそぅ、こんな所で捕まってたまるか

 デビルコップ:おとなしくしろ、逮捕する

 クレイジーマン:ちくしょう、ハメやがったな

 デビルコップ:てめえのような悪いやつは一生出られねえようにしてやるぜ

 クレイジーマン:なに言ってやがんでえ、あんただっていろいろやってるだろ

 デビルコップ:な、な、なにをバカなこと言うんだ、この野郎

 クレイジーマン:へっへっ、知ってるんだぜ、やくざから金取って見逃してんだろ

 デビルコップ:ふ、ふざけんな、証拠はあるのか

 クレイジーマン:例の女スリ脅してやっちまったって聞いたぜ

 デビルコップ:ばばばば、ばかゆうんじゃねえ、あれは合意の上だ

 クレイジーマン:押収した粉自分で舐めてラリッて通行人殴ったんだってなあ

 デビルコップ:あわわわわわわわ、ど、どこで聞いた

 クレイジーマン:エンコーギャル補導するふりして買いなおしたのもあんただろ

 デビルコップ:ぎゃわわわあああああああああ、やめろやめろ言うな言うな

 クレイジーマン:なんで俺がこんなにあんたの悪行知ってるかわかるか

 デビルコップ:し、し、しるかあ、くそう、おまえなんか今夜死刑にしてやる

 クレイジーマン:はっはっは、そうは烏賊の金玉よ、汚堕巡査部長、またの名をデビルコップ、あんたを逮捕する

 デビルコップ:なんだとぉ、てめえはいったい

 クレイジーマン:この世にはびこる悪徳刑事を取り締まる正義のような人、そう、我が輩の名はコップコップ

 デビルコップ:ぎゃあ、てめえこそ、ハメやがったなあ

 クレイジーマン@コップコップ:コップンカー

 デビルコップ:たたたたたのむ、見逃してくれ

 クレイジーマン@コップコップ:ならぬならぬ

 デビルコップ:た、たのむよ、なあ同輩

 クレイジーマン@コップコップ:いくら出す?

(1999/11/07)半透明

 横浜市でもとうとう「ゴミは半透明の袋で出しましょう」という事態に陥ってしまった。既に施行期間に入っていて、来年の2月から完全切り換えになる。ゴミを出すためにゴミ袋を買うのか、と暗澹たる気分になっていた。

 今日、近所のスーパーで買い物をしたら、なんと今までの白い袋ではなくて半透明の手提げ袋に切り替わっていた。おお、すごい(^o^)これなら今まで通り気兼ね無く買い物ができるぞ。白い袋だったら全部そのまま捨てるだけになるところだった。かと言って袋や買い物カゴを持って会社行くのはやだ。「資源保護のため再利用をお願いします」と印刷してある。

 半透明しか集めないのなら「OUT@桐野夏生」のバラバラ殺人の切り身は集めてもらえないかと思ったら、東京都推薦の炭酸カルシウム入りのゴミ袋で出したようだ。うーむ、やっぱりバラバラ殺人事件は続くのか。

 あとはゴミを密かに収集するストーカーにも気をつけないと、ストーカーにとっては選別が楽になるからねえ。

 関係無いけどPETボトルは廃止したほうがいいんじゃないの?ゴミが増えるだけだし。

 ゴミと言えば、自転車やスクーターの前カゴに入っている缶殻や、他人の家の塀の上にちょこんと乗っている缶殻、国道沿いの植え込みに散らばっている缶殻やゴミを見るたびに憂鬱な気分になる。人間って身勝手だなあ。捨てて行く自分こそがゴミだとわかっているのかな。

(1999/11/03)第33回東京モーターショー

 友人達と待ち合わせてモーターショーに行ってきた。昔のように目を血走らせて東奔西走することもなくなって、なんとなくのんびりと見学する京子の五郎。それでも会場を出るころには足が棒になって、頭がボゥっとなって疲れた。いくらいいクルマが出ても買いかえる余裕が無い。次に買うクルマの品定めではなくて、単にショーを楽しむだけの目的になっているから、来ただけで満足って感じ。見逃したブースや通り過ぎただけのブースもあったりして、それでも後悔しなくなってきた。今年のコンセプトはなんだかはっきりしていない。どっちに転んでもいいような雰囲気だ。ホンダの不夜城という名前のコンセプトカーが笑いを誘っていた。こりゃすげえや。十数年たったら不夜城みたいなクルマが街中に氾濫していないとも限らないのだけれど。いろんなメーカーからオープン2シーターのモデルが目白押しだった。西暦2000年はオープンカーが流行るのだろうか。いつもより早めに会場を周り終わってしまった。よくみたらバスやトラックなどの商用車は展示してない。来年に商用車ショーをやるのだそうだ。隔年で乗用車ショーと商用車ショーをカワリバンコにやっていくのだろうか。

 モーターショーの写真


CREATE:11/03/1999 by Kiyoharu Otake

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