Columns: News
ニュースメモ(2004/11/7-2004/11/13)
News【2004/11/13】
次世代育成支援計画策定委員会のくだらない議論
延長保育と夜間保育
20時どころか最低でも24時までやってくれないと…。
自己喪失の時代
「不本意な新卒正社員」がもっとも理に適った選択肢
いやだからこれは企業の正社員需要がない限り解決になってないような。
「本当の自分」の話はこの辺。
ジョハリの窓と「本当の自分」という幻想
本当の自分ってどんな自分? なぜ探そうとするの 夢中になること。
26歳のハローワーク 「仮の自分」に彷徨う私たち (再載)
仕事との向き合い方
仕事はカネを稼ぐものというワリキリはある意味重要。
その一方で、楽しい仕事とつまらない仕事があるんじゃなくて、どんな仕事でも楽しめる人と、楽しめない人がいるということかもしれません。「3人のレンガ積み職人」の逸話は有名ですね。
つまらない出会いとくだらない結末
いい話。(via オリーブの牧杖(セプトル))
【2004/11/12】
少子高齢化の国際比較 マッピング
オーストラリアやニュージーランド(への移住)はいいかも。
20代おおう「心はニート」 自分探し世代の憂鬱
ニートになりたい僕たち
専業主夫希望者は結構多いみたいですけど、仕事で活躍されている女性の方、是非いかがでしょう?
NEET、自分探し、自己責任、ボランティア
ニートについて(小論文入試に出るキーワード)
入社試験や入試にも出る?
【2004/11/11】
「美人だね」か「可愛いね」どっちが嬉しい?
何か、株式投資の場面で言われる「美人投票」を想起したり。「他の人が美人だと思う人に投票する」、ってヤツ。時代によって「美人」の定義は変わるでしょうけれど、いつも「他の人もそう見るだろう」というのが「美人」にはある。間主観的ってもいいのかも。逆に、「可愛い」は主観的なものですね。
(関連…?)美人(ブス)投票入門 / 秋の学園祭 ミス&ミスターコンテスト写真特集
はてなダイアリーゼロ年代MAP
読む方は全体に散らばってるかな…。loveless zeroをマッピングするとどの辺ですかね。
「会社に入る」ことを「社会に出る」っていうけど,へんな言葉だと思います.「社会に出る」とか「社会人」とかって言い方,世界中で日本にしかないらしいよ!
人は誰だっていつだっていろんな人に助けられ助け合って相互作用の中で生きているのであって,誰の支援も受けずに「自立」している,なんて実際にはあり得ないと思います.
「親」や「国家」の財産を使っているかどうかで「自立したかどうか」「社会に出たかどうか」に一線をひくっておかしくない?
もちろん、会社に入らなくても自営業でも起業してもいいんですよね。食べ物は食べ物のプロが、住居は住居のプロが、衣服は衣服のプロが、といったように、あらゆるものを自分だけでまかなうことはできないし効率も悪いので、社会全体で分業している訳で。他の人に何を提供しているか(物質的なものとは限りません)、ということで考えればよいのではないかと。
(via Freezing Point)
ちなみにALCの英訳。
ワークス・ユニバーシティ
労働政策講義。かなり読み応えありますが、これで「基本」ですか。当サイトに特に関係しそうなところでは、第13回講義 ジェンダー&ファミリーフレンドリー政策とか。
最先端のマーケティング戦略が民主主義を危うくする?
どうもここで「民主主義」という言葉が出てくるのが唐突な感が拭えませんが、セグメント化が進んで互いに仲良くできなくなってしまうってことでしょうか。マーケティングは差異化を志向しますが、そもそもそれはみんなが望んだことな訳で…。
(参考)マーケティングとは
コトラーみたいにぶっとい本も持ってますが、この辺でも入門的には結構押さえられるかも?
【2004/11/10】
働かないってワクワクしない?
「時間はあるがお金がない」というのも結構辛い
「ダウンシフター」ねぇ。カネは十分にあってやりたい仕事だけ適度な時間でやるのが一番な気がするけど、あれもこれもは贅沢だからカネを諦めるってことでしょうか。現実の問題は、裁量労働の拡大で無賃金残業が正当化され、時間はなくカネもない、ってのが年収300万の姿になりそうなことですが…。
自分が人生において何を重視しているのか、という話は、「パーソナル・バリューを考える」が参考になります。
なぜ少子化対策が効果をもたらさないか: 一番の問題は労働慣行
「「頑張りすぎる人」が会社をダメにする―部下を無責任にしてしまう上司の法則―」は上に立つ人が抱え過ぎるという話ですが、無賃金残業に支えられているのが現在の企業の姿ですから全体についても言えるのかも。
子育てが余りに合理的に語られ過ぎている
経済面だけで考えちゃいけないのはそうなんでしょうけど、これ、少し間違えると賃金を上げないでいかに生産性を上げるか、というモチベーション論と同じ方向性になりそうな気が。
【2004/11/09】
love code
b--…げほごほ。…ってのは冗談として(?)、基本的には出会いサイトのマッチングと同じじゃないですかね。「素直に」属性の表記ができれば良いかも。
子育て費用月4.6万/養育費をください。
お金をくれたら産む、などと考えるような奴の遺伝子なんて
さぁ、どっち?
てか、1人当たりの教育費が遥かに増えているので昔と比べてもしょうがないですね。現代日本の親は子供に膨大な教育費を投じ、数よりも質を高める傾向にある。それが子供の数の減少に結びついているとか。
(参考)家計における教育費負担の実態調査
企業や学校にとってみれば、少子化の中で成長を維持するために、子ども1人当たりの売り上げを上げる努力を行うことは当然です。しかし、その結果として、家庭では子どもを増やすことを躊躇してしまうのも無理はなく、企業も家庭もそれぞれの立場では「合理的な判断」をしているにも関わらず、全体としては更に少子化スパイラルが進むことになります。
もちろん、以前にも触れていますが、実際には平均予定ども数はそこまで急には減っていません。晩婚化・非婚化の進行の影響が大きい訳で。これも個人の「合理的な判断」なんですけどね。
この辺の話は今やネットで大体調べられますが、まとまったものとしてはこの辺をお勧めしときます。
データで読む家族問題 | |
湯沢 雍彦 Amazonで詳しく見るby G-Tools |
毎日小学生新聞にもニートが登場
ルビ(ブラウザが対応していれば)で文字づらは読めるようにはなっているかもしれないけど、無業者とか就労支援策とか内容は難しいままなような…。
「荒れた」中学校の記憶
自分は田舎で平和そのものだったのでなかなか想像力が及ばない部分もあるかも。
【2004/11/08】
結婚に「お試し期間」があるスウェーデン
何のことはない、お試し結婚期間の復活をで書かれているように、昔は日本でもやっていた、と。ただ、今復活すると「夫の試用期間」ということになりそうですけど。
利己的諸個人を前提としたアダム・スミスの「共感」と今日の「協同」 (pdf)
他者への「共感」なくしては利己心に歯止めが利かない、と。
「団塊の世代」の退職と労働供給の変化 (pdf)
「団塊の世代」が退職しても、労働需要が維持されなければ失業率はカイゼンしないよ、と。そりゃそうだ。一方で、年金における「逃げ切り世代」っぷりは間違いないんでしょうけど。
【2004/11/07】
求人広告屋が語る、若者を採用して困ったら読むメルマガ
若い人向けではなく、雇用側(若くてもいいですが)向け。
「物事の変化に臨機応変に対応することができる=仕事ができる人」という新しい基準でサラリーマンが縛られ、それにそぐわない人には制裁が発動するという状況になっています。
これは非常に厳しい「私的制裁」であると思います。真面目に働いていようが、一生懸命に頑張っていようが「結果が出せなければ全く意味が無い」ということを制裁発動基準にして「村八分」という状況が起こっているからです。このことは日本中の人達が認めているにもかかわらず学校では教えないことです。なぜならば学校は白か黒を決めるところではないからです。
しかし社会にでると、圧倒的に白か黒かを問わされ続けます。ですから、学生と社会人の間であるフリーター層が強烈なスピードで拡大しています。
学校では教えないこと、その2(その1は社会ではコミュニケーション力で序列が決まること)。
それにしてもこの毎日ぶつ切りな構成は異様に読みにくいんですが…。
大学は詐欺師
小学生から大学生で仕事観が変わってない、って学校で仕事について学ぶ機会なんてほとんどないですから無理もありません。大学は大学で職業訓練校じゃないんだから、という気持ちでしょうし…。
ペットの数より、子供の数のほうが少なくなった!?
学校こそ大変な時代ですね。ペット向けの保育園・学校に切り替えて行くことを考えるべきかも?
妊婦らしくない妊婦さんと、妊婦らしい妊婦さん
「たまごクラブ」(ひらがなが正しいみたい)なんてその立場にならないとなかなか知らないでしょうね。マタニティマークはこの辺? 本家はこちらでしょうか。
これもある意味「気づきの仕組み」。大手小町にはたまごクラブの妊娠してますマークの付録というトピックもありますが、強要しているって感じじゃないと思います。
Posted: 2004年11月13日 13:53 ツイート