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Columns: News

ニュースメモ(2004/11/28-2004/12/4)

News

【2004/12/04】
[misc] 「個性偏重教育」は悪か?
「個性重視教育」が悪い訳じゃなくて、問題視にされてるのは「基礎無視教育」なのでは。
クリエイティブの世界は分かりませんが、IT屋の場合なら、技術だけじゃ生きて行けないのはその通りなんだけど、でもまず最低限技術ぐらいは何とかしようよ、みたいな。

[subculture] キス一つでイッちまうところだったっ

【2004/12/03】
[communication] 「10万円借して!」と言える人、何人います?

先日も紹介したネットワーク分析の第一人者安田雪氏の「人脈づくりの科学」の話。いつもながら面白い。長めの引用になりますが、

「『自分探し』という言葉を、私はどうしても好きになれない。この言葉は、職業選択、結婚など、人生で大切な何かとのかかわりを決定するときに、自分の内面を見つめる行為に対して使われることが多いようである。だが、自分とは自分の中に存在するものなのだろうか。自分というものは、個人が孤独に己自身について考えることによって見出せるものではないように私には思える」

いま、「働くことが怖い」という若者が増えているという。それは、気心の知れた家族や友達という人間関係から一歩踏み出して、「組織」や「社会」という、自分では選べない人間関係のなかに飛び込んでいくことである。怖いのは当たり前だ。(中略)ただ、怖いけれども、それを上回って得るものも絶対ある。人に会わずにいくら自分探しをしてもドツボにはまるだけだ。

この辺とか。馴れ合い系SNSやMMOのような均質な空間は居心地はいいですが、そこに人間的な成長はなかなかないんですよね(そもそも「成長」を語ることこそ古いと言われればそうですね、としか言えませんが)。

以前も紹介しているものもありますが、最近当ページに来られた方向けに、労働社会現象系で過去の必読記事も。

自己責任と自己分析
フリーター問題の核心

【2004/12/02】
[business] 意思決定を促進する「選択肢削減の法則」
選択肢が多いほど迷い、後悔もしやすくなる。現在の様々な社会問題にも共通していますね。

[society] 韓流スターは、なぜ日本人の心をつかむのか
ってもこの「本分」ってのは唐突感がありますが。ヨタな反ジェンダーフリーと区別がつかないような。

[partner style] 女性とうまくつきあえない男性の見分け方は
見分けがつかないらしい。「同年代の女性とうまくつきあえない男性」までならある程度つきそうなんですが、「幼い女の子を連れ去ろうとしたり、わいせつな行為をする」はつかないかも。

[partner style] 元気のよい女の子とイジケた男の子
「恋人でもできれば」。

[marketing] ニートに効く広告
ニートマーケティングは「教祖になる」。

【2004/12/01】
8周年ありがとうございます。もう9年目ですか…。

[partner style] 日本のネット恋愛が変わる!?
Match.comの紹介。進むグローバル化。月々3500円。

[partner style] “負け犬”の理想の結婚
ライフスタイルをいかに変えなくてすむか。いかに変えないか、ってところを突き詰めると、必要な時だけ会う「オンデマンド夫婦」とか極端には「ペーパー婚」とかもアリ?

[partner style] はてなQ 女性の方で、子供のいる方で、離婚をした方にお願いします。
技能や訓練の問題と、そうでない問題。

[society] 長男の叫びに耳を傾けよ。
昨日の「ひきこもり」「茨城」「社会に出ろ」に加えてもう1つの共通点が「長男」。ただこれは「茨城」「社会に出ろ」に回収されると言えるかも。「長男」が圧力として機能するのはなぜ「少年」は犯罪に走ったのかでも「人間関係が希薄だからではなく、煮詰まりすぎたところで犯罪が発生している」などとあるように地域コミュニティが根強く、親が「世間体」を異常に気にする地方ならではとも言えますし。

ただ、変えられない属性のせいにしてもどうしようもないんで、変えられるところで変えていくしかないとは思います。

[society] 一般職業紹介状況(平成16年10月分)について
有効求人倍率は順調に改善中。産業ごとの違いや求められるスキル、雇用形態等のミスマッチはあるでしょうが…。

[book] 「ズッコケ三人組」50巻で完…時代とらえ子供つかむ
うわー無茶苦茶懐かしい。小学生の時読み漁ってました。「ズッコケ時間漂流記」「あやうしズッコケ探険隊」「ズッコケ山賊修業中」あたりが特に強く印象に残ってます。お疲れさまでした。

【2004/11/30】
[partner style] どうしてこんなに男運が悪いのでしょうか
自分で選んでるよ、と。

[society] なぜ「少年」は犯罪に走ったのか
メディアはニュースコンテンツビジネスであって、いかに「面白」くするかが商品性のカギですからね。

[society] 2つの事件の共通点
放任すれば取り返しがつかなくなるけど、圧力をかければ暴発する…。教育・子育てのマネジメントもやはり矛盾に満ちていて答えなどありません(親子においても「コーチング」が恐らく答えに近いんでしょうけど)。

[society] 「一億総中流意識」に揺らぎ…読売世論調査
最近この手の調査が多いですね。こういった調査自体が格差意識を根付かせて行く部分も多分にあるのでしょう。

【2004/11/29】
[society] ニートだけか、生き方の迷い子たち [ブログ時評01]
以前にも何度か紹介させて頂いている「インターネットで読み解く!」の方のBlogがオープン。誰もが生き方モデルを失っている時代。

[communication] 自閉症の極端男性脳理論
システム化能力を男性脳、共感能力を女性脳とした上で、自閉症は極端な男性脳であるという理論。その他興味深い訳・論文が多数。
ちなみに、元コメントについては「仕事力≒男性脳」じゃあないと思います。職種によって割合に違いがあるでしょうけど、女性脳と男性脳のバランスが取れている方がよりいいですから。
(via Your tut-tut is by design, (´・ω・`)?)

[misc] 少年の心を忘れないのと大人になりきれないのとは違うんだよ!
ぐはぁ。

[subculture] アキハバラから排除される「萌え」と、プチ「萌え」化していく日本
宮崎駿や村上隆のように1)海外で評価される(日本は「外圧」に弱いので)ことと、2)ビジネスになることの2つによって従来オタク的だったものの一部はキモさが取り除かれた形で一般化していく可能性が高いのかもしれません。ただメジャー化を望まない層はむしろ秋葉原をより「前衛的」な方向に変えて行くのではないかと。

【2004/11/28】
[partner style] 人間、結局は見た目かも
繰り返し出てくる話ですが、「足切りライン」として機能しないこともないけど、そのラインは非常に低いところに設定される、と考えればいいのかな、と。謙虚に自分の市場価格を正しく認識することに尽きる(何故かスルーされてますが農家にはいくらでも需要があるでしょうし)んでしょうけど、実際の値付けは「相性」という言葉で語られるように、「購入」する側によって変わるのが面白いところでもあり、変に希望を持ってしまうところでもあります。

Posted: 2004年12月03日 07:31 このエントリーをはてなブックマークに追加
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