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Columns: News

ニュースメモ(2005/1/9-2005/1/15)

News

【2005/01/15】
[society] 静かなるテロリズム
「自壊する社会」のイメージが一瞬フラッシュしました。

[society] ≪課題共有≫に向けて
直観的には真に多様性へと開かれた社会、「オープンソサエティ」を想起します。が、この言葉は他の文脈で使われていて手垢にまみれてますね。オープンと相性のいい言葉として「レセプティブソサエティ」とか。直接的に「再復帰」のニュアンスはないですが、それだけなのも違和感があるかも。

[communication] 自立をイメージする
考えすぎる女たち」ではないですが、「考え過ぎる」ってのも色んなところで共通してそう。DQN系の人との対比とか。

[partner style] Dr.北村 ただ今診察中 : セックス禁止条例
少なくとも、「もう理解することさえ不可能のように思」っている人たちだけで決めてはいけないような。

[subculture] NHk教育 マイジェネレーション (via オレンジ色の服)
何と言うかその…「オーラ」だと思うんですけど、うーん…どうやったら変えられるのかなぁ。
ホントのところは趣味を認めてほしい、というより、自分を認めてほしい、なのだろうし。

【2005/01/14】
[society] 「努力すれば報われる」の違和感
結果は与えられるものではなく、自ら創りだすもの、か。スーパーポジティヴな方は捉え方が違います。
努力に応じて結果が与えられるってのがそもそも学校の勉強(とか付け加えればゲームの世界)ぐらいなんだよ、と。

ちなみに本Blogでも何度も出てくる「希望格差社会」の要点はこの辺が簡潔にまとまってるかな。

[society] 少子化問題は斬るより刻め
万能な解決策があるはずもないのでターゲットごとに対策を考えようという話。企業に負担を押し付けようとしてもアウトソースとかオフショアとか雇用の「多様化」で対策してくるだけ、と。「ライフバランス社員制度」というワーク・ライフ・バランスを意識した制度を打ち出して来ている企業もありますが、まだ余り広がっていなそうですね。

[marketing] 役に立たなくなったテレビのコマーシャル (via finalventの日記)
それに比べるとネットの広告って下手に効果測定ができてしまうのがいけないですね(ブランド認知目的広告は別ですが、そもそもその目的ではWebは余り適してないかも)。

【2005/01/13】
[partner style] ★「パラサイトシングル、負け犬、年下の彼氏」の研究 (via finalventの日記)
男女とも31-35歳が余るのは需給問題上自然という話。でも考えてみれば、第2次ベビーブーム層の前後が少ない以上、前後10年の平均取ったら下がるのは当たり前ですね。

というか前後10年ってのがかなり乱暴な気も。年齢によって希望範囲は変わってきますし(20歳で10歳年下だと相手は10歳…好みは人それぞれですがやはり色々とマズいんじゃないでしょうか)。「結婚相手への希望年齢は、男性は年下を望む傾向があります。一方女性は年齢が上がるとともに年上の男性をそれほど望まなくなります。」を反映した方がより正確になるかも。

[society] イギリスでは高齢出産がはやりです
昨日の話のように、非婚化が止まらない中で少子化の第1子の因子に影響を与えるには、多夫多妻制は非現実的としても、嫡出子と非嫡出子の法制度上の差をなくす、事実婚と法律婚の権利の差を少なくする、ということが考えられますが、システム的に変えても人間側の変化への対応がなかなか難しい気もします。

【2005/01/12】
[partner style] ★未婚男性急増: 幸福と可処分所得のカンケイ
うわぁ、山田昌弘氏、身も蓋もない。

[partner style] 世界で一番幸せな言葉を聞かせてください。プロポーズの言葉100選
たまには明るい話題も(実態はお役所の煽りな訳ですが)。

[society] 新明解国語辞典にみる「世の中」の変化
な、何なんだこの後ろ向きな「世の中」観は。

[society] 労働参加率とインフレのリスク。
どっちをむいて政策を実施する?

[society] 「2人目を生まない」理由について考える
何人目を産まないのが少子化を起こしているのか、というのは以前に紹介した「少子化の決定要因と対策について:夫の役割、職場の役割、政府の役割、社会の役割(pdf)」で分析されていますが、第1子が50%、第2子が30-35%、第3子が15-20%となっていて当然ながら第1子減少の影響が一番大きい。とはいえ、第1子は非婚化が冒頭のように男性の可処分所得の低下や雇用形態の「多様化」により進むことはあってもカイゼンが期待できないので、2番目の因子をカイゼンしていこうという動きが妥当なのかもしれません。

【2005/01/11】
[society] 子どもが嫌いな社会人たち
「子どもが嫌い」とはっきり書かれるとギョッとしますが、(比較して)「自分が好き」と考えればこういう感覚は広く若い人に浸透してると感じます。「カネがかかる」は余りに普遍的過ぎるので「なぜ」をもっと掘り下げていかないといけません。「もらってうれしいけれども」も合わせて。

[society] 専業主夫になりたい
えーっと…結論としては専業主夫自体はアリだけど、「逃げの選択」はNGってことでFAでしょうか。以前の「就職せずに専業主婦になりたい!!」と同じですね。

【2005/01/10】
[society] 「希望格差社会」は何を提案しているのか
[society] 社会を引き裂くものは何か
[society] 希望は社会を引き裂かない
[society] 私は断固として同意出来ない
希望格差社会」に対する意見としては今まで見た中でも相当長く、かつ明確に反論をしているという点で結構貴重な記事かも。とりあえず鵜呑みにしがちな人はどうぞ。一言で言えば「負け組に自分の立場を受け入れさせようとしていることに対する反発」と言うことになるでしょうか。
「立場を受け入れさせる」というマーケティングでは、以前の森永卓郎の「年収300万」もそうでしたね。

[society] 学力二極化、63%が実感 現場教員アンケート
続く2つと合わせて。

[society] 児童手当、小6まで支給を 公明、来年度予算で要求へ
この程度で「独自性」と言われても…。12歳まで月5000円としても0.5x12x12=72万円。誤差でしょう(経済的理由により子どもを持つ気にならない人を動かすには)。少子化問題ではよく「思い切った対策」という言葉が使われる訳ですけど、カネだけで「思い切る」としたら18歳まで月8万、総計8x12x18=1744万ぐらいがライン? 財源を独身者に求めることになりますから凄いことになりますが…。もちろんそこまでやるならもっと別の方法の方がいいでしょうね。

[society] 独身女性 : 親と同居の女性、自立度がアップ−−オーエムエムジー調査
OMMGって色々調査をしていますね。「少子化社会の日韓若者の結婚 子ども 家族 生活」なんてのも。

【2005/01/09】
[partner style] もうオタクとつき合うしかない?
[partner style] ダ・ヴィンチのBlog
ダ・ヴィンチの本文見てませんが、何と言うか、「初めにタイトル(or 企画)ありき」「面白ければいい」的特集って感じ。秋葉原でホンモノと向き合えばそんなこと軽々しく言える状況じゃないってこと分かるでしょうに。

[partner style] やっぱり「負け犬」にはなりたくない!?
[partner style] 負け犬時代は、終わった?
へぇ。希望がなければもちろん始まりませんが、初婚年齢の低下に寄与するかどうかはどの程度「現実的な条件」を設定しているかによるでしょうか。単に「楽して生きたい」的発想でなければ良いですが。

[society] 壊れ行くニッポン
こういった事件には限りませんが、全体的に、「将来に対する想像力」が欠けている傾向が気になります。冷静に考えればお小言はさらりと流して「使えるものは親でも使う」「生かさず殺さず」が合理的な判断だとは思わないんでしょうか(ヒドい)。

[society] 少子化アンケ : 4人に1人が「子どもほしくない」

[communication] 嫌いな人とは付き合うな

[society] 階層化する日本…に見る典型的応酬
loveless zero読者の方には目新しくもない話ですが、コメントがまた典型。こういう応酬が今後続いて行くんだろうな、と。この名言は世界の名言、格言、ことわざコーナーなどに訳があります。

People are always blaming their circumstances for what they are. I don't believe in circumstances. The people who get on in the world are the people who get up and look for the circumstances they want, and if they can't find them, make them. George Bernard Shaw (British playwright, critic; 1856-1950 )
人は常に、現在の自分がこうなのは自分の置かれた環境のせいだと文句を言う。私は環境などを信じない。この世で成功する人は、自から自分の望む環境を探す人であり、もし見つけることができなければ、自分で自分の望む環境を作り出してしまう人である。 ジョージ・バーナード・ショー(英国 劇作家、評論家; 1856-1950
Posted: 2005年01月15日 08:06 このエントリーをはてなブックマークに追加
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