Columns: News
ニュースメモ(2006/03/05-2006/03/11)
News【2006/03/09】
[society] 『日本人の働き方総合調査結果』—多様な働き方に関するデータ—
「多様な」って生活者の言葉として出てくる分にはいいんだけど、しばしば「何でもアリの」ということのていの良い言い方だから注意が必要なんですよね。
[society] 人口減少時代の働き手はー「女性とシニアとお金たち」
ポジショントークとして眠ってるお金を投資に回して欲しいということでしょうし、お金に働いて貰うというのは重要ですが、「ニート・マネー」ですか。
[society] 性別比の比較
考えられる可能性として、性別によって別種の社会的圧力がかかっている、ということでしょうか。
[society] 「やりがい」という魔法 (via yodakaのブックマーク)
玄田先生の「希望」の意味。すると、「希望学」というのは…?
【2006/03/08】
[society] 所得格差と若年雇用ー2つの問題を併せて考える〜見逃せない若年層の二極化、将来格差拡大の温床に〜 (pdf)
この文脈でしばしば言われることがまとまっています。
[society] 2006年度の雇用に関する動向調査 正社員の雇用、規模・地域間格差が拡大〜 正社員比率「上昇」の要因、「業容拡大」に次ぎ「2007年問題への対応」が2割を占める 〜
企業業績や企業側の雇用についても2極化。
[society] 都道府県別生活保護率
県によって大きな違い。
[society] 離婚と年金分割
専門サイトが出てくるところに関心の高さが伺えます。寿命についてはそうですね…身近な経験から言って、やはり夫婦の関係に依りそうだな、と。普段は憎まれ口を叩いていてもパートナの存在が張り合いになっていればそれはプラスになるでしょうし、単にストレスなだけだったらマイナスになるでしょう。そういった意味で、家庭を顧みなかった引退サラリーパーソンと専業主婦の組み合わせは、自分こそパートナを支えているという意識がまるで逆を向いているので、しばしば危険な可能性が容易に想像されます。
[society] 森昭雄博士の講演「テレビゲームと子どもの脳」@世田谷に行ってきました (via 電網山賊)
訳の分からないものに答えが欲しい、自分以外の原因があるはずだ、という心性が支えている、と。
[work] 会社で生き延びるには、芸は身を助ける
「会社で生き延びるには」でもあるし「社会で生き延びるには」でもあるかも。
【2006/03/07】
サーバがディスク障害でおかしくなっていたようです。
先週末はスイス・スピリッツ展 山に見せられた画家たちを観てきました。18世紀から現代までの作品が並んでるのが表現方法の変遷を見るという点でも興味深いかも。artは常にオルタナティブを目指すということでしょうけど、特に近年は伝統的な牧歌的なアルプスのイメージに対して反発しているのが面白い。
[society] 雇用社会から起業社会へ (pdf)
新しいタイプの起業家が出ているのはそうかもしれませんが、ほんとかなというのはあります。
[society] 世代別消費意識の潜在因子
世代というよりは子ども・若者の特徴なんでしょうけど、「他人意識消費」の強さが目立ちますね。
[society] 時差家族
便利さを追求した社会を象徴する言葉ですね。
[society] 男性7割「夫婦のもの」=女性は異なる意識−団塊世代に退職金調査
またまた。独身男性をびびらせるような。支出の決定権を持ってるのが誰か、という程度の意味だと思いますが…。
[education] 「家庭的背景による学力格差は大都市圏だけのものだ」(耳塚寛明)
教育についてはつまるところ、公立高校が強いかどうかかも。3大都市圏では名古屋は公立が強いですが、東京や大阪はそうではない。
[partner style] 「独り者」に優しい日本の社会(上) / (下)
親・親族はうるさいかもしれませんが、外では日本はそうでしょうね。おひとりさま向けの店が比較的揃ってるというのと、特に都会では、他人を気にしないということでしょうか。
[partner style] なぞなぞ(地域差別系):「できちゃった結婚」比率は地域ごとにどうしてこうも違う?
[partner style] 04年人口動態:「できちゃった婚」急増 厚労省まとめ
ふむ…この地域による違いは何でですかね。