Columns: News
ニュースメモ(2006/06/11-2006/06/17)
News【2006/06/17】
[society] 柔軟な働き方を実現する労働形態として男性にも浸透中(イギリス)
どういう条件があれば「柔軟な働き方」は上手く行くんですかね。
[society] はてなブックマーク - asahi.com:労働法制見直し始動 一定年収で残業代なくす制度も提案 - 暮らし
いやま昨日今日で出てきた話じゃなくて、ずっとホワイトカラー・イグゼンプションは挙げられてる訳ですが。もともと管理職とか年俸制であれば残業という概念はない訳で、どこに線を引くか。
関連: [society] 少しお堅いニュースサイトちっくに(労働法制見直し始動)
[society] 所得税による少子化対策~子育て支援のための経済的支援の可能性~
事実上の無子税(or独身税)という訳ですが、経済支援という意味では、そもそも経済的に厳しい人ほど所得税減税では有り難味が小さいのでは…?
[business] 人間力とは何か
人間力を見る方法論。行動から内面を掘り下げていく。
[partner style] 結婚へ到達するのは難しい?
社会的圧力の低下が大きな要因か。
【2006/06/12】
6/18までの「ナポレオンとヴェルサイユ展」を観てきました。宮殿室内を再現というのはややチープ感がありましたが、作品自体はなかなか見応えがあると思います。
[society] 子育て負担と経済格差~若年層の経済基盤の安定が少子化対策の鍵~ (pdf)
新卒だけでなく「就職氷河期世代」の雇用政策が重要。ってもういい加減何度も指摘されてる気が。
[society] 所得格差の現状と展望―所得格差の拡大に歯止め― (pdf)
景気回復が格差拡大に一部歯止め。経済の持続的成長が重要。
[society] (最期に見る)格差社会 (via yodakaのブックマーク)
現代社会は色々と物入りで礼節知るのに衣食だけじゃ済みません。他にも「独居男の悲哀」とか「嫌な見積予約」とか現場の凄みがあっていいです。
[society] 少子化の現象から見えるもう一つの現実
「選択肢が多過ぎると選べない」ってのはそうですが、なくしていい訳でもないですし。専業主婦+長時間労働男性というかつてのモデルから、男性がそのままで女性が仕事をする(ことを企業が望む)というところに無理が起きているように思えます。
関連: [society] ほんとうに女が働くと出生率が上がるのだろうか
関連: [society] 家事しない夫、共働きでも2割
[society] はてなブックマーク - asahi.com:残業代、引き上げへ 月30時間超のみ、少子化が後押し?-?ビジネス
[society] 残業代の割り増し率アップは後でやれ
労使双方から反対されるというのも一見不思議な現象ですがそりゃまそうだ。結局やりやすいところから手を付けようとするからこうなるんでしょう。
[society] 団塊女性の意欲が市場に反映されるとき
「シニア」or「女性」ではなく、「シニア女性」。
[society] リュクス
ある意味では経済格差への適応ですが、正しい方向ではあるかも。
[society] はてなブックマーク - 川上佳美さん=ラウンジホステスから「レンタルお姉さん」に−ひと:MSN毎日インタラクティブ
チェンジはアリ?
[partner style] パンを食べないのはパンがないからだ
ググってもそうですが、一般には、少子化の原因は「女性の晩婚化・非婚化」と言われることの方が多いような感はありますのでバランスを取ったということかも。「女はすべからく結婚すべし」とか。結婚に合理的な理由がなくなった(ないことに気づいてしまった)ために必要な諸条件のベースラインが上がった中で、双方から「努力せよ」「妥協せよ」の説教(or 親切の押し売り)合戦になってる状況でしょうか。「子供がいるからカッコいい」のようなポジティブな方向性は、重要だとは思いますが。
参考: [society] 男女共同参画社会に関する世論調査(平成16年11月)
[partner style] カジテツ姫
ここでも「ミスマッチ」ですか。
こんにちは。「パンを食べないのはパンがないからだ」を書いた者です。貴サイトのような優良サイトからご紹介を頂き、まことに恐縮です。
確かに、女性に「少子化」の責めを押しつける論調は従来からありましたね。「オニババ」なんていうのもそうでしょう。ただ、責められる側の女性は、一応仕事などで自己実現ができているというイメージを持たれているし、自分からも「男のレベルが低い、努力せよ」という言説を発信している傾向がみられるのに対し、男の側で叩かれている人間は「努力せよ」という言説を発信してはいないのではないでしょうか。むしろ、今回叩かれているのは「コミュニケーション能力」が低い「負け組」と呼ばれる人間で、ことあるごとにスケープゴートにされ続けているように思います。
Posted by: Leiermann : 2006年06月13日 10:45Leiermannさん、こんにちは。コメントありがとうございます。こちらこそ恐縮です。
ご指摘の点は全く仰る通りかと思います。確かに、男性と女性とではある種の非対称性があるように感じます。この辺のところは次のエントリでフォローさせて頂きます。
Posted by: sociologic : 2006年06月15日 00:48突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました!
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