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Columns: News

ニュースメモ(2006/07/16-2006/07/22)

News

【2006/07/22】
[society] 過労死大国 何のために働くのか
「生きるために働く」というより「生活のために働く」方が正確では。微妙なニュアンスの違いがあります。年間残業360時間(=月平均30時間)ってのが今の現場では全く現実的な数字ではない気もします。

[society] 幸福度の国際比較(世界価値観調査)
複数の幸福度指標の比較。GDPは必ずしも幸福度には直結しない。

[society] 求められる“骨太”な少子化対策
「子育て支援」「働き方施策」を「経済的支援」より優先すべき。

[society] 「北陸企業の少子化対策に関するアンケート調査」を実施 少子化対策の重視理由は自社の「人材」が最多~不足人員の対応やコスト負担軽減が今後の課題~
タイトルがそのまま要約になっています。回収率26.1%の低さも調査結果の信頼性という点で気になるところではありますが。

[society] 格差時代の"コト始め" 格差の意識は、新しいコト(体験・学び)を始める原動力
団塊世代を中心に中流意識が崩壊。収入格差が一番大きくなるところではあります。

[society] 少子化対策の切り札は「ネット結婚情報サービス」?
外圧?

【2006/07/19】
[society] 自殺の経済社会的要因に関する調査研究報告書
若年層の雇用問題が注目されていますが、より自殺に繋がっているのは30代後半以降の男性の(広い意味での)失業(としばしばそれに伴う離婚)。背景には若年層以上にやり直しが効かない状況がある。

[society] 日本経済:若年非正社員の前にある壁、他 (pdf)
その世代の卒業時期の景気が平均収入に影響するというのはよく言われることですが、その世代の人数によっても変わるってのはへー。

[society] 産んだら必ず子供を愛するべきだという机上の空論 子供への愛情よりも苦痛が上回る瞬間
富の未来」では生産消費者(金銭で計算されない経済価値の創出)としての子育ての社会の生産性における重要性についての話がありましたが、と言っても現在の日本における負担感が大き過ぎるとすれば、育児のアウトソース化の方向性(≒有償労働に変換する)は不可避ではと考えます。心の問題(ガマンとか愛情とか)に落とし込むのではなく、社会システムとしてサポートする方が現実的かと。いやま、更に現実的には育児サービスをアフォードできる人が限られてしまうのを防ぐため公的に支援をしようとすると、そのシステムを実現する財政基盤が現実的でなかったりするのでしょうが…。

[business] サイバー藤田氏とワークス牧野氏が語る、ベンチャー企業が人材獲得競争を勝ち抜く秘訣
「笑顔を見ていれば何となくわかる」ってのは本質ついてるかも。笑顔にはその人の性格や人生までもが出てしまいますよねぇ。

【2006/07/18】
[society] 少子・高齢化が日本経済に与える影響~労働力人口の減少で長期的な潜在成長率は1%台前半に低下へ~ (pdf)
需要へのマイナス影響が強まるのは2020年頃から。

[society] 拡充が期待される企業の少子化対策~社員ニーズの把握と制度を利用しやすい環境づくりがカギ~ (pdf)
海外の職場での経験と比べると、育児休暇だけでなく、個人的な休暇も含めて他の人がカバーできるほど人のゆとりやマネジメントレベルでカバーできる仕組みがない感があります。

[society] 「不払い残業」正社員の4割超 労働政策研機構調査
てかまずお役所からして。

[society] 高額所得者の所得シェアの長期推移(日米英仏加5カ国比較)
日本では戦後急落し低位安定。っても上位0.1%ってのが何かトリックな気がする。

[society] 日本人の学生は他人を信頼していない。
「劣化」っても昔と比べないと判断できない気も。むしろ「安心社会から信頼社会へ―日本型システムの行方」じゃないですが、もともとそういう国民性なのでは。

[society] 社会性低い大学生→『準ひきこもり』命名 ネットで賛否
学術論文とか言うから疑問がつくんであって、現状認識としてはそう外れていないし新書ならまーいいんでは。対策の提示があればよりいいんですけど。
関連: [society] ひきこもる男性にいつ介入するか。
究極は遺伝子レベルの「治療」に?

[society] ユーキャン2006年『子供のいる専業主婦の意識調査』
インターネット調査でブログ開設の割合なんて意味ないけど、夫に望むこととか漢字一字とか笑った。

[society] 専業主夫願望を叶えるために
経済的「強者」男性が経済的「強者」女性を選ぶようになってきてる中で、むしろ専業主婦自体も狙いにくい訳で。男女ともそこそこの経済的自立を前提として、人間的魅力でパートナを決める方向への過渡期ということなのでしょうかね。
参考: [society] 「女は上方婚・男は下方婚志望」に感じるどうしようもない違和感

[partner style] 一人暮らしと独り暮らし
自分と違う生活を想像する、ってのは凄い難しいことです。

[partner style] 新成田離婚
何十年も連れ添ってる訳だから分かってるはずで単に旅行中の問題とは思えませんが。

[partner style] はてなブックマーク > 妥協で彼氏と付き合っている人@独身女性
経済的理由によるものは男女の収入格差の是正によって妥協の必要がなくなっていくことが期待されますが、パートナがいないと不思議な目で見られるっていう人の意識の方はそうそう変わらないんでしょうね。というか非婚化を食い止めるの最期の砦とも言う。

Posted: 2006年07月22日 00:00 このエントリーをはてなブックマークに追加
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コメント

準ひきこもりの本が講談社から出版されました。
準ひきこ森 ―人はなぜ孤立してしまうのか―
講談社プラスアルファ新書
樋口康彦著
おもしろかったです。2時間くらいで一気に読みました。

Posted by: 中森準平 : 2006年10月26日 11:36

中森準平とは

Posted by: 通りすがりなんだけど : 2006年11月06日 13:46

突然訪問します失礼しました。あなたのブログはとてもすばらしいです、本当に感心しました!
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Posted by: モンクレール ダウン : 2013年01月11日 23:21
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