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メディアバリューマップ

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面白そうな話なので頭の中を整理するために図にしてみました(図1)。

メディアバリューマップ
図1 メディアバリューマップ(クリックで拡大)
  • コンテンツ指向: コンテンツの質を重視する。
  • コミュニケーション/コミュニティ指向: コンテンツそのものよりもコンテンツをきっかけに広がるコミュニケーションや、コミュニティの場を重視する。
  • 所有指向: モノとして所有することを重視する。
  • 体験指向: コトとして体験することを重視する。

2つの軸がこれでいいかは微妙。それぞれの指向が独立して4軸になるような気もするけど複雑過ぎて絵にならないのでとりあえず。また、これ以上ごちゃごちゃしないようにテキスト系(書籍、雑誌、新聞、ブログ)やオンラインゲーム、仮想世界とかは省いてますし、ケータイはそれぞれ(SNSやニコ動)に対応するとし、mixiやニコ動は有料会員あるよとかも差し当たり簡略化。

ニコ動は普通のコンシューマだけでなくプロ/セミプロが参加し、ミクや(著作権的には黒いが)組曲やアイマス系などを初めとして良質なコンテンツが出てきているだけでなく、非同期型コメントによるコミュニティ的体験要素も高く、従来型メディアに対して補完的な位置にあるのがポイントでしょうか。そしてアテンションの獲得という点では全てのメディアが競合になりうる。

消費者が体験にカネを払うかということでは、払う価値があると思っているものについては払うでしょうけど、現在の「所有系」メディアが全て移行できるかというとそうでもない感じですかね。「所有系」の方がビジネスがスケールする(それが「コモディティ」ということなのかもしれませんが)から、こちらで稼げるうちは稼ぎ切りたいと思うのは無理もないです。

Posted: 2008年01月05日 00:00 このエントリーをはてなブックマークに追加
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コメント

面白いですね。
で、右下の「コミュニケーション・所有」が新価値かというとそうではなくて、本来的な意味の家族になるわけですね。高額の結婚紹介所に列をなし、経済的には浪費とわかっていても持ち家から離れられないはずです。

しかし、家族を持ったからといってコミュニケーションが永続的に出来るわけでもないし、家族作成時のコミュニケーションを長期的に維持する作法のようなものも日本にはありませんね。モノカルチャーだった頃のKYの前提がもっとも強烈に男性の中に維持され、また女性の中では崩壊した団塊世代であるようにも思います。

ユリ・ゲラーがお城を管理している(所有は出来ない)のを知って、お金だけ見たときの作法が現在の日本には存在しないのもまた、同様の悲劇なのかもしれません。

書けばとりとめなく長くなりますね・・・。

Posted by: tomonya : 2008年01月07日 16:51

はじめまして。突然のコメント。失礼しました。
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Posted by: モンクレール : 2013年01月12日 02:03
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