多々羅大橋は、大三島ICの手前から進行方向右前に見え始めます。
対岸の生口島の観音山(上の写真では橋の左側)を背景にした姿はとても綺麗で、
ICで降りるのを忘れそうになる程! ICの誘導路からもばっちり見えるので、
ゆっくり走りながら、どこか適当なポイントがないか探します。
大三島から眺めるポイントはだいたい3箇所。橋の北側の運動公園から港にかけて(写真の場所)と、
南側の多々羅しまなみ公園、そして根元の多々羅岬(高台になっています)。
橋自体の姿は北側から見た方がはっきりするのですが、
個人的にはやっぱり観音山とセットにした景色が、
やっぱりいいなあ。
有名な日本画家の平山画伯がスケッチしたのも南側から。
やっぱりそうでしょ。高く端正な塔、ピンと張ったケーブル、わずかにカーブを描く薄い橋桁。
適度な角度から見ると遠近感が効くのか、さらにかっこいいです。
はっ、もしかしてこれって橋萌え?(笑)
時刻はちょうど日没のころ。晴れてれば夕焼けが絶品だそうですがあいにくの曇り。
デジカメも撮影モードで色調がまったく異なる微妙な光具合で、これはこれで味わっておきましょう。
多々羅岬からは自転車&歩行者道に入れます(原付道路にも入れます)。
せっかくなので歩行者道路で手前の塔まで行ってみます。塔にいるという鳴き龍に会いに。
そういえば橋を歩いていくのは今回が初めてですね。(入口の記念スタンプ)
しかし近付くと結構怖い面があります。ケーブルは張力と自重の合成で迫力あるカーブを描いているし、
風があるせいか低い唸り音がケーブル全体から聞こえてくるし、
塔の真下から見上げると不思議な風景が見えるし。
橋の上からの景色も眺めていたいところですが、刻一刻と周囲が暗くなっています。
残念ですがかしわ手を打ってお参り(?)してすぐ引き帰して、帰路につきます。
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