年末年始を香港で 2005-2006 4日目


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Agenda
 起きたら8時半…。カウントダウンも見れず。何のための海外年越しなんだか(^^;。たまに良いモノを食べるとコレだからなぁ。食べ慣れないモノは食べるな、ということだろうか。

 とりあえずもうお腹は大丈夫なので(笑)、朝食を食べにラウンジへ。新聞が来ていたので新聞持ち込んで、まったり朝食。今日はやはりマカオへ行くことにしよう。マカオへは地鐵で上環に行き、そのままマカオフェリーターミナルに繋がっているらしい。昔RCCな人々、あとべさん、りょうこちゃんとスタンプラリーしたとき、帰ってきたのがこちらのフェリーターミナルなんだと思う。

 10時過ぎに部屋に戻ってきて、ネットに繋ぐも、はっと思い出した『Japanese Time』!新年早々放映、とblogにあったのでテレビをつけるともう始まっていた。香港JW萬豪酒店(JW Marriott Hong Kong)の中国茶が飲めるカフェが流れていた。流石に安くはないお値段。でも、葉っぱを買うともの凄い値段するらしく、1杯単位でそれなりのお値段で飲めるのはリーズナブル、だそうだ。

 マカオ情報もばっちり仕入れて、外に出る。今日は昨日までより暖かい。そして言われなければ元旦だとは思えないくらい、街は普通。まぁこんなもんなんだろう。地鐵に乗る前に昨日寄った銅鑼灣の花旗銀行へ。でも今日も降ろせず…。仕方がないのでセゾンカードでキャッシング。これは大丈夫だった…。ちなみにバス停には香港マラソンのCMが。
今年のマラソンは断念

今年のマラソンは断念

新年快楽

新年快楽
 地鐵に乗るとしっかり新年の挨拶が窓に貼ってあったけど。これ、何時張ったんだろう?

 フェリーターミナルは確かに駅から直結。楽ちん楽ちん。もうすぐ12時近くだったが、朝がやや遅かったのでまだそんなにお腹が減ってない。マカオに着いたら、エッグタルトを食べよう。昨年げんごろ・きべさんと行った『瑪嘉烈蛋撻店』がいいかな。切符売り場では12時15分のフェリーのチケットが買えた。あと15分ほど。ヘリにも惹かれたけどね(笑)なんでも返還前は世界唯一のヘリコプター国際定期便航路だったそうだ。
ヘリ受付

ヘリ受付

 さて、出境だ。2006年1月1日のスタンプを、最後のページに押してもらおう。と思って、係員に訴えるも無視…。不発だった。今日のチャンスはあと3回。

 ゲートの前のイスに座って暫く待っていると、ゲートオープン。さっさと船に乗り込もう。ほぼ満席状態でちょっとビックリ。元旦からみんなマカオに出かけるのかー。もちろん日本人も結構いた。

 1時間ほどフェリーに揺られて、マカオ到着。ますます開発が進んでいて、来る度に別の島のような感覚を覚える。さて、ココでの入境は…、英語通じず(T_T)残りチャンスは2回。ページは2ページ。まぁ、今回全部ダメでも、帰国するときに2回チャンスがあるけどね。

携帯の自販機

携帯の自販機
 到着ロビーには、携帯電話とプリペイドSIMカードの自販機が設置されていた!電話機がHK$500。Dual Bandだと思うけど、結構安いな。プリペイドSIMカードも何社か出しているみたい。どんどん香港化している感じがする。便利になったということだろうけど。

 まずはセドナ広場でしょう。ということで、経済的に巴士で行くことにする。的士乗り場と同じトコロにあるんだけど、長蛇の列。こんなに並ぶのか?と思ったら並んでいるのは的士の方。ということで巴士は全然並んでいないので巴士乗り場へ直行。で、セドナ広場を漢字で探す。目の前に到着した巴士が丁度セドナ広場を通る巴士だったので、さっくり乗り込む。お金は2人でHK$5。よく見ると、八達通のような、非接触型カードでも乗れるみたい。どうやらマカオでもこのカードが普及し始めているようだ。できるなら八達通も使えるようになると良いんだけど、互換性は無い模様。

 海沿いには東武ワールドスクエアみたいな、ハリボテっぽいアトラクション施設が完成していて、結構人が入っていた…。タダだったら行ってみたいところだけど。しかし陸地ではなく海を埋め立ててこんなん作るなんて、かなり強引だなぁ。陸の方でもまだまだ土地はあるだろうに。土地の調達コストの問題だろうか。

 巴士に揺られて15分ほど。セドナ広場が見えてきたので、ベルを押して停めてもらう。ココで降りる人も結構多い。セドナ広場にはなぜか雪だるまの飾りが…。雪なんか降らないだろうに。まだまだクリスマスっぽい。っていうか噴水はまたもや止められ、巨大なクリスマスツリーが置かれていた…。
マカオもクリスマス仕様

マカオもクリスマス仕様

義順牛[女乃]的菜単

義順牛[女乃]的菜単
 さて、ここでガイドに載っていた『義順牛[女乃]公司』に行ってみる。香港にも同名のお店があって、同じく牛乳プリンが名物。ココとは関連性無いのだろうか?お店に入って適当に座るが、相方は1個はいらんという。2人で1つ頼むことにするが、牛乳プリンの広東語の発音が分からない!でもお店のおばちゃん慣れたモノで、ちゃんとこちらの要望を分かってくれた。因みにメニューには支店の住所が載っていたが、全てマカオ内。やはり香港とは関係なし!?

 出てきた牛乳プリン、味はちょっと甘め。相方はあまり好みではなかったようだ。とりあえず平らげて、さっさと出る。セドナ広場近辺を一周するが、僕はスタンプさえ押せればもう満足なので、取り立ててみるモノもなく(^^;。あ、携帯電話屋さんだけは2つほど見て回ったが、微妙に香港よりも高かったので買わず。相方も小腹が空いたようなので、さくっと『瑪嘉烈蛋撻店』まで散歩。
牛乳プリン

牛乳プリン

 着いてみたら、14時近くだというのに混んでて座れない!なんとまぁ。でも席を立ちそうな人たちの側で5分ほど粘っていたら、立ち上がってくれたので、そこにすかさず座る。ちょっとオバタリアンっぽいが仕方がない。で、相方に待っててもらってエッグタルトを買いに店内へ。レジのおばちゃん、電話しながら受注…。僕がエッグタルト2個とクロワッサン、コーヒーにオレンジジュース、と頼んだら、一応待ち札をくれた。お金を払って席で待つ。

蛋撻

蛋撻
 しばらくすると、給仕係のおばちゃんがコーヒーを持ってきてくれた。でもエッグタルトやクロワッサンがない。英語が通じないので身振り手振りで話すと、レシート持って中に行けばエッグタルトは貰えるようだ。でもクロワッサンが勘定に入っていなかったみたい。電話しながら受けるから!もう。相方がエッグタルト取るついでに買ってきてくれた。

 そういえば『泰昌餅家』も復活したとのことだし、明日にでも食べ比べてみるか。こちらのエッグタルトも中々美味。ちょこっとだけだからさっくり食べ終わる。相方も特に買い物とかもない、というので、もう香港に戻ることにした(笑)

 大通りに出て巴士に乗り、フェリーターミナルへ。そのまま15時発くらいの便のチケットが買えたので、さっさと出境。ココでもスタンプのページ指定にチャレンジするも、ダメ…。あとチャンスは1回だけ。フェリーの中で流れていたDVDが、なぜか貴金属でお馴染みの周大福のプロモーションビデオ。延々1時間。よく見ればヘッドレストのカバーにも周大福が書いてある。

 今日はこの後、海洋城の『翡翠拉麺小龍包』にて、ちょっと遅いお昼を食べよう(笑)と思い、帰りは尖沙咀行きにした。16時過ぎ、尖沙咀到着。そしてそのまま広東道を南下し、『翡翠拉麺小龍包』へ。時間が時間だけに空いてるかと思ったけど、そこそこ入っていた。皆さん遅い昼食なのかな(笑)ココでは当然担々麺と小龍包。2人で分けて食べれば丁度良い具合。

 5分ほどして、まずは担々麺から。うーん、この辛さ、やみつきになる。相方も辛いのは得意ではないが、美味しそうに食べる。次に小龍包が。これまた美味しい!ここ、毎回訪れることになりそうだ。この2つで約HK$70位。
担々麺!

担々麺!

 お腹もいっぱい。ここで今日のマッサージに。今日はフットマッサージを考えていたのだ。何度か訪れたことのある、九龍酒店並びにある、中間道の『大班足浴(Tai Pan Foot Soaked Bath)』というお店。でも行ってみたら潰れていた…。まー、お店の雰囲気もマッサージ師も良いのに、なぜか客が入ってなかったからね。2年くらい営業していたけど、良く持った方だと思う。立地が悪いのかな、やっぱり。導線的にはあまり人が通らないトコロだから。

 もうマッサージは受ける気満々。ということで、すぐにガイドブックを開き別のお店を選ぶ。が、この『大班足浴』、彌敦道沿いにもあるようなので、そちらに行ってみることにした。ここから徒歩5分程度。

 しかし人混みがスゴイ。元旦とは全く思えない…。彌敦道沿いの『大班足浴』は、ちょっと怪しげな入り口で、いきなり地下に降りていく階段になっている。でもよく見ると熱帯地域風の飾り付けは確かに中間道のお店と同様。では間違いなさそうだ。階段を下りて受付に行く。既に並んで待っている欧米人達。まぁ混んでいるということは腕が良い、って事だろう。

 2,3分待つと僕らの番。激込み中らしく、30分以上待つとのこと。今日は特にもう予定を決めていないので全然OK。フットマッサージ45分をお願いする。待つ、と言ったけど、とりあえずすぐ中に入ってサンダルに履き替え、荷物をロッカーに入れてマッサージチェアへ。それは足用ジャグジーも付いている。これは便利で気持ちいい。フットマッサージのセット料金の中に、このマッサージチェア10分間無料、とあったけど、どうやらここで30分待つらしい(笑)

 実際、30分ほど待ったら、ようやくお呼びがかかる。が、僕と相方の元に来たマッサージ師は、明らかに助っ人さん…。他のマッサージ師はほとんど女性の上、制服来ているが、この2人だけ私服で、しかもたった今お店に到着して右も左も分からぬ、という感じ…。大丈夫なんだろうか?

 マッサージ用の部屋に移動して、マッサージ開始。結構グリグリ押してきて、悪くはないんだけど、このお店のマッサージ師じゃないんだったら、彼らのお店に直接行った方が安いんではないの?などと考えながらマッサージを受ける。ちなみに液晶の大型テレビが壁に掛かっていて、そこでは『盲導犬クイールの一生』が上映されていた…。中文字幕で。それが終わったら『大事件』が。『大事件』は映画館でも観たけど、もう一回じっくり観たいなぁ。

 45分のコース終了。腕は良かったが、やっぱりこのお店である必要が無かった気が…。助っ人なんだからまけてくれと言おうかと思ったが、我慢我慢。外に出るともう暗い。せっかくココまで来たので、昨日立ち寄ったSmartoneのお店に再度行く。もう携帯電話買う気満々(笑)

 お店の人にすぐに在庫の確認をお願いするが、なんと品切れ…。残念無念。こうなると余計買いたくなるのが人間(笑)銅鑼灣のSmartoneショップにて購入を決意。ということで、地鐵にて銅鑼灣へ。

 銅鑼灣についてそのままSmartoneショップへ向かうが、その手前にSUNDAYという、PCCW系列の携帯電話屋さん発見。こちらでも値段を確認すると同じ値段。だったらまずはココで在庫確認するか。ニューモデルが出てるために既に僕の欲しい機種は在庫のみなんだろう。お店はお客でいっぱい。対応待ちに5分ほどかかった。

 Makiyo、という名前の女の子が対応してくれた。名前は日本風だけど別に日本人ではなく(笑)在庫を調べてもらって、無事あった!良かった。カードで買えることも確認の上、出してもらう。で、疎通テスト。だが、その機種から僕の今の携帯電話にかける時、自分の番号がわからず…。笑われてしまった。で、逆にその機種に入れたSIMの番号に電話をかけると、広東語で不通とのアナウンス…。Makiyoちゃんも番号間違えてるし(笑)まぁそんなこんなでなんとか疎通テストもOK。新機種ゲット!

リンガ

リンガ
 さて、そろそろ夕飯を食べようか。もう20時過ぎだし。お腹もまぁまぁ空いてきた。今晩のお店は全くノーアイディアだったので、今まで行ったことのあるお店の中からチョイス。一昨年3月のトラムツアーに行った、『鴛鴛上海』へ行くことにする。途中、僕が昔通っていたLignuaphoneの香港校?らしきのを発見!こんなトコロにもあるのね…。

 ビルの外には10人くらいの列。他にもいろいろレストラン入っているからね。しかし『鴛鴛上海』へ行く人はいなかった。僕らだけ。お店に入ると結構埋まってる。でも待たずに席に着けた。ラッキー。二人世界を頼もうかと思ったけど、相方がそんなに食べれない、というので、単品で3つ程頼むことにした。小龍包と、炒飯、そしてスープ。

 まずはスープから。結構具だくさんで、美味しい。次に小龍包。ここのもうまーい!小龍包好きにはたまらない肉汁入り。最後に炒飯。これまた美味しい。3皿で量は丁度良かった。昨日食べすぎて撃沈してるしね(^^;。
小龍包!

小龍包!

ご挨拶

ご挨拶
 食べ終わってホテルに戻り、休息。元旦とは全く思えない年明けを堪能した。部屋に戻ってくると、メモ用紙になにやら書いてあった。「祝:身体健康 快楽 多謝」。そういえば今朝チップを置くときに「新年快楽!」と書いたっけ。あれの返礼みたい。嬉しいなぁ、こういうの。クラブラウンジのスタッフにもこういう気遣いを学んで欲しい。

 まー、それにしても今日も良く動いた。早めに寝て明日に備えよう。明日は『泰昌餅家』のエッグタルトを食べねば!って食べてばかりだけど。


翌日へ…