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2001年03月25日更新

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2001年2月13日

いやはや、今年に入ってまだ初飛びしていません。m(_ _)m(^_^; )いつになったら飛べるやら・・・。


2001.03.24(土)

20日に初飛びが出来なかった正子を優先して飛ばせようと考えて、今朝は、朝、早く出発しました。例によって30分も走ると事故渋滞でした。「満月の日には事故が多い」と言う説を聞いた事があります。確かに、人間の情緒に月の満ち干が及ぼす影響があるかも知れません。それにしても30分の渋滞は、きつい。隣りでは正子は、いつもの様にスヤスヤと寝息をたてています。
それでも、高峰クラブハウス到着は、20日よりも1時間早かったのです。スカイエンジェルの関口さん、小武海さん、豊田さんが来ていました。遅れて木村さん合流。先日、小武海さんとは、挨拶が出来なかったので、改めて握手。それからジップでイントラしていた正木君が来ていました。4年ぶりの再会でした。大きな声で懐かしい話しをしていたら、「ひょっとして、岩屋の大久保さんですか?」と言う声がしました。「はい、そうですが、どなたですか?」「川村です」「えっ? 川村さん?」はて、どこの川村さんかしら・・・。首を傾げていたら「神の倉MLで・・・」あ〜あ、東北支社長、Condor、寒気団の異名、いや、威名をとる川村誠さんでした。「いやあ、初めまして」と固い握手。

いつもメールでだけお話している間ですが、実際に会うと親しみが涌いて来ます。SPCの仲間9人でツァーに来たのです。はるばる仙台からです。
一番のシャトルに乗りました。テイクオフに着くと、もう、正面からクロスで出られる風が吹いていました。早速、準備して正子を出しました。サーマルはまだ弱い様です。正子は、サーマルを突っ切って飛んで行ってしまいましたが、まあ、今年の初飛び達成です。次に僕は、ビデオカメラとデジカメの装備を付けてテイクオフ。出てすぐにゲインしてあっと言う間にトップアウトしました。ビデオ撮影をする間もなく、大きなシンクにはまってしまいました。グングン沈んで行く状態は、情けないやら怖いやら・・・。ランデイングに届くかしら・・・。見ると、もっと沈んでいる機体がいました。相当、焦っている見たいでした。僕は、少しずつ前に出て何とかランディング上空にたどり着きました。ランデイング上空は、大きくはないけれど、グランドサーマルが出ていました。高度を高く取ってランディング上空に進み、高度処理をして真ん中に降りました。すぐ後に降りた人と前に降りた人がいずれも高度処理をし過ぎてショートしてしまいアウトサイドランディングとなってしまいました。
正子は、もう既にリフライトの為にテイクオフに上がっていました。残念でしたが、まあ、今日は、まだ時間が早いし良いとするか・・・。
僕もすぐにシャトルに乗せて貰い上がりました。

テイクオフに着くと、もう既に正子が構えています。荷物を置いてビデオカメラだけ持ってサポートに行きました。少し強めの風ですが、十分に安全圏内です。丁度よいブロウが来た時に出ました。ビデオを撮りながら無線誘導しました。サーマルにヒットしたので「そこで左に体重をかけてしっかりと回して」と言ったのですが、回しません。サーマルにヒットして回さないと外れてしまい、グラっと揺れてしまいます。サーマルの中にいる時は、旋回するのが一番安全です。何度も無線で呼びかけて、やっと回し始めました。南風が少し強めに吹いている為、センタリングしながらだんだんと後ろに流されて行きます。サーマルのコアが斜めになっている為なので、問題ありません。大きなサーマルに入ったらしく、だんだんと小さくなりました。1000m位上がったところで、目を離し、僕も準備しました。そうしたら、「このまま北の方に走ります」と言う無線。「は〜い、気をつけてネ」と言う事は、僕が回収に行かなければならないと言う事か・・・。その時、急に無線がうるさくなりました。誰かが山チンしたらしいです。怪我はない模様。まあ、救出は、ほかの人に任せて、僕は、取りあえず降り て連絡を待つ事にしました。僕がテイクオフする前に出た人が、出てすぐにテイクオフ右側の斜面にツリーランしてしまいました。どうして落ちたのかわかりません。気流は、それ程荒れていませんでした。僕は、テイクオフしてすぐにサーマルにヒットしてトップアウトしました。すぐに正子に無線を入れて「降りたら携帯に電話して、迎えにいくから・・・。気を付けて飛んで行ってネ」僕は、サーマルをよけながらランディングに向かいました。なんかこういうフライトって悲しいですネ。ランディング上空で高度処理をしていたら、また、アウトサイドが出ました。一体、今日は、何人アウトサイドしたのでしょうか?
無事に着陸して機体を畳んで車にしまいました。すぐに降りると思った正子からの電話は2時間経ってからやっとありました。実は、ノー天気の正子は、携帯を家に置いてきていたのです。

「東茨城郡御前山野口の直江整骨院から電話しています」GPSのデータを知らせるように言って車に向かいました。再度、電話が来て、GPSデータをカーナビにインプットしてルート案内を設定しました。道案内が出来て約50分で現地に到着しました。いやあ、遠くまで飛んで来たなあ・・・。
今年の初飛びの日にいきなりクロカンだなんて呆れますねえ・・・。
帰りの車の中で正子は、嬉しそうに道中の話しを聞かせてくれました。聞いていて、僕も自分が飛んだように嬉しくなりました。笑ってしまったのは、地理がわからないから、道路に沿って、左折したり右折したりして飛んで行ったと聞いた事でした。まさか、信号待ちまではしなかったと思いますが・・・。(*^_^*)
回収に来るのにカーナビにGPSデータを入れて一発で来られたと話しをすると「じゃあ、真っ直ぐに飛んでもいいの?」
全く、天然ボケですが、憎めません。この日の正子のクロカンのバログラフを見て下さい。
クラブハウスに着くと、空には、パラグライダーの花が空高く咲いていました。アーベント状態です。羨ましいなあ・・・。
ツリーランしたふたりの方は、怪我はなく無事でした。良かった。でも、機体の方は使用不可能らしいとのこと。身体が無事だったことで良しとしましょう。

高峰のオーナーの須藤さんに掲示板インプットを頼まれて入れました。明日の予報は、雨らしいとのことで、18時頃にクラブハウスを後にしました。
1本目 10時43分テイクオフ フライト時間 13分 最大高度 682m 最大上昇率 3.2m/sec
2本目 12時32分テイクオフ フライト時間 14分 最大高度 569m 最大上昇率 4.0m/sec2001.03.20 (火)
今年になって色々と事情があって初飛びをしていませんでした。正子は、欲求不満でイライラしています。昨夜、スカイエンジェルの高橋さんからメールが入って「明日、高峰に行きます」とありました。正子は、その時、まだ帰宅していませんでしたが、行こうと決心しました。正子が帰宅後「明日、飛びに行こう」と言うと「まあ、たいへん、これから準備しなきゃ」とご機嫌でした。僕は、最近買ったザウルスにビデオを書き込むのに苦労して寝るのが1時になってしまいました。朝、6時半に目覚ましで起きて、眠い目をこすりながら準備しました。
祭日の為、「サンデードライバー」が目立ちました。首都高速で事故があり、いつもより30分余計に時間がかかり、高峰クラブハウス到着は10時でした。駐車場で荷物を降ろしていたら、シャトルが通過して行きました。スカイエンジェルの人たちが乗っていました。運転していたオーナーの須藤さんが軽くクラクションを鳴らしたので、手を挙げて挨拶。そう言えば、今年初ですから、「新年おめでとう」と言うのかなあ…。クラブハウスに行くと、今日、もう既に飛んだ人がいると聞いて後悔しました。「早く来るんだったなあ」

高橋さんが「いやあ、寝坊しちゃって…」と到着しました。10時半頃にシャトルでテイクオフに上げて貰いました。今日は、南風が強くなると気象情報が伝えていました。テイクオフに着いたら、もう、風が強めです。出られない程、強くないのですが、先に来たスカイエンジェルの仲間は誰も出ていませんでした。4年ぶりに会った人もいました。挨拶をしながら、僕と正子は、準備をしました。「でも、皆、どうして飛ばないの?」「大久保さんが来るのを待っていたんですヨ」と冗談を言っていました。どうも、サーマルが弱かったらしいです。でも、今日は、風が強くなって飛べなくなる可能性が大なので、僕は、準備して出るつもりでいました。明пiめいしゅう)さんがテイクオフしました。その後、高橋さん。強い風で引っ張られて難渋していましたが、無事にテイクオフ。セリカさんが下に拡げたので、僕は、その上に拡げて次に出ようとしました。風は時々、突風が来ます。セリカさんは、座り込んでいます。誰かが「大久保さん、先に出て下さい」と言ってくれて、セリカさんのキャノピーの片方を折ってくれました。少し風が落ちた瞬間にクロスで立ち上げました。うまく上がったので振 り返って前に出ようとしたら、身体が持ち上げられてそのままテイクオフしました。真っ直ぐに上昇しました。すぐにアクセルを踏んで様子を見ました。GPSは、最初、4km/hrでしたが、アクセルを踏んだら14km/hrになってテイクオフ前方に進みました。右上には、明рウんが飛んでいます。前方には、高橋さん。明рウんの機体は、空中で止まっている様に見えます。僕の機体は、アクセルを放しても前に出て行きます。風は強いですが、サーマルによる荒れはないので、左手でブレークコードを2本持ってビデオを撮りました。すぐ下を飛んでいる高橋さんをずっと撮り続けました。赤い機体がテイクオフしました。セリカ嬢です。低い所を飛んで前に出て行きました。そのままランディングに向かって行きました。

テイクオフに向かってビデオ撮影したりしましたが、やはり、風は強いです。高橋さんから「風が強いので早めにランディングに向かった方がいいですよ」と無線が入りました。今日は、強いのでクロカンにも出られないしそのままランディングに向かいました。テイクオフを振り返ると向かって左側にキャノピーが引っかかっていました。後で知ったのですが、スカイエンジェルのHさんが強風で飛ばされて木に引っかかったそうです。高い木で、回収に時間がかかったそうです。重量級のHさんが飛ばされる程強い風だったのです。
ランディング上空に来て、ハーネスに取り付けた自作のケースにビデオカメラを入れようとしましたが、ファスナーを閉められません。仕方がないので、胸の部分に静かに置いてそのままランディングしました。カメラが気になり、静かにコントロールしました。なかなかランディングしない僕を見て「ランディングは荒れているの?」と高橋さん。「いや、ビデオカメラをしまえないので、慎重に高度処理していただけです」と無線を入れました。無事にランディングしたら、すぐに明рウんと高橋さんが降りて来ました。すかさずビデオ撮影しました。ランディングの風は、穏やかでしたがテイクオフは、ビュンビュンだそうです。その後、高峰の主の千葉さんがぶっ飛んで来て暫くクローズとなりました。正子は、シャトルで降りて来ました。折角、来たのに飛べずに可哀想なことをしました。でも、この風の中では飛ばない方が良いと思います。須藤さんは「夕方になれば落ちると思う」と言っていましたが、正子が「帰ろう」「と言うので挨拶をしてクラブハウスを後にしました。帰りの高速でも事故渋滞がありました。
高峰BBSによると、やはり、3時頃から風が治まってリッジで最長、2時間半も飛んだ人がいたらしいです。やはり、エリアにいないと飛べないと言う事です。
初飛びの時間は、28分でした。久しぶりのライズアップでしたが、秘密兵器のお陰で、自分でも、上手に出来たと思います。大満足の一日でした。
今日のフライトは、テイクオフ時刻11時21分 滞空時間 28分 最高高度668m(ゲイン168m)最大上昇率3.5m/sec

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