Columns: News
ニュースメモ(2005/4/3-2005/4/9)
News【2005/04/09】
[partner style] 結婚制度の多様化を
シングルマザーが日本を救う。
[partner style] 好きになってくれるから、好きになる
承認欲求(マズローでいうところの第3〜第4)が十分には満たされていない場合に、こういった感覚になるのは分かる…気がします。ただ素人考えでは、相手にとってみるとそれじゃあ「誰でもいい」みたいで自尊心が許さなそうな気がしないでもないです。
[subculture] 社会生活シミュレーションとして注目される『Second Life』
心理的な補償装置としての役割が期待されますね。
【2005/04/08】
[society] ★少子化とSEXと資本主義
かなりの読み応えでしばし読みふけってしまいました。余り表では語られませんが、性の自由化も少子化に与える影響は少なからずありそうです。
(via ARTIFACT@ハテナ系)
[society] NHK: 刑務所誘致に必死な地方自治体
刑務所誘致は2,3年ぐらい前に話題になっていましたが、決まってたんですね。人口が増えることで地方交付税が増えるのが狙いのよう。
関連: 奇策! 刑務所町おこし
関連: 全国で繰り広げられる激しい誘致合戦
[society] BB2: 現実を受け入れる世代
関連: 妻に「専業主婦」を望む男性は約3割 親のアドバイスを聞く女性は6割以上 (pdf)
[partner style] もう1つの2007年問題
外で遊び歩いているような人には同情も湧きませんが、家計を支えるためにひたすら身を粉にして働いている方の場合は複雑な気分…かも。ともあれ、ワーク・ライフ・バランスを大切に。
関連: 主人在宅ストレス症候群
関連: 亭主元気で留守がいい
[partner style] 加害者大国にっぽん
「普通の幸せ」を得ることもしばしば難しい時代ではある…のかもしれません。
[misc] ホリエモンの拝金主義とは?
堀江貴文にとって、お金というものは「無色透明なフェアな基準」あるいは「この世のルール」として存在する。堀江の言動の表層的な部分だけをとらえて、「拝金主義」と批判する人々の多くは、堀江が「おカネ」に対して感じている聖性を理解できない。そこには田中角栄の失脚のきっかけとなった、賄賂を意味する「ピーナッツ」という言葉が持っていた薄汚さはない。
【2005/04/06】
[society] 機会拡大: 積極的な社会政策は、いかに我々の役に立つか (pdf)
タイトルが直訳調ですが、「積極的な」という意味合いは、要するに結果に対する補償よりも、機会を増やすための投資を、という話。「最近までOECD加盟国の全てで所得格差が拡大していた」らしい。世界各国のデータが比較されているので参考になる。原文はこちら。
[economy] 日本経済ウォッチ<2005年4月号> (pdf)
中心的な話題は「人口減少・少子高齢化が個人消費に与える影響」。
[work] 女性事務職、中途採用じわり広がる——派遣から切り替え、戦力として再評価が背景
コミュニケーション、営業・マーケティングセンス次第で、ということでしょうか。
【2005/04/05】
[education] 今の性教育は行き過ぎか
性教育については、小学生の頃ビデオだったかを流している時に、生徒が(照れからか)そういう場面で笑っていたところ、普段は温厚な先生が、大事な話なんだぞと真面目な顔で怒られたのが妙に強く印象に残っています。昔も今も、大半の先生方にとっては、やりにくいものなんだろうなぁ、と。
[society] 中高年フリーター、2021年には200万人突破
フリーターと言うとすぐに税収減を心配したがる訳ですが、素人考えでは、企業のバランスシート改善の取り組みが一段落すれば、人件費を圧縮できる分利益を延ばせるのだから、法人税から取れるのでは? と思うのですが。もちろん、企業の個別最適化の結果として「カネは天下の回りもの」の回る起点(の1つ)となっている消費者の原資が減れば、全体としての経済規模は縮小する方向に働くという合成の誤謬が発生しうるのでしょうけど。
関連: 平成15年版 国民生活白書
【2005/04/04】
[partner style] 少子化社会における結婚の経済学 (pdf)
雑誌向きの煽り文句なのでしょうが原題の「『結婚はしない方が得』の経済学」の方がインパクトはある。
結論としては経済的障害の解消をという話。逆に言えば、経済的以外の障害の場合は、公的には助けてくれませんので、若いうちにクリアしておかないといけないということですね…。
[society] 世界から取り残された日本経済 (pdf)
[society] 年金自己責任の落とし穴
世間でリッチニートが何も言われないのは、将来、ニートが高齢化して一斉に生活保護に群がり、社会保障制度が破綻することには加担しなさそうだから、というのがあるでしょうね。最低限の生活保障は前提の上で、今のような自己責任を徹底していけば将来結局他の人に返ってくることが目に見えていますが、生活保護を頼りに始めから確信犯的に年金未払いを選択することもできる訳で、そのフリーライド感が庶民感情を逆撫でしているのだと思われます。究極の自己責任で「餓死すれば?」と言い切れる人はなかなかいないでしょうが、個人主義が更に進むと段々そうなるのかも。
[business] CSRは企業戦略そのもの (pdf)
昨日に続いていくつかメモ。はてな多いな。
[society] 「日本の、これから」ライブ感想
[society] 「希望格差」と「犯罪」の関係
[society] 社会制度が生み出した不公正は社会が解決すべき
[society] 異質な他者への"想像力・思いやり・情"の重要性
[society] 高等教育は成功への切符か
[society] キャリアウーマン考
[misc] ホリエモンNHK生激論、貧富の差当然
[misc] 8380円
全体的な密度が薄いからこの方だけが印象に残った人も多いかも。「出演料に格差はありません」笑った(ゲストは違うのでしょうが)。