Columns: News
ニュースメモ(2005/11/27-2005/12/3)
News【2005/12/02】
[society] 少子化・晩婚化〜仕事と子育ての関係
オランダのワークシェアリングはヒントになるか? 少数で長時間働いて頂いた方がコスト面では得ですから、企業の協力が不可欠です。
関連: [society] 主要国における仕事と育児の両立支援策 (pdf)
[society] フランスで出生率が上がった本当の理由
今でこそラブハラとかありますが、日本は実はかなり(非恋愛系なピュア)シングルに寛容な国ですよね。ただ今後は変わるのかも。一夫多妻制+シングルペアレント支援がひとつの有力な解ですが、必ずしも常に恋愛とカネが両立してる訳ではないので、「社会で支える」ということで稼げるピュアシングルから所得移転する形になるのかな(マトリクスで言えば左中→右下)。
[society] 少子化阻止へ結婚応援団 セミナーで「人間力」磨く
ニートから少子化まで、カギはやはり「人間力」らしいです。
[society] パーティー券の販売代理店
うちのマンションでもとりあえず姉歯じゃないよとか調査結果が掲示されてますが、構造的なものな気がするので正式な結果が出るまでは安心できないですね。民間は原則としていつも「効率的に」動きますので、利害関係により危険をもたらしたり監査を無力化してしまわないようなシステムでなければ機能しません。
[work] プロの仕事人に必要な3つの要素
[society] 求人・応募者のミスマッチ?
社員の「流動性」が高まり、人材育成に投資できないという状況もありますが、「キャリア開発は自己責任」という名のもとでの単なるコスト削減とも言えます。
[partner style] 腐敗した世界に堕とされた人々
[communication] 電脳ポトラッチでコメントしているMK2さんって
昔から心を動かす魅力的な文章を書かれる方ですが、何でしょうね…多分他者への強い想いとか深い共感とかいうものがある点が違う気がします。たまたま対象が2次元か3次元かというだけだったのかもと。
[book] プレジデント Family
父親スキルとか家庭マネジメントとか、言葉の使い方がsociologicっぽくて笑えます。
【2005/11/30】
[society] 国の借金「体感」博物館がオープン
オフライン版、できました。
[book] 人は見た目が9割
タイトル+帯だけの煽り本っぽい? かなりの部分事実ではあるでしょうけど。
[communication] 口下手には住みづらい世の中
で、上のと合わせると、1次足切りがルックス、2次足切りがトーク、ということでしょうか。
[partner style] 強く優しく逞しく
異種交換から同種交換への変化や、リスク社会化・流動化(不安定化)により、双方とも要求水準が高くなっているのが実情のようです。
【2005/11/29】
[society] 非労働力人口の労働市場への流入の要因
景気回復と団塊世代引退を睨んで若者を中心に雇用情勢の風向きが変わって来た。
[society] ボボズ(BOBOS)マーケティングのコンセプトは少子化問題の救世主となるか?
以前も紹介した、フランスで育児の再発見のきっかけになった「ボボ」。価値観の重要性。もちろん物理的にフランスとは労働時間も違うので一概には言えないでしょうけど。ILOで調べると女性は日仏でほぼ同じですが、男性は週に9時間、年にして4,500時間労働時間が多い(労働時間の2極化が指摘される中での「平均」で)。共同参加を実現する壁の1つとも言えます。
[society] 「ニート対策・若者自立塾」<2>
機械/IT化とグローバル化が変えるニーズ。以前も書きましたが恐らく、将来的に国内で残るのは、専門性の高い仕事以外では、ハイタッチな(=情緒的・感情的なコミュニケーションが要求される)対人系サービスばかりになっていくことが考えられます。過去を懐かしんでいても仕方がない訳ですが…。
関連: [book] 花を売らない花売り娘の物語―ハイタッチ・マーケティング論
[business] 拡大する「別れさせ屋」ビジネス~調査会社と依頼者の間でさまざまなトラブルも発生 (pdf)
[business] 少子化が進むなかにあっても拡大する「援助交際」市場~2003年の市場規模は487.9億~634.2億円 (pdf)
[business] わが国の闇労働の大きさを測る (pdf)
面白いレポートですね。
[work] 「ハードワーク」は時代遅れじゃない!
一見時代錯誤で釣りっぽいですが必ずしも間違ってないかも。次回のは今日出るらしい。