1.1.5 1列車 まとめ
1列車として運行してきた内容を地域ごとに記載してきましたが、まとめます。
列車愛称ごとに1列車または2列車が存在した期間を、スーパー○○との区別はせず記載します。
- 1列車は東京・上野から東海道・東北方面のみに運転されていました。両者が併存していたのは以下の期間。
はつかり運転開始からつばめ廃止までの期間(1958/10〜1960/6)
北斗星運転開始から九州ブルートレイン全廃までの期間(1988/3〜2009/3)
- 1Dは電化が進捗する前に最大5列車が同時に運転されていました。
四国の特急が登場してから山陽新幹線全通までの期間(1972/3〜1975/3) なは/かもめ、しおかぜ、くろしお、つばさ、おおぞら
- 1Mは以下の期間と列車名で最大6列車が同時に運転されています。
しおかぜが電車化されてからさざなみの列車番号体系が変わるまでの期間(1993/3〜1993/7) つばめ、しおかぜ、しらさぎ、あさぎり、あずさ、さざなみ
ひたちの列車番号体系が変わってから九州新幹線が開通するまでの期間(1997/10〜2004/3) つばめ、しおかぜ、しらさぎ、あさぎり、スーパーあずさ、スーパーひたち
さざなみの列車番号体系が変わり、1Mが存在していた期間(2005/12〜2010/3) しおかぜ、しらさぎ、あさぎり、スーパーあずさ、さざなみ、スーパーひたち
いなほの列車番号体系が変わってから現在まで(2020/3〜) しおかぜ、しらさぎ、ふじさん、あずさ、いなほ、ひたち
- 合計では9列車が運転されていた以下の期間が最大です。
しおかぜ登場からあずさ1号季節列車化までの期間(1972/3〜1973/10) さくら、なは、しおかぜ、くろしお、つばさ、おおぞら、みどり、あずさ、はつかり
北斗が1Dになってから南紀・くろしおの列車番号体系変更までの期間(1984/2〜1985/3) さくら、しおかぜ、南紀、北斗、くろしお、しらさぎ、あずさ、さざなみ、ゆうづる
1Mが6列車運転されていた次の期間(1993/3〜1993/7、1997/10〜2004/3、2005/12〜2009/3) さくら/富士/はやぶさ、北斗星、はまかぜと1M列車
- 1,1D,1Mと全車種で運行されたのははつかりのみ。2車種だとつばめ、なは、しおかぜ、くろしおが存在。
- 長期間1列車として運転されているのはしらさぎ(1975/3〜現在)。あずさは1Mが存在しなかった期間あり。
- 1,1D,1Mが同時に存在していたのは以下の期間・場所。やはり東海道・山陽線に集中してます。
- 1961年10月〜1964年9月:京都〜大阪(さくら、かもめ、こだま)
- 1964年10月〜1965年9月:新大阪〜博多(さくら、かもめ、つばめ)
- 1967年10月〜1968年9月:大阪〜小倉(さくら、いそかぜ、みどり)
- 1968年10月〜1973年9月:大阪〜小倉(さくら、なは、みどり)
- 1973年10月〜1975年3月:大阪〜鳥栖(さくら、かもめ、なは)
ピンポイントではこれに加えて
- 1975年3月〜1978年9月:名古屋(さくら、くろしお、しらさぎ)
- 1978年10月〜1985年3月:名古屋(さくら、南紀、しらさぎ)
もありました。
- 1列車が運転されたことがない都道府県(沖縄除く)は奈良、島根、徳島、高知の4県。それぞれの最小列車番号は、奈良県はあすかの3D、島根県は出雲の3、徳島、高知県は南風の11D。
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