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Columns: News

ニュースメモ(2004/12/12-2004/12/18)

News

【2004/12/18】
[partner style] しない女 私たちがセックスしない理由
価値観が多様化・コミュニティがたこつぼ化した中でも恋愛や性愛は「全国区」ですから、その同調圧力は凄いものがあります。
男性版でそれっぽいのはないかな…全然違うけど「バチェラ―結婚しない男の心理」とか。英語ではバチェラ―(bachelor)と言うのか(女性はbachelorette)。

[partner style] リベラルぶりっ子<萌えヲタの時代
面白いエントリですがコメントが難しいかも。変に皆が自分は大丈夫なんだと安心してしまっても微妙です。
負け犬マトリクスのii)男性版では、左上/左中/左下/中下/右下のセルが「退却系」に属する訳ですが、右下の(判断保留2)層が今後有力なターゲットになるのは確かとして、それ以外がどうかというところですね…。

ところで、電車男が22歳という設定なのは絶妙だと思います。世間一般からするとかなり遅いけど、まだまだ変われる年齢。これが25歳を超えてくると変化への抵抗力が強くなってきますし。

[partner style] 「負け犬の遠吠え」の酒井順子さん / その2
[society] 出生率低下 : 誰の?
そういう意味で一夫多妻制はどうですか、ということで。多夫多妻制でもいいですが。
(参考)もしも国会で「日本を一夫多妻制にしよう法案」が提出されたとしたら?

[society] モノと心のバランス

日本で少子化が進んだ原因を京都大学総合人間学部教授の中西輝政氏は、「ものとこころのバランス」「進歩と伝統のバランス」「個人と集団のバランス」が崩れたからだと語っている。

[society] 経済再生は錬金術に学べ! (via カトゆー家断絶)
所得税のような「持っているひとから取る」税をなくして全て消費税のような「使った人から取る」税にすればフリーライドを防止できる(所得のない退職者やニートからも取れる)訳ですが、もちろん経済格差は積極的に容認することになります。
(参考)消費税がアップすることに賛成の方がいましたら,なぜ賛成なのか教えて下さい

[society] 「年1800時間労働」、時短の旗降ろす 厚労省審議会
感覚的には年3000時間労働ぐらいな気がしますけどね…。「多様化」が「何でもOK」の理由付けになっているのが現状。

[society] アルファニート
「働いたら〜」は釣りとして実に名台詞でした。

【2004/12/17】
[partner style] クリスマスの“小悪魔”願望
「甘えるってことは、好きな男へのサービス」とか。甘え上手は得。

[society] 平成16年版少子化社会白書
総本山の政府報告書。長大。「少子化社会対策関係予算」では「若者の安定就労や自立した生活の促進」の伸びが大きい。「退却マップ」における右下ゾーンを上に引き上げて結婚可能層に持ってくる対策と言えますか。左上ゾーンの対策は困難ですからね。

[society] 「少子化フォーラム」で人気作家・鈴木光司氏が語った子育て術
昔とは違い、私立に通わせるのはもう勉強面とか、あるいは親のメンツとかだけでは語れなくなってきていないでしょうか。(公立で)学校が荒れているとメンタルな面での成長にも影響を与え、学力だけでなくコミュニケーション格差、あるいは苅谷氏の意欲格差、山田氏の希望格差に繋がることにもなりかねません。

[society] ひきこもり−−「村の学校」のすすめ
「知人がいる地域が苦手」ということで、昨日の「地域の逆効果」の一種かも。

[society] neet or hole
今の大学生の就職は以前よりも大変、と。「即戦力」はともかくとしても、間違いなく要求されるようになってきているのが「ストレス耐性」。こころの病気で辞めてしまう人が続出しているのが理由で、いくら優秀でもこころがタフじゃないとアウトということになりつつあるようです(もっとも、「優秀」の意味にだんだんコミュニケーション能力の占める割合が高まりつつありますが)。企業としては簡単に辞められては困る訳で当然なんでしょうけど、どうなんですかね…。

【2004/12/16】
[society] 地域が「ニート」を救う
地域、ですか。確かにもう一方の非婚化においても、地域の世話焼きおばさんがいなくなったという一因もあるでしょう。ただ、地域コミュニティはひとつ間違うとその閉塞感が重荷にばかりなるような気も?

同じ玄田氏と地域の重要性については以前の記事ですがこちらもどうぞ。
[society] 多様なライフスタイル実現を可能とするSOHO by 中小企業白書

[society] 文科省「ゆとり」転換、授業時間増を検討
振り回されっぱなしの先生方はご苦労様です。

[misc] 2割が「死んでも生き返る」=「何となく」理由に−小中高生の意識調査
「見たことがある」は凄い。

【2004/12/15】
NHKの「視点・論点」という番組で山田昌弘氏が登場して「ステイタス格差のもたらすもの」というタイトルだったかな、ニューエコノミー(グローバル化,IT化,サービス化,文化産業)へのシフトの結果、誰でもコツコツ仕事をすれば能力が蓄積される仕事はなくなっていき、努力が報われると感じる人と、努力してもしなくても同じと考える人に2極化する、という希望格差について話してました。将来の見通しが立たないので「享楽的にならざるを得ない」といった話とか。

[society] 大阪府が全国初の「ニート」の就職支援、05年度から

[society] 保守エリートのPCコードに騙されてはいけない
昨日の「女性の就業」だけが進んで他が追いついていない、っということにも繋がりますが、何が変わらないって人の意識が一番変わるのに時間かかりますね。
ヤマトナデシコはともかく、男性がそうであるように専業主婦希望者は必ずしも少なくないと思いますが、どうなんでしょう…?

[society] 若年層で増加する派遣労働者

[society] パチンコ - 日本最悪の問題
福岡はともかく、もっと田舎の娯楽ってパチンコしかないのが問題かも。

【2004/12/14】
[society] 少子化と人口減少社会への対応
少子化の原因・影響・対策、という3点セットで、目新しくはないですがコンパクトにまとまった記事。「女性の社会参画(就業)」が進むのは望んだ結果ですが、それだけが進んで他の社会・経済システムが追いついていないのが問題、と。

[society] 少子化の決定要因と対策について:夫の役割、職場の役割、政府の役割、社会の役割
こちらは非常にしっかりしたレポート。方向性はほぼ同じですが、女性の出生意向が最も大きな要因であるため、各種政策だけでは限界があり、子育ての喜びを広めることも重要といった指摘など、これまでも紹介したポイントも含めつつ、原因の分析と対策の効果についての詳細なレポートであり参考になります。夫の家事育児分担程度が出生意向に影響しないといった意外な結果も。

【2004/12/12】
[partner style] 女性のコミュニケーションスキル向上が未婚化を防ぐ
昨日の通り、一般に男性のコミュニケーションスキルの低さに原因が求められるのは、今でも男性が「声をかける側」にあるからなのでしょうけど、逆説的で興味深い。ガードが固過ぎる(受け入れ方が分からない)などでしょうか?

[communication] 大人力
うーん…「空気嫁」+α?

[society] 頑張ろうと思い直せる道まで消滅 (via 「選択されない」リスクの増加)
「パラサイトシングル」を普及させた山田昌弘氏の新作「希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く」のレビュー。かつては階層を上る手段が学問でしたが、希望格差社会ではコミュニケーションがカギと。しかし、それは結局新たなコミュニケーション格差社会を作るだけな訳で、必要なのはコミュニケーションをカイゼンする具体的な方策です。

Posted: 2004年12月18日 07:47 このエントリーをはてなブックマークに追加
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