Columns: News
ニュースメモ(2007/07/01-2007/07/07)
News【2007/07/07】
[society] 美しい国づくりに関する特別世論調査(平成19年 5月) (pdf)
「あなたは、現在の日本を美しいと思いますか。」って言われても。
[society] 世界各国の所得水準と出生率との相関
世界全体で見ると、貧しい国ほど出生率は高いが、先進国だけ取り出すと、所得が多いほど出生率は高まる。貧しい国では重要な働き手であり、先進国では贅沢品。
[society] 日本の地域経済格差拡大を世界基準で証明したマクドナルドの新政策
お隣の中国でも地域別価格設定をしておりこれは世界的な動き、と。
[society] NHK特報首都圏「ネットのお祭り」……社会的弱者がネットで憤懣をぶちまけるという
もちろん、人のことは言えませんけど、ネットがはけ口として非常に優秀なのは確か。実害のある私刑はどうかと思いますが…。
[partner style] はてなブックマーク > J-CAST ニュース : 男性の年収400万円で結婚OK おカネよりは「手を取り合う」時代
世帯収入700万+100万の時代から、400万+400万の時代への転換期にあることは恐らく間違いないのでは。人口減少社会に向けて、企業としては総賃金を増やすことなく労働力を増やしたい訳です。
[partner style] はてなブックマーク > 痛いニュース(ノ∀`):割リカンする男ってキモイし(器が)ちっちゃいなあって思う。そんなんだからモテないんだよ(笑)
前も似た話があったような気がしますが、全額払いたいと思える相手かどうか、というのがFAでしょうけど、「標準プロトコル」がなくなってることが戸惑いを生んでる部分はあるかもしれませんね。この際、男女関係なく、例えば収入が相手の2倍以上あ(りそうだ)ったらそちらが払う、2倍未満だったらワリカンとか、もう1度暗黙のルールを作り直してはどうでしょう。
関連: [partner style] はてなブックマーク > 教えて!goo 貴女が思わず「つまんないオトコ…」と思ってしまう男性ってどんな人ですか?
[partner style] 結婚と家族
結婚という制度が変わって行く中で、血縁や法的関係を超えた、拡張された「家族」概念が、次の時代の「家族」の姿になっていくだろう、ということは全くアグリーですね。2004/10/28とか2005/07/12のコメントでも同じようなこと書いてますが。
[subculture] 文化庁より娘のレベルが高かった件について
一連のエントリ含めて面白かった。「嫌がらせに無頓着」というよりは、それ自体がある種の「嫌がらせ」だったりするんじゃないですか。
【2007/07/06】
[society] 2007年度日本経団連規制改革要望
やはり雇用・労働分野が一番多い。
[society] 正社員と非正社員の処遇格差を是正するには
正社員の処遇を見直すこと。企業にとって合理性のないやり方では浸透しない。
[society] 増える30代女性の住宅購入 (pdf)
経済力が向上。
[society] 労働生産性、日本は米国の61% (pdf)
こうして業種別に見ると、日本農業の生産性の低さは異常。医療・教育はまた極端に高いので計算が恣意的なのかもしれませんが。
【2007/07/05】
[society] グラフで見る景気予報
引き続き回復基調。
[society] 紳士服のコナカの現役店長さんからのコメント紹介
[society] コナカに労基署が是正指導!
何だろう、何だか世の中の風向きが変わってきているのかもしれません。色々なところで歪みが限界に近づきつつある、ということでしょうか。
関連: [society] コナカ:残業代支払い逃れ 多くの社員を「店長」に
[society] ケア労働者のワーキングプア化について
ビジネスとしてやるからには入ってくるカネ以上は払えない。つまり今の介護報酬が安過ぎるということになりますが、それだけではない、と。
[business] 富裕層マーケティングの極意
機能→ベネフィット→ブランド。ただしブランド志向な人ばかりではない。
[business] 歯医者から学ぶサービス業のスタンス
まさにサービスの品質は提供者と受け手の関係で決まる。
参考: [business] 厚生白書(昭和62年版) 質のよいサービスの確保とサービスの機能性
[business] 「成果主義」の“見直し”が経営のトレンド
うーん…人事コンサルタントが儲かってるだけでは。
[business] 再考グローバリズム~日本の選択肢(1)目を覚ませニッポン、変わる世界の現実を見よ
[business] 再考グローバリズム~日本の選択肢(2)「規模の力」の前にひざまずくだけなのか
近い将来中国やインドが「グローバルスタンダード」を生み出すように。外を向く、スピード、比較しない、革新。
【2007/07/04】
[society] 2007年6月観は業況ばい〜先行きの期待感は高まっている〜 (pdf)
業種により濃淡も。後半以降に期待。
関連: [society] 経済フローチャート〜日本経済の現状と6ヶ月見通し〜 (pdf)
関連: [society] 踊り場を経て自律的回復に戻る日本経済~米国経済の本格的回復は遅れるが世界経済は堅調〜 (pdf)
[society] 毎月勤労統計(2007年5月)~一人当たり賃金に回復はみられず〜 (pdf)
非正規雇用増加のためか下がり続けている。
関連: [society] 労働関連統計(5月) - 完全失業率3%台を維持。 (pdf)
[society] 「農村におけるソーシャル・キャピタル研究会」とりまとめについて
昔ながらの近所付き合いが都市よりも残っている農村だが、ソーシャルキャピタルの観点からどう見るか。
[society] ネットワークと格差社会
カネの相続ももちろんですが、生まれつき持ってるネットワークの厚みが違いますよね。まさに住む世界が違うというか。ソーシャルキャピタルをどう築くか。
[business] 規模拡大した「ニッポンのプロ農家」が「生きる道」~規模拡大とビジネスモデル~
単なる集約化以上の工夫が必要と。
[partner style] 男女比が迫る社会制度の変更
農村の「嫁不足」が語られるが、男女比から言えば実は大都市の方が男余り。結婚を「標準」としない社会制度の見直しが必要。
[subculture] はてなブックマーク > 痛いニュース(ノ∀`):客も役割を演じるロールプレイングカフェ、金額に応じてレベルアップも
メイド喫茶もそうですが、従来型の風俗が吸収できていないニーズってのはまだまだあるとは思うんですが。この場合はキャバクラに対応するんでしょうか、恋愛ごっこをするのも抵抗があったりするかもしれない訳で。問題は料金に対するエクスペリエンスでしょう。つまりコンパニオンxサービスのクオリティがどうか。
【2007/07/02】
週末は「プラハ国立美術館展 ルーベンスとブリューゲルの時代」を観て来ました。Bunkamuraにしては空いてたしルーベンスとか華やかさもあるはずなんですが、全体として地味な印象。「バベルの塔」「オラニエ公ウィレム二世の少年期の肖像」辺りが良かったです。
[society] 団塊世代 今後の生活と暮らし方 (pdf)
「定年前と同じ会社でフルタイム勤務」と「組織に縛られない自由な生活」が拮抗。その他「近居」志向など。
[society] サマータイム:経団連導入へ 職員に反発、戸惑い 残業増える/4時には帰れない
フレックスにしてもそうですが、お客様への対応が重要で、自分のところだけでは上手く行かないですよね。21時にいることが当たり前のように電話かかってくるとかだとどうしろと。
[society] 広がる若者世代の貧困 「一回転ぶとドン底まで行く」――NPOもやい事務局長・湯浅誠氏インタビュー(上)
[society] 「ネットカフェ難民」転落 本当に若者の「責任」なのか――NPOもやい事務局長・湯浅誠氏インタビュー(下)
「溜め」がなくなった中では社会がその役目を果たして行く必要がある。ワンコールワークを可能にしたケータイの発達も流動化に決定的な役割を果たしたと言えます。
[society] はてなブックマーク > 若者はなぜうまく働けないのか? (内田樹の研究室)
うーん。何だか成果主義とかみ合ってない気がしますが。
[society] 日本女性(あるいは低収入男性)終了のお知らせ
今のところ、会社人間夫&専業/パート主婦の時代の男性が高年収の管理職を占めてるのが原因でしょうか。20代結婚前だと0.75以上と差は小さいですし、IT系なら0.9ぐらいでは。「サラリーマンの平均年収」とか参照。むしろこれから「始まる」んじゃないかと。
[partner style] はてなブックマーク > 未婚女性が望む結婚相手の希望年収、【500万円~700万円未満】が約4割 ニュース-転職・派遣・キャリアのオリコンランキング
この話題、繰り返し出ますが、もう1度、「サラリーマンの平均年収」を参照すると、まぁ30代男性に500-700万円はそんな無茶な水準でもないのかな。その意味では、男性の晩婚化は必然か。生涯収入でみたら、早い方が得なはずなんですが、年収が上がらないリスクがあるから、ある程度先が見えてからの方がリスクが軽減されるというのはあるかも。もっとも、700万円以上でも大量に売れ残ってる業界もありますから、年収はごく一要因でしかないですよね。
[partner style] 同性愛許容度の国際比較
国によって極端に違う。日本は中程度。