こーじの映画日記


1997年鑑賞分(1 )|1998年鑑賞分1999年鑑賞分2000年鑑賞分2001年鑑賞分2002年鑑賞分

Title(Japanese) Title(English) Date type Comment
愛の闇、恋の光
97/01/04 Movie  「愛の闇、恋の光」を見てきました。ほんとは「レオン完全版」を見る予定だったんだけど、思いの外映画館が込んでいて、座れるけど良い席では見られ無そうだったので急遽変更してこの映画を見てきました。やはり休日の渋谷は人が多いわ(^^;。

 この映画はイギリス中世の医者の栄華必衰のお話です。医者として挫折しかけたところに国王からお声がかかり豪奢な宮廷生活を送りますが、国王の側室に恋してしまったため追放。医者の時からの友人を頼って田舎の精神病院で働くことになります。ここでメグ・ライアン扮する精神病患者に恋をし、頼っていた親友の死なれ、ここも離れることに。この精神病院で再び医者としてやり直すことになった主人公はペストが流行しているロンドンに自ら乗り込み、患者を助けようと努力します。結果的にはこの主人公がペストを退治できなかったのですけど、再び国王の寵愛を受けて、再び素晴らしい生活を手に入れるところで映画は終わります。

 この映画の題である、「恋」と「愛」によって主人公の人生ががらっと変わっていくのがとても面白かったです。それに、宮廷のセットなど、なんとも素晴らしい出来映え!昔の王様はこんな生活をしていたんだなぁ、とため息が出てしまいました。メグは相変わらず美しいし(笑)、BGMもよいです。基本的に中世のクラシックなんだけど、時々アイルランド民謡のようなメロディが流れてきて、なんか優雅な感じを受けました。
魅惑のアフロディーテ
97/01/10 Movie  ウッディ・アレン主演・監督の映画。

 たまたま昼間渋谷で用事が早く終わって、ぶらぶらしていたらすっごくきれいな女優のポスターがあって、それを見て見てみた映画(笑)。

 その女優はミラ・ソルヴィーノという女優さんでした。映画の中では知性ゼロの娼婦だったけど、実際はハーバード卒のエリートらしい(^^;。

 映画自体はあんまり面白くなったです。まぁ、ウッディが好きな人や、ミラを気に入った人にはおすすめかな(笑)現実と虚構が一緒になっているから。それが面白いところなのかもしれないけど。
レオン(完全版) Leon 97/01/12 Movie  人気が高かった映画で、未だ見たことがなかったので完全版を見てみました。

 さすがに面白かった。レオンのちょっとコミカルな、というか滑稽に見える演技(レオン自身は至ってまじめ)な所とか。ナタリー・ポートマンって、本当に子供なんだね。今年で17歳らしいから、映画を撮ったときは15歳くらいか。レオンの不器用な愛情表現が泣かせます。
ゲット・ショーティー Get Shorty 97/01/22 Video  ジョン・トラボルタ主演のコメディ。

 ジョン扮する映画好きなギャングが借金の取り立ての過程で映画監督と知り合い、プロデューサーになるというもの。特別面白いということはなかったな。物語が平坦。せっかくレネ・ルッソやジーン・ハックマン、デビット・デイビスなどの役者が出ているのに。もったいない。
好きといえなくて The Truth About Cats & Dogs 97/01/23 Video  これは昨年ロンドンから帰ってくるときのANAの飛行機の中で吹き替え版を見て感動したので、今度は字幕版を借りてみてみました。

 飛行機の中でやっていたものは結構カットされているところがあるみたいです。それに、日本語に吹き替えられると分からないところもあって、新たな発見が(笑)。

 これはひょんな誤解からあるカメラマンがラジオに出演している動物博士とグラビアに出ているモデルを取り違えて起こす恋のコメディ、といったところです。誤解された二人の女性はほんとに正反対のタイプ。そんな二人が二人ともカメラマンに恋してしまって。最後はハッピーエンドになるのだけど、なかなか面白いです。なんか、よく分かるなぁ、この博士の気持ち、と思ってみてました。
暴走特急 Under Siege 2 97/01/24 Video  はじめてスティーブン・セガールの映画を見ました。結構いいね。

 アクション映画はあんまり見ないのだけど、シュワルツネッガーのように派手な武器を持って戦うタイプではなく、どちらかと言えばジャッキーチェンのように素手で戦うところが。それに、マーシャルアーツがなかなか新鮮。しかし、役柄か、あんまりしゃべるシーンがないなぁ。これじゃあ、スタローンのようにしゃべる役をやりたくても役が来なくなっちゃうのでは?まぁ、この映画一本でそこまで決めつけてはいけないか。

 でも、手に汗握るところも多く、またハイテクも組み合わせてあってビデオで見るにはいい映画でした。映画館だと…って感じかな。
グローリーデイズ 夢みる頃はいつも Younger & Younger 97/01/27 Video  ジュリー・テルピーが出ているという理由だけで借りた映画(笑)。

 彼女はフランス出身の女優さんで、トリコロールなどにも出ています。フランス映画ばかりではなく、アメリカ映画にも結構出ているみたいですね。この映画の見所は親父さんの心境ですかね。そんなに面白い映画ではなかったけど、ジュリーのためなら、って感じです。他にはブレンダン・フレイザーや、ドナルド・サザーランドも出ています。
ウェールズの山 The Englishman Who Went Up A Hill But Came Down A 97/01/28 Video  ヒュー・グラント主演のもの。別に特に面白いと言うことはなかったな。

 この映画の舞台になっているのは多分スコットランドだと思うのだけど、最近スコットランドは映画事業に政府レベルで力を入れているみたいですね。なんでもあそこで映画を撮ると助成金とかが出るらしい。良い国ですね。日本もそこらへんを見習って欲しい(笑)
恋する泥棒 Two it of Sea 97/01/28 Video  サンドラ・ブロック主演の恋愛もの。はっきり言って面白くなかった。筋書きも面白くないし、見所もない。まぁ、サンドラが出ていると言うだけかな(^^;。Fanなら見なさいって感じです。
君が眠るまえに My Sons 97/01/31 Video  ヒュー・グラント主演のエイズと同性愛をテーマにした映画。つまらなかった。
ある貴婦人の肖像
97/02/01 Movie  ニコール・キッドマン主演の映画。これも面白くなかった。
サンタクローズ
97/02/01 Video  おもちゃ会社につとめるサラリーマンがサンタクロースになるというお話。なかなか面白かった。特に、最後のサンタクロースと、その息子との会話で、母親がサンタクロースを信じるところが泣かせる。見え透いているけどね(^^;。
グリマーマン
97/02/01 Movie  スティーブン・セガール主演の刑事物。セガールアクション大爆発って感じで面白かった。

 しかし、やはり口数が少ない。しかも、東洋思想に傾倒している役柄とはいえ、首から数珠をぶら下げるかぁ?まぁ、そういう変なところがおもしろいのだろうけど、彼の役柄は。そろそろ饒舌なセガールも見てみたいものだ。
リアリティ・バイツ Reality Bites 97/02/02 Video  ウィノナ・ライダー、イーサン・ホーク主演のいわゆるジェネレーションXを描いた映画(だっけ?)。そんなに面白くなかったな。映像の切り口は斬新だったけど、感情移入できなかった。僕が保守的なのかな(笑)
アンカーウーマン
97/02/05 Video  ミッシェル・フェイファー主演の、TVのニュースレポーターの映画(といっていいんだよね?)。

 ミッシェル演じる女性が、ロバート・レッドフォード演ずるニュースの編成局長(らしい)に認められ、コロラドのマイナー局から最後にはネットワークキー局のアンカーウーマンに抜擢されるというサクセスストーリー。

 とはいうものの、愛する局長は最後にパナマの取材の際に死んでしまって、バラ色のハッピーエンドというわけでは無かったけど。結構泣けますね。
BOYS BOYS 97/02/05 Movie  ウィノナ・ライダー主演の映画。

 筋書きが単純だし、キャラクターに複雑な複線を持たせているようで、実は単純だったためそんなに面白くなかった。ウィノに恋する高校生の純真さは今時珍しくて(しかもアメリカで!)面白いキャラクターだったけど。もうちょっとひねりが欲しかったな。
マイルーム Marvin's Room 97/02/05 Movie  レオナルド・ディカプリオ主演の映画。前評判はそんなに悪くないみたいだけど、あんまりおもしろくなかった。というのも、終わり方が中途半端だったから。もう少しすっきりしたエンディングにしてほしかったな。
ジャック Jack 97/03/05 Movie  久しぶりに感動した映画でした。ロビン・ウィリアムス主演。

 ロビンが扮するのが、ふつうの人間の4倍の早さで成長してしまっている10歳の少年役。彼は今まで学校に通わずに、家の中だけで暮らしてきたけど、本人をより「普通」の生活をさせるため、学校に通いだす。はじめはいじめられたりするが、そのうち友達ができ、学校にもなじむ。しかし、あまりのストレスのため、学校に行けなくなる。そこで、親友たちが努力してJackを学校に呼び戻す。やがて彼は17歳になり、見た目はすっかりおじいちゃんだけど、卒業の総代になり、みんなの前で生きるということの喜びを訴える。

 僕はJackは最後には死んでしまうのかなぁ、と思いながら見ていたのですけど、実際にはハッピーエンドで終わって、よかった〜。うん、ホントいい映画です。
恋と花火と観覧車
97/03/06 Movie  松嶋奈々子主演のラブストーリー。奈々子さん超かわいいよ(笑)。

 横浜が舞台になっていて、この題名の観覧車はMM21地区にある、あの観覧車です。この観覧車、今年のGW明けには移動されてしまうそうです。なんでも、当初は撤去だったんだけど、すっかりMM21の顔になっているので、撤去ではなく別の場所に組み直すことになったそうです。

 しかし、久しぶりにいい日本映画でした。でも、まぁ、奈々子Fanでなければビデオで十分だけど(^^;。
さまよう魂たち
97/03/11 Movie  マイケル・J・フォックス主演、ロバート・ゼメキス監督という、「Back To The Future」ファミリーの映画。

 ゴーストたちをCGで表現していて、映像だけでも楽しめる。もちろん、かなりコメディなところもあります。さすがゼメキス監督。しかし、最後はちゃんとハッピーエンド。結構面白かったコメディ?映画でした。
マーズ・アタック
97/03/27 Movie  いろいろな有名な俳優さんが出てくるけど、次々に死んでいくという変な映画(笑)。なかなかブラックジョーク満載で面白いです。アネット・ベニングが変(笑)。最後まで生き残るのはナタリー・ポートマンくらいなのが良い。
身代金
97/04/13 Movie  昨年末から前評判が高かった「身代金」。ようやく見てきました。

 しかし、思ったほど面白くはなかった。ずっとドキドキハラハラが続くけど、結局犯人はどんな目的で身代金を要求したのかよくわからないし。「恨み」で要求しているような複線があったけど、最後まではっきりした目的はわからず。もう少し練ってくれると面白かったかも。しかし、主犯格が警官っていうのはなかなか盲点で良い発想だと思う。
ゴースト&ダークネス The Ghost & The Darkness 97/04/16 Movie  マイケル・ダグラスとヴァル・キルマー主演の映画。

 ゴースト&ダークネスというのは人喰いライオン2頭のこと。この映画はアカデミー最効果音賞とかを取っているだけあってとても「音」で怖がらせる映画でした。

 しかし、マイケルは映画の途中で出てきて、途中で死んでしまうのでした(笑)。出番が少ないから、これでいいのかなぁ?と思っていたら、共同プロデューサーとしてクレジットされていました。しかし、スーツ姿のマイケルが一番かっこいいと思っていたけど、ああいう野性的な役もまたかっこいいなぁ。おおいうダンディーな大人になりたいですね(笑)。

 映画のストーリー的にはそれほど起伏に富んでいる訳ではないです。でも、なかなか怖くて面白い映画でした。
デビル
97/04/17 Movie  今日はブラット・ピッド&ハリソン・フォード主演の「デビル」を見てきました。悲しい結末でした。

 ブラット演ずるローリーはIRAの実行隊長で、その彼がアイルランドからニューヨークに逃げてくるのだけど、そのときにIRAの人間と知らずに彼を預かったのはハリソン演ずるトム。彼らは家族ぐるみでとても仲良くなるのですが、最後にはIRAの人間だとばれ、なんとかトムは「逮捕」という手で、FBIなどに殺されるのをさけようとしますが、結局トム自身の手でローリーを殺してしまうのです。あんなに仲が良かったのに…。とっても悲しい結末です。結構おすすめな映画ですね。
沈黙の艦隊
97/04/28 Video  スティーブン・セガール主演の映画。第二作目の暴走列車を先に見てしまったのだけど、一作ごとに関連性はほとんどないからまぁ、いいかな。やっぱりせりふが少ないのです、セガールは(笑)。アクションとしてはまぁまぁ、といったところ。暇つぶしには良いかな。
エクゼクティブ・デシジョン
97/04/29 Video  これはカート・ラッセル主演のアクションもの。しかし、スティーブン・セガールも登場する。なのに、物語の中盤であっけなく死んでしまう(笑)。どうやら友情出演っぽいね。

 なかなか緊迫したシーンが続いておもしろい。「沈黙の艦隊」よりこっちの方がおもしろいな。でも、筋書きを書くほどのものでもないのだよね(^^;。
ミセス・ダウト
97/04/29 Video  ロビン・ウィリアム主演のハートフルコメディー。この手の映画はロビンの独壇場ですね。とっても感動しました。ちょっと変わった役なら彼にお任せですね。

 だらしなくて、自由奔放なロビンが、妻から離婚され、子供とも会えなくなってしまい、毎日でもあいたいと思った彼は女装して家政婦として家に乗り込み、うまくやっているのだけど、最後にはばれてしまうのです。しかし、最初はそれに激怒した元奥さんも、ロビンの子供へのひたむきな愛情と、子供たちの夫に対する愛情を考えて、毎日ロビンに会えるように計らう、という映画でした。

 結局夫婦として戻るかどうかはこの映画には描かれていないのですけど、僕はきっとまた元通りの夫婦生活も送れるようになったのではないかな、と思っています。
スターウォーズ Star Wars 97/04/30 Video  ジョージ・ルーカス監督による超有名な映画。今年リメイク版が上映されるので、それに先駆けて(笑)、おさらいしようと思って借りてみました。

 さすがに最近のディジタルテクノロジーを駆使した映画を見慣れているせいか、SFX自体のすごさはあまり感じませんでした。しかし、これが20年前の映画だと思うと、すごいなぁ、と思わずにはいられません。物語の筋自体は、2作、3作へ続くような感じで、それほどこの作品自体では深いわけではありません。謎を残したまま次作へ、という感じでしたね。
スリーパーズ
97/05/01 Movie  ブラッド・ピット主演の映画。最後にはハッピーエンドと呼べるのだろうけど、ちょっと悲しい感じもする。暗い映画ですね。でも、ピットの演技力はすごいよね。引っ張りだこだし。どの映画も僕は好きですね。
マンハッタン花物語
97/05/02 Video  クリスチャン・スレーター主演の恋物語。

 花屋のオーナー、スレーターが偶然出会った過去に影を持つ女性を好きになり、一時は別れてしまうが最後にはハッピーエンドになる、というもの。まぁまぁ、ってとこかな。花プレゼント攻撃をするスレーターはなかなか健気でもある(笑)。
ロミオ&ジュリエット
97/05/02 Movie  レオナルド・ディカプリオ主演の話題作。

 といっても、そんなに面白くなかった。映画が始まってしばらくは「ギャグ映画か?」と思わせるようなコミカルな部分があるし、ロミオとジュリエットのせりふは原作そのままといった感じのせりふだし。

 まぁ、ジュリエット役の女の(クレア・デーンズ)子がとてもかわいいので、まだ救われた(笑)。もちろん、レオはかっこいいし。
クルーシブル
97/05/07 Movie  ウィノナ・ライダー主演の、魔女狩りと嫉妬をテーマにした映画。

 とても暗い映画だった…。人間のいやな部分を見せつけられた感じでした。中世などにこのような魔女断罪裁判があったなんて信じられないくらいです。妻のいつ男に恋をしたウィノーの嘘から、村人を何人も絞首刑にしてしまうほど発展してしまう。結局ウィノーは村から逃げ出し、男は殺されてしまう。最後の最後まで、悪魔と契約なんかしなかったと意地を貫いて。

 この映画はとても人間味のあるだけに、いやな部分が出ているのだろうと思いました。
ザ・エージェント
97/05/19 Movie  トム・クルーズ主演のハートフルコメディ(?)。

 トム扮するジェリーというスポーツ選手のエージェントが、会社のやり方に不満を抱き独立するが、ついてくる社員は1人だけ。クライアントも1人。この絶望的な状況から、様々な困難を乗り越えハッピーエンドへ。最初はジェリーが単に奮闘しているだけの映画なのかな?、と思って見に行ったのだけど、実際には随所にギャグが入っていてかなり笑える。だからコメディ(?)と書いたのだけど(笑)。

 特に、1人ついてきた社員、ドロシーの息子、レイがとってもいい味だしていた(笑)。ドロシーもとっても表情豊かできれいだったなぁ。この映画はとってもおすすめです。特に、たった1人のクライアント、ロッドが試合で成功を収めたあとのTVインタビューでのコメントには涙涙です。
エングリッシュ・ペイシェント The English Patient 97/05/22 Movie  今年度アカデミー賞受賞作品。しかし、それほど面白くはなかった。まぁまぁ良かったって感じです。いろいろな意味での戦争のつらさを感じました。

 全体的に言えるのは主人公の暗さと、看護婦(アカデミー助演女優賞のジュリエット・ビノシュ)のアクティブな行動の対比が面白いと思います。また、主人公の患者については、回想シーンばかりなので、最後まで見ないと話の筋が見えないので少々頭を使います(笑)。
目撃 Absolute Power 97/06/05 Movie  久しぶりに映画を見ました。クリント・イーストウッド主演の「目撃」。ほんと、クリントは渋いねぇ。彼が監督も務めているらしい。とってもおもしろかったです。

 クリントが泥棒役をやるのだけど、単なる泥棒ではなくて、なかなか正義感があるというか、自分の中でここまでやっちゃいけない、という線がある役。だけど、なかなか笑えるシーンもある。自分の娘の部屋に忍び込んで冷蔵庫を開けて、「もっと良いモノ食えよ」とつぶやいたり(笑)。良いお父さんでもあります。

 …、詳しいことを書くと、まだ見に行って無くてこれを読んだ人には悪いね(笑)。とにかく、今月はこれがおすすめかな。

トップへ戻る